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12月08日日曜日 2002年11月24日~30日 冬のいかと里芋 (はる食日記)
12月1日(日)
雨。寒い。水底外出。お茶漬けを食べて出る。
私は、いりこにキムチ、わかめ、味噌で味噌汁を仕立てる。これとご飯を食べる。昼は韓国インスタントラーメンに鶏手羽元と葱を入れて煮て食べる。
パンにチーズをはさんで食べる、さつま芋を食べる。めちゃめちゃな食事。ひとりでいるとどうも食事がおかしくなる。あとで気持ち悪くなるのだ。
夜は、昨日のすき焼きにうどんを入れて食べる。水底が餃子を買ってきたので、それを焼いて食べる。
韓国のインスタントラーメンは不思議である。袋麺の話だが、麺の太さはまちまちで、中には日本のカップうどんぐらいのものもある。
たいていスープは辛い。軽く辛いものから、とても辛いものまである。具がついていて、葱や唐辛子、くだいた干し椎茸などが入っている。
日本の袋麺で具付きのものはとても少ないが、韓国のものは具付きが一般的なようだ。煮込む時間も長い。もっともハングルで書いてあるので、
水の量と時間ぐらいしかよく分からない。ひとつ違いを感じるのは、日本の袋麺であれば、スープの香りが飛ぶのを防ぐためか、
最後に火を止めてからというものが多い。しかし、韓国のものは、最初に具も麺もスープも入れてしまって煮込むタイプが多いようだ。
これもお国柄の違いか。
今日食べた韓国インスタントラーメンの袋には印刷ににぼしが書いてあった。にぼしでだしをとっています、と言いたいらしい。たしかに、
いりこだしの香りがする。どちらかといえば、うどん、であった。
時々、インスタントラーメンというものが食べたくなる。もちろん、グルタミン酸ナトリウムがたくさん使われているので食べたあと胃がもたれる。
しかし、癖のようなものである。食事、というよりも、嗜好品、という方が正しいような気がする。
健康とか命を長らえさせるために食べているというよりも、そのときの感情をインスタントラーメンに入れているような気がする。
チョコレートやコーヒーなどと同じなのかも知れない。
もちろん、グルタミン酸ナトリウムに習慣性があるとか、インスタントラーメンに習慣性があるなどと言うつもりはない。ただ、
そういう気分になることがある、というだけだ。
同じようなものに、日本風のカレーがある。ただ、あれは、私が思うに習慣性がある。理由なく、そう思う。
購入:餃子。
食:9時、ご飯、キムチ汁。
食:13時、韓国ラーメン、チーズトースト、さつま芋。
食:23時、ご飯、すき焼きうどん、餃子。
12月2日(月)
晴れ。外の木々がはらはらと残りの葉を落としている。落葉は1週間ほど前からはじまっているが、昨日の雨で、木も本気になったようで、
風がわずかしかなくてもどんどん葉が落ちてくる。師走、冬である。プールに行く。人がめっきりと減った。
昼、ご飯を炊き、いりこ、乾燥おから、葱、油揚げの味噌汁を仕立てる。すき焼きうどんの残り汁に車麩を入れて卵でとじる。納豆を食べる。
夜、鍋にする。昆布、鶏もも肉、白菜、大根、里芋、人参、京菜、蓮根、葱、うどん、油揚げ、豆腐を入れる。たっぷりと食べる。水炊きはいい。
味付けは自由自在である。わが家では、水底がごまだれかぽん酢、私がぽん酢か酢醤油に、ゆず胡椒やかんずりを使う。時には、
ごまだれとぽん酢を合わせたりもする。ぽん酢は、関西の旭ぽん酢である。有機とか、素材とか、いろんな蘊蓄のあるメーカーではない。ただ、
