たべたりだしたりこなしたり
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02月01日火曜日 陰陽ラーメン (しずみん食日記)

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はるがこさえた挽き肉系ラーメン。
佐渡土産の岩のりがのっている。
なぜだか盛りつけが陰陽マークだ。

| カテゴリ:しずみん食日記 | 陰陽ラーメン | 2005年2月 1日

02月01日火曜日 生だらだらだら (はる食日記)

2月1日(火)
晴れ。寒い。朝早く起き、朝食を食べずに病院へ。数年ぶりの健康診断である。レントゲンをとられ、眼底を撮影され、身長と体重を記録され、 心電図と血圧を測定、尿もとられ、血も抜かれる。最後に検便の袋を渡される。帰宅し、さっそく指示に従う。快便なり。
昼、ラーメン。昆布、干し椎茸、いりこなどの和風だしに、にんにくをすりおろし、葱と挽肉を炒め、自家製のみそをといて、味噌ラーメンにする。 最後に生岩のりをたっぷり入れたら、汁を全部吸ってしまった。どろどろの和え麺と化す。失敗、失敗。
午後、急きょ予定外の打ち合せが入り、都心、虎ノ門へ行く。打ち合せ後、ラッシュとともに帰宅。スーパーで生鱈のいいものがあったので、購入。 鱈なべとする。
自然食品店できのこセットが半額となっていたので、高額の豆腐を買って帰る。楽しみ。
干し椎茸、昆布、鱈の顔とかまでだしをとり、大根、白菜、長葱、椎茸、しめじ、えのき、豆腐、わかめ、岩のり、マロニー、鱈、鱈の白子を入れる。 豆腐も鱈も美味。かまも顔も美味。美味美味。
ぽん酢、柚子胡椒、酢醤油でいただく。

購入:生鱈、竹輪、麦味噌、豆腐、こんにゃく、きのこセット。

食:12時、岩のり味噌ラーメン、ご飯。
食:21時、ご飯、鱈なべ、佃煮各種、まぐろの角煮。

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| カテゴリ:はる食日記 | 生だらだらだら | 2005年2月 1日

02月02日水曜日 べろ。 (しずみん食日記)

湘南の友人宅を訪ねつつ、ふたりともお気に入りのビストロでランチをいただく。
友人はトリップ(ハチノス)のトマト煮込み、私は牛タンの煮込み。
普通、タンシチュウはタンがとろとろ、ほろほろになるまで煮込んだデミグラスものが多いのだけれど、ここのはこっくりと赤ワインを煮詰め、 タンはさっくりとあっさり風味に仕上げてある。それでいて臭みはない。ああ、ごはんがほしいなあ。
デザートには焼きたての洋梨パイが出た。ごつい指先のシェフが、ちみちみとパイ生地のひもを編んだのかと思うとほほえましい。 さくっと焼きたてのパイを崩すと、中なら熱い洋梨。ああ、うまい。

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洋梨のパイ。
アングレーズソースを添えて。
 いつもは数種類のデザートの盛り合わせなのだが、焼きたてのパイを思う様楽しむのもいい。
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| カテゴリ:しずみん食日記 | べろ。 | 2005年2月 2日

02月02日水曜日 湘南アジフライ (しずみん食日記)

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遊びに行った友人宅でさんざん愛娘のもも子と戯れた後、夕飯をよばれる。
メインはフライの盛り合わせ。昼間、本鵠沼駅前の「フライデー」で仕入れていたものだ。
この店、揚げ物中心の惣菜屋で、ほかほかのお弁当も扱っているのだが、「ほか弁か」とあなどってはいけない店なのだ。
店にはいると、ショウウィンドーに並んでいるトレイにはもはもはとパン粉の山・山・山。
頼んでから揚げてくれるので、並んでいるのは生パン粉をまぶした素材たちなのだ。一見、中身はなんだかわからない。 生のまま持ち帰って家で揚げてもよいし、3~4分待てるなら揚げてくれる。
この店、揚げ物屋なのに油臭くない。揚げ油がよいこと、ひんぱんにとりかえていることなどが理由だと思う。 業務用のシリコン入り揚げ油を使い回していると、どうしても酸化臭が鼻につくものだ。
また、ごはんやせんキャベツ、ポテトサラダなどの再度惣菜もきちんと作ってあり、とてもおいしい。まともな食べものだ。
フライを買った帰り道、私と友人の鼻にはほんわかほんわかと、焼きたてのパンの香りが侵入してきた。「揚げ物の惣菜臭」ではなく、 パンを焼く香り。パン粉もよいもので、よい油を使うといういうにおいになるのだなあ。

選んだフライは、コロッケ、アジフライ、はすの肉詰め。友人はなすの肉詰め、カボチャクリーム、アジフライ。
コロッケやはすもうまいが、ここのアジフライはほんとうに特筆ものだ。冷凍フライにありがちなパサつきや魚臭さが一切ない。 昼間揚げたものの温め直しだというのに、十分おいしい。もとの材料がいいのだろうなあ。湘南は魚地域だもの。 
 
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サイドディッシュに作ってもらった大根と厚揚げの煮物。
おでん風味。 
 
 064 世界一かわいいパグ、もも子。

| カテゴリ:しずみん食日記 | 湘南アジフライ | 2005年2月 2日

02月02日水曜日 鍋のぶっかけごはん (はる食日記)

2月2日(水)
晴れ。引き続き寒い。午前中、会議で東京へ。昼食を食べて帰宅。一仕事をしてから、病院へ検便を出しに行く。2日間快便。その後、 新宿経由東京へ。打ち合わせを兼ねた飲み会。
朝、鍋汁をあたため、ごはんにぶっかけて醤油をおとして食べて出る。これがおいしいのだ。時間がないときにはいつもこういう食事をする。
昼は、都心で煮魚定食を食べる。
夜は、飲み会で、いろいろとつまむ。明日が節分と言うことで、恵方巻きを限定販売しており、参加者全員で最後に巻きずしにかぶりつく。 居酒屋で異様な光景となった。
あまり遅くならずに帰宅。

食:8時、鍋汁ぶっかけご飯。
食:12時、煮魚定食。
食:19時、ビール、焼酎、刺身、チーズピザ、芋餅、巻きずしなど。

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| カテゴリ:はる食日記 | 鍋のぶっかけごはん | 2005年2月 2日

02月03日木曜日 ここはひとつ巻きますか (はる食日記)

2月3日(木)
晴れ。神奈川県西部に出張。朝、時間がないので餅を焼き、納豆と餅を食べて飛び出す。昼は会議室でお弁当をいただく。鰺のフライ、野菜天ぷら、 きんぴらごぼう、マカロニサラダのお弁当。
夜は、水底が昨日ほくそ笑みながら戻していた干し椎茸が大活躍。
節分にて恵方巻きである。具は、干し椎茸、かんぴょう、卵焼き、きゅうり。王道だ。
さらに、鉄火巻き、きゅうり巻き、梅しそ巻き、かんぴょう巻き、しいたけ巻きも登場。大根と油揚げの煮物、ごぼう、里芋、大根、蓮根、人参、 葱のすまし汁もあり、文句なしの夕食であった。ちなみに恵方とやらは西南西だった。

宅配: ぽんかん、レモン、人参、里芋、大根、ごぼう、蓮根、キャベツ、ほうれん草、白菜、 舞茸、豚スペアリブ、鶏もも肉、鶏砂肝、さつま揚げ、豆腐、油揚げ、納豆、テンペ、こんにゃく、なたね油。

購入:きゅうり。

食:8時、餅、納豆。
食:12時、お弁当、味噌汁。
食:21時、巻きずし、恵方巻き、細巻き、根菜すまし汁、油揚げと大根の煮物、いかの塩辛、佃煮各種。

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| カテゴリ:はる食日記 | ここはひとつ巻きますか | 2005年2月 3日

02月04日金曜日 モチ (しずみん食日記)

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はるが仕事に出かけていったあとの台所に、焼きざましのモチがひとつ残されていたので、軽く焼き直してしょうゆでいただく。
還ってきたはるに「私の分もありがとう、ありがたくいただいたよ」と言うと、「いや、あれは自分で食べようと思って焼いたけど、 間に合わなかったのだ」のだと。

ちぇっ。

ちなみに、私は実はあまりモチが好きではない。
モチだけに、モチベーションが低…

いや、なんでもない。

子供の頃から、「お雑煮のおモチ、いくついる?」と言われて「ひとつ」と答えていた。できればモチは入れず、 汁だけをごはんにかけていただきたいのだ。粒めしの方が好きなんだもの。
はるはモチ食い星人なので、いくつでも食べる。

| カテゴリ:しずみん食日記 | モチ | 2005年2月 4日

02月04日金曜日 おでん (はる食日記)

2月4日(金)
晴れ。六本木、新橋の事務所で打ち合せ。
昼、餅を焼き、昨日の根菜汁にひとつを入れて、雑煮に、残り3つは焼いて食べて出る。身体がぽかぽかと温まるのは、根菜の力、餅の力、 汁に入れた唐辛子の力に違いない。元気だ。
夜はおでん。水底のおでん。
牛筋、ちくわ、天ぷら、大根、人参、じゃが芋、里芋、蓮根、人参、卵、昆布、餅入り巾着、豆腐のおでん。 豆腐は固くて煮くずれないので揚げなくても大丈夫。ほうれん草のおひたし、ごぼうの炊き込みご飯とともにいただく。おいしいなあ。

食:11時、雑煮、餅。
食:21時、炊き込みご飯、根菜汁、おでん、大根と油揚げの煮物、ほうれん草のおひたし、いかの塩辛、佃煮各種。

 

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■餅と雑煮
ぶっかけ汁飯と同じ気分。
いい餅米でつくった餅はおいしいのだ。
この丸いのは山形庄内の生産者のもの。
ふだんは、四角い秋田大潟村の生産者のものを食べている。
どっちも好き

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| カテゴリ:はる食日記 | おでん | 2005年2月 4日

