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2004年9月 3日金曜日 惨状。絶句。 (はる食日記)
9月3日(金)
晴れ。庄内から遊佐へ。その田んぼと山の白く、あるいは茶色になった光景はまさしく惨状である。空港にひとり迎えに行く。その途中の7号線沿い、
象潟、金浦あたりの光景は除草剤を空から撒いたのかと思うほどのひどさ。絶句。ひとりで車を走らせているととても辛い。
遊佐の生産者も絶句するのみ。今年はできがよかっただけに、よけいに辛い。
朝は、昨日の場所で、ごはんを炊く。お米は、昨年のきわめて生産量の少なかったものであるが、味はおいしい。枝豆がたくさん残っていたので、
卵でとじる。調味料がほとんどないので、料理に苦労する。いわゆるほんだしと醤油を使ってピーマンを炒め煮風にする。なすとかぼちゃを焼く。
キャベツの菜焼き風をこしらえる。なすと人参と玉葱とかぼちゃの味噌汁をこしらえる。
昼は、遊佐の生産者の家にて。玄米ごはんのカレー。野菜の丸ごと食で、人参、玉葱、じゃが芋、かぼちゃ、ごぼう、蓮根、いんげん、
しめじが入っている野菜カレーをいただく。大変美味。漬物などもでる。
夜は、生産者行きつけの小料理屋さん。前にも一度来たことがある。
いろいろ出る。半熟卵とツルムラサキのおひたし。かにとオクラの付け出し。白身魚の焼いたの。貝やかつおの刺身、
きのことじゃが芋と厚揚げの煮物、ひとくちおにぎり、塩焼きそば、小なす漬け、枝豆などなど。
生産者の家に戻り、健全なる生産者は早々に寝たが、都会から来たものたちは、深夜まで語り明かすのであった。
食:8時、ごはん、味噌汁、漬物残り、ピーマンの炒め煮、キャベツの炒め煮、
なすとかぼちゃ焼き、枝豆の卵とじ。
食:12時半、玄米と丸ごと野菜のカレー。
食:19時、半熟卵とツルムラサキのおひたし。かにとオクラの付け出し。白身魚の焼いたの。貝やかつおの刺身、きのことじゃが芋と厚揚げの煮物、
ひとくちおにぎり、塩焼きそば、小なす漬け、枝豆など
[はる食日記 |2004年9月 3日 ]