これだけをつくっているメーカーである。どうも話に聞くととても小さな会社らしい。これが水炊きによく合う。
これとは別に、ちょっと高いが、陸前高田のヤマセンがつくるぽん酢もうまい。小さな瓶しかなく、とても高く、なかなか買えないが、それだけ旨い。
酢醤油も捨てたものではない。わが家は、小豆島のかめびし醤油と、京都の富士酢を使っている。これは、どちらも自然食品店や宅配などで買える。
醤油も、酢も、自己主張の激しい品だが、素材をうまく引き立てる。
そして、なにより、昆布、肉、野菜など、鍋に入れたすべてのものが、それぞれにいいだしを生み、なんとも言えない香りとうまみを醸し出す。
素材のもつ味が、合わさることで調和し、お互いを高め、新たな領域に行くのである。
そして、水炊きの味は、毎回違う。同じ素材を使っていても、微妙に違う。
同じ鍋を囲んでいても、食べる人それぞれが、違う味をつくる。
鍋は、実に不思議だ。おいしいと言い合っていても、お互いに食べている味は違うのである。そして、そのどれもがおいしい。鍋の季節、到来。
白菜と大根と葱の消費量が増える季節である。
購入:豆腐、卵。
食:14時、ご飯、味噌汁、車麩のすき焼き風卵とじ、納豆、キムチ、漬物。
食:21時、ご飯、鍋。
12月3日(火)
晴れのち雨。洗濯したのに雨が降ってきた。所用で立川に行く。多摩モノレールにはじめて乗る。運賃は高いし、スピードは遅いが、
高いところから多摩川などを望みつつ行くのは楽しい。立川のビルの中にある中華料理店街に行き、昼を食べる。
点心や料理が少しずつたくさん出るランチを食べる。なかなかおいしいものたりなかった。
夕方、水底がハッシュドポテトをこしらえる。ケチャップやカッテージチーズをつけて食べる。
夜は、ご飯を炊いて、昨日の鍋汁に入れ、雑炊となる。水底が仕込む。卵ではなく、長芋、葱、油揚げを入れたもの。鍋汁がとてもおいしかったので、
とてもすてきな雑炊になった。満足する。
水炊き鍋のおいしさは、翌日の雑炊である。すべてが渾然一体となってできたエッセンスをご飯に染みこませて、食べる。夢中で食べる。
食べた後には、とてもお腹がいっぱいになる。そして、しばらくすると、何度もトイレに行くこととなる。尿意である。
米にたっぷりと含まれた水分が身体の中にすうすうと吸い込まれ、そして、出ていこうとする。
何度も、何度も、トイレに行く。
気持ちがいいほどである。
翌日には、たっぷりと、大きい方を出すことになる。これもまた、すばらしい。
食:12時、豚のお粥、春巻、焼売、野菜の湯葉包み無視、海老のチリソース、牛バラの煮込み、
杏仁豆腐など(外食)
食:17時、ハッシュドポテト
食:21時、雑炊、キムチ、漬物。
水底のハッシュドポテト
12月4日(水)
雨。寒い1日。プールに行く。昼、ご飯を炊き、味噌汁を仕立てる。ごぼう、さつま芋、葱、大根、人参の味噌汁。白菜の菜焼き。夜は、
買ってきたいかを水底がさばく。3杯のうち、1杯は塩から、1杯は刺身、1杯は里芋と煮る用に分け、げそとえんぺらを私がにんにくと玉葱、
ごま油で炒め、醤油、塩、こしょうで味付ける。午後、水底が懸賞で当てたキッシュロレーヌが届く。
ほうれん草入りオムレツのようなものがピザ台にこしらえてあるお菓子と料理の中間のようなものである。実は、
大学時代によく行った喫茶店がフランス菓子の店で、そこにもキッシュロレーヌがあって、何度か食べている。だから、知らない味ではない。
これをおかずのひとつにして、ご飯を食べる。ご飯、味噌汁の残り、げそ炒め、いか刺し、キムチ、キッシュ。さあ、おかずとしての間違いはどれ?
