« 2001年8月 | TOP | 2001年10月 »
09月07日金曜日 2001年9月1日~7日 おとなしく寝ていればいいものを (はる食日記)
9月1日(土)
晴れのち曇り。
河口湖のステラホールという円形野外ホールに行く。インドネシアの竹ガムラン、スアールアグンの11回目となる来日公演である。今回は、
ジョイントイベントで、ゴンチチ、RIKKI、知名定男が登場。スアールアグンは、バリ島、ゴンチチはエスニックなギター、
RIKKIは鹿児島県奄美大島、知名は沖縄である。標準的日本語の歌は、RIKKIが少しだけ歌ったのみであとは言葉が違う、
音楽が違う世界である。いずれも野外がとても似合う音ばかり。空に抜けていく音が心地よい。昼は、コンビニでパンを食べる。夕方、
会場に出ていたタイのビーフン麺(タイラーメン)を食う、
このタイラーメンがまさしくタイ風なのだが日本人向けにアレンジしてあってとてもおいしかった。帰りはSAでカツカレーを食べる。夜中、
少しお腹がすいたので、キャベツを千切りにして、サンマの蒲焼き缶をあけ、久々のビールを飲む。水底、おもむろに湯を沸かし、
お茶漬けを食べはじめる。一口も食べさせてくれない。そこで、少しだけお茶漬けをこしらえて食べる。悪徳。
風が秋に変わった。
食:12時、コンビニサンドイッチ。
食:16時、タイ風ラーメン、マンゴージュース。
食:21時、カツカレー。
食:25時、キャベツ千切り、サンマ蒲焼き缶、お茶漬け、ビール。
9月2日(日)
晴れのち曇。洗濯、掃除する。昨日水底が買ったスアールアグンのジェゴクCDは一昨年、私たちが行った葛飾での演奏のライブ盤だった。感動。
洗濯物を干す手を休めて見れば、アオサギが一昨年いた位置に戻っている。なにごともない1日だが、腰の調子がよくなるわけでもない。
秋が来たのを実感するのみ。
昼は、パンとレバーペーストとチーズ、それに、野菜スープ。野菜スープには、干し椎茸、ニンニク、タマネギ、人参、じゃが芋、カボチャ、
ピーマン、ナスを入れる。それを煮て、塩コショウしただけ。シンプルだが、おいしい。近所さんのN氏来訪。
彼が今年頭まで住んでいた長野県伊那市の名物ローメンをこしらえてふるまう。水底、ポテトサラダ、ナスのごまだれをこしらえておく。
購入:みかんジュース、ごま油、モヤシ。
食:13時、パン、チーズ、レバーペースト、イチゴジャム、野菜スープ。
食:19時、ローメン、ご飯、ポテトサラダ、広島菜漬け、ナスのごまだれ。
まだ夏野菜がおいしい季節でもある
伊那名物ローメン。羊の肉がよくあうのだ
9月3日(月)
曇時々雨。新宿で会議。会議後、O山氏と台湾料理屋で昼飯を食う。豆腐と豚肉の野菜炒めとミニ麺にご飯。帰宅して一眠り。夜、
水底のリクエストで麻婆ナスをこしらえる。先日、見知ったばかりのレシピがあり、手順のみ忠実に再現する。量はいつもの通り適当。
ニンニクとショウガを細かく刻み、豆板醤に砂糖やみりん、ニョクマムなどを加えて調整し、豚挽肉をしっかりと炒め、葱をたっぷりと刻み、
ナスを切り、素揚げし、すべてを煮て、味を調え、軽くとろみをつける。レシピに従うと、プロっぽくなるものだなあ。
食:12時、台湾料理の定食。
食:22時、ご飯、麻婆ナス、揚げ豆腐、納豆、ポテトサラダ、ナスのごまだれ、広島菜漬け。
麻婆ナス。季節ものです。
9月4日(火)
雨。秋をいざなう雨が降る。雨がやんだ夜、空には少しだけ欠けた丸い月。少し冷たくなった月。荒川区の三ノ輪まででかけて講演。神経痛が厳しい。
