« 2002年8月 | TOP | 2002年10月 »
09月08日日曜日 2002年9月1日~9日 株が下がっても飯は食べるだろう (はる食日記)
初ぶどう
9月1日(日)
晴れ。暑い。まだ蝉が鳴いている。夕方、
買い物に出る。仕事する。午前中にご飯を炊く。いりこでだしをとり、なすと芋がらの味噌汁をこしらえる。豚バラ肉とピーマン、キャベツの塩炒め、
苦瓜の三杯酢あえ、冷や奴。夜は、豚バラ肉、人参、玉葱、ケチャップでオムライス。
長野県知事選挙。脱ダム宣言のあと、県議会側から不信任を突きつけられて失職を選んだ田中康夫氏が再選を果たす。圧倒的な支持を得た。
衆愚政治がよいとは言わないが、民衆を愚弄し続け、「誰かが持ってきてくれるであろう仕事と金」
で尊厳を傷つけてきたことへの反旗だと受け止めたい。重税感、社会的閉塞感は増し、それでも、市町村、都道府県、国の赤字はとまらず、そして、
利と権にしがみつく人の多さに、自立のなさに人はうんざりしているのだと、だから、いらないものはいらない、
苦しくても誰かに頼るようなことはやめようという候補が当選するのだと、信じたい。
届きもの:メロン。
購入:飲むヨーグルト、あめ玉、水。
食:13時、ご飯、味噌汁、豚キャベ炒め、苦瓜の三杯酢、冷や奴、ババガヌージュ、
なすの揚げびたし、ポテトサラダ。
食:22時、オムライス、豚キャベ炒め、苦瓜の三杯酢、冷や奴、ババガヌージュ、なすの揚げびたし。
なす、なす
味噌汁にも、なす
オムライスと
なす(ババガヌージュ)
9月2日(月)
晴れ。仕事する。プールに行く。昼はトーストにいちごジャムを塗って食べる。水底が冷やしうどんを作ったので少しだけもらう。夜は、
お好み焼きと豚汁。お好み焼きは豚バラ肉と海老、キャベツのみじん切り、にぼし粉、天かす、にんにく、卵、
小麦粉を合わせてふっくらと焼いたもの。豚汁は、豚バラ、煮干し、干し椎茸、芋がら、人参、じゃが芋、葱、玉葱、青梗菜を煮たもの。
あとは残り物。
いただきもののぶどうを食べる。甘いのだが、どことなくおいしくない。そこで、宅配の低農薬で土づくりをしっかりとしたぶどうと食べ比べる。
そちらは、今日のは少し酸っぱかったが、香りがものすごく強く、身がしっかりしている。これに比べると、
市販のものは果肉がふにゃふにゃしていて水っぽい。ジューシーとは違う水っぽさである。水底曰く、果汁100%のジュースと、
ファ○タグレープぐらいの違い。まさしく。甘ければいいわけではない。香りや複雑な味わいが単純な甘さをおぎなうことを忘れたくない。
東京電力経営首脳陣退陣、三井物産経営首脳陣退陣、日本ハム創業家首脳陣退陣、少し前だが、雪印乳業、食品首脳陣退陣…。
東京電力と三井物産の経営トップは経済界のトップリーダーでもある。ますます迷走する日本の産業と経済社会。
若返ることをとりあえずよしとしておこう。それにしても、これら企業を所轄監督していると豪語する中央官庁のトップはのうのうと暮らしている。
そのことが腹立たしい。
購入:飲むヨーグルト。
食:12時、トースト、いちごジャム、グレープフルーツジュース。
食:21時、ご飯、ケチャップライスの残り、豚汁、お好み焼き、苦瓜の三杯酢、納豆。
枝豆はぜいたくな食べもの
9月3日(火)
晴れ。新橋の事務所にでかける。ご飯と豚汁とキムチを煮て食う。夕方、水底と町で落ち合い、久しぶりにハンバーガーを食べる。
フレッシュネスのハンバーガーは、モスとならんで好きな味。
夜は、鰺の塩焼き。なすと葱の味噌汁。なすのにんにく塩炒め。味噌汁のなすは佐土原なすで、炒めたなすは長なすである。なすの使い分けが寛容。
本日は、おいしい方のぶどうを食べる。
パソコンの設定を行う。
株価が下がっている。1983年の水準だそうだ。83年といえば私が大学に入った頃で、まだバブルの手前であった。大学生は、下宿屋に下宿。
風呂は銭湯。夕方の大学にはジャージとはんてんで歩く学生の姿がちらほらとしていた。風呂付きの1ルームマンションなどまだなかった。
お金はあまりなく、食事を選ぶか、本を選ぶか、遊びを選ぶか…という日々だった。85年になると、学生の姿がずいぶん変わった。
1ルームマンションは当たり前、みなりのいい格好、高い仕送り…。まだ、経済に興味はなかったが、この頃から、
バブルへの道をたどっていたのだろう。それから約20年分に日本が産んできた株という資産はすべてはじけとんだ。
それでも、道路はでき、生活は苦しいながらも20年前よりはるかにいい。働かなくても親のすねをかじっていればなんとかなる20代、