おかずにならなくもないが、腑に落ちない。そこで、最後に納豆ご飯を食べて落ち着く。
届きもの:キッシュロレーヌ。
購入:納豆、冷凍うどん、いか、天かす。
食:14時、ご飯、味噌汁、納豆、菜焼き、キムチ、漬物。
食:21時、ご飯、キッシュロレーヌ、味噌汁、いか刺し、いかげそ炒め、キムチ、漬物、納豆。
いか刺しじゃ
げそを焼いたのは私
12月5日(木)
晴れ、曇り。宅配届く。毎週1回、有機農産物等の流通事業体という呼ばれ方をする宅配を受けている。野菜と肉と豆腐、油揚げに、時々、
乳製品などを購入。今は、加工食品が次々に開発され、並んでいるが、それらにはほとんど興味がない。自宅で毎日食事を作ることができるので、
必要性を感じないのである。これが、通勤していたら、やはり加工食品に頼るであろう。現代社会に加工食品は必須となっている。
やむを得ないことである。しかし、時々寂しくなる。スーパーでもそうだが、加工食品に棚をとられ、生鮮食品の比率が下がる。牛乳などにしても、
牛乳より加工乳などの方が幅を利かせたりする。素材を求めるには、厳しい世の中になったものである。素材から料理をするのは、もはや、
好事家の贅沢なのであろうか。
昼、韓国インスタントラーメンとする。キャベツ、いんげん、わけぎ、昨日のいか刺しの残りを入れて煮込む。なかなか辛い。夜は、
水底がいかと里芋の煮物をこしらえる。干し椎茸を戻し、戻し汁といか、里芋を醤油、酒で煮込む。セレベスと里芋があったのだが、
親芋のセレベスがねっとりとして実においしかった。味噌汁は、いりこに、大根、さつま芋、ごぼう、ひらたけ、大根葉、油揚げ、豆腐。
鍋汁のようなものである。
宅配:セレベス、大根、ごぼう、いんげん、ひらたけ、あさつき、ルッコラ、レタス、キャベツ、
りんご、白菜、豚バラ、豆腐、油揚げ、鶏手羽先、鶏砂肝。
食:14時、ご飯、韓国インスタントラーメン、キムチ。
食:21時、ご飯、味噌汁、納豆、いかと里芋の煮物、キムチ、漬物、冷や奴。
いかと里芋も不思議な相性がある
冬の味噌汁
12月6日(金)
曇り、夜中に雨。朝、大手町で打ち合せ。夜、市ヶ谷で打ち合せ。その間の時間をなんとするか。新橋の事務所にも人がいない。考えたあげく、
一度帰ることにした。帰るのであれば、水底の好物を買ってからにしよう、と、大手町パレスホテルのサンドイッチショップ、エクスチェンジに行く。
ここは、金融機関などに勤める欧米人御用達の店である。スモークサーモンをライ麦パンにはさんだものと、
鶏のカレー風サラダをフランスパンにはさんだものを注文し、しばらく待って購入。金額は、1つ1000円以上するが、
サンドイッチとしてちゃんとしたものが食べられる数少ない店である。帰って、ふたりでサンドイッチを堪能。夕方、あらためて外出。夜は、
打ち合せに続き忘年会。四谷の和食屋で、和食のコース料理を食べる。最後に焼きおにぎりと漬物、鮭の味噌汁が出た。
水底の友人で名古屋に在住する方から、名古屋の味噌煮込みうどん、レトルトカレー、カレールーが届く。水底、
レトルトに一手間かけるタイプのカレーをつくるが、どうやら失敗したらしい。帰ったら、1日、おいしいものを食べなかったと不平を言う。
サンドイッチのことを忘れていたので思い出させる。少し気持ちが晴れたようだ。
届きもの:カレールー、レトルトカレー、味噌煮込みうどん。
食:13時、サンドイッチ(購入)
食:19時、ビール、刺身、焼き魚、焼きおにぎり、味噌汁、ほか(外食)
12月7日(土)
雨。雨がかなり降る。もみじの葉が車と道一面に積もる。水底外出。起きて、水底の失敗カレーを復活させるべく、にんにく、玉葱、カレー粉、
スパイス、ケチャップなどを入れて煮込む。なんとかカレー風な香りになる。それにチーズを加えてご飯を食べた。油っ気が多いのか胃にもたれる。
夜は、一昨日のいかと里芋の煮物が残っていたので、里芋だけ取りだし、水と醤油と昆布を加えて、大根と残り具のいか、椎茸を煮る。