02月05日土曜日 ベトナムコーヒー (しずみん食日記)

料理友達と渋谷でオフ会。
ベトナム料理屋さんで、久々にベトナムコーヒーを飲んだ。
小穴を空けたアルミ製のカップにぎゅうぎゅうと深煎りのコーヒー粉を詰め、落としぶたをして熱湯を注ぐ。
蒸れたコーヒーが自らフィルターとなって、濃いコーヒーが抽出される。
ここにたっぷりの練乳を入れるのがベトナム風…というか、東南アジア諸国でたいがい「ミルク」と言えば練乳を指す。常温で保つからだろう。
インドネシアでも「スス(乳)」と言えば問答無用で練乳だ。「砂糖もミルクも入れてね」と言うと、とんでもなく甘いのが出てくる。しかし、 汗をかきかき飲む熱い甘コーヒーは慣れるとクセになる。
この日も、ついつい無意識のうちの地層ができるほどたっぷり練乳を入れてしもうた。
おいしいよね、練乳。

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昔はみんな缶入りだった練乳。
 ふちについたの、なめたよねえ。
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| カテゴリ:しずみん食日記 | ベトナムコーヒー | 2005年2月 5日

02月05日土曜日 おでんは続くよどこまでも (はる食日記)

2月5日(土)
晴れ。お休みにする。何もしたくない。幸いにしてわが家にはおでんがある。読書をしながら、過ごす。
昼は、まさしく昨日の続き。夜は、ご飯を炊き、菜焼きを作る。じゃこと白菜と醤油の菜焼き。これと、おでん。おでん、おでん、楽しい。さあ、 汁が残ったので、明日ラーメンでもやろう。

食:11時、炊き込みご飯、おでん、大根と油揚げの煮物、ほうれん草のおひたし。
食:21時半、ごはん、おでん、菜焼き、納豆、佃煮各種。

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| カテゴリ:はる食日記 | おでんは続くよどこまでも | 2005年2月 5日

02月06日日曜日 おでんラーメン (しずみん食日記)

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私が寸胴鍋に作って2日間楽しんだおでんが、なぜだか今日の昼に、ラーメンへと華麗な変身をとげた。
はるはどんなものからもラーメンを作れる。天才だと思う。どうやったのかはよくわからぬ。たぶん。魔法だ。
上に乗っているのはノリ、冷凍しておいたワンタン、ワンタンの中身(豚挽き肉+ねぎ+しょうが)、もやし、ねぎ。
 

| カテゴリ:しずみん食日記 | おでんラーメン | 2005年2月 6日

02月06日日曜日 おでん、ラーメン、カレーってジャンク? (はる食日記)

2月6日(日)
晴れ。本日も休み。読書や一部だけ仕事をする。
昨夜、おでん汁に玉葱、にんにく、ワンタンの具の残り(冷凍)、キャベツの外葉、いりこ、昆布を入れて煮ておく。今日、すりおろしにんにく、 ごま、もやしを胡椒とごま油で炒める。醤油3種類、ラー油、ごま油をあわせて温めたラーメン丼に入れる。そこにおでんだったスープを注ぐ。
冷凍してあったワンタンと、九州棒ラーメンを一緒に茹でてそのスープに入れ、もやしや葱、海苔をトッピングしてラーメンとする。 ラーメンの味になる。
水底が、蓮根と鶏の蒸しものをつくったので、それも一緒に食べる。生姜、レモン、ゆず胡椒をかけて食べる。美味。ラーメンもなかなかの美味。
夜はカレー。鶏肉、玉葱たっぷり、生姜、にんにくたっぷり、人参、じゃが芋、ピーマンのカレー。じゃが芋は、煮くずれしないものを一緒に煮込み、 煮くずれしやすいものは別茹でする。キャベツのコールスローサラダと茹でごぼうのごまぽん酢和えをこしらえる。
カレーはおいしいねえ。
ちなみに、ルーは、ハウスのジャワカレー辛口に、イギリス製のカレー粉やソース、醤油などを加えあわせたもの。詳しくは秘密だが、生姜、 にんにく、玉葱をたっぷり入れるとカレーはおいしくなるのだ。

食:13時半、ご飯、鶏と蓮根の蒸しもの、ラーメン。
食:22時、カレーライス、コールスロー、ごぼうサラダ、佃煮各種、おでんの残り。

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| カテゴリ:はる食日記 | おでん、ラーメン、カレーってジャンク? | 2005年2月 6日

02月07日月曜日 豆腐を揚げてみる (はる食日記)

2月7日(月)
曇り。プールに行く。自宅で仕事。
昼はカレー。
夜、古い豆腐があったので薄く小さく切って揚げる。厚揚げか、油揚げかという感じに仕上がる。なかなかよい。固い木綿豆腐の場合、 こういう遊びができて楽しい。
ついでに、さつま芋、ほったらかしにしてあった鏡餅のかけらも揚げる。餅はかき餅になる。これは塩をふって食べる。
水底がご飯を炊き、きゅうりとミニトマトのサラダをこしらえ、じゃが芋をふかす。
それらはすべてカレーのために!
2日目のカレーはおいしいなあ。

食:14時、カレーライス。
食:22時、カレーライス、豆腐揚げ、さつま芋揚げ、かきもち、きゅうりとトマトのサラダ、じゃが芋。

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■豆腐を揚げてみる
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わが家が常食する豆腐は、週に1度宅配で届く。固い木綿豆腐だ。
扱いは2週に1回しかないので、必ず2丁は頼む。
しかし、残念ながら、豆腐は生鮮品。遅くとも日曜日には食べてしまいたい。
冬なので、まあ、月曜日でも加熱すれば大丈夫だ(だいたいは)
そこで、時々揚げることにしている。
薄く切って高温で揚げたら、けっこう油揚げっぽくなった。
今度はちゃんと油揚げをつくってみたい。

 

| カテゴリ:はる食日記 | 豆腐を揚げてみる | 2005年2月 7日

02月08日火曜日 また、鍋ですが何か? (はる食日記)

2月8日(火)
雨のち曇り。春日経由虎ノ門の事務所。終日仕事で出ている。
朝、ご飯、カレー、さつま芋揚げ、納豆を一緒に盛り、電子レンジで温めて食べて出る。
家中納豆くさくなる。悪い、水底。
夜は、水底が鍋をこしらえる。豚のスペアリブ(骨付き)があったので、それと、大量の干し椎茸、蓮根、大根、白菜、春雨が入る。いつものように、 酢醤油、ポン酢、柚子胡椒でいただく。カレーもまだ残っていてうれしい。

食:10時、納豆カレー。
食:22時、ごはん、鍋(水炊き)、豆腐揚げ、さつま芋揚げ、カレー、椎茸の佃煮(水底作)、ほか佃煮各種。

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| カテゴリ:はる食日記 | また、鍋ですが何か? | 2005年2月 8日

02月09日水曜日 そして、ラーメン。そして鍋。 (はる食日記)

2月9日(水)
曇りのち晴れ。自宅で仕事や所用で外出。プールに行く。サッカーももちろん見る。ワールドカップ予選である。勝ってよかった。
さて、鍋汁がおいしそうだったので、そこに昆布といりこをたっぷり入れ、 数日前に水底がつくった蓮根と鶏の蒸しものの残り汁がにこごり状態になっていたのでそれも入れる。日本酒も入れる。猪の脂があったので、 それとごま油を加熱し、にんにくを熱する。
もやし、冷凍してあったワンタンを先ほどの鍋で煮る。
醤油3種類と塩を混ぜ合わせ、鍋汁を注いでラーメンスープにする。葱を刻み、具をのせ、海苔をのせ、こしょうをふったら、 豚骨風醤油風和風ラーメンとなる。
今回のはなかなかおいしくできた。最近、ラーメンブームである。わが家では。
無化学調味料なのだ。
さて、夜は鍋。今度はたらの水炊きである。
スーパーに行ったら、真だらのいいのがまたあったので買って帰る。
サッカーを見ている間に水底が鍋にする。昆布、たら、里芋、白菜、大根、ブロッコリー、えのき、しめじ、豆腐、自家製豆腐揚げ、春雨。
今年はたらの年だ。

購入:真だら、キムチ、豆腐、きのこ、葱、ミニブロッコリー。

食:13時、ラーメン、ご飯。
食:22時、ごはん、鍋、カレーの最後、佃煮各種。

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■ラーメン
器はいつもと同じ。見た目は似たような感じですが、毎回味は違います。
今回はなかなかよかったです。

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02月10日木曜日 鶏味噌鍋への変貌 (はる食日記)

2月10日(木)
雨。今日からプールは休み。体調維持に動かねば。
自宅で仕事。そろそろ確定申告の準備もしなければならない。
昼、鍋。昨日の鍋の延長戦。春雨、ブロッコリー、鱈がご飯を引き立たせる。
夜、うどん鍋。愛知の豆味噌と、わが家の麦味噌がブレンドされる。うどんは、地粉(国産小麦)を中心にした水底オリジナルブレンドを、 水底が打ったもの。煮込むので極太だ。具は、かぶ、えのき、しめじ、干し椎茸、きくらげ、かぶ菜、葱、鶏肉、里芋、それに昨日の鍋の残りが少々。 豆味噌の香り高い鍋であった。
きくらげは水底が友人にいただいて来たもので、とても柔らかく歯ごたえがよい。高級品だそうだ。感謝。
味噌用の麦麹が届く。さあて、そろそろ味噌の仕込みだ。今年は寒くないので、不安。

宅配:バランゴンバナナ、じゃがいも(とうや)、かぶ、生姜、長葱、白菜、ブロッコリー、 えのき、鶏もも肉、シャモの骨付きぶつ切り、エコシュリンプ、豆腐、油揚げ、こんにゃく、麦麹

食:13時、ご飯、鍋。
食:22時、ご飯、うどん味噌鍋。

 

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02月10日木曜日 味噌煮込みうどん (しずみん食日記)

