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1998年9月4週

22日の豆腐炒め 29日のカボチャ煮

1998年9月22日(火) 晴、曇り、暴風、豪雨、曇り
 台風8号と7号来る。夕方、あまりの暴風雨にサッシが揺れはじめたので雨戸を閉める。湿度が高く、蒸す。近所のなけなしの柿がまた実を落としている。近所の甘夏の木は元気に緑色の実を太らせている。風が、バリ島の竹製風鈴を鳴らしていく。空は秋なのに、台風の勢いは夏。しかし、上陸した後、すぐに勢力を落とすのは、やはり秋。
 スーパーを2軒はしごする。1軒は、広いのに商品点数が少なく、同じ商品が2列、3列と並んでいる。品出しをする人はひとりかふたり。客は数人。もうひとつのスーパーは、ほぼ商品群ごとに品出し担当がいて、商品アイテム数は前のスーパーの3倍近くあるが、決して混乱はしていない。常時、前出しや商品入れ替えをやっている。客は昼間なのにひっきりなしである。前者は、まるで巨大なコンビニである。後者には、発見の喜びがある。同じスーパーというくくりでもいろんな違いがあっておもしろいが、食べものに対して愛情のある店が好きだ。ちゃんと、マグロと合わせてカマを売ったり、肉もスライスだけでなく、ブロックも複数のサイズを置いていたりする。いろんなものを食べようとすすめるのはいいことだ。しかし、買う人はそうでもなかったりするから残念。若い幼い子連れの専業主婦とおぼしき女性が、セールのパックご飯たくさんと、セールのパックお総菜(保存可)をたくさん、それだけ買っていたのがちょっと印象的。ちなみに、私の買い物は、平飼い養鶏卵、真ダコ、岩手産紅玉、岩手産わかめ、キャベツでした。
 炊飯器の蓋についているゴムがなくなったので炊飯器がしばらく使えない。やむなく、土鍋でご飯を炊く。短い時間で炊けるのはよいが、つきっきりになるのがちょっと嫌。隣で豆腐を揚げていたので音が聞き取りにくかったのが難点。もちろん、おいしく炊けました。

食(私):12時、お茶漬け、梅干し。
食:16時、鯛焼き。
食(私):20時、ご飯、揚げ豆腐と豚肉と葱の中華風総菜、煮物の残り、ワカメと大根菜の味噌汁、キュウリのぬか漬け、納豆。
食:23時、タコブツ。


9月23日(水) 曇り
 水底は朝、お弁当の支度をして、イベントへ。私は夕方から友人と酒を飲みに街へ。昼は水底が、サンドイッチをこしらえておいてくれたので、それをばくばくと食べる。鶏の中華ハム風照り焼き、レンコンのマヨネーズ合え、卵、レタスとバターマヨネーズの4種類。パンは、国産小麦天然酵母の店で購入したもの。
 夕方から友人とビール居酒屋へ。ウインナーやチーズ、焼き鳥などを食べながら、ビールをぐびぐび。早くも18時頃にはできあがる。今日は、秋分の日なので夕方に酔っぱらっていても、誰も不審な顔でこちらを見ない。それにしても弱くなった。ビール中ジョッキ2杯で、もう飲みたくなくなったのだから、安上がり。まだ酔っていて、書くのが面倒くさいので今日はここまで。では、お休みなさい。

食(水):午前中、サンドイッチ4種。
食:17時、水底はイベントの打ち上げでご飯を食べてくる。私はビールを飲んでくる。


9月24日(木) 雨のち晴
 相変わらず不順で気温の高い状態が続いている。ここんところ、コンピュータ室(仕事部屋)の方では温度と湿度を下げるためにドライをかけっぱなしで、夏場よりもひどい。よくないことは分かっているのだが。
 昨日、書き忘れたが、友人からクラシックペンティアム200を譲り受ける。ありがたい友人である。我が家は二人暮らしであるが、デスクトップパソコンが3台あって、1台は元486SX25を別の友人の好意で486DX100に上げたもの、1台は元ペンティアム100をAMD133にしたもの、最後の1台は最初からペンティアム166が乗っているものである。いずれもMMX機能など夢で、メモリとビデオカードでなんとか現役を保っている。別に困りはしないけど、少しでも快適を望むのが人情というもの。元100のパソコンが200になるということはめでたいのである。仕事が落ち着いたら、換装しよう。
 ちなみに、この他、古い古いNECのワープロ文豪ミニ7(初期型)、と、NECのDOS機であるモバイルギアが駐在している。よほどキーボードが好きなふたりである。
 しかし、幼い頃、オルガンやピアノは何度ならってもうまくひけなかったのに、キーボードは楽々ハイスピードとなってしまった。やはり、仕事となると本気度が違ってくるのだろう。
 さて、食事の話。今日もご飯を土鍋で炊いた。今日は、少々おこげを作ろうとがんばってみた。ようするに、最後の「ぱっぱっ」の状態をどの位続けるかがポイントなのである。
 少しおこげはできたが、まだまだ。修行が足りない。それにしても2回続けてほぼきちんと炊けている。さて、いつごっちん飯やじゅちゃ飯ができるか、楽しみである。
 日曜日には、人を招いてカレーライスを振る舞うので、ここでプレッシャーがかかるような気がする。