30代の人間が社会問題になるほど存在している。働き盛りの人間を遊ばせておけるほど裕福なのだ。その証拠に、
彼らは仕事がないといって暴動を起こしたり、デモを起こしたりしていない。本当には困っても怒ってもいない。だから、仕事がないのではなく、
やはり、遊んでいるとしかいえない。本当に仕事がないのならば、もっと、暴れればいい。そうしたら、社会は社会として対応をはじめるだろう。
対応できなければ、悲惨な社会が生まれるだけだ。
購入:鰺、納豆、小松菜。
食:11時、豚汁キムチ雑炊。
食:16時、ハンバーガー、オレンジジュース。
食:22時、ご飯、味噌汁、納豆、鰺の塩焼き、なすのにんにく塩炒め。
鰺の塩焼きと
なす
9月4日(水)
晴れ。昼、水底が買ってきていたレトルトのカレーを食う。新宿中村屋のものらしい。やはりレトルトはレトルト。レトルト臭は逃れられない。
人参を刻んで茹でて塩入ヨーグルトであえたサラダはうまい。夜も水底。なすと葱のトマトスパゲッティ。これに、
なすの皮をむいて茹でて塩入ヨーグルトであえたサラダ。こちらも美味。デザートはメロン、いただきものである。実においしい。1年に1度、
本当においしいメロンをいただければ、それで満足だ。プールに行く。
購入:納豆、ヨーグルト、卵、葱、ぶどうロールパン、鰹節削りふりかけ用。
食:14時、カレーライス、人参サラダ。
食:17時、アメリカンドッグ(購入)
食:22時、トマトスパゲッティ、人参サラダ、なすサラダ。
なすのスパゲッティと
9月5日(木)
晴れ。水底の体調悪し。首が痛いというので整体に連れて行く。朝、ぶどうロールパン、チーズ、いちごジャム、飲むヨーグルトなどで食事。夜、
ご飯を炊き、納豆にしそと葱をまぜ、焼き鳥を焼き、にらをにんにくと卵で炒める。味噌汁はかつおぶしだしでなすと葱と油揚げ。
枝豆ととうもろこしを茹でる。明日から出張。
宅配:鶏皮、焼き鳥、胸肉、もも肉、とうもろこし、枝豆、ルッコラ、カラーピーマン、しそ、
いんげん、きゅうり、ズッキーニ、レタス、にら、なす、梨、豆腐、油揚げ。
食:9時、パン、ジャム、チーズ、ヨーグルト。
食:21時、ご飯、味噌汁、納豆、焼き鳥、にらたま、なすサラダ、鉄火味噌、枝豆、とうもろこし。
焼鳥
9月6日(金)
雨ときどき曇り。佐渡に出張。朝、立ち食いそばを食べる。昼、お弁当に鮭いくら弁当を食べる。トキセンターなどに行く。夜、
私が事務所でごろごろしている間に小鰺とさわらを大量に釣ってきた事務局長と同行のE氏。そこで、小鰺を天ぷらにする。
100尾以上あったので50尾ぐらいは揚げる。ピーマンをゆでて三杯酢あえをこしらえる。かぼちゃ、玉葱、じゃが芋、ピーマン、なす、生姜、
トマトジュースでポトフをあつらえる。それらでご飯を食べ、ビールを飲み、いい気分で寝る。
食:8時、立ち食いそば。
食:12時、鮭いくら弁当。
食:19時、ご飯、ビール、ポトフ、ピーマンの三杯酢、小鰺天ぷら、さわら天ぷら、鰺の塩焼き、いか、たこ、鰺の刺身など。
9月7日(土)
曇り。午前中はごろごろする。午後、佐渡の棚田を回り、夜は農家中心でトキとの共存ができる農業の農法と経済について議論する。
やがてトキを野生にはなす日は来るであろう。そのときに一番の利害関係者は農家、とりわけ米農家である。田んぼをどうするか、農薬をどうするか、
湿地や冬場の餌場をどうするか、稲の被害をどうするか、今から考え、実験し、実践し、決めておくことは多い。
お金がどこかから無尽蔵に来るわけではない。また、関心も放鳥してから数年がいいところであろう。それまでに、
農業と経済のしくみをつくっておかなければ、トキと人間との共存はできない。今が肝心な時である。
朝、民宿にてうまづらの煮付けを食べる。昼は事務所でご飯と味噌汁と天ぷらの残り。夜は、温泉でうどんとカツ丼のセット。夜中、
議論しながらビールを飲み、焼き鳥などをつまむ。古いお寺の境内で議論を行い、そのままそこで宿泊。
食:7時、ご飯、味噌汁、うまづらの煮付け、サラダ。
食:12時、ご飯、魚介類の味噌汁、天ぷら。
食:18時、うどん、ソースカツ丼。
食:21時、ビール、焼き鳥など。
9月8日(日)
曇り、晴れ、雨など。佐渡から川越へ、そして自宅へ。川越で勉強会があるため、佐渡の1番ジェットフォイルで新潟に渡り、
新幹線などを乗り継いで川越へ午前中に到着。新幹線の加速度が腰にこたえる。川越で昼食、夕食を食べる。帰宅し、ぐったりとつかれて睡眠。
購入:一夜干しいか。
いただき物:栗、お茶。
食:6時半、栗おこわおにぎり。
食:7時、うどん。
食:12時、和風お弁当。
食:19時、松花堂弁当。