しゃべっていると平気なのだが、静かに電車で立っていると痛みが厳しい。座ることもままならないほど痛い。しかも、朝から風邪気味で頭が痛い。
なんとかこなして帰宅。ぐったり。昼は、昨日の麻婆ナスを食べる。夜は、水底が肉うどんをこしらえる。だしは、昆布とアジの煮干し。
豚肉とタマネギ、油揚げを甘く煮たもの、小松菜、葱がたっぷり入っていた。とても身体が暖まる。うどんは薬である。
食:13時、ご飯、麻婆ナス、揚げ豆腐、ポテトサラダ、ナスのごまだれ、味噌汁の残り、
広島菜漬け。
9月5日(水)
晴れ。病院の待合室でテレビを見ていたら、天気予報のおじさんがあんパンのような雲が空に浮かんでいると言っていた。あんパンのような雲は、
大気が安定している証拠だそうだ。あんパンの雲。あんパンがたくさん売れるのだろうか、こんな日は。
このところ寝っ転がってラップトップパソコンで仕事をしているので、メインのパソコンをあまり立ち上げていない。ただ、
ファイルサーバにしているパソコンは常時立ち上がっているので、そこからファイルを引っ張ってきて作業するのである。不都合はない。
昼は、先日の熊本行きで買ってきた有名店の豚骨ラーメン(熊本ラーメン)をこしらえる。具は、小松菜、葱、キクラゲ、
それに昨日の豚とタマネギの煮込みである。さらにご飯も炊いてくれたので、ラーメンを堪能する。口の中がニンニク臭くなる。
そのまま病院に行ったのでいい迷惑だったろう。夜は、カレーをつくる。
鶏の挽肉を炒める、ニンニク、生姜、玉葱、人参のみじん切りを炒める、オリエンタルのカレールーを入れる、いろいろ入れる。完成。
購入:牛乳、大麦。
食:13時、ラーメン、ご飯、広島菜漬け。
食:22時、チキンカレー、広島菜漬け。
熊本・黒亭のラーメンは、店の味を再現している。麺もスープも。
9月6日(木)
晴れ。昼に新橋の事務所に行く。打ち合わせなどなど。家のまわりの保安林で秋の虫が騒がしくなってきた。本格的な秋虫の季節ともなれば、
耳が聞こえなくなるぐらいに騒がしくなり、ひとつひとつの音の聞き分けもできなくなる。今ならまだ音に波があり、
その中にいくつかの虫の聞き分けもできる。いずれにしても秋。
昼は、コンビニの助六弁当を食べてよしにする。夜は、カレーの残りと、サンマの塩焼き、サンマの刺身、ミョウガと豆腐、油揚げの味噌汁、
ナスとミョウガの味噌炒め、モヤシのナムルと、大ごちそう。
宅配:枝豆、梨、リンゴ、カボチャ、人参、モロヘイヤ、ミョウガ、小松菜、ししとう、ニラ、ナス、
じゃが芋、豚挽肉、鶏もも肉、豆腐、油揚げ。
購入:サンマ。
食:12時、助六弁当
食:22時、ご飯、カレー、サンマ刺身、サンマ塩焼き、味噌汁、ナスとミョウガの味噌炒め、モヤシのナムル、広島菜漬け。
来た、来た、来た、来た、秋が来た。
秋刀魚だ秋刀魚だ、さんまだあ。
9月7日(金)
曇り、早朝に家を出て鎌倉のカイロプラクティス師のところに行く。痛くなく、ぽきぽきでもなく、骨や関節や筋肉を調整していく。高齢だが、
高齢ゆえの職人、達人という感じ。子どもの頃、剣道の竹刀を作る職人がいて、何度か練習用の竹刀を作ってもらったことがある。
そのときの職人さんと雰囲気が似ている。もちろん、その職人さんももうお亡くなりだろう。剣道の先生も、書道の先生もお亡くなりになられた。
小学校のときの先生も亡くなった。人は死ぬ。時間が経てば。カイロプラクティスのおかげで少し楽になったが痛みはとれない。残念。
台風がふたつ接近中。明日から荒れるか。