食(私):11時、ご飯、つけ揚げとキャベツレタスの中華風白湯炒め物、油揚げと大根菜とワカメの味噌汁、一昨日の揚げ豆腐中華風総菜。
食(私):19時、ご飯、キャベツと鶏肉の焼きそば、つけ揚げキャベツレタス炒め物、キュウリのぬか漬け、小松菜とワカメと油揚げの韓国風味噌汁呉汁粉入。


9月25日(金) 晴
 30℃を超す暑さ、風が強い。ようやく台風一過という天気だが、四国や静岡などはずいぶんと雨が降っているらしい。
 鶏肉と小松菜を塩こしょう、唐辛子、ニンニク、オリーブオイルで炒め、名古屋のパスタソースを使いスパゲッティを食べる。これは、我が家ではインスタントの範疇に入る。なぜならば、レトルト食材(ソース)が、味の中心に居るからである。ここがインスタントと手作りの境界線だと勝手に思っている。仮にレトルトや味付き缶詰品を使用しても、その元の味を調味料として別の味に変身させれば、それは、食材であるが、変身させずに、しかも具も変えずに食べるものはインスタントである。というか、手抜きである。
 夕食は、再びサンマ。しかし、まだ写真を撮っていない。サンマとなると夢中になってしまうのだ。

食(私):12時、小松菜と鶏肉のペペロンチーノ名古屋パスタ屋風、パン。
食(共同):20時、土鍋ご飯、サンマの塩焼き、モロヘイヤのとろろ、キュウリのぬか漬け、サツマイモと人参と里芋と葱の味噌汁、冷や奴。


9月26日(土) 曇り雨  日中は気温も高かったのだが、夕方から急に気温が下がる。友人たちと友人のパソコンを購入するために秋葉原へ。朝、ついついラーメン屋に入り、昼には揚げ物屋と身体に悪いことと言ったらない。遊園地に朝から行ったと思えばよいのだ。
 明日のためにカレーを仕込む。
 焼きうどんを作って食べる。
 またね。
食:10時、ラーメン。
食:12時、揚げ物屋さんの定食。
食:22時、焼きうどん、ご飯、キュウリのぬか漬け。


9月27日(日) 雨
 寒い1日。家でミーティング。昼ご飯に合わせ昨夜より仕込んでおいたカレーをみんなで食べる。カレーは、鶏肉とトマトを中心にしたもので、タマネギ、人参、ジャガイモ、リンゴ、トマト、トマトの水煮、鶏のもも肉、鶏の手羽元を入れて煮込んでいる。隠し味は、煮干し。前仕込みに煮干しだしを使い、タマネギをよく炒め、人参をすりおろし、リンゴもすりおろし、手羽元を軽く焼いてから煮込む。2時間ほど煮込んでから、さらにタマネギを軽く炒めて、人参、ジャガイモの角切り、もも肉のぶつ切りを炒めて入れ、煮えたらカレーの仕上げをする。そうして一晩寝かせてできあがりである。付け合わせは、コールスローサラダとコーンの水煮。ご飯は土鍋で炊いたもので、ひとまず好評につきほっとする。
 夕食もカレー。ワカメの中華風酢の物とコールスローサラダを添えたもの。
 メンバーの一人がポップコーンを、水底がバナナナッツケーキをつくる。

食(私):12時、カレーライス、コールスロー、コーン。
食(水底):15時、お茶、ケーキ、ポップコーン。
食(私):22時、カレーライス、コールスロー、納豆、ワカメの酢の物。