うどん欲がふつふつと沸き上がってきたので、味噌煮込みうどんをする。
うどんは自家製手打ち。というか、足踏み。
いいかげん賞味期限のやばい(いや、アウト)な地粉があったのでこれを5割ほどブレンドして打ち、太めに切る。
本当は味噌煮込みには塩を入れない「打ち込み」という無塩うどんを打ち、生麺のまま汁で煮込んでゆくのだが、 今日のは塩入のを固めにゆで、しかるのちに短めに煮込む簡易版。
やはり手打ちのうどんはこしがあり、煮込みに向いている。
水炊き派の我が家には珍しく、今日のは味付け鍋だ。
昨日のたらちりの残り汁を漉してベースとし、かつおとこんぶで濃いめに下品にとっただしを加え、三州味噌(赤みそ)、 自家製米糀味噌を酒とみりんでのばしたものを加える。
骨付きの鶏ぶつ切り、えのき、しめじ、干ししいたけ、キクラゲ、大根、ごぼう、里芋、かぶ、かぶ菜などどがちゃがに投入。
キクラゲは先日Fさんにいただいた一級品。柔らかくぷにゃぷrなとしてたいそうおいしい。そして、すごく戻る。 私は乾物を戻しすぎる天才だ。キクラゲだらけ。
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熱々に七味。
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02月11日金曜日 カレー味噌うどんの日 (はる食日記)

2月11日(金・祝日)
晴れのち曇り。寒くなる。水底外出。
昼、昨日の鍋の残りに、キャベツを入れ、カレー粉と生姜を加え、水底手打ちうどんを煮込んでカレー味噌うどんにする。
夜、さらに、いりこだし別途とり、人参、ごぼう、にんにく、葱、油揚げ、かぶ菜を加え、日本酒と醤油も使って味噌カレーだしをつくる。 乾麺のうどんを茹でて、煮込みではなく、かけうどんにする。ついでに餅もふたつ煮て、カレー味噌雑煮にもする。
ついに、カレーとうどんと鍋の融合を果たす。
いきつくところまで行った。
さあ、明日から違った方向性の料理をしよう。
ちなみに、だしをとったいりこは、醤油、ごまをあわせて電子レンジで乾かし、ちょっとしたおかずにする。いつもなら、 ごま油を敷いたフライパンで炒りつけるのだが、コンロがあいていなかったので、手抜き。

食:11時、ごはん、カレー味噌煮込みうどん。
食:21時、ごはん、カレー味噌味かけうどん、キムチ、ごまいりこ。

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| カテゴリ:はる食日記 | カレー味噌うどんの日 | 2005年2月11日

02月12日土曜日 味噌を仕込む (はる食日記)

2月12日(土)
晴れ。本日、お休みにて静かに過ごす。
夜、味噌を仕込む。麦味噌、麹2kg、大豆2kg。麹は有機米。大豆は、共同購入している秋田の無農薬大豆。さて、今年はどうなるか?
明け方、映画を見た後、小腹がすいたので、カップ麺を食べる。ついでに豆餅を焼く。美味。カップ麺は、水底が好きな、私も好きな、 徳島製粉の金ちゃんヌードル。今年はじめてのカップ麺である。少なくとも私にとってははじめて。
昼は、カシューナッツと海老の中華風炒め。カシューナッツ、海老、ブロッコリー、人参、きくらげ、干し椎茸の中華風炒め。 油通ししたりと面倒くさいがおいしい。ご飯を炊き、豆腐、油揚げ、葱の味噌汁とともにいただく。
夜は焼きめし。そのために、昼ご飯を4合炊いておく。焼きめしは、じゃこ、葱、卵に醤油のみ。ぱらぱらに仕上がる。 私が焼きめしを作ったのは今年はじめてではないかしらん。水底も喜ぶ。もりもりご飯を食べる。

食:4時、カップ麺、豆餅。
食:15時、ご飯、カシューナッツと海老の中華風炒め、味噌汁、キムチ。
食:23時、焼きめし、味噌汁、キムチ、佃煮各種。

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■カップ麺と豆餅
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ふだん手作りばかりしており、有機野菜とか、添加物とか気にしているが、時には現代を感じるのだ。 化学調味料の生み出す強力な味は作ろうとしてもなかなかできない。
フリーズドライというのもすごいよね。
お湯を湧かすだけでいい簡便食。時々むしょうに食べたくなります。
その横に、日本の伝統的簡便食「餅」これも、ちょっと火を通すだけで食べられるすぐれものです。


■焼きめしのある風景
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2合強の焼きめし。味付けは薄味で、具も少な目。ほかのおかずの塩気が味を引き立ててくれるぐらいがちょうどいいと思います。 家でたっぷりと焼きめしを食べようと思ったら。コツは、最初にフライパンを温めておくこと。たっぷりの揚げ油でフライパンを熱し、 それを戻してから、焼くための油を新たに入れ、熱したところで一気に調理します。
ご飯は入れた後しばらく動かさないこと。焼き目がつくぐらいじっとがまんします。
フライパンにくっつかないコツです。
電子レンジにかけて、すこし温めておくとより失敗はしないでしょう。

 

| カテゴリ:はる食日記 | 味噌を仕込む | 2005年2月12日

02月12日土曜日 玄米チョコバー (しずみん食日記)

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おやつにこしらえた「玄米フレークのチョコバー」。はるが明日仕事仲間の所に差し入れる。
チョコレートを溶かして生クリームを加え、玄米フレークとナッツ類を入れて固めるだけ。 香り付けにオレンジピールやスパイスも忍ばせている。
こういうジャンクで食べごたえのあるチョコ菓子も、男らしくていい。

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02月12日土曜日 今年のうち味噌 (しずみん食日記)

今年の味噌を仕込む。
今年は麦麹で2キロ。米糀は仕込まない。
「大地を守る会」の宅配で届いた麹を使う。
大豆は2キロ(十割麹)で仕込む。塩は760g。
塩は最後に表面に振る分を取り分け、麹とよく混ぜて発酵を止めておく(塩切り)。
塩切りしておくと、涼しいところで2~3日は平気なのだ。
ゆうべから湯につけて3つの鍋で戻して置いた大豆を、一日かけてじっくりゆでる。
圧力鍋を使うより、普通にたんたんとゆでていく方がどうもうまいような気がするし、大豆はふきこぼれやすく、 皮が蒸気穴に詰まるので圧力鍋より普通の鍋で時間をかけた方が私は気が楽だ。
鍋は3つだがこんろは2口なので、交互にかけたりおろしたりしつつゆでていく。
熱く煮えた鍋にふたをしてしばらく火から下ろして置いても、余熱でけっこう火が通る。これを「釜留め」という。
釜留め法で煮ると大豆の色が茶色っぽくなるのだが、味噌っぽくてよいではないか。
ひとつは保温鍋を使うので火がラクだ。柔らかく、おいしく煮えた。

つぶれた大豆を飯台にあけ、ポテトマッシャーやすりこぎでつぶしてゆく。はるは手の豆の皮を破るほど活躍してくれたので、 作業にはかがいく。
うちの味噌は粒が割と残る方だ。味噌汁にした時に大豆の粒が出てくると、なんとなく得をした気持ちになるから。
つぶれた大豆と塩切り麹をよく合わせる。はるの手の傷に塩がしみる。ひいいぃぃぃ。

混ぜ合わさった味噌の素を丸め、よく空気を抜いて味噌玉を作る。
紀文は手ごねハンバーグ。よく空気を抜くと、味噌玉が小さくなり表面がきれいになる。
これを消毒したカメの底に投げつけ、空気を抜きながら詰めていく。
ちなみに私は消毒時の焼酎臭ですら酔うほどの下戸だ。
詰め終えたら表面を平らにならし、残して置いた塩を均等にふりまき、ふちや壁に付いた味噌をきれいに焼酎でふきとり、ふたをして完成。 あとは熟成させる。

今年の味噌仕事、終了。お疲れさまでした。
菌がよいように働きますように。
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塩切り麹と混ぜま~す。
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もはや味噌っぽい。
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味噌玉。
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よい味噌になあれ。
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| カテゴリ:しずみん食日記 | 今年のうち味噌 | 2005年2月12日

02月13日日曜日 コブラの唐揚げ (しずみん食日記)

…を食べたわけではないのだ。
いや、食べたのだ。夢の中で。

友人たち&世界一かわいいパグとエスニック料理店に繰り出し、コブラの唐揚げや大トカゲのちり鍋などを楽しんだら、 急に腹具合が悪くなり、世界一かわいいパグとともに投宿している宿に田んぼの夜道を駆け戻り、トイレに入る。
そこは20畳敷きほどの大広間で、真ん中にぽつねんと漆塗りの小さな黒便器が。その便器に尻をはめてうなっていると、 がらっとふすまを開けてはるが入ってきた。目があって、お互い「しまった…」という顔になった、というところで目が覚めた。

目が覚めたら腹を下していて、便所に駆け込む。コブラが当たったか。
というわけで、おかゆさんを炊いてもらう。腹が痛いわけでも食欲がないわけでもないので、年明けにもらったおいしい塩鮭、自家製梅干し、 キムチ、豆腐と青菜の煮付けなどをアテにしておかゆをむしゃむしゃとモーレツに食べる。
出るのだから、足さないとねえ。
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| カテゴリ:しずみん食日記 | コブラの唐揚げ | 2005年2月13日

02月13日日曜日 鍋でおかゆを炊く (はる食日記)