大根のだしが染み出して、別のうまみとなる。それにカレーを食べる。明け方、味噌煮込みうどんと大根を食べた。
味噌煮込みうどんは、袋入りのだしを煮出す。あじぶしや昆布、椎茸などが入っていて、それを煮出すことでだしを出すものだ。
化学調味料は入っていない。そこに、赤みそや醤油などが入った味噌だれを入れ、油揚げ、葱、ついでに、大根葉を入れて、生うどんを加える。
3~4分煮て食べろとあるが、まるで生である。水底は、この味噌煮込みうどんをつくっている元々の店で食べたことがある。そこでも、やはり、
まるで生の状態で食べるという。しかし、やはりもう少し煮て食べることにする。世の中にはいろいろなうどんの食べ方があるものだと感心する。
届きもの:里芋、アメリカ(カイモ、さつま芋の一種)
食:12時、カレーライス。
食:20時、ご飯、カレー、納豆、大根といかの煮物、里芋の煮たの、漬物。
食:27時、味噌煮込みうどん、大根の煮物。
12月8日(日)
雨から雪へ。寒波である。寒いのである。寒いのに、部屋の片づけをする。久しぶりに掃除をしたのでばちがあたったのか、夜、雪が降り始め、
積もる。昼、昨日の味噌煮込みうどんの残り汁と大根の煮物の残り汁に冷凍うどんと葱と大根葉を入れて煮込む。新、煮込みうどんの完成である。
これとカレーの残りを食べる。夜は、ご飯と納豆、白菜と豚バラ肉を塩、胡椒で煮込み、最後にごま油をふりかけたものを食べる。白菜が半分、
あっという間になくなる。
白菜と大根がおいしい季節になった。冬は、白菜と大根、それに、葱さえあれば怖いもの知らずである。ついでに油揚げと豆腐でもあれば、
なおのことよい。もちろん、ご飯と納豆が基本である。寒くなければおいしい季節だが、この寒さがおいしさの証でもある。ままならないものだ。
食:14時、味噌煮込みうどん、カレー、ご飯。
食:21時、ご飯、白菜と豚バラ煮込み、キムチ、漬物、納豆。
ミンスパイを焼いたのは水底
動物性タンパク質の12月じゃ
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12月15日日曜日 2002年12月9日~15日 都心は雪。 熊本ではラーメン。 (はる食日記)
12月9日(月)
終日、雪。都心は大混乱である。我が家も大混乱。
車を出そうと思ったが、途中の坂で登れなくなって滑り落ちはじめる。道を外れれば、そのまま森というか崖に落ちる。
なんとかバックで自宅の駐車場まで戻る。静かに暮らす。
ご飯を炊き、昨日から戻しておいた干し椎茸と豚バラ肉、大根を醤油で煮込む。昆布、豚バラ肉、干し椎茸、さつま芋、大根、人参、ごぼう、白菜、
生姜を煮込んで、味噌を入れ、最後にごま油をたらす。さつま汁。これでご飯を食べる。夜は、この汁にうどんと葱を入れる。
食:14時、ご飯、大根と豚バラの煮込み、さつま汁。
食:21時、ご飯、大根と豚バラの煮込み、さつま汁うどん。
12月10日(火)
快晴、しかし、寒い。髪を切る、プールに行く、買い物をする、仕事をする、歳末を感じる。数日前のことだが、
鹿児島の叔父より里芋とカイモが届く。叔母が病気で大変なはずだが、今年も芋を送ってくれた。感謝である。芋を焼いて食べる。身体を温めて外出。
久しぶりにモスバーガーに行く。ハンバーガーを食べるのは、いったいいつ以来だろう。調べてみたら、9月にフレッシュネスで食べたのが、
今年はじめてのハンバーガーである。その前は、2000年の10月で、このときはモスバーガーである。つまり、2年間で3回、うち、
モスバーガーが2回、フレッシュネスが1回である。我ながら、現代の都市に住んでいながら食べていないものである。しかも、大手はない。
もちろん、ドトールやスターバックスなどのコーヒーショップにはよく行っている。ドトールのホットドッグ、ジャーマンドッグという名称だが、