9月28日(月) 曇り時々雨
 打ち合わせのためにちょっと遠くに行く。行く前に昨日のカレーを食べたのだが、ご飯を炊かなければならない。時間があまりないため、火を強めにしてあわてて炊いたのだがどうにかうまく炊けた。今のところ失敗がないのが怖い。しかし、だんだんコツがつかめてきて火加減のいい加減さを覚えたぞ。これで、どこでも飯炊き男の完成だ! あとは、火起こしだな。
 夕方から、別の遠い場所でちょっとしたお祝いごと。トルコ料理を食べ、ビールとワインを飲み、場所を変えてウイスキーを飲む。水底とは、このお祝い事の場所で落ち合う。トルコ料理店で、「テシェキュレデリム(ありがとう)」とトルコ語を使ったら喜んでくれた。しかし、その後トルコ語で話しかけられたが、それは分からないよ。8年前、片言の「か」を覚えた程度ではね。
食(私):12時、カレーライス。
食:17時〜トルコ料理で、アレキサンダーケバブ、シシケバブ、エクメック、ビザ、ペースト盛り合わせ、豆サラダなど。他の店で、蒸し落花生や豆腐茶碗蒸し、鶏の砂肝と軟骨のフライなど。


9月29日(火) 雨
 1日中、ふわふわと雨がふる。時折、思い出したように雨足を強め、また、ふわふわに戻る。そんな調子で、濡れたそばから黴が生えてくるようだ。
 カボチャを干し椎茸とかつおぶしで含め煮にする。ゆでたトウモロコシがあまりおいしくなかったので、キャベツと一緒にバジルマヨネーズ味のサラダをつくる。人参とチンゲン菜、油揚げと長葱の韓国風味噌汁をつくり、春雨を入れる。以上をもって朝ご飯とする。
 夕方、カレーの残りのことが心に引っかかって、鶏肉屋の前でつい鶏のもも肉を2枚買ってしまう。飼育期間を長くした大ぶりの鶏肉は、味がしっかりとしている。この大きな鶏もも肉を叩いて、ニンニクをすり込み、卵、粉、パン粉ときて、ガーリックチキンカツができてしまった。世にいうチキンカツカレーである。さらに、カボチャとタマネギを茹でてミキサーにかけ、コンソメと塩、コショウで味付けしたスープを添える。ご飯は、押し麦を入れて炊いたのだが、今日もうまくいった。

食(私):12時、ご飯、韓国風春雨入味噌汁、カボチャの含め煮、キャベツとコーンのバジルサラダ。
食(私):19時、麦入ご飯、カレー、ガーリックチキンカツ、パンプキンスープ、カボチャの含め煮、キャベツとコーンのバジルサラダ。


9月30日(水) 雨、曇
 悪天候の中、水底は昼食会に出かけてしまった。しかたなく一仕事してから、小腹がすいたので、昨日のパンプキンスープにご飯とチーズを入れて、ドリア風に仕立てて食べる。ついでに、トマトジュースを飲む。
 なにやら、水底は、いろいろ食べてきたらしい。ちょっと恨めしい。
 今日もご飯は押し麦を入れて炊く。だんだん、炊き方がいい加減になるが、それでもきちんと炊けるのが不思議だ。とりあえず、音と匂いと蒸気の吹き出し方だけは気をくばっているのだが、今日などは、横で炒め物をはじめてしまい、音と匂いが分かりにくくなったのだが、大丈夫だった。
 ねえ、米を炊くのって、意外と簡単だよ。圧力をかけるために土鍋で炊くのがいいと思うけど、きっと普通の鍋でも困らないに違いない。これは、やってみる価値がありますよ。
 なあに、万が一芯が残るごっちん飯になったとしても、お粥にでもすればいいんだから。
 夕飯には、思いつきでナスとトマトをソテーし、バジルペーストで味付けする。最後にチーズを乗せる。これが、うまかった。バジルとトマト、ニンニクとナス、ニンニクとトマトが相性よしなのだから、あたりまえか。
 それに、昨日の夜、水底が仕込んでいた鶏の砂肝南蛮漬けを食べる。これはまた、甘酸っぱくてうまい。要領はアジの南蛮漬けと同じ。

食:13時、パンプキンドリア風、トマトジュース(私のみ)
食:12時〜、いろいろらしい(水底)
食:21時、ご飯、油揚げと長葱とワカメの味噌汁、小松菜のおひたし、砂肝南蛮漬け、ナスとトマトのバジルソース、カボチャ煮、ナスのぬか漬け。


30日の砂肝南蛮漬け 29日のチキンカツ
29日のコーンキャベツバジル風 30日のナス・トマトバジル炒め

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