2000年6月4週
今週は水底特集。水底パン。冷めてもおいしい。

6月22日(木)
晴れのち雨。新橋の事務所でうち合わせ。コーヒーをたくさん飲むが、タバコなところではないので、安心である。ところで、タバコといえばマイルドセブン、セブンスターの偽物さわぎが起きている。今を去ること10年ほど前のことであるが、パキスタンの北部を旅行中に明らかに偽物のマイルドセブンを見たことがある。どこから来ていたかは不明であるが、よくできていても偽物であった。日本人バックパッカーたちで、どこが作っているか盛り上がったものだ。
沖縄料理屋に行き、トンカツを食べる。昼は揚げ物と沖縄風おでんの定食をやっているからだ。おでんもおいしいがトンカツもおいしい。ご飯は盛りがいい。味噌汁はアオサが入っていておいしい。漬け物は自家製でおいしい。久しぶりにきちんと肉のかたまりを食べる。身体にエネルギーが満ちてくる。あとで重くなるが。
帰宅後、水底がインスタントラーメンをつくる。キャベツと豚バラ肉とキムチを炒めたものを乗せて食べる。夜中、水底がそうめんを作ったのでいただく。薬味はショウガとゴマと大葉。

宅配:ニンジン、レタス、セロリ、キュウリ、トマト、トウモロコシ、そら豆、アスパラ、小松菜、スモモ、豚バラブロック、油揚げ、豆腐、納豆、男爵いも、メークイン、卵。

食:13時、豚カツ定食(外食、私のみ)
食:21時、ブタキャベキムチ入りインスタントラーメン。
食:翌3時、そうめん。


6月23日(金)
雨。肌寒い1日。梅を漬ける。4kgを購入し、2kgが梅シロップや煮梅になるので残り1kg。追熟させていたら、少々痛んでしまい、わずか1.5kgを漬ける。来週追加で1kg来ることになっているので、それを足すことにする。昨日も今日も夜になってから一仕事を終え、あわてて郵便局まで車を走らせ、速達を出す。追いつめられているわけではないが、忙しいのは確かである。あと1週間で7月が来る。8月になればゆっくりできるだろうか。最近映画を見ていない。見たかった映画も見そびれている。SF映画がいっぱいあった。「マトリックス」も、「WWW」も見ていない。来週1本ぐらいは映画を見よう。そのかわりテレビはよく見ている。ラジオも聞いている。とりわけ選挙関係の政見放送やニュースはずいぶん見ている。もっとみんな怒ればいいのに。森総理の発言にしても、経済政策にしても、財政問題にしても、もっと怒ればいいのに。赤字財政の解消が将来インフレ調整で行われることだってあるのに、そのときに困るのは私たちなのに。水底とふたりで、とにかく選挙に行かなければ話にならないと話をする。水底は選挙が好きだ。選挙の投票用紙が好きだったり、選挙期間中、候補者に対して誰を選ぶかという高飛車な気持ちになれるのもいいらしい。どんな理由でも構わない、権利としての選挙権は活かして欲しい。そして、もっと怒ろう。
ご飯の時に怒っていると、ご飯がおいしくなくなるし、消化にも悪いので、ご飯の時には楽しく食べる。昼、大麦入りご飯を炊く。煮干し、豚バラ肉、ニンジン、ゴボウ、小松菜、油揚げで豚汁風の味噌汁をつくる。ジャガイモを茹でてシンプルなポテトサラダを大量につくる。トウモロコシを茹でる。オムレツをつくる。アスパラガスを炒め、マヨネーズをかける。ご飯を食べる。
水底が懸賞でそうめんを当てる。一箱ある。うれしい。それが届いたので食べてみる。
夜は、水底がつくる。レンズ豆を水で戻し、ニンニク、ニンジン、そら豆、セロリ、シュレッドチーズのような形のパスタ、ジャガイモ、それにスパイス類が入った豆スープをこしらえる。冷やご飯にかけて食べたらおいしかったので、一鍋を一気にふたりで食べてしまう。身体も暖まる。豚バラ肉を焼いて醤油で食べる。

