2001年7月22日〜31日
たまには高級食材でも載せておかねば でも、枝豆も捨てがたいのだ。

7月22日(日)
晴れ、快晴。伝統芸能祭の準備から写真撮影する。朝から手際よく野浦地区の住民が働くのを写真に収める。昼からは伝統芸能祭。料理をしていた人、テントを張っていた人、ふだんは漁師で、農家で、サラリーマンな人が、唄って、踊って、人形を操り、三味線を弾く。ひとり3役4役はあたりまえの世界である。しかし、とにかく暑かった。
朝は、昨日の夜にイカ刺を生姜と醤油で漬けにしていたので、これを食べる。さらに、イカ刺しも届く。昨日の料理の残りやご飯を食べる。昼は赤飯おにぎりのみ。食欲がない。水ばかり飲む。夜は、打ち上げに参加。アワビや、サザエや、イカや、タコや、カニや、トビウオだしのそうめんや、おにぎりや、枝豆や煮物や焼き物や、スイカや…食べる。
さすがに疲れる。

食:7時、ご飯、イカ漬け、イカ刺し、その他。
食:12時、赤飯おにぎり。
食:17時、おにぎり、赤飯おにぎり、イカ、タコ、カニ、アワビ、サザエ、枝豆、煮たの、焼いたの、そうめん、スイカなどなど。


7月23日(月)
晴れ、快晴。早朝目が覚めたので海辺で散歩。おばあちゃんにサザエの刺身をもらう。おいしい付け根のところだけの刺身。あとは捨てたのだ。食べないのだ。午前中、打ち合わせや山の田んぼを見に行って、それから小木港へ向かう。スーパーなどを回りながら、帰宅。夜中になっていた。
野浦で、焼きトビウオを入手。そうめんだしにする。焼いたトビウオを温風乾燥したもので、開いて骨を抜いて焼いてあるものと、腹を抜いて焼いてあるものがある。さらに、その家で栽培した原木栽培椎茸を干した物をもらう。これでそうめんだしにするのだ。ここでは、さらに人参、玉葱を入れてつゆをつくる。だから、砂糖やみりんを入れずに醤油だけである。あっさりとした上品な中に、焼いたトビウオのこくがたまらない。
夜中帰宅して、冷やしうどんをつくり食べて寝る。

購入:焼きとびうお、もずく、焼きアジ、スイカ、葱、豆腐、竹輪、かまぼこ、納豆など。

もらい物:干し椎茸、ナス、トマト、キャベツ、ピーマン、塩イカ、トビウオフライ。


食:7時、ご飯、サザエの刺身、イカの煮付けなどなど。
食:11時、そば(外食)
食:17時、冷やしラーメン(外食)
食:23時、冷やしうどん。


7月24日(火)
晴れ、快晴。夕方雷鳴とどろくが降るにいたらない。昼、アジとイカをショウガ、ニンニクとともに叩きハンバーグをつくる。イカよりもエビの方が本当はおいしい。イカを叩くのはとても時間がかかる。味はおいしかった。夜は水底がイカとトマトのスパゲッティなどをこしらえる。佐渡にまでスパゲッティ用の準備をしていったのに、スパゲッティをするタイミングがなかったのだ、そこで、佐渡産のトマトとイカを使うことで満たされなかったスパゲッティ欲を満たすことにしたらしい。

食:14時、ご飯、アジイカバーグ、納豆、冷や奴。
食:22時、イカとトマトのスパゲッティ、ご飯、しめさば、ナス揚げ三杯酢。


7月25日(水)
晴れのち雨。久しぶりの雨。

購入:牛乳、食パン、小松菜、卵。

食:15時、ご飯、しめさば、じゃが芋とイカの煮物、小松菜のおひたし、納豆、ナス揚げ三杯酢、アジの香草パン粉焼き、スパゲッティ残り。
食:24時、ご飯、味噌汁、しめさば、じゃが芋とイカの煮物、竹輪と小松菜のごまあえ、ナス揚げ三杯酢、アジのじゃが芋マカロニグラタン。


7月26日(木)
雨のち曇り。少し涼しくなる。水底のナスキャビでサンドイッチをつくる。ナスキャビとは、ナスでつくるキャビアもどきという意味らしい。ナス、玉葱、トマトを中心にしたペーストである。ご飯、パン、パスタに合いそうなおかず。これとキュウリのマヨネーズ、バナナのサンドイッチ、キュウリの塩もみをつくって食べる。夜は、昨日のご飯の残りと餅をつかって雑炊をつくる。佐渡でもらってきた干し椎茸にいつもの煮干しとかまぼこ、醤油、ご飯を保存するために添えていた梅干しを入れて煮る。卵、葱を散らして完成。モロヘイヤはさっとひと茹でして包丁で叩いて食べる。水底の食欲がここ数日落ちているのである。私も連日の猛暑に少々夏ばてか。
購入:ミカンジュース、葱、納豆。