2月13日(日)
晴れ。水底、腹を下す。昨日、水底が腹を下した。風邪だろうか、何か悪いものでも食べただろうか。
水底用に土鍋でおかゆを炊く。私にはご飯を炊く。おかゆは7分づきぐらいで、ご飯はいつもの5分づきぐらいである。自宅に精米機があると、 こういうことができて実に愉快。
いただきものの塩鮭を焼く。どこかの伝統野菜で漬け菜に使う菜っぱをだしで煮る。ちりめんじゃこ、醤油、日本酒、みりんで煮て、 豆腐をさっと加えて煮た。この菜っぱ、私の実家で正月にお雑煮に入れる菜っぱと同じ香りがした。最近の小松菜にはない香りである。 アブラナ科の大根や菜っぱ類は、地方ごとにたくさんの地場品種があった。いまは売られているのは青首大根と小松菜ばかりであるが、 こういういろいろな「菜っぱ」や「かぶ」「大根」を食べたいものだ。
夜、菜焼きをつくる。醤油と日本酒、ごま油で小ぶりの白菜を1玉炒め煮にする。えのきをバターと醤油で炒める。秋刀魚の蒲焼き缶詰をあける。 白菜、すべてなくなる。
お願いしていた玄米20kgが届く。あわせて、発芽玄米餅の試作品や餅が大量に届く。こちらはプレゼント。玄米とどっちが重いのだろうか?  感謝。

宅配といただきもの:玄米、発芽玄米餅、餅。

食:13時、ご飯、菜っぱと豆腐の煮びたし、塩鮭、キムチ、佃煮。
食:22時、ご飯、菜焼き、えのきのバター醤油炒め、秋刀魚缶、 キムチ、佃煮、梅干し。

 

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| カテゴリ:はる食日記 | 鍋でおかゆを炊く | 2005年2月13日

02月14日月曜日 CANON IXY40 (はる食日記)

2月14日(月)
晴れ。新橋の事務所へ行く。帰りにデジタルカメラを新調する。今度のは持ち歩き用の小さなCANON IXY40。 もう新製品との切り替え時期なので安く売られている。
朝、豆餅を焼いて食べて出る。水底の腹下しはおさまったようである。よかった。 水底が用意してくれた玄米フレークにオレンジピール入りチョコレートをからめたお菓子を持っていく。バレンタインデーだから。
昼、讃岐うどん屋にてきつねうどんを食べる。
夜はピザ。水底のピザである。生地から水底。チーズのたっぷりかかったピザたち。
パプリカとベーコン、しめじと玉葱、ソーセージとじゃが芋など合計5枚。付け合わせはかぶとじゃが芋とかぶ菜のサラダ。 5枚のピザのうち3枚をふたりで食べ尽くす。最後の2枚は半分だけ食べて翌日に残す。ビールや残っていたご飯も食べる。
さあて、今度は私が腹を下した。そのため、バレンタイン企画、水底手作りチョコレートバナナロールケーキは明日におあずけとなる。
残念!

食:7時半、豆餅。
食:12時、きつねうどん(外食)
食:21時、ピザ5種、サラダ、ごはん、ビール。

 

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| カテゴリ:はる食日記 | CANON IXY40 | 2005年2月14日

02月14日月曜日 バレンタイン・ピザ (しずみん食日記)

バレンタインなので夕飯は腕をふるってピザを焼く。
とは言え、仕込みさえしてしまえば割と手間はないのだ。
どんどんのっけてどんどん焼く。そしてどんどん食べる。以上。どんどん焼きだ。
生地は「パネトーネマザーのお部屋」の生地。これを薄くのばし、オリーブオイルをぬり、 トマトソースをのばし、具とチーズをのっけて300℃のガスオーブンでゴー。
チーズはサムソー、ゴーダをおろし、モッツァレラをちぎってのせる。
このピザ、ねずみ友達にはよくふるまっているのに、はるにはあまり作ったことがなかったので、今日は清々と食べてもらう。
「ピザにはビールだろう」と珍しく缶ビールを開けたはる、いつも食べ慣れないジャンクなものを食べ過ぎたため、下した。あちゃー。
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ピザには冷たいサラダがよく合う。焼けた舌を冷やすのだ。
今日のは「かぶとじゃがいものサラダ」。
縦にうすーくスライスしたかぶを塩もみしてしばらくおき、冷やす。
ピザ用にゆでておいたじゃがいも、さっとゆでて絞り、刻んだかぶの葉をかぶと合わせ、冷蔵庫でよく冷やす。食べる前にマヨネーズ、 レモン汁。す りごまと混ぜる。
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| カテゴリ:しずみん食日記 | バレンタイン・ピザ | 2005年2月14日

02月14日月曜日 キムチ ()

うちで一番お世話になっているのは、駅前のスーパーに置いている「八社会」のもの。
安いがそれなりにうまい。
細切れになっていて、もともとは韓国の軍隊用に開発された早く熟成するものらしい。
おととい開けたビンが、なぜか今日もうなくなる。
ごはん中心のシンプルなメニューの時は、こういう漬け物的なものや佃煮がよくなくなるなあ。
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| | キムチ | 2005年2月14日

02月15日火曜日 あべさんちの親子丼 (しずみん食日記)

友人H宅を訪ねつつ、「キッチンABE」でランチ。
Hから先日来「あべさんちで親子丼をはじめて、これがまたうまい!」と聞かされていたので、早速これを注文する。
今日のサラダはかぼちゃとさつまいも。あべさんちでは、よくかぼちゃやおいも類などの根菜、 皮付きのごぼうなどがメニューに組み込まれている。野菜がていねいに扱われているせいか、「野菜のおだし」 とでもいうべきうまみがたっぷりで、定食の汁物もとてもおいしい。
この日の定食には、きんぴらごぼう、たくあん、枝豆入りの味噌汁、金時豆の煮豆などがついたが、どれも「添え物」 とは言えないほどきちんとおいしい。
しかもサービスで、ひよこ豆といっしょに炊き込んだ玄米ごはんを出してくれたので、「親子丼をおかずに玄米ごはんを食べる」 ようなことになった。さしものめし食い人種の私とて、おなかいっぱい。でも、 デザートのシフォンケーキとスイートポテトタルトもしっかり食べる。一体どこに入っていくのだろうか。人体の不思議。

ちなみにあべさんちの親子丼は「おだしの女王」とでも言うべきひと鉢だ。卵も鶏肉ももちろんおいしいのだけれど、 ひたひたに注がれたおだしが最高にうまい。食うべし。
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シフォンケーキ(生クリーム添え)とスイートポテトタルト。
「ごはんやおかずは野菜中心、玄米や雑穀も好きだけど、スイーツはふわふわ、しっとり、甘いのが好き」とあべさん。
実は私もお菓子系はマクロビオティック的なぼそぼそどっしりは苦手。
お菓子は嗜好品。「ごはんとおかず」でしっかり繊維やビタミン・ミネラルをとり、お菓子は楽しもう!
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| カテゴリ:しずみん食日記 | あべさんちの親子丼 | 2005年2月15日

02月15日火曜日 発芽玄米もち (はる食日記)

2月15日(火)
晴れ。暖かい。自宅にいた。水底は外出。
昼、餅を食う。発芽玄米もちと豆もちを焼く。
発芽玄米もちとは、その名の通り、餅米玄米を発芽させてから餅としてついたものである。 玄米もちであるが発芽させているためつぶつぶを残している。表面がさくっと、中もあっさりという感じになる。米の香りが豊か。 生産者から試作品として送られてきたものだが、たいへんおいしい。
夜、テンペを揚げる。えのき、パプリカ、ほうれん草をにんにくと生姜で炒め、揚げたテンペと絡めて、トマトソース、ケチャップと炒め和える。 ほうれん草、テンペはともかく、のこりは先日の水底ピザの残りである。水底に好評。色もきれい。
味噌汁は、いりこ、里芋、ごぼう、人参、葱、わかめ。
夜、水底がこしらえたバレンタインチョコバナナロールケーキを食べる。

食:13時、発芽玄米もち、豆もち。
食:22時、ご飯、味噌汁、テンペと野菜の中華風トマト味炒め、納豆、キムチ、発芽玄米もち。
食:24時、チョコバナナロールケーキ。

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■テンペと野菜の中華風
テンペとは、インドネシアの無塩発酵大豆。クモノスカビ菌で大豆を無塩発酵したものである。無塩発酵のところが、納豆と似ている。 国産大豆のテンペが最近すこしずつ増えていて、もっと普及すればいい。まだ割高。

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02月15日火曜日 チョコレートバナナロール (しずみん食日記)

はるの不調により、先延ばしになっていたバレンタイン用のロールケーキを食べる。
「何度も試作してようやくたどりついた”ほんとうに作りやすい焼き菓子レシピ」 という本のレシピ。
生地に溶かしたチョコレートがたっぷり入る濃厚なタイプのシートスポンジなので、巻きにくいことこの上ない。ひびが入るが、 無理矢理巻く。
具は生クリーム&バナナ丸ごと1本どっかーん。バナナ好きのはるの好物だ。
クリスマスだろうが、誕生日だろうが、バレンタインだろうが、「お菓子は何がいいかね」と聞くと「バナナロールケーキ!」と言うのだ、 この人は。
せめてもの抵抗として生地をチョコレートのものとする。
味わいはガトーショコラ。なかなかいけます。
 
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02月16日水曜日 京都議定書がようやく発効 (はる食日記)

2月16日(水)
雨のち一時雪、その後曇り。朝、雨が降っていた。朝から神奈川県西部に出張するためにバスを待っていたら、みぞれに変わり、すぐに雪、 電車に乗るころにはかなり降っていたが、西に向かったためか雪は雨に変わった。
早朝、地震があり飛び起きる。茨城県の霞ヶ浦あたりを中心に大きな地震。幸いひどい被害はなかった。長く大きく揺れたため、しばし動揺する。 つい昨日、茨城県中部の人と電話で話をしていて、「先日、そちらで地震があったでしょう。そちらで地震があると、また、 どこかですぐに大きな地震があるって聞いているので心配ですね」なんて話していたら、その茨城中部で揺れが大きかった。 霞ヶ浦のなまずが起き出したのだろうか。
地球温暖化対策の京都議定書がようやく発効した。しかし、最大の二酸化炭素排出国であるアメリカ合衆国は入っていない。NASAによると、 2005年は、温暖化の影響を受けて近年ではもっとも地球レベルで気温の高い年になるだろうと警告している。
農作物への被害も心配だ。地震も心配だ。心配してもしかたがないことは多いが、自分の食べもののことだけは、きちんと考えていきたい。
朝、餅と昨日の味噌汁を食べて外出。
昼、出先で、定食を食べる。ぶりのてりやきと野菜のロールフライなど。外出先のご飯はとても白い。 ふだんわが家で食べているご飯が茶色いのだとよくわかる。
夜は、帰宅して焼きそばを焼く。ピーマン、キャベツ、玉葱と、ソーセージ。これとご飯とキムチ。焼きそばやピーマン、 ソーセージはいつの間にか水底が買っておいたもの。