届きもの:そうめん。

食:14時、ご飯、豚汁、オムレツ、ポテトサラダ、アスパラ炒め、トウモロコシ。
食:17時、そうめん。
食:22時、豆スープかけご飯、豚バラ焼肉、ポテトサラダ。


6月24日(土)
雨。肌寒い1日。昨夜も遅くまで働いていたので、ずっと眠る。午後まで寝ている。昨日もそうだが、午前中に宅配や郵便屋さんが来る。たいていは仕事がらみの書類なので、文句は言えない。電話も来る。友人だったりもするが、たいていは仕事がらみなので、文句は言えない。しかし、午前中の電話で飛び起きることが続くと心臓に悪い。
午後、ようやく起き出して、うどんを作ることにする。四国で買ってきた常温保存のうどんである。もらいもののだし醤油とめんつゆに煮干しを入れて四国風のつゆをつくる。油揚げを甘辛く煮る。つゆに卵、小松菜を入れる。麺を茹で、つゆを張り、油揚げ、うどんようすき昆布、ネギを散らしてふたりで食べる。体が暖まる。その後水底は外出。友人らと食事会である。私は仕事。途中、2回に分けて餅を食べる。豆餅を3切れずつ。私はどうやら餅が好きらしい。最初は醤油のみ、次はマヨネーズ醤油。二回目にはトマトをひとつ丸かじりする。ひとりの時の食事はこういうものだ。チャーハンが食べたいような気もする。その気持ちは次第に盛り上がり、深夜、ご飯を炊き、チャーハンをつくることにした。ニンジン、タマネギ、豚肉、卵を使う。塩と黒コショウだけで味付け。おいしい。

食:14時、うどん。
食:16時、餅(私のみ)
食:19時、餅、トマト(私のみ)
食:24時、ご飯、ポテトサラダ、チャーハン。


6月25日(日)
雨のち曇り。衆議院議員選挙投票日。全国的に悪天候。九州では大雨になる。各地で投票用紙などの配布ミスが起こる。投票行動をすすめたS氏ははじめての国政選挙に行き、その後わが家へ。S氏と仕事の打ち合わせをしてからご飯を食べる。
水底がご飯をつくる。いつものように大麦入りご飯を炊く。イカのゴマ醤油だれ、イワシを揚げ、タマネギ、自家栽培サンチュを添え甘酢をかけたもの、豆腐とナスの揚げだし、イワシとイカを叩いてネギや調味料を入れ、最後に卵の黄身を乗せたユッケ風のもの、鶏と豚の挽肉でつくる韓国風水餃子のピョンス、小松菜のおひたし、マカロニとポテトと卵のサラダをつくる。たんと食べる。その後選挙速報を深夜まで見る。お腹がすいたので水底がそうめんを茹でる。

購入:ネギ、タマネギ、ピーマン、モヤシ、イワシ、イカ、豚挽肉、鶏挽肉、餃子の皮、焼きそば麺、冷凍うどん、めんつゆ、ヨーグルト、ポップコーン用コーン。

食:15時、ご飯、イカのゴマ醤油だれ、イワシの揚げたの、豆腐とナスの揚げだし、ピョンス、いわしのユッケ、マカロニポテト卵サラダ、ピョンス、小松菜のおひたし。
食:24時、そうめん、ご飯、イワシの揚げたの、豆腐とナスの揚げだし、マカロニポテト卵サラダ、小松菜のおひたし。