宅配:人参、トウモロコシ、トマト、キュウリ、レタス、大根、モロヘイヤ、ナス、カボチャ、ピーマン、牛乳、鶏もも肉、豚挽肉、豆腐、油揚げ、バナナ。


食:15時、サンドイッチ、ナス揚げ三杯酢、キュウリのサラダ、しめさば、アジのじゃが芋マカロニグラタン、竹輪と小松菜のごまあえ。
食:22時、雑炊、ナスキャビ、ナス揚げ三杯酢、モロとろ、グラタン残り、茹でトウモロコシ。


7月27日(金)
曇り。涼しい。オホーツク高気圧が勢力を張りだしたためだとか。台風6号の影響もあるかしらん。東北の方ではやませが吹いているという。ちょうど稲の出穂時期である。大丈夫だろうか。心配。映画『ハムナプトラ2』を見る。原題を直訳すると「戻ってきたミイラ」となる。ちなみに、『1』の原題を直訳すると「ミイラ」。ばかばかしいハリウッド映画である。以前にも書いたが、ばかばかしさのために徹底してお金をかけて技術を注ぐところに、アメリカの底力がある。感服する。ほんとうにくだらない映画。でも、ほんとうに笑わせてくれる。最初から最後まで、どうぞただ楽しんでくださいという映画である。RPG、ロールプレイングゲームをそのまま映画にしたようなもので、2時間弱があっという間に過ぎる。疲れているときに、こういうので頭を空っぽにするのもよい。
昼は、冷やしうどんをつくる。冷凍うどんを茹でて水で洗う。葱、かまぼこ、油揚げ、キュウリの千切りを乗せる。めんつゆをかけて食べる。夜はカレー。疲れていて食欲がないときはカレーである。セロリとキャベツでベースのスープをとり、鶏、玉葱、ニンニク、生姜、人参をよく炒める。最後にピーマンとナスを入れる。じゃが芋は別茹で。オクラも刻む。キュウリの塩もみマヨネーズサラダ、レタスなどを添える。ナスキャビはトマトとナスがたっぷり入っているので、これをカレーと混ぜながら食べるとより美味。

食:14時、冷やしうどん。
食:22時、カレーライス、キュウリのサラダ、ナスキャビ、オクラ刻み、セロリ、茹でトウモロコシ。


7月28日(土)
曇り。まだ涼しい。少々頭痛。大学友人N谷にゲーム機PS2を借りに行く。先日飲み会の席で貸してくれることになったので遠慮なく借りる。おっと、わが家にはDVDソフトも、PS2用のゲームソフトもない。こちらもどこからか調達せねば。
昼はカレーライスとレタス。夜は、カレーの残りとご飯、納豆、棒ラーメン。夜のご飯は、ひさびさの白米だが、昆布が入っている。水底がしめさばの押し寿司をつくった残りのご飯なので。

食:14時、カレー、ご飯、レタス、ナスキャビ。
食:22時、カレー、棒ラーメン、納豆。


7月29日(日)
曇り。第19回参議院議員選挙。選挙区選挙と非拘束名簿方式比例区選挙である。この非拘束名簿方式とはとても難しい方式で、政党がそれぞれ候補者名簿を出す。何人でもよい。もちろん、預託金が必要であるから財政や方針に応じることになる。選挙は、政党名もしくは名簿にある候補者名を記入する。候補者名を記入しても所属する政党の票として計算され、政党ごとの議席数が決まる。その政党内の議席数を、候補者の得票数が多い順に埋めていくのがこの非拘束名簿方式である。ややこしい。事前の予測に反して投票率は60%を切った。投票時間の延長や手軽な不在者投票にもかかわらず、予想外の低い投票率である。夏休み最初の日曜日だからか。それとも、小泉首相は好きだけど自民党はきらいという行動矛盾からか。あきらめか。40%の諸君は、その票が、自民党でも民主党でも公明党でも共産党でも保守でも自由でも自由連合でもどこであってもいいということに、本人の意図するせざるにかかわらずなってしまうのを気がついているのか。それでもいいのか。わからん。投票権という貴重な権利を放棄して、得られる自由はないものを。わが家など、投票案内書が届かないあるいは盗まれたために選挙管理委員会に電話し、身分証明書なしでは投票できない手続きを行い、投票所で再発行手続きを行ってまで投票しているのである。投票は義務ではない。権利なのである。投票しなかったからといって、政治、政策に不満を言ったことにはならないのだ。政治は、国という機構は、あるときは人に優しいが、あるときは容易に人を苦しめ、殺す。40%という政治へのまったくの不参加は、ときには自殺にもつながるのである。
残念ながら、千葉県で立候補した元同僚の女性は4位で落選した。落選しても23万票を集めている。無所属、政党推薦と市民グループ支援だけで戦って、よく健闘した。千葉県の投票率は50%そこそこ。当選したのは組織票をものにした自民党、民主党の候補であった。
柔道世界選手権で田村選手5連覇、怪我をおしての勝利。ヤクルト、ジャイアンツを破り、勝率、勝ち数で首位に立つ。
鰯が安かったので購入。水底が刺身にひき、塩焼きの準備をする。8尾脂がのっていた。今年はすでにサンマ漁も本格的で、身の太いサンマが上がっているようだ。来週になったらそろそろ食べてみようか。
昨日、水底がしめさばで押し寿司をつくっていたので、それと冷や麦を昼ご飯にする。夜は、ご飯を炊き、味噌汁を仕立てる。いりこ、油揚げ、インゲン、じゃが芋、カボチャの味噌汁。人参、ピーマン、キャベツ、卵を炒める。鰯の刺身を食べる。