これはたまに食べている。ハンバーガーを偏見視しているわけではないのだが、食べていないものだ。
夜、玄米を少し精米する。水底がご飯を炊き、昼の来客時につくった水餃子の残り具を使って肉団子をこしらえ、それと生姜、にんにく、
白菜や干し椎茸、大根、ごぼうなどを煮て、肉団子汁にする。肉団子には、鶏挽肉、豚挽肉、海老が入っていた。美味。私が、
じゃが芋でポテトサラダをこしらえる。ポテトサラダは、じゃが芋、酢、胡椒、塩、マヨネーズのみ。
購入:納豆、豆腐、小松菜、葱、鶏挽肉、豚挽肉、日本酒、焼きそば麺。
食:9時、さつま芋。
食:13時、ハンバーガー、コーヒー(外食)
食:21時、ご飯、肉団子汁、ポテトサラダ、納豆、冷や奴、漬物、黒豆煮(水底の大阪土産)、いかの塩辛。
12月11日(水)
晴れ。寒い。朝、肉団子汁とご飯を食べ、新橋の事務所に出向く。昼、新橋の料理屋にて牡蠣フライ定食を食べる。夜、焼きそばをつくる。キャベツ、
いんげん、人参、葱を入れた焼きそばである。肉はない。今朝、大根と干し椎茸、鶏手羽元を日本酒、醤油、
昆布で煮ておいたので大根が実によい飴色になっている。これをあてにご飯を食べる。
食:9時、ご飯、肉団子汁、ポテトサラダ。
食:14時、牡蠣フライ定食。
食:22時、ご飯、焼きそば、大根と手羽元の煮物、黒豆煮。
12月12日(木)
晴れ。日々寒い。ご飯を炊き、味噌汁をこしらえる。いりこ、豆腐、ごぼう、人参、里芋、葱である。キャベツとにんにくと卵を炒め、塩、
胡椒で味付けする。夜は、うどん。飛魚(あご)の干しものと干し焼きものを使い、だしをとる。冷凍うどんを茹で、わかめ、葱、生姜、
揚げ玉を具に食べる。味噌汁とご飯の残りも食べる。プールに行く。明日よりしばらく不在。
食:13時、ご飯、味噌汁、納豆、キャベツと卵炒め、いか塩辛、漬物、黒豆煮。
食:21時、ご飯、味噌汁、うどん、いか塩辛、漬物、ふりかけ、梅干し。
12月13日(金)
晴れ。とても寒いなか、早朝に起床し、駅まで歩く。駅でうどんを食べて身体を温める。朝一番の高速バスで羽田空港へ。
朝一番の飛行機で熊本空港へ。熊本の喫茶店でコーヒーとパンを食べる。午後、人吉市のラーメン店で球磨ラーメンを食べる。
丸ごとのにんにくが入っていて、こげにんにくと合わせて香りが強い。もちろん、とんこつである。夜、野菜のみの餃子を食べる。
キャベツとにんにくと玉葱だけの餃子である。餃子だけの専門店である。子どもの頃から食べ続けてきた餃子である。
いつまでこの店があるかはわからない。ご夫婦でやっているからだ。もう40年になる。店の跡継ぎは、いない。あとは刺身とご飯と味噌汁。
温泉に入り温まる。
食:5時、うどん。
食:9時、コーヒー、パン。
食:13時、ラーメン。
食:19時、餃子、ご飯、刺身、味噌汁など。
寒い九州の実家に戻り、いつもの餃子を
父は刺身が大好きだ
自分でやる
12月14日(土)
晴れ。寒い。朝ご飯を食べ、仕事。主にパソコンのメンテナンスで来ている。昼、やはりいきつけのそば屋に行き、
地鶏のかしわそばとざるそばを食べる。その後、たこ焼きを食べ、大好きな玉葱たっぷりの豚まんとアキレスが軟らかく煮てある焼売を買って食べる。
夜は、球磨ラーメン。こちらも行きつけの駅前のラーメン屋である。味が変わっていなくて一安心。温泉に入り温まる。
食:8時、ご飯、味噌汁、塩鯖、鰺の塩焼き、辛子明太子、漬物、納豆など。
食:12時、ざるそば、かしわそば、たこ焼き、豚まん、焼売。
食:19時、ラーメン。
私の好きな焼売と
私の好きな豚まん
12月15日(日)
晴れ。早朝ご飯を食べて、熊本市へ。鰻を食べ、所要を済ませて、市内のラーメン店へ。熊本ラーメンを食べる。人吉市に戻り、
比較的最近できた球磨ラーメンの店へ。ボリュームたっぷりでとてもおいしい。温泉に入る。
食:7時、ご飯、焼魚、味噌汁、漬物、納豆など。
食:12時、鰻ごはん。