| カテゴリ:はる食日記 | 2002年9月1日~9日 株が下がっても飯は食べるだろう | 2002年9月 8日
09月15日日曜日 2002年9月9日~15日 スイスが国連に加盟し、実家の庭では冬瓜が出る (はる食日記)
9月9日(月)
雨。大雨になる。雨漏りする。パソコンの上、
天井に直付けとなっている蛍光灯の隙間から水が落ちてくる。だらだらと流れてくる。まるでそこが排水溝であるかのように雨が降っている。
原因は追及できたが、問題は対策である。
昼、うどんをゆで、いりこだしに薄口醤油、わかめ、野菜天ぷら、葱で温かいうどんを食べる。
夜、栗をむき、玄米を軽く精米して、五穀と合わせて炊き込む。水底が小松菜のおひたし、がんもどきとじゃが芋の煮物をこしらえ、また、
なすのごまだれ和えを昨夜しこんでいたので、それとともに食べる。汁は、おぼろ昆布と葱と醤油で簡単なものとする。栗ご飯はおいしい。
購入:葱、豆腐、納豆、ねりもの。
食:13時、うどん。
食:22時、栗五穀ご飯、小松菜のおひたし、がんもどきとじゃが芋の煮物、なすのごまだれ、冷や奴、おぼろ昆布汁。
秋もないうどん
同じようで奥がふかい
9月10日(火)
曇り。晴れない。種子島から宇宙開発事業団のH2Aの3号機が打ち上げられる。無事に衛星を軌道に乗せる。打ち合わせにS氏来る。
焼きそばをこしらえることにした。ピーマン、キャベツ、もやし、豚肉、焼きそばでシンプルな焼きそばにする。
仕上げには揚げ玉と青のりとかつおぶしをふる。ビールを飲みながら話に花を咲かせる。夜は、
残りご飯とインスタントの油揚げ麺うどんにキャベツともやしを入れて煮込んで食べる。
実家から冬瓜となすと栗が届く。冬瓜は、実家の庭に忽然となったものという。6つの大きな冬瓜が生えた。昨年、隼人瓜を栽培していたが、
冬瓜は栽培していない。小さな庭である。冬瓜は大きいもので10kgを超え、我が家には7.5kgのものが届いた。どうしよう。
鶏のだしと塩こしょうだけで煮て食べるのが一番おいしいのだが。プールに行く。
届きもの:なす、冬瓜、栗。
購入:ビール、ピーマン、キャベツ、もやし、焼きそば麺。
食:15時、焼きそば、がんもどきとじゃが芋の煮物、いかの一夜干し、ビール。
食:23時、インスタントうどん、栗五穀ごはん
実家の庭の自然発生冬瓜
煮物がおいしい季節にも
9月11日(水)
晴れ。洗濯の日。プールに行く。仕事をする。本を読む。日々すぎていく。国連総会でスイスが190番目の加盟国となる。
永世中立国としてのスイスが、そのありようを少しずつ変えている。世界は少しずつ変わっている。
テレビもラジオも新聞も昨年のアメリカ同時多発テロのまとめを報じている。幸いなことに我が国のメディアは、アメリカの正義だけでなく、
非アメリカの人々の生き方、ありよう、命について触れている。昨年の12月に銃撃戦の末沈没した北朝鮮の工作船が引き揚げられる。今のところは、
まだ、不審船であるが。
夜、秋虫がうるさくしている。その頭の芯に入りそうな虫の音が、うるさいながらも愛おしいものである。
うどんをゆで、葱を刻み、しそを刻み、納豆をまぜて食べる。味付けは醤油のみ。単純、かつ、奥深い。
夜は、なすとキャベツとピーマン、シャモのもも肉とむね肉を炒めて甘みそで味付けする。味噌汁は、なすとわかめと葱とつけ揚げ。かつおだし。
ご飯は、7分付き。納豆。日々、おいしいご飯をいただけることに感謝。
食:12時、冷やし納豆うどん、栗五穀ご飯。
食:22時、ご飯、味噌汁、夏野菜と鶏の甘みそ炒め、漬け物、納豆。
うどんと納豆は食べ続ける
9月12日(木)
晴れ。洗濯日和。夕方から風がでてきて涼しい。夜中、少し雨。ぶどうが届く。立派な巨峰である。立派すぎておそれおおい。昼は、
水底が雑炊をこしらえる。かつおだしで、人参や菜っぱ、葱の入った身体に優しい味。夜は、野菜が届いたので、鶏がらでだしをとり、玉葱、
じゃが芋、かぼちゃ、なす、ズッキーニ、きゅうり、トマトにトマトジュースと塩、こしょうで野菜のポトフをつくる。水底が餅米を用意し、
小豆を煮ておいてくれたので、栗をむき、栗赤飯をこしらえる。土鍋は餅米もふっくらと炊けるのでたいへんよろしい。栗が実においしかった。
秋である。
ところで、下の話だが、ここ数日便秘気味であった。それでも、排便はちゃんとしていたのだが、
今日になってどうにもこうにもでなくなってしまった。やっと椎間板ヘルニアがおさまりかけ、座骨神経痛が引いたところである。
むりにきばりたくはないのだが、どうも肛門のあたりで居座っているものがおり、それが感じられて気分がよろしくない。ウォッシュレットなので、