購入:納豆、めんつゆ、チンゲン菜、枝豆、インゲン、鰯、ヨーグルト。

食:14時、鯖ずし、冷や麦、蒸しナスの三杯酢。
食:22時、ご飯、味噌汁、鰯刺し、野菜炒め、納豆、ゆで枝豆、蒸しナスの三杯酢、鯖ずし。


7月30日(月)
晴れ。今年は猛烈な太平洋高気圧と、なかなかしぶといオホーツク高気圧がせめぎあっている。梅雨から7月中旬過ぎまでは太平洋高気圧の圧勝でものすごい暑さに見舞われる。7月の終わりは冷たいオホーツク高気圧と太平洋高気圧がぶつかりあって、低温、曇り空が続いた。しかし、雨量はさほどでもなかった。今日、ふたたび太平洋高気圧が関東地方を覆う。暑い。
選挙翌日、株価は85年水準まで下落した。15000円台である。85年とは、私がまだ大学生の頃で、すなわち、私が社会に出て生産活動をしていた間に蓄積されたいわゆるストックはパアになったということである。幸いか、不幸かは分からないが、いまだ株式というものを所有したり売買した経験がないために、なんとも言えないが、何とも言えない不愉快な気持ちになる。
「25日以降、想定震源域内の静岡県中部で小さな地震が続いている…震源は大井川下流付近で、深さは19〜20キロ。30日午後4時までにM1〜3クラスの地震が計35回(毎日新聞インターネット版本日)」「東海地方の太平洋側の一部領域で、これまで一定だった地殻の移動速度が周辺に比べ減速(時事通信インターネット版27日)」
満月は、8月4日に来る。地震など来なければよいが…。
昼にそばを茹で、水底が用意しておいた干しエビと椎茸のだしに油揚げ、醤油、みりんを入れて温つゆをつくる。そばを水で洗い、冷や麺、温つゆで葱を添えて食べる。ついでに、玉葱とピーマンと卵の焼きめしをつくって食べる。枝豆も食べてしまう。
夜は、ご飯を炊き、野菜の味噌汁を仕立てる。今日はかつおだし、干し椎茸、インゲン、じゃが芋、カボチャ、人参、チンゲン菜が具。鰯の塩焼きをひとり2尾ずつ食べる。大根おろし添え。酢をつけて食べるとより美味、納豆もうまい。残りご飯は明日の朝食用に梅干し海苔おむすびをつくる。ご飯は大麦を含めて4合炊いたのだ。いつもは米2、大麦1の3合だが、4合炊くときには、米3大麦1となる。

食:15時、そば、焼きめし、茹で枝豆、蒸しナスの三杯酢。
食:23時、ご飯、味噌汁、鰯の塩焼き、納豆、蒸しナスの三杯酢、梅干し。


7月31日(火)
晴れ。酷暑再来。昨夜つくっておいたおむすびをがつがつと食べる。仕事をする。郵便局に行くついでに2年ぶりとなる別の地区のスーパーに行く。ふだん見慣れない納豆などがあった。夜は、いつもの大麦入りご飯を炊き、カボチャ、干し椎茸、人参、インゲン、もやし、葱、チンゲン菜入りの味噌汁を仕立てる。水底が再びナスキャビをこしらえていた。あとは、トマトや、キムチや、納豆でご飯を食べる。
山田風太郎氏数日前に亡くなるとの報道。
夜、玄関で蝉が飛んでいた。昨日は蝉が窓にぶち当たっていた。一昨日は、窓にクワガタムシのメスが止まっていた、トイレの窓にはヤモリが居座っている。風呂にお湯を入れれば、小さなムカデが死んでいたりする。今日は、玄関で小さなヘビがのたうっていた。新宿まで特急電車で25分、駅から徒歩25分。野生の王国。

購入:冷麺、沖縄そば、オリーブオイル、納豆、モヤシ、ウナギのきも串焼き、せんべい、キムチ、青魚の天ぷら(つけ揚げ)。

食:14時、おむすび、トマト。
食:22時、ご飯、味噌汁、ウナギのきも、トマト、納豆、キムチ、梅干し、ふりかけ、ナスキャビ。


水底の好きなものだけでつくるとこうなる たまにはパンも食べるのだ
モロヘイヤは、夏の救世主 カレーの上にはナスキャビが
押し寿司はおいしい料理である 私は焼きめし、葱と醤油の焼きめしをこよなく愛す

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