朝、サンマの塩焼きの残り、おにぎり、味噌汁の残りを食べる。昼は家に戻ってから、
水底がカレーをトマトジュースでのばしたたれに平たいパスタをからめて食べる。夜は水底がいろいろつくる。
届きもの:米。
食:6時半、おにぎり、サンマ塩焼き、味噌汁。
食:14時、カレーパスタ。
食:23時、ご飯、味噌汁、サンマの漬け、納豆、じゃが芋とマカロニのサラダ、モヤシナムル、カレー、ナスとミョウガの味噌炒め、広島菜漬け。
| カテゴリ:はる食日記 | 2001年9月1日~7日 おとなしく寝ていればいいものを | 2001年9月 7日
09月14日金曜日 2001年9月8日~14日 世界はこの週に変わるが、痛みはひかない (はる食日記)
9月8日(土)
曇りのち雨。
久々にメインパソコンの前に腰を下ろして仕事をする。30分おきに寝っ転がり、腰を伸ばす。やれやれ。
水底、焼きトビウオと干し椎茸、人参、玉葱で汁をつくり、ワカメや小松菜などが入ったにゅうめんをこしらえる。夜は、この残ったそうめんに、
ナス、ピーマン、玉葱でそうみんちゃんぷるーをつくる。沖縄コショウのヒバーチやニョクマムを使うことでそれっぽくする。
にゅうめんの汁には豆腐を入れて、汁にしたてる。飯を食う。
届きもの:栗、ナス、梨、白サツマイモ、芋がら、ニンニク、玉葱
食:16時、にゅうめん。
食:23時、ご飯、そうみんちゃんぷるー、豆腐汁、枝豆、マカロニサラダ、茄子とミョウガの味噌炒め、広島菜漬け。
ぬくいそうめんだ
そーみんちゃんぷるー。文化はごたまぜ
9月9日(日)
雨一時晴れ、やはり雨。水底、なにを思ったかわずかな晴れ間を見て洗濯をはじめる。台風が来ているのに。あんのじょう雨が降り出す。しかも大雨。
夜、本棚の傾きを直そうとして脚立に乗り、転ぶ。痛い。踏んだり蹴ったりである。大事にはいたらない。
昨日栗が届いたので、水底が栗入り赤飯をこしらえようと準備する。小豆を煮たところで餅米を出してみればしっかりと大量の虫の餌場になっていた。
やむなく餅米を買いに行くが、時節柄、餅米がスーパーにない。結局、栗入りご飯とカボチャと小豆のいとこ煮に化ける。
昼は、九州で買ってきたソフト麺の天ぷらうどんに揚げと小松菜とワカメを入れて食べる。夜は、芋がらとナスと油揚げの味噌汁、
ニラとナスのオムレツをこしらえる。ニラとナスを細かく切って、炒めて塩をふり、それを卵に混ぜてオムレツを作るのである。おいしい。これに、
水底のご飯とカボチャ。いとこ煮は甘くておいしい。
食:14時、天ぷらキツネうどん、ご飯、広島菜漬け、マカロニサラダ。
食:21時、栗入りご飯、カボチャと小豆のいとこ煮、納豆、味噌汁、広島菜漬け、ナスとニラのオムレツ。
栗ごはんです。沈黙
これでもいとこ。
まったく違うものもあわさるとうまいのだ
9月10日(月)
雨。降ったりやんだりしながら1日中の雨。降るときにはかなり強い。台風はゆっくりと接近中。風はそれほど気にならない。水底、
餅米を求めて外出。たこ焼きを買って帰る。そこで、ご飯は、たこ焼きをおかずにする。油揚げとワカメ、小松菜の味噌汁が添えられる。夜は、
玉葱と人参をつかったカボチャのポタージュを水底がこしらえる。ナスをフライパンで炒めて醤油味にしたもの、小松菜とトマト、
ベーコンが入ったスパゲッティが台所から飛び出してくる。7月に買ったカボチャを今頃食べているのだが、とにかく甘い。
ポタージュはケーキのように甘い。そして、おいしい。
購入:たこ焼き、餅米