水でなんとかしようとするが、敵もさるもの、うんともすんともいかない。少し神経痛を出したところでいったんあきらめ、
一休みしてからヨーグルトや水を飲み、しばらくして、トイレの壁に両手を突っ張って腰を浮かせ、できるだけ腰に負担をかけないようにしてきばる。
突然、体内から竜のように暴れるものがでてきて、便器に吸い込まれていった。立派な糞便であった。まいった。
宅配:豆腐、油揚げ、納豆、麦みそ、牛スジ、メークイン、玉葱、生姜、なす、すだち、
コーヒー牛乳、さつま芋、葱、レタス、モロヘイヤ、トマト、ししとう、枝豆、里芋、かぼちゃ、梨。
食:13時、雑炊、夏野菜と鶏の甘みそ炒め、漬け物、冷や奴。
食:23時、栗赤飯、ポトフ、漬け物。
栗ごはん…ふふふ
暑さには、ポトフ
9月13日(金)
雨。鶏がらスープに葱の青いところとにんにくを入れて数時間煮込む。昼は、栗赤飯とポトフ、鶏スープとする。夜は、
ししとうを茹でて三杯酢であえ、枝豆を茹でる。ご飯を炊く。その上で、ラーメンをこしらえる。鶏スープだけではこくがたらないので、
鶏皮を刻んで中華鍋に弱火で10分以上かける。最初は脂がでてきて、やがて、鶏皮がかりかりと揚がる。この脂ににんにくを入れて香り付けにする。
麺を茹で、スープと塩、鶏脂、ラー油、ゆで卵、きくらげ、葱、海苔、ごま、鶏皮揚げを乗せて、鶏ラーメンのできあがりである。
手間はかかるがそれだけのものはある。
食:13時、栗赤飯、ポトフ、鶏スープ、納豆、漬け物。
食:22時、鶏ラーメン、枝豆、ししとう、ご飯、鶏皮揚げ。
鶏皮を揚げる
鶏スープでラーメン
9月14日(土)
曇り。鶏スープに昆布を入れ、ご飯を煮る。そこに葱をたっぷり入れて、雑炊で食べる。鶏皮揚げものせる。これまた美味。
夕方より恵比寿にて友人の結婚相手お披露目会。大学の同級生で、私も入れて3人が迎える。そば屋にてつまみと焼酎を飲みながらたわいない会話。
もうみな30代後半である。当たり前だが。友人の結婚相手は33歳。それでも、友人より5つ、私より4つ若い。年月は確実に過ぎる。
最後にでたそばを食べ過ぎて帰宅後気持ち悪くなる。久しぶりに焼酎を飲み過ぎたせいもある。どうも、大学同級生と飲むと、限界を超えてしまう。
悪い癖である。途中、ひとりが明日からの中国出張のために成田へと向かう。ひとりは、課長になった。みな、日々、生きているのである。
食:12時、鶏雑炊。
食:17時、馬刺、田楽、野沢菜漬け、そば、ビール、焼酎など。
鶏スープで中華がゆ
美しきかな。美味。
9月15日(日)
曇り。夜になると秋を深く感じる。玄関前には甲虫が何匹も足を縮めて死んでいる。秋は、死の季節でもある。朝から、
昨日なくなったIさんの葬儀案内を関係者に出すため、電話をかけ、FAXと電子メールを流し続ける。Iさんは、2月にがんの手術をして、
3月には退院、その後リハビリをしていたが、8月には中国と北朝鮮に行って農業指導をするのだと語っていた。実際8月20日から中国に行き、
北朝鮮には入れなかったようだが、その目標のひとつは実現している。本人には知らされていなかったが、家族には余命1年と伝えられていたという。
Iさんは、死ぬまで農民の自立について黙々と考え、行動し、そして、戦ってきた。手に負えないシステムというものに、
個人のありようをもって切り込み続けてきた。死は、その戦いを終わらせることにはならない。
川辺川ダム建設問題で、ダムを造っても、その目的となっている80年に1度の大雨による洪水は防げず、かつ、被害を広げかねないことが、
建設を計画推進している側の調査で分かっていた。その情報を反対側が入手し、公開した。
情報の公開が徐々に広がっている。そのために、
今まで明らかになっていなかった様々なシステムの罠が少しずつそのシステムの中に生きている私たちに見えてきた。だから、
様々な食品の安全不安や、原発の問題隠蔽などの新事実を不安になることはない。これは、いい機会なのである。
水底外出。昨日の今日で体調がすぐれない。夕方、レトルトのカレーを食べて済ます。水底帰宅後、缶詰のとうもろこしと、レタス、それに、
冷凍してあった豚まんをふかして食べて本日の食事とする。
食:16時、レトルトカレーとご飯、ヨーグルト。
食:23時、缶詰のとうもろこし、レタスサラダ、豚まん。
まだまだ暑いから葛切り
| カテゴリ:はる食日記 | 2002年9月9日~15日 スイスが国連に加盟し、実家の庭では冬瓜が出る | 2002年9月15日
09月23日月曜日 2002年9月16日~23日 秋刀魚来る (はる食日記)
9月16日(月)
雨。雨続きで洗濯ができない。読書と仕事のみの日。
