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1998年3月1週


3月1日(日) 雪のち雨
明け方から湿った雪が降り、今年3度目の積雪。風も強く、3時頃には地震も。嵐の前後に地震となることが多い。気づいてますか。
食:12時、雑炊とご飯。雑炊は、昨夜の鍋と一昨日の汁の残りに白菜と長葱、キムチを加えたもの。寒いので身体が暖まる。
食:21時、ご飯、味噌汁、焼きそば、ゴボウサラダ、キムチ、ごり佃煮、大根漬け。味噌汁は、大根、ジャガイモ、人参。焼きそばは、長葱、キャベツ、レタス、玉ネギ、自家製ベーコン、チャーシュー、ニンニク。

ゴボウサラダ…ゴボウの皮をむき、酢水にさらして変色を止める。お湯を沸かしてしばらく茹でる。茹であがったらゴマペーストとマヨネーズで味付け、煎りゴマをふってできあがり。ゴボウやレンコンなどによく合う。


3月2日(月) 晴
昨日とはうってかわっての快晴。16度近くまで上がる。このように毎日の気温変化が激しくては、植物も影響を受けるだろう。
食:12時、ヨコイのスパゲティソースベースで、長ネギと鶏肉のスパ。ご飯とキムチ。
食:20時、炊き込みご飯、味噌汁、鶏ハツの煮付け、セリのおひたし、トマト豆腐ネギ炒め、ゴボウサラダ、キムチ。炊き込みご飯は大根醤油ベースで、ゴマの香りがよい。味噌汁はナスと豆腐。トマト豆腐ネギ炒めは長ネギをたっぷり入れたピリ辛味。

ヨコイのスパゲティソース…名古屋名物のひとつ。チェーンでヨコイのスパゲティというのがあるらしい。そこでは、こってりしたトマトソースあんかけに炒めたスパゲティ、その上に揚げ物や目玉焼きなどの具を乗せるスパゲティのチェーンだ。やや、立ち食いそばか立ち食いカレー屋かぁ、という感じである。さすが名古屋、あなどれまい。

鶏ハツの煮付け…鶏の心臓だけを集めて売っている店が時々ある。弾力のある食感が楽しめる食材である。醤油と日本酒に一晩漬け込み、みりんとおろししょうがを加えて煮るだけの簡単なお総菜。ご飯がすすむ。


3月3日(火) 晴
水底お弁当の日。本日のお弁当は、水底の希望によりオムライスとあいなった。朝からめんどくさいものを頼むなあと思ったが、えいやっと作ることにした。鶏肉と玉ねぎと人参のシンプルなチキンライスをオムレツでくるんだもの。トマトケチャップの他に、ウスターソースや醤油などを入れて、味を整える。それにほうれん草のおひたしと鶏のハツ煮付け、白ご飯ひとくち、パール柑、ヨーグルト。白ご飯ひとくちは、とても貴重なのだ。味付きご飯の時、口直しに欲しくからだ。この点で、水底と僕は一致している。
食:11時、水底お弁当の残りのチキンライスとおひたし。
食:16時、昨日の炊き込みご飯残り。
食:21時、大根と長ネギの湯豆腐鍋。ご飯、自家製キムチ、ままけは。
夜食にドラ焼きを食べた。

大根と長ネギの湯豆腐鍋…大根4分の1、長ネギ2〜3本を昆布だしの土鍋に入れる。煮えたところで豆腐を1丁入れる。冬の長ネギがおいしい時期だからこそできるシンプルな味。ぽん酢、唐辛子、ゆずこしょう、ごまタレなどで召し上がれ。風邪の予防薬としても。


3月4日(水) 晴
「タイタニック」を見に行く。ついでに伊勢丹の食品売場をひやかす。ワインコーナーには客が多いが、日本酒コーナーには客がいない。オリジナルで松阪牛をコンビーフにしていたが、よく分からないところに行き着いた商品だ。
食:12時、昨日の鍋でおじやをつくる。食:16時、新宿の天下一品ラーメン。ラーメンというより、鶏野菜だしにひたした中華麺。これはこれ。
食:23時、ご飯、ふりかけ、ままけは、キムチ、ドライカレー、納豆。


3月5日(木) 雨のち雪
また寒くなる。どうなるんだか。原宿に遊びに行く。原宿のどまんなかに「全国ふるさと館」があるのだ。常設のふるさと食品販売コーナーという感じのもので、置いてあるものや展示しているものが、実に田舎くさくていい。ときどき遊びにいくことにしている。客が少ないので、よく構ってくれる。売れないのだ。日本酒を飲んだり、漬け物を食べたりする。納豆やざぼんジャムなどを購入。地方の様々な加工食品が見られるので、自然食品関係者なども一度は行くとよい。
食:11時、伊勢丹で買ったミニフランスパンを食べる。レタスのニンニク醤油炒め、自家製ベーコンジャガイモ炒め、透明りんごジャム、オレンジバターなど。食:19時、ご飯、味噌汁、牡蠣と豆腐の中華炒め、大根と油揚げの炒め煮、キムチ、鮭の刺身、ままけは、大根漬け。味噌汁は、ジャガイモ、里芋、サツマイモ、人参の芋味噌汁。

牡蠣と豆腐の中華炒め…刺身用生牡蠣を衣を付けて炒め、水切りした豆腐、ほうれん草などの菜っぱと合わせて炒めて、片栗粉でとろみをつけたもの。オイスターソースも使う。詳しいレシピはこちらへ。

大根と油揚げの炒め煮…大根と油揚げを千切りにする。中華鍋にごま油をひき、干し海老(桜えびがよい)とともに炒める。塩をふり、しんなりしたところに日本酒、醤油、魚醤を加えてさらにひと煮たちさせる。最後にごまをふりかけてできあがり。味の濃さはお好みで。


3月6日(金) 晴
暖かな1日である。日の出とともに気温が急上昇し、電線や屋根の雪がどさどさと落ちてくる。水爆弾のようで怖い。東海道線で函南まで行き、酪農王国という地ビール工房を訪ねる。
食:9時、東京駅のお弁当屋でカレー弁当を買う。なんと、まっとうな手作り、タマネギはただ煮ただけで、ジャガイモも人参もしっかり原型をとどめている。しかも米がなかなかうまい。こういうのっていいなあ。東海道線で水底、水底妹、僕の3人がカレーを食べた。周りの皆様ごめんなさい。
食:14時、酪農王国のビール工房でバーベキュー。海鮮バーベキューを食べながら、いろんな種類のビールを苦しくなるまで飲む。きちんとつくって、酵母も生きているビールはたくさん飲んでも代謝が早くて身体が楽だ。
食:20時、三島市内の寿司屋でビールを飲む。つまみを食べる。


3月7日(土) 晴
食:9時、三島駅の近くにある喫茶店でモーニング。
食:14時、酪農王国のレストランで牛肉料理をたくさん食べる。安い、おいしい。安すぎる。ひとり2000円でたっぷり食べて、軽く飲める感じ。しかも、素材がよくて味もよい。絶対儲からないレストラン。行くなら今のうち。いずれ値段が上がると思う。
食:22時、水底にネギたまうどん。僕は、そばめし。そばめしとは、関西のごく限られた地方にあるという、焼きめしと焼きそばを合わせたようなもの。今回は、タマネギとキュウリを炒めて醤油とソースで味付けし、さらに納豆をかけた。もう、見た目はただの生ゴミ。しかし、おいしいんです。不思議と。


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