食:7時半、発芽玄米もち、豆もち、味噌汁。
食:12時、お弁当、味噌汁。
食:21時半、ごはん、焼きそば、キムチ。

 

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02月17日木曜日 麻婆豆腐ふう (はる食日記)

2月17日(木)
晴れ。新橋の事務所経由、議員会館での会議出席。
昼、餅を焼いて食べる。白餅。
夕方、新宿でセミセルフ讃岐うどんを食べる。
夜、水底が玄米ご飯を炊く。かぶと里芋と葱の味噌汁を仕立てる。じゃが芋と干し椎茸の煮物も仕立てる。
水底の希望で麻婆豆腐をつくることにするが、豚の挽肉がない。豆板醤もない。
そこで、鶏もも肉、麦味噌、わが家味噌、醤油、コチュジャン、ラー油、日本酒、みりん、隠し味のスパイスを使って、麻婆豆腐風をこしらえる。葱、 生姜、ピーマン、干し椎茸、きのこが入る。なんとなくそういう味になる。色は味噌色…。水底がおいしいと言ったので、まあよいか。

宅配: ぽんかん、長葱、じゃが芋、人参、大根、ごぼう、蓮根、ほうれん草、青葱、白菜、舞茸、鶏手羽、豆腐、油揚げ、納豆。

食:11時、餅。
食:17時、うどん、かき揚げ(外食)
食:22時、ご飯、麻婆豆腐風鶏と豆腐の味噌炒め煮、じゃが芋と干し椎茸の煮物、味噌汁、キムチ、いかの塩辛。

 

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■セミセルフ讃岐うどん
安いねえ。これで200円ですって。
いやになっちゃうね。
まあ、味も値段の通りですが。
いやになっちゃうね。

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02月17日木曜日 森は生きている・麻婆豆腐編 (しずみん食日記)

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冷凍庫に挽き肉はない。
豆板醤も切らしている。この前切らしたのに、買っておくのを忘れたのだ。
なのに私は「麻婆豆腐が食べたい」と求める。
まるで「森は生きている」で継娘に雪の森で「いちごを摘んでおいで」と命ずる継母のようではないか。 (元はチェコの民話「十二の月」より)

なのに、はるは見事に麻婆豆腐をこしらえたのだった。魔法だ…。
たいそううまかった。ごちそうさま。

 

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02月18日金曜日 いかげそが安い (はる食日記)

2月18日(金)
曇りのち雨から雪へ。健康診断の結果を聞きに病院へ。中性脂肪がやや高かったが、その一方で長期的な血糖値の変化を調べると低い数値が出ており、 体重コントロールだけしておけば、問題ないようだ。コレステロール、肝機能などはまったくの健康。10年前よりもはるかに健康である。精進、 精進。
昼、病院に行く前に、ごはん。昨日の夕食とまったく同じ献立。わが家ではよくあることだ。 毎食違ったものを食べなければいけないなんて誰が決めたのだろう? おいしい季節のものをその時期たっぷりいただく。栄養のバランスは、1日、 あるいは、1週間、2週間でバランスをとればいいのだ、と、思っている。あまり堅苦しく考えないことだ。
その後、車のメンテナンス。オイル、オイルフィルター、エアフィルターなどの交換と、タイヤのローテーション。
スーパーに液体洗濯石けんを買いに行く。純せっけんの液体洗濯石けんは、いつも行くスーパーにはおいていない。 そこでやむなく遠いスーパーに行くのだ。ついでに、いかげそが安かったので購入する。
夕食は、そのいかげそを舞茸とにんにく、生姜、オリーブオイル、バター、醤油で炒め合わせる。 ごぼうと大根と里芋と葱と油揚げの味噌汁を仕立てる。ご飯は本日は3分付き。水底が、夜、突然コンビニでチケット発券の予定があると言いだし、 食事の準備がほぼできたころにコンビニに行く。水底、そこでおでん(大根、はんぺん、糸こんにゃく)を購入してくる。 コンビニのおでんなんて何年ぶりだろう。3年?いや、5年? 自分の食日記で調べてみても、掲載している1998年以降は登場していない。 少なくとも7年ぶり。やはり先日のうどんと同じで、だしの香りが突出し、グルタミン酸ナトリウム(うまみ調味料)の味が下に残る。これは、 市販されているほとんどの加工食品に言えることだが。たまには、こういうものも食べておくと、比較できてよいかも知れない。 あまり食べたくはないけれど。
目刺しを焼く。冷凍してあったのだ。ああ、目刺しがおいしい。

購入:グレープシードオイル、いかげそ、トマト缶、チーズ。

食:13時、ご飯、麻婆豆腐風鶏と豆腐の味噌炒め煮、味噌汁、キムチ、いかの塩辛。
食:23時、ご飯、味噌汁、いかげそ舞茸炒め、納豆、目刺し、キムチ、いかの塩辛、麻婆豆腐風のこり、コンビニおでん。

 

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02月18日金曜日 九州パン (しずみん食日記)

先日はるが九州に出張した折り、産直市場のコーナーで小麦粉を2袋買ってきた。
地物の有機栽培小麦で、強力粉と中力粉。
中力粉は後日うどんでも打つとして、本日は強力粉でパンを焼く。
おそらく小麦の風味がおいしいタイプの粉をにらんで、シンプルで油や糖分などの副材料の少ない(リーンな)パンを焼く。
コッペタイプを2本、パウンド型でミニ食パンを1本。
他のことをしながら仕込んでいたので、ちょっと過発酵気味になってしまい、釜のびが少ない。失敗失敗。まあしかし、 ちょっと目が詰まり気味なぐらいで結構食べられるものだ。
少し焦がしたごはんや柔らかめのごはんなどと同じで、パンというのもよほどのことがない限り食べられないものにはならない。 これが主食のいいところかもしれない。

できあがったパンは決して「ふかふか・さっくり」ではなく、もっちりして食べごたえのある感じ。そして、 なんだか懐かしいような味がする。これが国産小麦ということなのかなあ。もぐもぐ。
食パンをスライスしてふちがカリリとなるぐらいにトーストしたら、うまかろうと思う。

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国産小麦粉…400g
ドライイースト…6g
塩…6g
きび砂糖…10g
無塩バター…10g
ぬるま湯…260g

一次発酵60分
分割・ベンチタイム10分
仕上げ発酵50分
200℃で15分焼成。

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| カテゴリ:しずみん食日記 | 九州パン | 2005年2月18日

02月18日金曜日 久々のコンビニおでん ()

時々、はると「この前○○を食べたのって、いつだっけ?」という話になる。
すき焼きだったり、焼き肉だったり、ハンバーガーだったり。
先日「この前コンビニのおでん食べたの、いつだっけ?」という話になった。
私は記憶の糸をたぐると、なんと13年も前にさかのぼる。
卒論を書いていた時煮詰まって、パジャマの上にコートをはおり、近所の某コンビニに走って大根だけ買い求めてきて、 おんぼろアパートで食べた。
「ああ、やはりおいしくないものだなあ」
と情けなく思ったのを忘れない。
それ以来、今日に至るまで、どうもコンビニおでんというものを食べていなかったようなのだ。
先日ニュース番組の特集で、ローソンのおでん開発記を観た。
だしにこだわり、他店に勝るおでんを作るために奔走する担当者。
食べやすいサイズでなおかつ安く仕上げるために、中国の工場で手結びしている白滝、などなど。
それで、なんとなく気になっていたのだ。最近のコンビニおでんって、どうなんだろう。
「○○のサンドイッチがおいしくなりました」「□□のざるそばが、また新しくなりました」
など、しきりに広告しているが、最新のおでんって、少しはおいしくなったのかしらん。
用事でローソンに行ったついでにおでんを買い求める。大根、白滝、白はんぺん。
静岡で生まれ育った私にとって、「はんぺん」と言えばいわしの皮や骨までたたき込んだ灰色の「黒はんぺん」で、 あの白くてマシュマロのようにぷわぷわした「白はんぺん」はどうも得意でない。しかし、大人になったことであるし、 食べられるようになっているかもしれない。苦手なものには定期的に挑戦しておかねばならぬ。

家に帰って夕食時におでんをいただく。
白滝。なるほどほほう、これが中国の人件費の安い娘さん達が丹誠込めて結んでいる白滝か。味は中までしみている。まずくはない。しかし、 普通の白滝とは歯ごたえが違う。「ちゅるちゅる、ぷりぷり」ではなく、どこかしら「ぷきぷき」している。結びやすく、 ほどけにくいようにこんにゃくの配合も変えてあるのだろうと推測する。
大根。しみている。箸でほぐれるぐらいに煮えている。
はんぺん。口に入れるとしゅわしゅわとほどけて消える。相変わらず、「魚肉練り製品」という感じがしない。やはりお菓子のようだ。

決定的なのは、やはり「だし」だ。まずくは、ない。しかし、「平たい」のだ。
一番似ているものは、「赤いきつね」のだしだ。ちょっと粉っぽいところのあるかつおだし、 そして平たい味。
ああ、なるほどね、と合点がゆく。やっぱり外食産業のキモはグルタミン酸ナトリウムの「うまみ」なのだなあ。
13年前の夜中に食べた某店のおでんより、ローソンのおでんはずっと進化していた。
しかしやっぱり、私にとって毎日食べたい味ではなかった。
「たまに、妙に食べたくなるんだよねえ…」という所もカップめんに似ている。
イベント的なジャンクフードなのだな、これは。

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| | 久々のコンビニおでん | 2005年2月18日

02月18日金曜日 いかバター (しずみん食日記)