夕方ちょっとだけ買い物に出る。玄米を軽く精米し、米をとぎ、水を入れ、飯炊きの土鍋を火にかける。15分から20分ほど火にかけたら、
あとは止めて置く。いりこだしをとり、油揚げ、豆腐、葱の味噌汁をこしらえる。レタスを鶏油で炒め、卵を合わせて炒りつける。鯖の缶詰や納豆、
モロヘイヤを茹でて刻んだものなどで飯を食う。夜は、かつおぶしと昆布でだしをとり、油揚げと葱となす、それにわかめの味噌汁をこしらえる。
野菜天ぷらを焼いて、それで飯を食う。3連休最終日でどこも混んでいる。雨がやまない。
購入:葱、野菜天ぷら、牛乳、食パン、冷凍うどん、納豆。
食:15時、ご飯、味噌汁、納豆、鯖缶、レタスと卵の炒め物、モロヘイヤとろろ、冷や奴、漬物。
食:22時、ご飯、味噌汁、鯖缶、野菜天ぷら。
正直言って、レタスはあまり好ましくない
野菜天ぷらはいいよう
なすはとってもおいしいよう
定番味噌汁。いつもこれ
9月17日(火)
終日雨。鬱々とした1日を過ごす。読書と少々の仕事。昼に、カップ麺とご飯というジャンクな食事をする。夜は、ご飯を炊き、
なすとさつま芋とかぼちゃの天ぷら、豚レバーたれ漬けの唐揚げをこしらえる。野菜の天ぷらはおいしい。豚レバーは、
にんにくや醤油などに漬けてあったもので、片栗粉をまぶしてから揚げる。軽く揚げるだけでよい。
小泉首相、北朝鮮を訪問し、金日正総書記を訪問し会談。北朝鮮独立後、いや、戦後初となる首相訪問。北朝鮮側から、
日本側が要求していた70年代、80年代のいわゆる拉致事件について、北朝鮮としての関与をはじめて認め、生死を明らかにした。また、
不審船事件などの関与を認め、その調査を約束。核開発中止などの国際的約束の遵守を、一応、表明した。もちろん、
北朝鮮側がこれまで行ってきた国際的約束事の多くは無視または反故にされているが、
これほどまでに北朝鮮にとって不利になることを認めたのははじめてのことである。それをしてまでも、日本との国交正常化、あるいは、
経済および食料援助を必要とするほどに国際社会と国内情勢がせっぱ詰まっているのであろう。また、不利になることを認められるということは、
北朝鮮の中で金日正総書記の独裁的権力が確立された証でもあろう。日本のマスメディアは、この小泉首相の訪問を、拉致事件中心に捉え、
全員が生きて帰らなかったこと、あるいは、金総書記個人としての関与を認めなかったことなどの不満を打ち出し、それなのに共同宣言を出し、
国交正常化交渉をするとは何事かという論調で小泉首相、政府を激しく非難している。また、国民の不満が高まっていると声高に論じている。しかし、
一方で、インターネットの世論調査などによれば、この訪問と、北朝鮮の態度表明について、好意的に捉える向きが多い。いったいマスメディアは、
何のためにこれほど声高に政府を非難しているのだろうか。もちろん、北朝鮮が70年代80年代に行ったことは許されざることであるし、
不審船事件や現在の北朝鮮の国内政治はきわめて悪辣である。だからといって、どうすればよかったというのか。
全員を生きて帰したければ、日本政府内にアメリカのCIAのような高度な対外防諜機関を置いて、北朝鮮の関与が判明した時点で、
かつてアメリカがイラン大使館占拠事件で行ったように北朝鮮に特殊部隊を送り込み、武力をもって取り返すしかなかったであろう。そうなれば、
日本と北朝鮮の関係は武力的な緊張が高まる。日本は、今の自衛隊で対処できたであろうか。また、そのような諜報・軍事活動を、
今の日本国民やマスメディアが認めるであろうか。
では、そのような諜報・軍事活動を行わないとすれば、あるいは、9月17日以前の外交として考えるとすれば、どのような方法があったであろう。
まず、小泉首相は北朝鮮に行かないほうがよかったのか。首相級が行かなければ、
金総書記からの自分の個人関与はおいても国家関与を認めるということはなかったであろう。であれば、それ以前にマスメディアが論じていたように、
中国などの第三国で突然発見されるというような政治的解決しかなかったであろう。それにくらべれば今回の関与を認めるということは、
率直な解決であると言えなかろうか。
小泉首相が行って、なおかつ、決裂して帰国したらどうであろう。そもそも、そういう前提であれば、
国内基盤の弱い小泉首相は行かなかったであろうから、この仮説は成り立たないはずだ。
さて、ではなぜマスメディアは、拉致被害者の家族の立場にすべてを立脚して、
小泉首相と日本政府および金総書記と北朝鮮政府を声高に非難するのであろうか。
日本の「世論」が、このような解決を非難することにより、誰がどのような利害を産むのか。