6月26日(月)
雨ときどき曇り。夕方からラジオが騒がしくなる。三宅島の噴火予告が出たからである。午後11時過ぎからこのあたりも三宅島へ飛ぶヘリコプターでうるさくなる。自衛隊か。昼間は時々、米軍機でうるさい。夜中に飛ぶのは非常時だけである。昼に置き、銀行に行く。時間がなくご飯を食べていなかったので、銀行関係を回った後、水底と落ち合ってコーヒーショップでジャーマンドックを食べる。
帰宅後、焼きそばをつくる。モヤシ、ピーマン、ニンジン、豚肉、イカを炒め、焼きそば麺を炒める。残りご飯などとともに食べる。
夜、水底がマクルーバを作る。トルコの料理で、ナス、ピーマン、タマネギ、鶏肉などが入ったスパイスたっぷりの炊き込みご飯、ピラフである。さらに、そら豆、トマト、タマネギなどのトマトシチューをつくる。これをかけるもよし。イワシのユッケが残っていたのでそれはオムレツになる。お腹がいっぱいになる。

食:15時、ジャーマンドック(外食)
食:17時、焼きそば、ご飯、マカロニポテトサラダ、ナスの揚げだし。
食:23時、マクルーバ、トマトシチュー、イワシオムレツ。


6月27日(火)
曇りのち雨。映画を見に行く。『ミッション・トゥ・マーズ』火星大作戦というところか。『2001年宇宙の旅』のリメイクというような内容である。宇宙空間や火星のシーンがとても真実味を帯びていておもしろかった。2020年の有人火星探査計画を柱としたSF映画であり、NASAが協力しているとあって、今の科学力でも十分に可能なことを行っている。アメリカでは大ヒットしたらしいが、日本ではそれほどでもなかったらしい。ロードショウ最後であり、私たちが行った映画館も我々のほか客はふたりいただけである。終わったときうしろを見たら我々しかいなかった。日本では科学雑誌も売れない。コンピュータの技術誌はよく売れる。基礎的な科学のおもしろさを楽しめないのだろうか。同日の日経新聞はヒトゲノムの解読完了を大きく一面で伝えている。いやおうなく、今も昔も科学と技術により人間の生活は変わる。その動きはますます早く、その内容はますますわかりにくくなる。携帯電話を使っていても、その基礎科学や基礎技術を知っている訳ではない。であれば、携帯電話は科学技術のたまものであっても、使う側にとっては「魔法・魔術」と変わらないであろう。今後、バイオ技術、すなわち生物学の知識を利用した技術は、急速に進む。遺伝子組み換え、クローン、代替臓器…。その商品・サービスは、まさに魔法・魔術としか見えない。我々は、かつて想像の世界であったものを現実におびきよせてしまった。つまりは、それほど人間の精神の幅は広くないのだ。かつては、魔法や魔術と言っていたものを、今度は科学や技術と呼びかえただけである。ただ、今度の科学や技術は魔法や魔術と違って目に見え、手に触れ、再現可能なだけだ。かつて、精神は魔法や魔術という概念を生み出し、想像の世界で錬金術を行い、空を飛び、遠くのものと連絡をとり、あるものに病気をもたらし、あるものの病気を治し、生き物を変質させ、人を若返らせ、火や水を放ち、火や水から人を守ってきた。そして、魔法や魔術は「便利だけど危険」という節度を持つにいたった。今、私たちの節度はどこにあるのか。火星には行きたいけれど…。
午後、昨日の残りとそうめんを食べる。夜、大麦入りご飯を炊き、味噌汁をつくる。モヤシとレタスと油揚げとネギ。ジャガイモを輪切りにして揚げ、キンピラゴボウをつくり、ピーマンとニンジンと鶏肉を小さく切って塩・コショウで炒め、溶き卵を炒り卵風に加えて名もないおかずをつくる。大粒の納豆とともにご飯をがつがつと食べる。

食:14時、マクルーバ、トマト豆シチュー、イワシオムレツ、そうめん。
食:22時、ご飯、味噌汁、キンピラゴボウ、ジャガイモ揚げ、ピーマンとニンジンの親子炒め、納豆。