食:16時、熊本ラーメン。
食:19時、球磨ラーメン。
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12月23日月曜日 2002年12月16日~23日 猪とかわはぎ (はる食日記)
先週の続き…これが本店こむらさきのラーメン
自家製麺のうまいラーメン。人吉にある
12月16日(月)
雨。
雨が降ると盆地の人吉市は暖かく感じられる。買い物に出る。野菜が安い。白菜が100円しない。キャベツも2個で100円ぐらいである。
うらやましい。もちろん、外食も安い。朝、駅弁屋さんとパン屋さんに行って、駅弁、普通の弁当、サンドイッチ、菓子パンなどを買い込む。
普通の弁当は、塩鯖や、なます、切り干し大根などまさしく普通。だからおいしい。駅弁は栗おこわ。こちらはいつもの通りおいしい。昼は、
軽くパンで済ませる。夜は、小料理屋に行く。おまかせ料理。名物は、長芋の茶碗蒸しと土瓶蒸し。
刺身や揚げ物や海老などもあってお腹がいっぱいになる。
食:8時、お弁当、パン。
食:12時、パン。
食:19時、焼酎、ビール、ご飯、刺身、長芋の茶碗蒸し、土瓶蒸し、焼き海老、串カツなど。
駅弁栗おこわ。栗が甘くなくてよい
12月17日(火)
晴れ。昨日、生の猪肉が届く。朝、菜焼きと味噌汁などでご飯を食べる。昼、猪肉のかたまりを切って、塩で焼いて食べる。
焼いているとき少しくさいが、食べるととても柔らかくておいしい。週に2回、阿久根の海でその日獲れた魚を売りに来るというので、
魚を買ってくる。かわはぎ、鯛の刺身を食べる。夕方、うどんを食べて鹿児島空港より帰宅。
この間、購入したものは、おみやげが、焼酎、ご飯の友(ふりかけ)、ゆずごしょう、みかんなど。自宅用は、鶏皮煮、干したら、大豆そぼろ、
しばづけ、紅生姜、九州棒ラーメン、チャンポン麺など。もらいものが、玄米、自家製ゆずごしょう、自家栽培の晩白柚、辛子明太子などである。
もらい物:玄米、ゆずごしょう、晩白柚、辛子明太子
購入:鶏皮煮、干したら、大豆そぼろ、しばづけ、紅生姜、九州棒ラーメン、チャンポン麺、うなぎのたれ
食:8時、ご飯、味噌汁、菜焼き、納豆など。
食:12時、ご飯、猪肉焼き、味噌汁、かわはぎと鯛の刺身など。
食:19時、かしわうどん。
母の菜焼き
子どもの頃よく食べた目刺し
山の人が持ってきた猪
かわはぎの刺身です
12月18日(水)
晴れ。自宅にて洗濯、掃除、仕事、プールなど。宅配が大量に届く。鮭、納豆18パック、ビール、チーズ、米、餅、餅米、それに、
九州で買ってきたもの。年末は食材がたくさんあって、食べたいものもたくさんあって大変だ。朝起きて、うどんとなる。水底がうどんをこしらえる。
納豆うどんにして食べる。夜は、ご飯を炊き、いりこ、里芋、ごぼう、人参、わかめ、麩、高野豆腐の味噌汁をこしらえ、
トマトをにんにくとオリーブオイル、塩胡椒で焼いて食べる。
届きもの:鮭一尾、納豆たくさん、ビール、チーズ
宅配:米、餅米、餅
食:12時、納豆うどん。
食:21時、ご飯、味噌汁、納豆、焼きトマト、辛子明太子、すぐき漬け、梅干し。
12月19日(木)
晴れ。仕事にいそしむ。プールにも行く。
夕方、大根と鶏手羽先と干し椎茸を煮る。夕食に食べるのである。醤油と塩とみりんを入れる。冷や奴、ほうれん草のおひたし、さらに、
鶏の砂肝を細かく切り、塩こしょうして数時間寝かせたものを焼いて食べる。
水底がレバーペーストをつくるのについてきたハツは醤油とみりんで甘辛く炒めて、これもまた、食べる。
届きもの:大菜、かぶ、ゆず、ごぼう、山芋、人参、レタス
宅配:里芋、大根、ごぼう、蓮根、レタス、白菜、ほうれん草、みぶ菜、なめこ、りんご、玉葱、生姜、塩、豆腐、
鶏一羽
食:
食:21時、ご飯、大根と鶏と干し椎茸の煮物、砂肝炒め、ハツの甘辛炒め、鶏皮佃煮、納豆、冷や奴、ほうれん草のおひたし。