ひとつには、日本政府の北朝鮮への圧力の継続という視点がある。日本政府は、今後国交正常化交渉の過程で、植民地支配に対する補償を要求される。
これは正当な要求であるが、この交渉を有利に進めたい考えがあるであろう。
ひとつには、小泉首相の引き落としという視点がある。小泉首相を引き落としたい勢力はいくらでもある。
ひとつには、メディアの国際感覚のなさがある。もし、これが原因ですべての「日本の」
マスメディアが同じ論調で北朝鮮と日本政府を非難しているとしたら、情けない限りである。それにしても、ずっとどの局も似たような絵で、
似たような報道をしていたことに正直なところうんざりし、恐怖を覚える。
今後、どのような報道がされるのか、見ておきたい。
食:14時、ご飯、カップ麺。
食:22時、ご飯、野菜天ぷら、豚レバ唐揚げ、漬物。
9月18日(水)
晴れ。洗濯。プールに行く、仕事と読書。水底がいりこでだしをとりうどんをこしらえる。昨日の芋とかぼちゃの天ぷらをのせて食べる。夜は、
焼き干しとびうおと里芋を醤油とみりんで煮る。なすを細く切って炒め、みそだれと和える。トマトのオムレツをこしらえる。いりこ、油揚げ、
わかめ、葱の味噌汁を仕立てる。五穀入りご飯を炊く。
購入:飲むヨーグルト、みかんジュース、かまぼこ、チーズ。
食:14時、うどん、ご飯、天ぷら。
食:22時、ご飯、味噌汁、オムレツ、なす炒め、里芋煮。
うどんが豪華になります
なすは油をしょってくる
里芋来る
9月19日(木)
快晴。月が美しい。プールに行く。ほぼ読書。中華飯をつくる。白菜、オクラ、ニラ、玉葱、ピーマン、かまぼこ、
薩摩揚げをごま油と鶏油で炒めて片栗粉でとろみをつける。夜は、一昨日に続き、揚げ物。さつま芋、なす、それに玉葱のかき揚げと、
玉葱とニラのかき揚げをつくる。玉葱とニラのかき揚げがびっくりするほどおいしかった。作り置きのいりこだし、冷凍うどんにて食べる。
宅配:白菜、キャベツ、はじかみ、里芋、ニラ、小松菜、さつま芋、りんご、きゅうり、蓮根、
生落花生、ピーマン、おくら、豆腐、油揚げ、薩摩揚げ
購入:秋刀魚、葱、焼きそば麺、コーン缶
食:15時、中華飯。
食:22時、天ぷら、うどん、残りご飯、落花生。
中華飯なんてものを作ってみました
天ぷらうどんにこがれる日々
9月20日(金)
晴れ。本日も月が美しい。風がひんやりする。特に日が暮れるととても涼しい。肌寒いぐらいである。プールに行く。人がずいぶん減った。
昼はそうめんを茹でて昨日の天ぷらの残りとともに食べる。夜は、ご飯を炊き、昨日、塩をしておいた秋刀魚を焼く。すだちをつける。
ゆで落花生をすりばちですり、いりことともに茹で、豆腐と油揚げ、小松菜と葱を入れて味噌汁にしたてる。落花生の味噌汁はおいしい。
食:13時、そうめん、天ぷら。
食:22時、ご飯、落花生味噌汁、秋刀魚の塩焼き、さつま芋の天ぷらの残り。
秋刀魚来る
9月21日(土)
曇り。今週も3連休。3連休が3回続くのである。昼に落花生味噌汁とご飯を食べる。粗食。夜は広島風お好み焼き。しかし、豚肉がない。にんにく、
玉葱、キャベツ、揚げ玉、焼きそば麺、卵、いりこ粉などでこしらえる。それなりにおいしい。ついでに、冷や飯を焼き、焼きそばを焼く。飯も炊く。
でんぷん食の日。
食:14時、落花生味噌汁、ご飯。
食:22時、ご飯、焼きそば、広島風お好み焼き、飯焼き。
広島お好み焼きも我が家で
9月22日(日)
雨。掃除の日。涼しく湿った風の中で掃除をする。雑多なものと本が多くて困る。本は増えていくばかり、書類も増えていくばかりなり。
昼、水底が長芋とじゃが芋と米で雑炊をしたてる。夜、8kg弱ある冬瓜を4分の1ほど鶏がらだしで煮て食う。水底、里芋と高野豆腐、
干し椎茸の煮物をこしらえる。鶏がらも醤油をつけながら食う。秋が日々深まる。
食:14時、雑炊。
食:22時、ご飯、冬瓜の鶏だし、鶏がら、里芋と高野豆腐の煮物。
雑炊には葱がいい
9月23日(月)
曇り。水底がきしめんをゆでる。かつおだし、かつおぶしで食らう。ひらぺったいきしめんは、乾燥時よりも横に広がる傾向にある。夜は、ご飯。
梅干し、納豆、油揚げとわかめの味噌汁でただただご飯を食らう。ご飯が食べたかったのだ。
福岡の妹より辛子明太子届く。
ダンキンドーナツの創業者ウィリアム・ローゼンバーグ氏死去。1950年創業で、1970年に海外進出第一号として日本に上陸。日本では、
のちにダイエー系列となった吉野家の傘下となる。1998年、ミスタードーナツとの競争にやぶれて撤退。しかし、世界的には、
約40カ国に5000店ほどのダンキンがあるという。