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はるとスーパーに行って魚売り場を物色していたら、「いかげそ」と書いたパックが安売りになっていた。
げそとは言え、えんぺらも付いてお買い得。早速カゴに入れる。
「鶏ガラ」というラベルで、手羽先のとがった部分だけを切り落として集めたパックが売られていることもある。 私はこういうめっけもんが大好きだ。

いかは、はるに頼んで「いかバター」にしてもらう。先日ケンタロウ氏のブログに載っていたのを見てから、脳内に「いかバター、いかバター」 とぐるぐる回っていたのだ。
ぷりぷりのゲソ、コリコリのえんぺら。ああ、おいしい。ごはんが進む。
ごちそうさま。

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02月19日土曜日 カレーと給食 (はる食日記)

2月19日(土)
雪交じりの雨。寒い。所用で都心へ。後楽園のあたりまで出向く。
朝、味噌汁ぶっかけご飯を食べて出る。
昼、学校給食の試食をする。えびと鱈のすり身団子入りクリームシチュー、温野菜のサラダ、ハムサンド(食パン)、牛乳である。 牛乳は飲まなかった。寒かったし、もともと乳糖不耐性の気があるのだ。
夜、カレーにする。ごぼう、蓮根、人参、大根、玉葱、じゃが芋、コーン缶、豆腐、生姜、にんにく、鶏手羽元入りで、 コスモの薬膳カレールーといつものカレー粉、醤油、ソース、味噌、ケチャップなどなどで味をととのえる。 蓮根のマヨネーズ和えと茹でほうれん草をサイドディッシュにする。
水底が昨日、九州の小麦粉で焼いたパン、それから、試食の時にもらってきた埼玉県産小麦パン(さきたまロール)もカレーと一緒に食べてみる。 九州の小麦粉の方は、無農薬で土づくりがしっかりしているのか、小麦の香りが強かった。
私の子どもの頃、給食でご飯はなく、パンかソフト麺だった。カレーとパンを一緒に食べるとその頃のことを思い出す。良きにつけ、悪しきにつけ。

いただきもの:さきたまロール

食:9時半、味噌汁ぶっかけご飯。
食:12時半、クリームシチュー、温野菜サラダ、食パンサンドイッチ(試食)
食:22時、カレーライス、蓮根サラダ、ほうれん草、いかげそ舞茸炒め。


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■いまどきの給食
食パンかとおもったら、中にハムやチーズが! サンドイッチになっているとは。恐れ入った。
ルーから手作りのクリームシチューだが、サラダは温野菜。病原性大腸菌O157の発生以降、生野菜を出す学校が減ったという。 きゅうりまで熱を加えるというのだからどうかしている。
パンの横のデザートは、試食用のごま入りクッキー。

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02月20日日曜日 2日目のカレー万歳 (はる食日記)

2月20日(日)
曇りのち雨。自宅で仕事。夜、新宿の終夜営業ビジネスセンターに行き、作業。
昼、カレーを食べる。カレーはなんといっても2日目である。
2日目のカレー万歳! ちょっと水底のパンも添えてみたりして。
夜、うどんを食べる。外食した讃岐うどんである。竹輪の磯辺揚げも添えて食べる。
まあ、普通の讃岐うどんだ。外食するとどうにも化学調味料がいけない。夜で飲み客が増えるからなのか、いつもよりも化学調味料が強い感じだ。 後に残る。
帰宅後、ふたりしてたまらずに発芽玄米餅を焼き、カレーの残りとご飯の残りも食べる。口直しがしたかったのだ。
茨城の生産者からいろいろ送っていただく。うれしい玉手箱だ。
手作りの豆乳、こんにゃくが楽しみ。

いただきもの:豆乳、おから、こんにゃく、納豆、さつま芋、かぶ、大根、葱、ごぼう、水菜、 ほうれん草、小松菜、大菜。

食:14時、カレーライス、パン。
食:23時、うどん、竹輪の磯辺揚げ。
食:25時、カレーライス、発芽玄米餅、海苔、納豆。

 

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■発芽玄米餅、納豆、カレー
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驚くなかれ、このカレーのスパイス、ソースを除くと、すべて国産、すべて産地も特定できるのだ。特に米、発芽玄米餅、野菜は生産者(団体) 名まで遡及でき、なんなら栽培方法まで特定することができる。
仕事の都合もあるのだが、米なんて毎年生産者のところを訪ねている。
だから、いつも、顔を思い浮かべながら感謝することができる。
知らなくてもおいしいが、知っているからおいしいのだ。よけい。
これを「倍うまい」と呼んでいる。

 

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02月20日日曜日 うどん、残念。 (しずみん食日記)

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夜新宿に用事があり、はると出かける。
せっかく下界まで降りたので、久々に「東京麺通団」でうどんを食べて帰ることにする。
「恐るべきさぬきうどん」でさぬきうどんブームを起こした「麺通団」が、「讃岐うどん大使」として新宿に開いた半セルフのうどん店である。
コシのあるうどん、すっきりしたいりこダシ、トッピングにはちくわや半熟ゆで卵、いかげそなどの天ぷら…などなど、讃岐で食べられる 「讃岐うどん」を新宿で、しかも比較的安価に…とあって、できた当初はうれしくなって妹ともどもよく行ったものだ。

冷え込む晩だったので、「あつがけ」(熱いうどんにあついかけダシ)をあつらえ、半熟卵天をのせる。おろししょうがとネギはデフォルト。 共にデフォルトだったすりゴマはレジ前から消えていた。やめたのかな。
とりあえず「小」(1玉)をすすりこみ、おかわりをする。うどんって2~3玉は軽く入ってしまうのだもの。
2玉目は、「しょうゆ」にする。ゆでて冷水できりっと締めたうどんに、しょうゆをかけたもの。いわば「うどんの刺身」だ。
ちょうど玉が切れたところだったので、4~5分ゆであがりを待ち、ゆでたてをもらうことができた。
しかし、これを食べている途中から、気付いてしまった。以前よりおいしくない。
かけダシは甘味が強くなった。これは明らかにグルタミン酸ソーダ(化学調味料)の仕業だ。
しょうゆうどんのしょうゆも、シンプルな醤油ではない。だし醤油だ。かつおぶしのダシではなく、これもグルソー風味。しかも、 甘味も付けてある。
また、うどんも以前ほどのコシがない。カトキチの冷凍うどんを上手にゆでればこの程度には十分、なる。
麺通団では香川から毎日空輸でうどん玉(あとはのばして切るだけになった状態)で取り寄せている、とのことなので、 うどんがおいしくなくなったのはゆで方や、洗い方など「うどんの扱い」の問題だと思う。 うどん屋さんで一番大事な持ち場であるはずの釜のそばで働いている若者たちに、緊張感がない。だらだらと話ながら作業をしている。
こういう単純な食べものって、ちょっとした気のゆるみや惰性がすぐ味に現れてしまうから、こわい。
ダシの味が変わったのは、東京の平均に合わせてしまったからだと思う。本来、香川の「讃岐うどん」はいりこだしに、 すっきり塩味がベースのはずで、塩(醤油)と合わせるから、麺(小麦)の甘味や香りがぎゅっと出てくるもののはず。東京の「かつお・ こんぶダシ&濃い口醤油&みりん」の「そばつゆ文化」のベースに追従してしまうと、こうなるのは仕方ないもかもしれない。
商売でやっていることであるし、讃岐人の経営者が「これでいい」と方針を決めたのであれば仕方ない。 それが東京の大方の客の嗜好に合うのだろう。
しかし、残念ながら我が家にとって、この店は「わざわざ電車に乗ってうどんを食べに行く店」ではなくなってしまった。 こうしてまた外食の楽しみがひとつ減る。
帰り道、上あごや口の中の端々に残るグルソーの残り味にどうしてもがまんがならず、コンビニでアイスクリームを買って食べたり、 夜中に玄米もちを焼いて食べたりする。
食事に失敗すると、こうやって余分なカロリーをとってしまうじゃないか。ちぇっ。

食事って、物理的に胃がふくれて満腹するのではだめだ。気持ちもいっしょに満たされて「満足」するのでないと、 おなかはふくれてもいつまでも満たされない。
気持ちのぎゅっと詰まった「おいしいもの」が、なかなか外では食べにくい時代なのかもわからない。
 

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しょうゆうどんとイイダコの天ぷら。
天ぷらはおいしいんだけどなあ…

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02月21日月曜日 通常は5分づきぐらい (はる食日記)

2月21日(月)
晴れのち曇り。寒かったよなあ。たぶん。郵便局に行ったほかは、ずっと自宅で仕事をしていた。パソコンの前に座っていた。 果てしない作業にちょっとうんざり。今月は忙しい。
ということで、水底にも手伝ってもらっているのだが、ご飯も水底にまかせっぱなし。
おそいお昼、玉葱入りのポテトサラダ、かつおぶしに、大根、葱、ごぼうの味噌汁、さばの味付け缶詰が登場する。ご飯も。わが家には電気炊飯器も、 ガス炊飯器もない。ただ、炊飯専用土鍋があるだけである。米関係で電気なのは、精米機だ。毎日玄米を精米していただく。通常は5分づきぐらい。 茶色いのはそのせいである。お通じがいいのもそのせいである。
夜も水底。鍋である。水炊きである。今回は、鶏手羽元、鶏手羽先、干し椎茸、きくらげ、大根、人参、白菜、葱、人参、春雨の鍋。ぽん酢に醤油、 酢、柚子胡椒をブレンドしていただく。水底はさらにお手製ごまだれを使う。わが家の鍋は、ふたりともまったく別の味わいで「おいしい」 と言っているのだ。同じぽん酢でも、醤油、酢、柚子胡椒などのバランスで、味が微妙に変わる。これに鍋汁が加わり、 その回ごとのおいしさが発生するのだ。

食:15時、ご飯、カレー、味噌汁、ポテトサラダ、鯖缶詰、キムチ、いかの塩辛。
食:23時、ご飯、鍋、キムチ、カレー、ポテトサラダ、いかの塩辛。

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| カテゴリ:はる食日記 | 通常は5分づきぐらい | 2005年2月21日