ここから日常。今週の日記は抜けがある
手羽先は大根と干し椎茸の煮た
冷や奴を年中食べる私たち
12月20日(金)
曇り。仕事にいそしむ。プールにも行く。
ごぼう、人参、豆腐、白菜の味噌汁。菜焼き、昨日の大根鶏煮に里芋と車麩と昆布を加えて里芋を煮付ける。食事の数時間前に仕込んでおく。
里芋がねっちりして美味。白菜の菜焼きもこしらえる。にんにく、醤油、日本酒を入れた豪華版。冷や奴も食べた。
食:
食:22時、ご飯、味噌汁、納豆、里芋と車麩と鶏の煮物、菜焼き、冷や奴。
12月21日(土)
雨。東京から静岡へ。朝、残りご飯を食べる。里芋と鶏肉、いくらの醤油漬け、味噌汁の残りにご飯。みぞれまじりの大雨の中、東名に乗る。
パーキングでカレーを食べる。静岡で水底の実家へ。焼きそばを焼く。豚バラ肉とキャベツ。
ついでに豚バラ肉とキャベツの塩こしょう炒めをこしらえる。途中のパーキングで食べたでんぷん無添加のちくわがとてもぷりぷりしておいしかった。
食:9時、ご飯、味噌汁、里芋と鶏肉の煮物、いくらの醤油漬け、納豆。
食:13時、カレーライス、ちくわ。
食:21時、焼きそば、ご飯、いくらの醤油漬け、豚バラ肉とキャベツの炒め物、漬け物。
12月22日(日)
雨。静岡。朝ご飯をいただく。本を読んだり、仕事をしたり。夜、カレーライスをこしらえる。にんにく、生姜、玉葱、鶏の骨付き肉、
トマトペースト、人参、じゃが芋をたっぷり入れてつくる。ハウスジャワカレー。コールスローもこしらえる。いただきものの餃子を食べる。
食:10時、ご飯、味噌汁、納豆、おでん、いくらの醤油漬け、サラダ。
食:21時、カレーライス、コールスロー、餃子。
12月23日(月)
晴れ。静岡にて、仕事、読書。昼に目覚め、クロワッサンとコーヒー、レタスサラダを食べてから、外出。2時半過ぎに日本料理屋でかつ丼を食べる。
美味。
夜、鍋。いただきものの鮭を持ち込んでいたので、それで鍋となる。
食:12時、クロワッサン、コーヒー、サラダ。
食:14時半、かつ丼。
食:21時、ご飯、鍋。
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12月31日火曜日 2002年12月24日~31日 富士山と飯炊き鍋 (はる食日記)
来年もおいしいご飯に会えるといい
今年も1年、この飯炊き鍋にお世話になった
12月24日(火)
晴れ。昼前に起きて、
鍋の残りや一昨日のカレーの残りでご飯を食べる。夜は、水底がかぶとかぼちゃとじゃが芋とマカロニのグラタンをこしらえたのでそれを食べる。
豆腐ハンバーグを買ってきて焼いていただく。水底が20日につくったレバーペーストが実にうまい。食後にチーズケーキを食べる。クリスマスイブ。
食:12時、鍋の残り、カレーの残り、納豆、いくらの醤油漬け、レバーペースト。
食:20時、ご飯、グラタン、豆腐ハンバーグ、納豆、ケーキ。
いただきものの鮭をさばいていくら丼
12月25日(水)
曇り。昼、昨日のグラタンのベースがポタージュスープに生まれ変わる。パンと、水底がつくったネズミパンを食べる。
夜はイタリア料理店でクリスマスディナー。ワイン、パン、各種料理、デザートと腹はちきれる。
食:12時、パン、ポタージュ、バター、レバーペースト。
食:19時、イタリア料理、ワイン。
12月26日(木)
晴れ。静岡より東京に戻る。雲の少ない快晴で、富士山が雲ひとつなく美しかった。朝、きりたんぽ鍋となる。昨日の夕方、
本来は我家に届くはずだったきりたんぽ鍋セットがこちらに届く。秋田の米生産者からである。静岡の実家でもここの米をとっているため、
住所がすぐに分かったのでお歳暮をこちらに送り直していただけた。感謝。きりたんぽ、鶏肉、きも、骨つくね、葱、みつば、だしが入っている。
これに白菜を加えて煮て朝から鍋。水底妹と水底の大阪の友人も昨日から来ていたので5人で鍋を囲む。