食:14時、ご飯、たこ焼き、カボチャと小豆のいとこ煮、味噌汁、広島菜漬け。
食:23時、ご飯、トマトスパゲッティ、いとこ煮、カボチャポタージュ、ナスのフライパン炒め、広島菜漬け。
9月11日(火)
晴れ。夜、インターネットのニュースサイトで一報を見る。テレビをつける。23時。原因も背景も真相も私に語る言葉はない。
世界が、この日、また、変わった。
あまりに非現実なテレビからの映像に、感情すらわかなくなる。これは映画ではない、現実なのだ。
民間航空機がハイジャックされワールドトレードビルに。もう1台がもうひとつのビルに。ペンタゴンに。
ビルが燃え、ビルが崩れ、人が落ちる。
世界は一瞬凍りつく。これからおこるであろうことに。またおおくのひとがしぬのだろうか。たくさんのたてものがこわれるのだろうか。
ひとびとのしこうがとまりきょうふとぎしんあんきにおそわれるのだろうか。
台風一過で気温湿度が高くなったためカボチャのポタージュがあっという間に傷んでしまった。呆然とする水底、
私は冷やし中華をこしらえることにした。ワカメ、トマト、コーンを具にする。夜は、水底、ナスとじゃが芋のチーズ焼きをこしらえ、
焼きナスをこしらえ、じゃが芋とワカメと芋がらの味噌汁をこしらえ、ご飯を炊き、飯を食らう。私も食らう。焼きナスはうまい。そうそう、
これにサンマの塩焼きがつく。サンマの塩焼きはまことにうまい。日々これ幸せである。
購入:サンマ、長葱、ヨーグルト。
食:14時、冷やし中華、トマトスパゲッティ残り、いとこ煮、ご飯、広島菜漬け。
食:22時、ご飯、サンマの塩焼き、焼きナス、ナスとじゃが芋のチーズ焼き、味噌汁、納豆、広島菜漬け、いとこ煮。
冷やし中華。頭を冷やして
9月12日(水)
晴れ。世界は忙しく、株価は日経平均10000円をあっさり割り込み、私は寝不足だが、日々は動き、仕事も動く。
昼、水底妹がやってきてたこ焼きを持ち込む。これをおかずに残り物でご飯を食べる。夜は、ご飯を炊き、先日と同じ麻婆ナスをこしらえようとする。
あ、豆板醤がない。豆板醤がないと困る。悩む。結局、テンメンジャン、オイスターソース、椎茸だし、醤油、ニョクマム、トマトケチャップで、
そういう味を出す。なかなか家庭的な麻婆豆腐ができあがる。味噌汁は、人参、大根、芋がら、オクラ、昆布を入れてみる。
いつもよりも多めにミネラルウォーターを買い求める。
友人から梨が届く。二十世紀梨。21世紀になっても名前は変えないらしい青梨である。いまは赤梨がはやりなので、
二十世紀梨をみかけることが少なくなったが、この味わいは捨てがたい。21世紀を乗り越えて続いて欲しい品種である。
届きもの:二十世紀梨。
購入:みかんジュース、ヨーグルト、水。
食:14時、ご飯、たこ焼き、いとこ煮、サンマの塩焼き、焼きナス、チーズナス、広島菜漬け。
食:22時、ご飯、麻婆ナス、納豆、いとこ煮、広島菜漬け、味噌汁。
焼きナス。おいしいものを食べよう
9月13日(木)
雨。市ヶ谷で会議。はじめて痛み止めを飲む。さすがに効く。でも、痛い。
胃腸に負担をかけないようあまり効かない痛み止めを処方してもらったからだ。かかっている医者は、説明と自己責任を基本にしているようで、
いろいろ話が聞けておもしろい。そのかわりかなり待たされる。ひとりひとりに時間がかかるからだ。
麻婆ナスと味噌汁とご飯をレンジでチンして食べ、外出。夜は、水底と落ち合い、「一兆」にてラーメンを食べる。モヤシ、海苔、チャーシュー、
葱が入った鶏豚骨である。コラーゲンが必要なのだ!