6月28日(水)
雨。なま暖かい雨。風も強い。終日家にいて仕事。昼の食事後うとうとと寝るが、数分寝ると電話がかかるという繰り返しが10回ほど続き、あきらめる。ふだんしない昼寝をしようとするとこんなことになる。
食事の方は、昼にラーメンをつくる。にぼしだしをとり、タマネギ、ニンジン、セロリを炒める。自家栽培小松菜、卵を落とし、インスタント麺をゆでてできあがり。スープも即席のものをそのまま利用。海苔を乗せる。
夜は水底がパンを焼く。粉を練り、発酵させ、焼く。私のリクエストでコーンマヨネーズパンも焼いてもらう。おいしい。カボチャがたっぷり入ったシチューもできる。パンはどのくらい食べていいのかが分からない。たくさん食べる。

食:14時、インスタントラーメン、ご飯、キンピラゴボウ。
食:22時、ロールパン、コーンマヨパン、カボチャシチュー、マカロニコーンポテトサラダ。


6月29日(木)
曇り時々晴、強風。洗濯を強行する。どうしても洗濯をしたかったのだ。しかし、あまりの湿気。ちっとも乾かない。夜はずっとアイロンをかけ続ける。昼間は自宅で仕事。
昼飯は、昨日の残りをいただく。夜は、野菜などがやってきたので、私がご飯の支度をする。水底がご飯を炊き、キュウリの梅干し和えをこしらえる。私が、鶏手羽元に醤油とみりんで下味を付け、フライドチキンにする。キャベツを千切りする。煮干し、豆腐、小松菜、カボチャ、ダイコン、ニンジンで味噌汁をつくる。大葉を添えた冷や奴にする。タマネギを切り、松山揚げ(干し油揚げ)、醤油、みりん、だし醤油で煮て、最後に溶き卵を半熟にする。キツネ丼の具である。これらでご飯をむしゃむしゃ。フライドチキンは、昨日水底が食関係の雑誌を読みながら喉を鳴らしていたので作った。水底に喜ばれる。

宅配:長ネギ、長芋、キュウリ、トマト、トウモロコシ、青シソ、おかひじき、ダイコン、キャベツ、小松菜、スモモ、ケチャップ、納豆、油揚げ、豆腐、鶏手羽元、うなぎ白焼き、ジャガイモ、タマネギ3kg、梅1kg、卵。

食:14時、パン、カボチャシチュー、マカロニコーンポテトサラダ。
食:21時、ご飯、キュウリの梅和え、冷や奴、フライドチキン、キツネ丼頭、味噌汁。


6月30日(金)
晴れ。蒸し暑い。新橋の事務所と東京地方裁判所あたりを往復する。アスファルトが照りつけて暑い。おじさんたちがスーツに身を固めていて暑苦しい。ぐったり。減反差し止め請求裁判の傍聴。5分で終わる。いつものことである。病院に風邪で通っているような感じ。「その後どうですか?」「はい、お薬出しますね」てな感じである。でも来週の別の裁判は証人尋問なのでちょっと楽しいかも知れない。
サンドイッチ、あんパン、ジャーマンドッグを間欠的に食べる。その間に、東京合同裁判所庁舎地下の食堂で冷やしたぬきそばを食べる。390円。味は、値段に準ず。弁護士や判事や事務職員がここでご飯を食べているのだった。
水底は、友人宅へ。そこでご飯をおごってもらったらしい。帰宅後、水底、チキンヨーグルトカレーをつくる。スパイス調合の本格派。チキンカレーに、ヨーグルト、ジャガイモ、オカヒジキなどを添えて食べるのだ。

購入:ピーマン、ナス、ヨーグルト、オレンジジュース、ポテトチップス、マヨネーズ、鶏ぶつ切り肉、豚モモ肉。

食:11時、サンドイッチ(コンビニ、私のみ)
食:12時、冷やしたぬきそば(裁判所、私のみ)
食:17時、ジャーマンドッグ(コーヒーショップ)
食:22時、ご飯、チキンカレー、ヨーグルト、ジャガイモ、オカヒジキ、キツネ丼頭の残り。


25日。水底イワシ揚げ 25日。水底イワシユッケ。
25日の全料理。水底作。 27日、水底マクルーバ。
30日、水底チキンカレー。 30日、水底ナスの揚げごまダレ。

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