昼、熊本ラーメンを食べ、帰京。途中たこやきも食べる。夜は、うどんを茹で、菜焼きをつくり、納豆うどんと菜焼きとする。寒かったので、
干し椎茸を煮る。夜中、蓮根、里芋、人参、干し大根、車麩、昆布を醤油、日本酒を入れて煮ておく。明日のご飯のために。
年末の宅配が届く。大量の野菜。
購入:醤油、はんぺん(黒)、インスタント焼きそば麺
宅配:白菜3個半、長葱、大根、三浦大根、人参、金時人参、みつば、蓮根、大菜、菜花、みかん、八頭、りんご、玉葱、身欠きにしん、鶏もも肉、
豚バラ肉、豚もも肉、鰹厚削り、砂糖、豆腐、油揚げ。
いただきもの:きりたんぽ鍋。
食:9時、ご飯、きりたんぽ鍋、納豆。
食:14時、ラーメン、ご飯、唐揚げ、たこ焼き。
食:23時、納豆うどん、菜焼き。
いただきものの鴨鍋です
12月27日(金)
晴れ。寒い。実に寒い。震撼する寒さである。プールに行く。仕事をする。昼は、ご飯を炊き、菜焼き、昨日仕込んでおいた煮物などでご飯にする。
夜はあまりに寒いので、鍋。大根、白菜、葱、鶏肉、はんぺん、豆腐、マロニー。身体を温めて、寝る。
食:10時、ご飯、菜焼き、野菜の煮物、納豆、辛子明太子、いくらの醤油漬け、レバーペースト。
食:21時、ご飯、菜焼きの残り、鍋、納豆。
12月28日(土)
晴れ。寒い。午前10時にベランダに出ると、氷が張っている。仕事、プール。プール、今年最後となる。昼、鍋に餅とうどんを入れて食べる。
焼いた餅も食べる。夜、葱と卵と醤油で焼きめしをこしらえる。鍋の残りを味噌汁に仕立てて食べる。はんぺんをフライにして食べる。夜、
ケーキを食べる。
購入:かまぼこ、竹輪、野菜天、伊達巻き、納豆、葱、にんにく、牛乳、卵、エビ、ケーキ。
食:10時、うどん餅入り鍋、焼き餅。
食:21時、ご飯、焼きめし、納豆、味噌汁、はんぺんフライ。
12月29日(日)
晴れ。寒い。仕事。水底外出。餅を焼いて食べる。夕方、友人Sと打ち合せ。夜、チャンポンをこしらえる。エビ、豚肉、竹輪、白菜、大菜、玉葱、
干し椎茸、きくらげに鶏スープ、昆布、塩、薄口醤油、日本酒などで炒め煮にして麺を入れて一煮立ち。
いただきもの:海苔。
食:11時、餅。
食:17時、コーヒー、ケーキ。
食:22時、チャンポン、ご飯。
12月30日(月)
晴れ。水底のイベントで国際展示場に行く。朝、駅の喫茶コーナーでサンドイッチとコーヒーを食べる。昼、新宿にて資材購入。ついでに、
新宿の洋食屋にてビーフシチュー、ロールキャベツ、鶏のタイ風カレー味を食べる。夜は手巻き寿司。人参、蓮根、
干し椎茸のバラ寿司を海苔に巻きながら食べる。刺身などを巻いてみたが、納豆を巻いたものが一番おいしかった。おいしかった。おいしかった。
納豆と酢飯と海苔というのはいいものである。豆腐と葱とおぼろ昆布の鰹だしすましもいただく。
購入:そば、いか、甘海老、まぐろ、卵焼き。
食:8時、サンドイッチ、コーヒー。
食:14時、ご飯、ビーフシチュー、クリームロールキャベツ、鶏のタイ風カレー味。
食:22時、手巻き寿司、納豆、刺身、卵焼き。
お正月のお刺身
12月31日(火)
晴れのち曇り。昼、ご飯と納豆、サムゲタンを食べる。サムゲタンは調理済みのもの。おせちの準備をする。私は煮しめと紅白なます。水底は、
昆布巻き。夜は、おせちをいただいてしまう。煮しめは、蓮根、長人参、里芋、干し筍、干し椎茸、干し大根、油揚げ、竹輪、昆布。深夜、
日本の時間では年を越していたが、我々は数時間遅れて、年賀状を完成させ、年越しそばを食べて寝たのであった。今年は、冷たいそばにする。
食:15時、ご飯、納豆、サムゲタン。
食:22時、ご飯、煮しめ、昆布巻き、紅白なます、かまぼこ、味噌豚。
食:24時、そば。
年末にも日常食
私の煮しめ
水底の昆布巻き私の煮豚
私のなます
おせち(購入)
| カテゴリ:はる食日記 | 2002年12月24日~31日 富士山と飯炊き鍋 | 2002年12月31日