ダンキンドーナツといえば1988年に発表された村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」の冒頭付近で主人公が朝食にドーナツを食べ、
コーヒーを飲んでいる。1983年の設定である。1980年代は、いわゆるバブルの時代で、
土地を担保にした無制限の経済成長を夢見ていた時代である。日本は、1990年に土地バブルがはじけ、その後、
円高バブルに踊らされながらも着実に下向きの経済社会を続け、現在に至る。アメリカは、バブルをはじけさせることなく、ドル安、
ITなどの経済成長神話を続け、そして、ブッシュ政権の誕生と2001年の911を迎える。中国は経済成長をとげながらも、
人口増加と食料事情の不確実性をもつ。日本は、明日経済破綻してもおかしくないのに、誰もそれを口にできない。ただ、
海外のマスメディアが日本支社を縮小し、中国支社を拡大し続ける。海外の金融機関が日本支社を縮小し、中国に原野を見る。
日本でダンキンドーナツを食べることは、もはや、ない。食べたければ、海外に行くことである。
届きもの:辛子明太子
購入:葱、竹輪、中華麺。
食:14時、きしめん、残りご飯。
食:23時、ご飯、味噌汁、納豆、梅干し、漬け物。
きしめんは、いつもかつおぶし
魚がいっぱい食べられ続けるといいのだけど
| カテゴリ:はる食日記 | 2002年9月16日~23日 秋刀魚来る | 2002年9月23日
09月30日月曜日 2002年9月24日~30日 水底のシーチキン (はる食日記)
9月24日(火)
晴れ。秋晴れ。銀行に行く、仕事をする。
昨日から久しぶりにきちんと仕事をする。このところなまけ気味だったのでたまっていた仕事をひとつずつこなしていく。
右から左に砂の山をこしらえていく作業。雑務をおしんでは、いい仕事はできない。世の中の9割は雑務である。しかり。
ラーメンをつくる。鶏スープ、干しあご、昆布、じゃが芋、玉葱、にんにくのスープに醤油と塩とごま油を入れて、ラーメンスープにする。
麺を茹でて、焼いた鶏と葱、茹でたキャベツをのせて食べる。夜は、ご飯を炊き、秋刀魚を焼き、冬瓜と白菜とわかめと葱と油揚げの味噌汁、
冬瓜のきんぴら風、納豆でご飯をたくさん食べる。
あっちで猫が殺され、こっちで子どもが殺される。腹いせに。鬱屈した社会で鬱屈した精神は弱いものに対して鬱屈した発散を続けている。
アメリカは、世界の制止を振り切ってでもイラク攻撃がしたい。イギリスはついていくつもり。ドイツは、やなこった、と、アメリカに背を向ける。
むきになるアメリカ。日本は、黙って意思表示もせずに、ただ、アメリカがすることを傍観するのだろう。アメリカの基地は日本にあるのだから。
購入:卵、秋刀魚、納豆、豆腐、牛乳、チョコレート。
食:14時、ラーメン、ご飯。
食:22時、ご飯、秋刀魚の塩焼き、味噌汁、冬瓜のきんぴら風、納豆。
9月25日(水)
晴れのち曇り。プールに行く。仕事をする。本を読む。水底が、蓮根ときゅうりとマカロニのゆで卵入りサラダをこしらえ、
冷凍してあったレンズ豆のポタージュを解凍し、ご飯を温める。冬瓜のきんぴら風とともに食べる。夜は、いりこでだしをとり、冷凍うどんを茹で、
葱とわかめと生姜のうどんにする。冷や奴もついでに食べる。
食:15時、ご飯、レンズ豆のポタージュ、マカロニサラダ、冬瓜のきんぴら風、など。
食:22時、うどん、冷や奴。
9月26日(木)
曇り。肌寒い。朝から電車で新橋の事務所へ。午後帰宅。プールに行く。仕事をする。買い物にも出る、宅配も届く。
これから11月のはじめ頃まで忙しくなる。すでにスケジュールは真っ黒。9月とは大違いである。いつものように、立ち食いそばを食べ、昼は、
一昨日オープンしたサンドイッチ屋に行く。日本マクドナルドとイギリスのプレタマンジュが合弁で出店した1号店が日比谷にできた。
午後も2時を過ぎてから行くと、視察、見学のさらりまんさん達であふれている。領収書を下さいとレジに言う人が多い。
棚にはすでに3種類ぐらいしかサンドイッチはなく、店内は混乱している。しかたなく、残っていたスモークサーモンのサンドイッチと、
モッツァレラチーズとハーブと松の実のサンドイッチを買って食べる。パンは全粒粉系。バターがおいしくない。いや、まずい。スモークサーモンは、
いかにも冷凍をあわてて解凍しましたという味だし、松の実の味に支えられているサンドイッチというのも情けない。
水底へのおみやげ分もすでに買ってしまった。まあ、初物だからよしとしてもらうが、本当に、イギリスでもこの味なのか?