02月21日月曜日 韓国春雨 (しずみん食日記)

うちで愛用している春雨のひとつに、「韓国春雨」(タンミョン)がある。
緑豆を使った中華の春雨と違い、これはさつまいもでんぷんから作られており、バリッと堅く太く、灰色をしていて多少アクもある。
このごっつい春雨、韓国料理の「チャプチェ」には欠かせないのだ。冷めてもコシがあり、 味をぎゅっと染みこませたものは最高のごはんのおかずになる。
最近は鍋ものに入れる春雨はもっぱらこれだ。水炊きのおだしをたっぷり含んだのをごまだれやぽん酢で食べる。うまいうまい。
関西でyく鍋に使う「マロニー」(くず切り)の代わり、といったところか。
麻婆春雨にもいけます。

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02月22日火曜日 けんちんうどん (はる食日記)

2月22日(火)
晴れた。暖かいのだろうか? 一歩も外に出ず、仕事。忙しいのだから、日記をやめておけばいいのだが、 こういうのは習慣だからやめるわけにはいかない。昨年までは、テキストファイルで日記を書き、写真を保存して、年に1回、 まとめてHTMLファイルに変え、公開していたのだが、ブログにすることで、できるだけ時間を空けずに書くようになった。それはいいことである。 ただし、逆に書けないことも出てきた。時間をおけば問題ないことでも、すぐに公開することで書くと差し障りがある内容もある。このあたりが、 即時性の痛し痒しである。
さて、ごはん。
昼はおそく。昨日の鍋が変身する。水菜、白菜、油揚げ、車麩、里芋が新たに参戦。わが家の鍋のいいところは、こうしてそれぞれが作る際、 好き勝手に構成するところである。車麩は水底の趣味。なかなかだしをすっておいしいのだ。
夜は、けんちんうどん。水底が夕方、足踏み運動や全身運動をして小麦粉をうどんに変身させたのだ。それを、昼までの鍋汁に、こんにゃく、小松菜、 ごぼう、蓮根、醤油、みりんなどを加えた鍋変身けんちん汁で煮ていただくのだ。こしのあるしっかりしたうどんがおいしい。 ソーセージが賞味期限を越えて冷蔵庫で叫び声を上げていたので、焼いて食べる。ご飯も残っていたので食べる。ちょっとだけ、 ソーセージを水底のパンにはさんで食べる。米と小麦粉の多彩な食卓。

食:15時、ご飯、鍋、味噌汁の残り、キムチ、いかの塩辛。
食:23時、けんちんうどん、ご飯、ソーセージ、キムチ、パン。

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■鍋の変身
車麩が入っているものの、やはり水炊きである。味はついていない。そして、 これをぽん酢、醤油、酢、柚子胡椒で食べるのだ。里芋も。なかなかにおいしいのだよ。

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02月22日火曜日 手打ちうどんふみふみ (しずみん食日記)

踏むので、正式には「足踏みうどん」のような気もするが、本来できあがったうどん生地を麺棒でのばすときに、「たんたん」 と音がするので「手打ち」というのだ、とする説があるから、よいのだ。
午後、九州産中力粉と古い国産地粉をブレンドしてうどんを打つ。
寝かし時間は3時間ほど。寝かせれば寝かせるほど麺はしなやかになるらしい。
しかし今回はいつのだかわからぬ古い粉を使ったので、ちょっと伸展性に欠ける仕上がりとなった。粉もある程度の鮮度が重要だ。

しかも、あとではるに「何かカビくさくいと思ったら、古い粉だったのか…」と言われた。
私、全然気付かない。丈夫。

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02月23日水曜日 牡蠣フライとおからカレーコロッケで30分揚げる (はる食日記)

2月23日(水)
晴れ。春一番。気温20度近く。日本海東北では大雪。首都圏では風速20メートル強の暴風。西日本では初の黄砂。花粉もたくさん舞ったとか。
自宅で仕事。水底は一時外出。
昼は、餅と昨日の汁。餅は、発芽玄米餅と白餅。昨日の汁に入れて雑煮にしたり、海苔と醤油とマヨネーズで食べたり。餅がおいしい。
水底、外出先より生牡蠣を買って帰る。
そこで、水底の希望も入れて、牡蠣フライをこしらえることにした。
実は、生おからがあったので、おからコロッケを作ろうと思っていたのだ。どっちもフライだ。えいやでやってしまうことにした。
コロッケは、じゃが芋1つを茹でてつぶす。玉葱、人参をみじん切りにして炒め、カレー粉と塩・胡椒を入れる。生おから、マヨネーズと、 これらを混ぜ合わせ、練り合わせた。小麦粉をはたき、溶き卵をつけ、細かいパン粉をまぶす。
牡蠣フライの方は、おなじく、小麦粉をはたき、溶き卵をつけ、細かいパン粉をまぶす。少し冷やしておいた方が揚げやすいと水底が言うので、 ちょっとだけ冷蔵庫へ。
ご飯を炊き、ほうれん草を茹で、残っていた汁に、残った牡蠣と水菜、わかめ、味噌を加えて味噌汁に変身。準備万端にしておいて、揚げに入る。
まずは、コロッケ。13個。
つぎに、牡蠣フライ。コロッケよりは高温で短時間。26個。
揚げ時間30分。
久しぶりに思いっきり揚げものを揚げた。
そして、牡蠣フライを思いっきり食べた。ひとり10個以上。一度にこんなに牡蠣フライを食べたのははじめてだ。
牡蠣フライは、醤油、レモン、とんかつソース、ウスターソースで食べる。
そうそう、食べ終わるころに地震があった。私は食べるのを止めたが、水底は、残りの牡蠣フライを猛然と食べ始める。 「これが最後の牡蠣フライになるかも知れない!」。
その食欲に感服である。

食:12時、餅、汁。
食:21時半、ご飯、味噌汁、ほうれん草、牡蠣フライ、おからカレーコロッケ。

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■牡蠣フライ
大きいのも小さいのも入っている。
生牡蠣は、生食用と加熱用がある。生食用はきれいな水で洗ってあるのだが、その分だけ、牡蠣独特の海くさい香りがなくなっている。 加熱用は香りが高いので、我が家ではもっぱら加熱用を購入。フライには大きいのから使い、あまりに小さいのは汁用にした。 数が多かったせいもあるが。

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 ■おからカレーコロッケ
生おからをいただいたので、早く使わねばと頭をひねる。
コロッケを思い立つ。
思い立つと、もういてもたってもいられない。
わはは。

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02月23日水曜日 いまわの際に (しずみん食日記)

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カキフライを食べ残したら絶対に後悔する。
そして化けて出る。
あさましい心残りはなるたけない方がよいに決まっている。
私はいつでも食べものに本気だ。

ああ、うまかったなあ、カキフライ…

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02月24日木曜日 お茶漬け (しずみん食日記)

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はるが外出する日に、遅めにごそごそ起き出して朝昼食。
残りごはんでお茶漬け。
漬け物や佃煮で張り切ってお茶漬けをする日もあれば、永谷園でぼんやり食べる日もある。
冷やご飯に熱いお茶をかけてほとびさせたものには、「ぬるい幸せ」がある。
熱々のうどんも、きりりと冷やしたそうめんもうまいが、ぬるーいお茶漬けってのもまた、なんとも言えないぬういうまさがあることよ。
同類項に、「冷たいそうめんを熱い汁で食べる」というぬるさもある。

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02月24日木曜日 八方菜コロッケが雪に舞う (はる食日記)

2月24日(木)
晴れのち曇りのち雨のち雪。新橋の事務所に出る。銀行や郵便局にも行く。
昼は、水底パンのトーストとチーズを食べる。
夜は、思いつきで八宝菜コロッケ。八宝菜あんをコロッケにかけて食べたらおいしいのではないかと思う。 豚なんこつと鶏手羽先のスープと干し椎茸の戻し汁を用意しつつ、準備。具は、白菜、長葱、大菜、竹輪、油揚げ、干し椎茸、きくらげ。味付けは、 にんにく、生姜、塩、胡椒、日本酒、薄口醤油、濃口醤油。これをコロッケに。コロッケに。
おいしかった。
しかし、お腹一杯になったのに、なぜだかすぐにお腹がすく。なぜか?おからだからだ。
水底が冷凍生うどんをゆで、葱を刻み、生姜をする。納豆醤油うどんにして食べる。
ふふふ。
夕方から雨だったが、いつの間にか静かになっていた。ネットでニュースを見ていたら、雪の注意報が! 窓を開けると外は積雪。深夜、 ふたたび雨に戻る。

購入:パン粉、コンビーフ、竹輪。

宅配:豆腐、油揚、えのき、卵、鶏もも肉、豚なんこつ、豚挽肉、バナナ、メークイン、里芋、 かぶ、生姜、長葱、キャベツ、みぶ菜、菜花、富士酢、ぽん酢醤油、花かつお、焼き海苔

食:12時、パン、チーズ。
食:21時、ご飯、八宝菜、おからカレーコロッケ。

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02月25日金曜日 深夜の納豆うどん (しずみん食日記)

深夜に食べる麺類は、どうしてこうもうまいのだ。
小腹がすいたので冷凍うどんをゆで、納豆で食べる。
こってりラーメンを食べるより罪は軽い。赦せ。
 
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食べる時はめちゃめちゃにかき混ぜること。
 
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02月25日金曜日 手打ちうどんと手作り肉団子 (はる食日記)

2月25日(金)
雪は止み、少しゆるむ。なにやら忙しい日々が続いた。それも明日で一段落。もうひといきだ。明け方寝て、夕方起き出す。
冷凍してあった水底の生うどんを茹で、いりこ、醤油、塩、日本酒でだしをとってかけうどんにする。薬味は竹輪と葱、七味と柚子胡椒。 それだけでは足りないので、発芽玄米餅や白餅を焼く。おからカレーコロッケの残りも。
夜は、水底が豚挽肉の団子いりクリームシチューをしたてる。玉葱、じゃが芋、人参がたっぷり入る。 大根と水菜のオリーブオイルにんにくじゃこ入りサラダもあり、ご飯を食べる。
寒い日のごはんであった。

