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2004年1月 7日水曜日 七草がゆを炊く (はる食日記)
1月7日(水)
晴れ。寒い。月が美しくなってきた。まもなく満月。プールに行く。昨日のいただきものの鮭パイを食べる。
サーモンパイというのが正しいらしいのだが、頭の中で「鮭パイ」に翻訳されてしまっている。なかなか西洋風の料理で、冷たいまま食べるところが、
乾燥したヨーロッパらしい。主食とか、そういう概念がなく、一品の料理として完成されたものである。なにもつけず、なにも添えず、ただ、
これを食べて、完成している。もちろん、作り手が上手ということもあり、おいしく食べられたのだが。四分の一ずつ食べてお腹いっぱいになる。
残りはご飯のおかずに…しょせん、我々の食卓では、きちんと食文化に乗っ取って食べるのは一度だけ。あとは、
すべてのものがご飯のおかずにしかならないのだ。
水底がぜんざいをこしらえる。私は餅を焼く。そして、ぜんざいを食べる。子どもの頃からぜんざいは好物である。甘くて、小豆の香りがして、
とてもうれしい。
水底、七草セットで七草がゆを炊く。
水底は昨年からまぐろキムチに凝っている。キムチと辛子明太子、まぐろの刺身、大葉、ごま油、ごまを混ぜて練り合わせたご飯のおかずである。
幸いなのか不幸なのか、福岡県に住む私の妹がお歳暮に辛子明太子をたくさん送ってくれたため、まぐろキムチは健在である。
今年の初物ができていた。
これに残ったまぐろでのまぐろ山かけ、残り物で夕食。
食:13時、鮭パイ。
食:17時、ぜんざい。
食:22時、七草がゆ、ご飯、まぐろキムチ、まぐろの山かけ、塩鮭、しその実、大根漬け、柴漬け。
[はる食日記 |2004年1月 7日 ]