私がイギリスで食べたサンドイッチは、これよりはるかにおいしかったぞ。別のチェーンだが。無添加を誇る前に、
もう少しまっとうな素材を使う気はないか。これならば、パレスホテルに付帯してるサンドイッチ屋の方がはるかにおいしい。まだまだ、
日本の食材文化は遅れている。資本主義的には高度なのかも知れないが。
夜は、水底がご飯を炊く。じゃが芋とわかめと玉葱と豆腐の味噌汁、モロヘイヤのとろろ、納豆、
皮付き豚バラ肉を醤油とみりんで甘辛く長く煮付けたものに冬瓜と昆布を茹で合わせた煮物、冷や奴、辛子明太子、
漬物などでまっとうなご飯をいただき、人心地つく。
おみやげに購入:サンドイッチ
購入:飲むヨーグルト、牛乳、野菜天ぷら(つけ揚げ)、竹輪、焼きそば麺、さごしの半身、葱、小松菜。
食:10時、立ち食いそば。
食:14時、サンドイッチ、マンゴージュース。
食:22時、ご飯、味噌汁、納豆、モロヘイヤトロロ、豚バラと冬瓜の煮物、冷や奴、辛子明太子、漬物。
9月27日(金)
雨。冷たい雨が昼前から降り始め、少しずつ雨足が強くなる。先日の雨漏りの原因をたしかめるため、仕事部屋の洋室の一角に、
戸袋をつくることとなった。不動産屋さんの手配で、なじみの大工さんが来る。時々手伝いながら、様子を眺める。天井の戸袋は、
どこにも行けないが、どこかにつながるドアというのは、どこにあっても不思議な気持ちになるし、楽しいものである。
スイスに続き、東ティモールが国連加盟国になる。191国目。
日本政府は、銀行への公的資金注入について、国内、海外の圧力を受ける形で行う方針に改めたようである。これまで、柳沢金融相は、
危ない銀行などない、と豪語していたが、誰も信用していなかったのである。それにしても、国債への個人資金誘導政策、
株式の新課税方式による個人資金の把握と株離れの誘導、日銀の金融機関保有株買い取り、そして、政府の銀行への公的資金注入と、
まるで時代を逆行したような、国家管理資本主義体制を目指しているかのごとき政策が続いている。しかし、その実態は、どうなのだろう。
国家管理の資本主義を目指している利益集団がいるのだろうか。誰が、何を望んでいるのか。いや、何が、何を望んでいるのか。日々は、
変わらないように過ぎながらも、嫌な感じが空気の中によどみ、積もっている。この一歩と次の一歩は、同じようでいて、同じではない。
朝、食パンにマヨネーズを塗って焼き、食べる。昼、水底が外出し、その間に味噌汁で煮たご飯を食べる。水底が帰宅したので、沖縄そばをゆで、
豚バラ肉、葱、竹輪を乗せて食べる。夜はご飯を炊き、いりこだし、さつま芋、油揚げと葱の味噌汁をつくる。
水底が仕込んでおいたさごしのみりん干しを焼く。レタスときゅうりと竹輪をにんにくと辛子明太子で炒める。納豆も食べる。このところ、
ご飯は3分付きである。玄米ではない。軽く表面のぬかを取ったぐらいで、精米したてをといで炊く。少しだけぬかが出るので、
プランターに入れたり、なにかと使う。
食:8時半、トースト。
食:12時、味噌汁ご飯。
食:14時、沖縄そば、ご飯。
食:22時、ご飯、味噌汁、納豆、レタスの辛子明太子炒め、豚バラ肉と冬瓜の煮物、さごしのみりん干し、漬物。
豚の角煮はおいしい
さごし
9月28日(土)
雨のち曇り。午前中は寒かったが、徐々に気温は回復する。明け方起きて仕事をする。
大学の同期で福岡にいる男が東京に出張していたのでみんなで会うことにする。いつものN1とN2、春に会ったY、それに、福岡のNである。
Nばかりだが、名簿順で近い連中なのでいたしかたない。酒を飲み、20年ほどの時間の経過を確かめ、帰る。
朝、焼きめしをつくる。にんにく、玉葱、ピーマン、竹輪、味付けは醤油。おいしくできる。夜は飲み会で、帰宅後、
油揚げ麺のインスタントうどんとご飯を食べ、梨を食べ、ケーキを食べ、本を読み、寝る。
食:10時、焼きめし。
食:18時、ビール、日本酒、たこ焼き、牛すじ、揚げ豆腐、竹輪など。
食:25時、インスタントうどん、ご飯など。
焼きめしは、たくさん食べる
9月29日(日)
晴れ。おとなしく1日を過ごす。昼にうどんを食う。熱々のに醤油をぶっかけたもの。夜は、ご飯を炊き、さごしのみりん干し、油揚げと里芋、
さつま芋、小松菜、豆腐の味噌汁、冷や奴、水底が手作りしたまぐろのだし油漬け、いわゆるシーチキンなどを食う。
アルバニアでは、首都近くのダムで酔った警備員が、職員に酒を飲ませろと要求し、断られたことに腹を立てて、
職員をおぼれさせようと水門を開いてしまった。大雨で増水し、場所によっては水害も起こっていたところだったため、首都ティアラでは洪水となり、
数千件は停電となってしまった。酒に飲まれた上のテロ並みと言える犯行である。
簡単にこういうことが起きてしまうのが人間の恐ろしいところである。
ダスキンのミスタードーナツは、無許可添加物使用事件で社長の引責辞任が決まった矢先、9月より発売している中国産の餃子に小石が入っており、
数件のクレームとなって、発売を中止。しかし、小石が入っていたことの事実を公表していなかった。社長が替わったぐらいで、
食材に対する思い入れのなさ、対応の悪さが変わるわけではない。
購入:冷凍うどん、葱、人参、キムチ、ポテトチップス、チョコレート。
食:12時、うどん。
食:22時、ご飯、味噌汁、さごしみりん干し、冷や奴、シーチキン、漬物、キムチ。
水底、シーチキンまで手作りをはじめる
9月30日(月)
雨。午後、飯田橋で会議。朝、ご飯と味噌汁を食べて外出。夕方、喫茶店で打ち合せしながらケーキを食べる。夜、カレーをこしらえる。豚バラ肉、
玉葱、人参、じゃが芋、生姜、にんにく、スパイス、市販のルー、と、ごくごく普通のカレー。でも、豚バラ肉をじっくりと揚げ焼きし、
玉葱をていねいに炒め、スパイスや薬味の香りをしっかりと油に移してやると、とてもとてもおいしいポークカレーができるのだ。
食:10時、ご飯、味噌汁、キムチ。
食:18時、ケーキ、コーヒー(外食)
食:22時、カレーライス、漬物。
大根を炒めると、こりゃうまい
| カテゴリ:はる食日記 | 2002年9月24日~30日 水底のシーチキン | 2002年9月30日