2001年2月8日〜14日

鍋シチュー。体を温めよう

2月8日(木)
晴れ。満月。入稿のため車で外出。自然食品店ぴゅあきっちんなどに寄って買い物をしてから帰る。水底は自宅にいた。
出がけに、昨日の味噌汁とサツマイモ、カボチャを冷やご飯にぶっかけて食べる。夜は、水底がアドボをつくっていたのでそれを食べる。アドボとは、フィリピンの料理で、鶏肉、豚肉を酢と醤油、スパイス、玉葱などで煮たものである。酢がうまみを引き出す。水底の希望で、菜焼きもつくる。白菜をごま油と醤油だけで炒め煮にしたもの。

宅配:豚バラブロック、油揚げ、豆腐、こんにゃく、豚挽肉、鶏もも肉、鶏手羽元、鶏レバー、玉葱、バナナ、卵、大根、ゴボウ、里芋、人参、芽キャベツ、チンゲン菜、レンコン、アサツキ、キャベツ、ポンカン、キウイ。

購入:白菜、キャベツ、柚子酢、レモン搾り、大麦、米酢。


食:11時、味噌汁ぶっかけご飯(私のみ)
食:19時、ご飯、アドボ、白菜の菜焼き、サツマイモとカボチャの鶏肉煮、鰯の煮物。



2月9日(金)
晴れ。水底は徹夜で渋谷に。おもちゃを買いに行くため早朝から並ぶのだそうだ。人の趣味はわからん。そこで、昨夜食事後にしばらく眠り、夜中は起きていた。つきあって仕事をする。どうせいつも明け方まで起きているのだから構わない。水底を駅まで送ってから寝る。何度か電話で起こされる。水底が帰ってきてから、私ひとりで散歩する。いつもと違う道を歩く。猫が2匹道を見下ろす草むらでひなたぼっこをしていた。通る私を冷たく観察している。ポケットラジオでFMを聞きながら歩く。買い物をして、コーヒーショップで一休み。夕暮れに帰る。それから仕事。
夜中にお腹が空いたので、モヤシとキャベツ入りの九州棒ラーメンをつくって食べる。アドボの豚肉をのせる。うまい。夜、ご飯を炊き、鍋をつくる。鍋は、干し椎茸、昆布だし。このところ使っている干し椎茸が実に大きくて立派でしかもうまくて香りがよい。そこで、肉は使わず、大根、里芋、人参、白菜、青梗菜、葱、豆腐、それに、野菜天のみの鍋にする。体を温めて、また寝る。

購入:葱、野菜天ぷら、焼きそば麺

食:5時、野菜ラーメンアドボ添え、ご飯。
食:21時、鍋、ご飯、鰯の煮物、アドボ、イカの塩辛。



2月10日(土)
晴れ。夕方起きる。何度か電話などで起こされたがそのたび寝直す。起き出して、昨日の鍋に、葱、柚子酢、醤油、みりん、おとといのご飯、溶き卵を入れて雑炊にする。自分の仕事や水底の手伝いなどで翌日まで徹夜。夜は、ご飯を炊き、ワカメと油揚げとモヤシと葱の味噌汁をカツオブシとイワシブシだしでこしらえる。白菜と油揚げの菜焼き、モヤシ、人参、キャベツ、セロリに野菜天を炒め合わせ、アドボの汁で味付けした野菜炒め、それに、水底の希望でサバの水煮缶、あとは昨日までの残りと納豆。繊維分の多い食べものである。

食:16時、雑炊。
食:22時、ご飯、味噌汁、菜焼き、野菜炒め、サバの水煮缶、アドボ、鰯の煮物、納豆、イカの塩辛。



2月11日(日)
晴れ。よく晴れて、気温は高くなった。朝から水底の同人誌即売会。昨日の残りご飯は大麦がたっぷりと入っている。この残りご飯と梅干し、海苔でおにぎりを4つこさえる。炒り卵をつくる。キャベツをみじん切りにして塩でもみ水をしぼってツナ缶、マヨネーズとあえる。バナナを薄く切って柚子酢とあえる。バターを溶かして生の食パンに塗りつける。ブルーベリージャムを出す。炒り卵ケチャップ味、ツナキャベツ味、柚子風味バナナ味、ブルーベリー味のサンドイッチになる。おにぎりは朝ご飯、サンドイッチは昼ご飯。夜は、おとといのご飯と焼きそば麺、豚バラ肉、野菜天、キャベツ、人参、葱と炒めて、焼きそば麺をぶちぶち炒めながら切ったものができる。最近はやりだそうだ。おいしくいただく。