夜中、キャベツの千切り、サバ味噌缶でご飯を食べる。
宅配:モロヘイヤ、ニラ、トマト、インゲン、えのき、生落花生、キュウリ、チンゲン菜、キャベツ、
デラウエア、リンゴ
食:13時、麻婆ナス、味噌汁、ご飯。
食:19時半、ラーメン(外食)
食:24時、ご飯、キャベツの千切り、サバ味噌缶
9月14日(金)
曇。頓珍漢なできごと。千葉県で狂牛病の疑いをもつ乳牛が1頭みつけられ、農水省が大慌てで全国を調査している。これまで、
日本では狂牛病が発生する可能性はないと言い切っていたからである。ちなみに、
ヨーロッパの報告では日本もヨーロッパ同様の危険性があるとされていた。さて、今日になって、消却されていたはずのこの乳牛が、
脳も含めて家畜用飼料として再生されていたことが判明した。第一報の毎日新聞では、『同県の担当者は
「高温で加熱処理されプリオンは感染する力を失っている。また、牛の肉骨粉を使った飼料は牛への使用が禁止されているため、問題はない。
安心してほしい」と話している』という記事が流され、すでに流通している可能性も高いとのことだった。その後の各紙の記事で、
流通はされておらず、農水省が含まれている可能性があるものすべてを焼却するよう命じたとしている。それにしてもお粗末である。
あきれかえってものがいえない。初歩的なミス、基本的なミス、一番ちゃんとやらなければならないところをすっかり、うっかり、している。そして、
分かった後の開き直り。この国の行政システムは、やはり、どこか狂っている。これで、安心しろと言われて安心できるものではない。
昆布とアジ干しだしのうどんを食べる。ワカメ、油揚げ、葱を入れる。油揚げがうまさを引き立てる。夜は、栗入り赤飯。
煮干しと干し椎茸のだしに人参、大根、えのき、油揚げ、インゲン、サツマイモ、葱をいれた汁で食べる。味付けは、薄口醤油とみりん、
うどんの味付けも同じであった。濃いか薄いか、だしに何を使うかの違い。いずれも美味。秋である。梨も食う。コーヒーを飲み、
ブルーベリーケーキを買って食べる。
購入:煮干し、葱、ブルーベリーケーキ他。
食:16時、パン。
食:18時、うどん、ご飯。
食:24時、栗入り赤飯、秋の汁。
うどん。汗をかいて、食べる
| カテゴリ:はる食日記 | 2001年9月8日~14日 世界はこの週に変わるが、痛みはひかない | 2001年9月14日
09月21日金曜日 2001年9月15日~21日 苦痛と食欲の相反 (はる食日記)
9月15日(土)
曇。水底外出。相変わらず半分寝たきりの私は、
赤飯やあるものを食べて過ごすのであった。
購入:豆板醤
食:13時、赤飯、バナナ、トマト。
食:22時、赤飯、バナナ、ヨーグルト。
9月16日(日)
晴れのち雨。夕方土砂降りになる。久しぶりに台所に立つ。鶏を炒め、ナス、人参、玉葱、ニラ、キャベツ、インゲン、チンゲン菜を炒める。
キャベツ、キュウリ、トマトのサラダをこしらえる。ご飯を食べる。体重が減っている。ダイエットというか、
あまり食べないようにしているからだが、ここ3週間で3kgはやせた。あと3kgぐらいはやせておきたい。腰のために。
食:15時、ご飯、鶏野菜炒め、サラダ、納豆。
食:23時、冷やし中華、ご飯。
9月17日(月)
晴れ。久しぶりに暑い。少しだけ部屋の片づけをする。少しだけ仕事をする。少しだけ考える。
テレビは実体化した戦争の一部分だけを騒ぎ立てている。サンマが1尾150円だったので、2尾買い求め、塩焼きにする。味噌汁は、
豆腐とワカメと葱と干し椎茸。モロヘイヤはさっとひと茹でして、包丁で叩く。青くさい香りがよい。
購入:サンマ、青葱、モヤシ、小松菜、ヨーグルト、冷凍うどん、納豆、食パン。
食:11時、レトルトカレー、ご飯、キャベツの千切り。
食:21時、ご飯、味噌汁、サンマの塩焼き、モロトロ、納豆。
9月18日(火)
晴れ。暑い。2日続けて病院に行き、リハビリ。といっても引っ張ったりマッサージするだけだが。中島みゆきの新譜「心守歌」を購入。
29枚目である。割とおとなしい曲歌が多い。15歳から聴いているわけだからかれこれ20年のおつきあいである。今年は冬にコンサートもある。