食:16時、うどん、餅、おからカレーコロッケ。
食:23時、ごはん、肉団子シチュー、サラダ、キムチ、いかの塩辛。

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■豚肉団子入りシチュー
豚肉団子には、つなぎがたっぷり入っていて、肉は半分ぐらいなのだ。これくらいがちょうどいいのだ。

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02月25日金曜日 おだんごのシチュー (しずみん食日記)

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坂田靖子の漫画にたまに出てくる「おだんごのシチュー」。
シチューのベースがクリームなのかトマトなのかデミグラスなのか、「おだんご」が何なのかなどの詳しい記述はないが、私の中では 「肉だんご+クリームシチュー」なので、自分でこしらえる時にはそうしている。もしかしたら「ダンプリング=小麦粉のだんご」 (すいとんみたいなやつ)なのかもしれないけどね。

この日のは豚挽き肉100g、玉ねぎ中1個、パン粉、卵、塩、こしょう、ナツメグ。
挽き肉:他の具材が1:1強。このぐらいの方が柔らかくてうまい。
よく練って、フライパンで焼き付けてから煮る。

サラダは、スライスして塩をふりしんなりさせて絞ったカブ、水菜のザク切りにオリーブオイル、レモン汁、塩、こしょうを振ったもの。

 

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02月26日土曜日 ホットドッグとコーヒーで始まり、手作りラーメンで終わる1日 (はる食日記)

2月26日(土)
晴れ。たいへん寒い。仕事で早朝より九段下に行く。
朝が早かったのと、早朝、別の仕事でばたばたしてしまい、朝ごはんを九段下のコーヒーショップでとる。コーヒーとホットドッグ。 めずらしい光景だ。
昼は、仕事先でお弁当が出る。打ち合せしながらの食事なので、ろくに味を楽しむこともできない。
外食弁当にしては、意外ときちんとしてあり、8等分の割った弁当箱に3つがごはん。 うちひとつは酢飯だがふたつは上にふりかけがあるものの味は白いご飯だった。野菜も里芋、人参、ブロッコリーなどが入っており、少し落ち着く。 漬物は食べるに値しなかったが…。
その後、夕方から会食。私は駐車場に車を止めていたのでウーロン茶のみとする。春巻きや中華サラダ、刺身などを軽くつまむ。 酒が入ると煙草を吸う人が多いので閉口する。
帰宅後、ラーメンを食べる。数日前より豚のなんこつと鶏の手羽先を生姜、葱とともにことこと火を入れては育ててきた。そのスープに、塩、 醤油を入れ、にんにくと葱を肉の浮いた油、ごま油で炒め、上に豚のなんこつと、茹でた菜花をのせてラーメンに仕立てる。 あっさりだがこくのあるラーメンに仕上がる。水底喜ぶ。私も喜ぶ。

食:8時、ホットドッグ、コーヒー(外食)。
食:12時、お弁当(外食)
食:16時、刺身や中華風料理、寿司の巻物など、ウーロン茶(外食)
食:22時、ごはん、ラーメン、肉団子クリームシチュー、八宝菜の残り、菜花。

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■弁当
打ち合せをしながら弁当を食べるのは好きではない。
食べるときは、食べることに集中し、それから打ち合せをしようよ。
落ち着いて。

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■ラーメン
麺はインスタントの九州棒ラーメン。
しかし、今回は手作りインスタントではない。時間をかけたのだ。
しっかりと、スープを取った。おいしいぞう。

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02月27日日曜日 コンビーフホットサンド (はる食日記)

2月27日(日)
晴れ。昨日までの忙しい多方面の仕事が一段落してぐったりと疲れる。
昼、水底が数日前に焼いた食パンを利用し、水底の希望にこたえて、コンビーフホットサンドをこしらえる。スライスした玉葱とコンビーフ、 チーズ食パンにはさんでホットサンド用の器具にはさみ、ガスレンジで熱するだけ。ついでに、ほうれん草を茹で、豆腐を温めてつぶし、 ぽん酢のサラダにする。
夜は水底に、「胃腸が疲れている」と訴え、小松菜と豆腐のかつおだし葛あん小鍋。
これと、大根、じゃが芋、ごぼうにコンビーフの残りのサラダ。ご飯はしっかり食べる。
水底が、知り合いとなった自然食レストランでかつお節の手作りふりかけをもらってきた。それも食べる。

食:15時、コンビーフホットサンド、ほうれん草と豆腐のサラダ。
食:22時半、ご飯、豆腐のくずあん小鍋、サラダ、かつおのふりかけ、キムチ、いかの塩辛。

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■葛 あんどうふ
かつおだしがしっかり効いて葛あんが身体を温めるすばらしい料理。
かつおだしは水底、いりこだしは私の管轄である。

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02月27日日曜日 豆腐のくずあん小鍋 (しずみん食日記)

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濃いめのかつおだし(with昆布)をとる。
濃い口醤油、酒、みりんで味をととのえる。吸い口よりちょい甘め&醤油濃いめ。
これを小鍋に入れ、木綿豆腐を適当に切って入れる。
火に掛け、豆腐があたたまってきたら水溶きした本葛粉でとろみをひく。
かぶ菜を入れてさっと火が通ったらできあがり。

本葛は体をあたため、胃腸の壁にはりついて消化吸収を助ける。
腹をこわした時や風邪気味の時によい食べもの。
上記の小鍋、豆腐を崩し、ごはんを入れ、さっと煮てしょうがの絞り汁を落とし込んでもよい。

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02月28日月曜日 うちでなんでも食べられるのではないかという恐怖 (しずみん食日記)

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先日来、はるが鶏の手羽先と豚軟骨を寸胴鍋で煮込んでいた。
もう髄までしっかりエキスが出て、白湯スープになっている。
こまめに火を入れて大事にしていたこのスープが、ついに完成形のラーメンになった。
いつもは鍋の残り汁やローストチキンのガラでとったスープ、はてはおでんの残り汁などと、いりこやアゴだしを合わせて作られていた 「うちラーメン」だが、今回はラーメンのために仕込まれた、純粋スープなのだ。
最初の頃の澄んだスープも味見していたが、最終形はしっかりこってり、でもグルソーは入っていないので、優しく、全部飲めるスープ。
私は自分で仕込んで置いた黄身とろ味卵をのせる。
ゆるくゆでたゆで卵の殻をそっとむき、めんつゆを少し薄めた汁に漬け込んでおいたものだ。
ああ、うまい…よそでは食べられない、ちゃんとしたラーメン。
九州風なのだろうか?いや、はる特製なのだ。

こうして、外食の楽しみがどんどん失われていく。
うちで食べる方がうまいからだ。
自家製の功罪。

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02月28日月曜日 現在のところ、私がつくった最高のラーメン (はる食日記)

2月28日(月)
晴れ。晴れても寒い。さて、先週の木曜日からずっと仕込んでいたスープがいよいよ完成する。鶏の手羽先、豚のなんこつを、 生姜と葱だけでことこと煮込んでいたのだが、2日前からは身をぼろぼろにほぐし、かきまぜ、冷やしては脂を取り去り、昨日からは骨を取り、 さらに身をほぐしていた。昨夜、昆布を多めに入れて一煮立ちさせ、今日、昆布と肉片を取り除き、 そこに塩を入れて鶏と豚のこってり系スープの完成。肉片は、にんにくと一緒に炒め、醤油味を付ける。 葱とにんにくをたっぷりのごま油ととりだした肉脂で炒め、塩味をつけておく。水菜を茹でておく。水底は前日、自分用に煮卵をつくっていた。 丼を温めておき、九州棒ラーメンを茹で、すべてを合わせて完成。こってりに見えてあっさりな、無化学調味料なのにおいしいラーメンの完成である。 肉片の炒めたものをとっぴんぐしたり、海苔をのせて食べるとまた美味。ああ、手間と金をおしまなければ、ここまでのものは家庭でできるのだ。 おいしかった。
夕方、餅を焼く。水底がどこかからか少し固くなった豆大福を取り出したので、それも焼いて食べる。
夜、ご飯を炊く。いりこだしの味噌汁をしたてる。具は葱と油揚げとかぶ。さつま芋を茹でて炒め、マヨネーズと醤油で味付けする。 残りご飯を玉葱で炒め、ケチャップ味に。ひとつ残っていた卵をオムレツ風にして、オムライス風。納豆をよくかきまぜて、葱を加える。水底が、 買ってきたまぐろのぶつ切りとアボガドを和えたまぐろアボガドをこしらえる。

購入(水底):国産キウイ、アボガド、まぐろのぶつ切り

食:12時、ラーメン、ご飯、鶏と豚なんこつのにんにく炒め、サラダ。
食:19時、餅、発芽玄米餅、豆大福。
食:23時、ご飯、味噌汁、納豆、さつま芋のおかず、オムライス風、鶏と豚のにんにく炒め、まぐろアボガド、さらだ、かつおふりかけ、 いかの塩辛。


 

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02月28日月曜日 まぐろとアボカド、そしてキムチ。 (しずみん食日記)

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賛否あるのかもしれぬが、まぐろとアボカドは似ている。
相性もよい。
しっかり熟して指で皮がむけるぐらいのアボカドを使うのがいい。
3枚におろして2cmぐらいのざくに切り、まぐろのブツ切りと混ぜ合わせる。
少しアボカドが崩れるぐらいに徹底的に混ぜて良い。
醤油・ごま油をたらす。
今日はキムチを少量&キムチの残り汁も入れた。
煎りゴマを振り、できあがり。
ごはんによく合う。小丼にしてもよい。

アボカドについては、下記のサイトが詳しい。

■アボカド好き!

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Copyright 丸目はる & 水底沈 E-mail:monita@inawara.com
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