食:6時、パンの耳。
食:9時半、おにぎり。
食:13時、サンドイッチ。
食:19時、そば飯、サラダ、アドボ、サバの水煮缶、パンの耳、イカの塩辛。



2月12日(月)
曇り。午後やっとのことで起きて仕事。夕方までに送る準備を整えて、宅配に出す。一段落。乾麺のチャンポンがあったので、それをつくる。キャベツ、魚肉ソーセージ、葱、人参、豚肉を炒めて、一度茹でた麺とともにスープで煮る。うまし。夜は鍋。干し椎茸、昆布、大根、蓮根、人参、鶏胸肉、白菜、里芋、葱を入れる。これまた美味。

食:15時、チャンポン、ご飯。
食:22時、鍋、ご飯、イカの塩辛。



2月13日(火)
晴れ時々曇り。午前4時頃寝る。10時前には起きて、私は外出。仕事で会議が2件。夕方、山形の若い有機米農家で生産物販売会社の社長もやっている知人から電話。化学物質を使った突然変異でできたミルキークイーンという品種をつくりたくないが、消費者からの要望で作って欲しいと要請がある、心情的には作りたくないという話。先日から、詳しい質問などが寄せられている。その後、米価や農業問題、環境問題などについてひとしきり情報交換する。「逃げるわけにはいかない」と何度も口にする彼。もちろん、彼は逃げるつもりもない。まわりの若い生産者が元気になりつつある。彼もがんばっている。ただ、彼らの努力とは別に社会経済環境が、彼らを苦しめているだけである。「逃げてばかりいられる」私の言葉のなんと軽いこと。
寝る2時間前ほどにお腹が空いたので、雑炊を食べる。身体が腹の中から温まる。寒い日にはこれが一番。昼飯は立ち食い蕎麦。いつものことである。駅で水底と落ち合い、野菜、納豆などを仕入れて帰る。納豆は大粒に限る。食べごたえがある。我々の数年前からの結論。ところが、大粒納豆はなかなかないのである。残念無念。水底の希望で焼きそばをつくる。キャベツ、人参、モヤシ、葱と焼きそば麺。昨日のチャンポンに似ていますな。夜、人参、芽キャベツ、ジャガイモ、白菜、干し椎茸、鶏肉、玉葱にてクリームシチューをつくる。お手抜きだから、インスタント顆粒ルーを使う。ご飯とともに食べる。がつがつ。

購入:生クリーム、イカ、蒲鉾、焼きそば麺、長葱、モヤシ、国産大粒納豆たくさん。

食:2時、雑炊。
食:13時、立ち食い蕎麦(私のみ)
食:17時、焼きそば。
食:25時、クリームシチュー、ご飯。



2月14日(水)
曇りのち晴れ。午前4時頃寝る。12時に起きて、12時半には車に乗っている。荷物の引き取りなどで外出。夕方帰宅して、味噌用の樽を買いに行く。ついでにお好み焼きソースとパスタ麺を購入。夜は、水底がバレンタインデー特別企画、リクエスト献立をつくってくれた。事前に、いなり寿司、赤飯、ちらし(まぜ)寿司、コロッケから選びなさいと言われていたので、ちらし寿司を指名。鶏肉、干し椎茸、蓮根、人参、蒲鉾の具に、海苔と錦糸卵が乗っている定番料理である。うまい。

購入:お好みソース、パスタ麺。

食:15時、焼きそばパン(私のみ、コンビニ)
食:20時、ちらし寿司、キャベツとジャガイモのサラダ、チンゲンと鶏肉のすまし汁。


菜焼き。これは白菜だが、実家では「菜っぱ」を使う 焼きそば。食べたくなるときってありますよね

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