すでにチケットは入手済み。肉を炒めてテンメンジャン味つけ、ニンニク、生姜、葱を炒め豆板醤味付け、焼きアジ干しのだしを注ぎ、
ネリゴマを入れ、ナスとモヤシを入れてスープをこしらえ、棒ラーメンを茹でて嘘タンタン麺とする。夜は水底が嘘ハヤシライスをこしらえる。
じゃが芋、人参、ナス、鶏ムネ肉、玉葱、トマト缶、それにハヤシルーを入れたもの。どこがハヤシだろう。おいしいんだけどね。
もちろんご飯は大麦入り。
食:14時、嘘タンタン麺。
食:21時、嘘ハヤシライス。
9月19日(水)
晴れ。ラッシュ電車に乗るのはつらい。新橋経由霞ヶ関にて会議。時節柄警備が厳しいので霞ヶ関のビルにはいるために身分証明書の提示が必要。
でも、なんでもいいみたい。昼は新橋で和食。カツオのたたきを食べる。もちろん自腹。誰がおごってくれるわけもなし。
打ち合わせなどしてから電車に乗って帰る。電車嫌い。朝と夜は、昨日のハヤシライスと納豆を食べる。以上!寝る。
食:6時半、ハヤシライス、納豆。
食:12時、カツオのたたき定食。
食:19時、ハヤシライス、納豆。
9月20日(木)
曇時々雨。台風、海上を通過。寒いくらいの1日。低気圧は神経に障る。仕事をしながら寝て過ごす。
すっかりラップトップパソコンばかりを使用している。本体は1日10分も稼働させていない。やれやれ。水底外出。
帰りにアジを買ってきて南蛮漬けをこしらえる。私は、朝トーストとイチゴジャムにハヤシソース、昼というか夕方は魚肉ソーセージと食パン、
夜にご飯を炊き、ハヤシソース、キャベツの千切り、納豆で軽く食べる。
購入:チキンラーメン、アジ。
届きもの:梨。
宅配:じゃが芋、玉葱、砂糖、煮干し、豚バラ肉、豆腐、油揚げ、サツマイモ、モロヘイヤ、キュウリ、シシトウ、葱、キャベツ、トマト、枝豆、梨、
ブドウ。
食:12時、トースト、イチゴジャム、ハヤシソース、ヨーグルト。
食:17時、魚肉ソーセージパン、ヨーグルト。
食:23時、ご飯、納豆、ハヤシソース、キャベツの千切り。
9月21日(金)
雨。寒い1日。数日前、8月に故障した風呂場の電灯修理が来る。スィッチの故障であった。交換してもらう。本日、
8月に壊れた風呂場前の洗面台鏡面を大工さんに取り付けなおしてもらう。1年に2つぐらいは何か不都合が起こる。古い家だけにしょうがない。
不動産会社が修理してくれるのでお金はかからないが、いろいろ不便ではある。それでも住居としては満足しているのでよしとする。
本日も低気圧なり、神経に障る。昼にチキンラーメンを食べる。卵を落としてお湯をかけるインスタントである。
日経新聞で日清食品会長の開発話を連載しているので、どんな味だったか確かめたくなった。ご飯なしには食べられないほど味が強い。
これが登場したときには本当においしかったのだろうが、今はこういうものがあふれすぎているのでさほどでもない。発売当時は、
地鶏をつぶして煮てそのスープを使用していたという。今では地鶏など高くて手に入らないし、味の素という魔法の粉もあるし、
きっと発売当時とは味も風味も異なっているのだろう。製造方法としては近代化、現代化されているだろうが、当時の味を食べてみたいものだ。
いずれにしても、この「発明」が世界、東アジア、東南アジアの食文化に大きな影響を与えたのは間違いない。よくも悪くも。もちろん、
彼がいなくても遅かれ早かれ類似の商品が出てきたであろう。社会がそれを要請したのだ。インスタント食品の代表格として、悪く言う人も多い。
たしかにカップ麺などは、容器を考えるといかがなものかと思う。また、インスタント麺は味の素、グルタミン酸ソーダを過剰に摂取するものとして、
他のインスタント食品、または外食食品同様に健康上の問題もあろう。何にせよ過剰はよろしくないのである。
工業的食品に頼りすぎるのも問題である。しかし、一方で、広告というメディアによって普及している食品であることを差し引いても、
インスタント麺は実に多くの米食文化圏で受け入れられている。ある人の言葉を借りれば「おかず能力」が高いのだ。そして、「ご飯能力」も高い。
一概に否定する必要もないだろう。現に無添加食品を扱っている店などで「グルタミン酸ソーダ」を抜いた「国産小麦」の「インスタント麺」
を販売しているほどに、その需要は強いのだ。
夕方、トーストを食べる。夜、水底が食欲不振の私のためにいなり寿司をこしらえる。山ほど。それに、コラーゲンたっぷりの鶏トマトスープ、
さらにじゃが芋やサツマイモ、人参、大根をあっさり昆布椎茸味で煮込んだ煮物付きだ。うれしい。
購入:シャンツァイ、モヤシ、ナス、小松菜、鶏手羽先、むきエビ、納豆、牛乳、オレンジジュース、
黄粉、大麦。
食:11時、チキンラーメン、ご飯、南蛮漬け。
食:17時、トースト。
食:22時、いなり寿司、南蛮漬け、野菜の煮物、鶏トマトスープ。
| カテゴリ:はる食日記 | 2001年9月15日~21日 苦痛と食欲の相反 | 2001年9月21日
09月30日日曜日 2001年9月22日~30日 秋、寝たきり、パソコン仕事 (はる食日記)
9月22日(土)
曇のち晴れ。秋深まる。
寒く乾いて音が遠くまで届きそうな秋の1日となった。洗濯物を精力的に干す。空気が冷たい。心地よい、が、神経に障る。朝、昼と、
いなり寿司に野菜の煮物を食べる。夜は、水底友人と水底妹来訪。ベトナム風生春巻き、サンマの刺身、イカの刺身、野菜の煮物、レバーハム、
生ハムの洋なし巻き、新鶏トマトスープ、ヤムウンセンと豪華ごちそうの日となる。
食:9時、いなり寿司、煮物。
食:13時、いなり寿司、煮物。
食:21時、ご飯、生春巻き、ヤムウンセン、サンマとイカの刺身、レバーハム、生ハムの洋なし巻き、鶏トマトスープ、煮物、
キュウリとワカメの酢の物。
生春巻き、3回繰り返して言ってみよう
刺身は青魚がいい
ハムと洋梨の巻物。我が家にあうかどうかは…
9月23日(日)
晴れ。朝、ご飯、豆腐と油揚げと葱の味噌汁、サンマの塩焼きと由緒正しい朝ご飯とする。昨日の残りも食べたのだが。夕方、
焼きアジと干し椎茸でつゆをつくってうどんを食べる。そのほかも食べたのだが。夜は、お好み焼きをつくる。生春巻き用のビーフンやエビ、
それにイカのエンペラがあったので、キャベツ、玉葱、ニンニク、豚肉とともにお好み焼きをつくる。ご飯を別に焼いて、ぱりぱりにして、
最後にお好み焼きの下に敷いてみたらみごとにおいしかった。今日のお好み焼きは関西風で、イリコ粉、カツオ粉、卵をいれたもの。
食:8時、ご飯、味噌汁、サンマの塩焼き、昨日の残り。
食:17時、うどん、その他。
食:23時、お好み焼き。
をこのみやき
9月24日(月)
晴れ。振り替え休日らしいので、仕事もお休み。そろそろ横になるばっかりの生活に飽きてきた。が、痛いものは痛い。なかなか直らない。
じれてくる。もう1カ月になるのだ。
昼、水底がご飯を炊き、豆腐入り豚汁をこしらえる。
水底友人が来て、じゃが芋とカボチャをくれる。昆布もくれる。北海道みやげ。昆布は1枚もので立派なやつ。じゃが芋は大ぶりの男爵。
食べごたえがありそう。
夜、水底に下ごしらえをしてもらい、カレーをこしらえる。じゃが芋、玉葱、人参、豚バラ肉、シシトウ入り。水底、
キャベツと生ハムとじゃが芋のサラダをこしらえる。
もらいもの:じゃが芋、カボチャ、昆布。
食:14時、ご飯、豚汁、納豆。
食:21時、カレーライス、サラダ。
カレーはいつ食べてもおいしい
9月25日(火)
晴れ。仕事開始。ついに据え置き型パソコンを寝床に導入。処理速度や画面の問題があり、しばらく寝たままの生活が続きそうな故。
座っているのが一番つらい。来週、ラップトップパソコンを人に貸すというせいもある。モロヘイヤの葉っぱをちぎり、軽く茹で、包丁で叩く。
モロとろである。くせのないとろとろなので、そのままカレーにかけて食べる。いつもは醤油味にしてご飯にのっけて食べている。
夜は納豆をかけてカレーを食べる。ねばりカレーである。ここ1週間ほど草ヒバリが鳴いている。
食:14時、カレーライス、サラダ、豚汁、モロとろ。
食:21時、カレーライス、納豆、サラダ。
9月26日(水)
晴れ。パリーグ、近鉄優勝。代打逆転満塁ホームランで決着ははじめてのことだとか。このところ、テレビの視聴率が下がっているのに対して、
ラジオはあまり変わらないか微増だそうである。とりわけプロ野球の視聴率、聴取率が対照的だとか。みんなテレビではないモニターに向かっていて、
耳は比較的あいているからラジオを聞くのだ。野球中継などは、ラジオの方が気楽に聞ける。テレビは内容を画面まかせで、
いらんことばかりしゃべっているから、目を離すと試合が分からなくなる。ラジオはポイントポイントで声が大きくなったり、
声のトーンでよく分かる。聞き流しながらも試合を追いかけられるのだ。ビバ、ラジオ。もっともふだんは洋楽中心のFM局ばかり聞いている。
夕方給食関係の打ち合わせで立川に行く。痛み止めを飲んでいく。喫茶店での打ち合わせで、
集中してしゃべったり聞いたりしているときには痛みを忘れるのだが、打ち合わせが終わり、いざ立ち上がろうとすると痛みで動けなかったりする。
人間、いつも集中しているわけにはいかないのだ。反動は必ずくる。
昼にカレーとサラダを食う。夜、焼きアジと昆布、煮干し、かつおのぜいたくなだしをとり、うどんを茹でて食う。
うどん用の煮油揚げは水底が作っておいてくれた。ちゃんと油ぬきしてある。ありがたいことである。水底が男爵芋でコロッケをこしらえてくれた。
もちろんそれも食う。
茹でた枝豆もうまかった。
戦争の準備は着々と進む。
食:14時、カレー、サラダ。
食:21時、ご飯、きつねうどん、コロッケ、枝豆。
コロッケは、芋のみでもよい
うどん。うどん、いつでもうどん。
9月27日(木)
晴れ。水底外出。お家で仕事。寝たきり仕事。パソコン万歳。朝、きつねうどんとコロッケ、ご飯を食べる。昼、玉葱を切り、うどんつゆで煮て、
コロッケも煮て、卵を溶き入れ、コロッケ丼にする。夜、水底がうらやましがるので、コロッケ丼をつくる。うどんも1人前つくってふたりで分ける。
うどんとコロッケ丼の日。
外出先で水底がブリとサバを買ってきた。サバはシメサバになる。ブリは2切れ照り焼き用、1切れを塩焼き用となり、本日は塩焼きを食う。
なかなかおいしい。魚の季節。
購入:納豆、葱、小松菜、人参、卵、サバ、ブリ、ヨーグルト、パン粉、煎餅、里芋、パン。
食:9時、きつねうどん、コロッケ、ご飯。
食:14時、コロッケ丼、枝豆。
食:21時、コロッケ丼、うどん、枝豆、ブリの塩焼き、小松菜のおひたし。
コロッケ丼
9月28日(金)
曇のち晴れ。明け方突風が吹き荒れる。予報ではそのまま雨だったが、雨にならずに晴れてしまった。昼間はおだやかな1日。
電話がよくかかってくる1日。仕事もする。ゆっくりする。朝は、クロワッサンにイチゴジャムをつけて食べ、外出。病院に行く。昼は、
ブリの照り焼き、里芋とカボチャと小松菜と葱の味噌汁をこしらえて食べる。夜は、水底があんかけスパゲッティをこしらえる。人参、じゃが芋、葱、
魚肉ソーセージ、ゆで卵付き。シメサバは明日のお楽しみである。
食:9時、クロワッサン。
食:13時、ご飯、味噌汁、梅干し、ブリの照り焼き、おひたし、枝豆、コロッケ。
食:20時、スパゲッティ、ご飯。
9月29日(土)
晴れ。埼玉県小川町の霜里農場へ取材。昔の同僚にばったり会う。フリーのライターをしているという。水底に同行してもらい、
痛み止めでなんとかしながら1日を過ごす。
食:7時、パン。
食:12時、カレーライス(喫茶店)
食:21時、しめさば、じゃが芋とカボチャの煮物、ご飯、うどん汁。
9月30日(日)
雨。午後、フィリピンに行ってもらうS氏にパソコンやデジカメを渡すため駅で落ち合う。
それに合わせて昼飯に豚カツを食べに行く。日曜日、混んでる、待たされる、うるさい。ぐったり。味はおいしかったが。夜はしずみん汁。人参、
じゃが芋、鶏肉、玉葱、コーン、グリーンピース、干し椎茸が煮込んであるクリームシチューである。サバ寿司も食べる。
水底のサバ寿司は毎回磨きがかかってきた。おいしい。
食:8時、ご飯、煮物。
食:12時、豚カツ定食(外食)
食:20時、サバ寿司、クリームシチューしずみん汁、煮物、キャベツのおかか和えサラダ。
| カテゴリ:はる食日記 | 2001年9月22日~30日 秋、寝たきり、パソコン仕事 | 2001年9月30日