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1998年12月1週

本物のシシャモ。色が違います。(12月5日)

12月1日(火) 晴
快晴につき、布団を干す。風呂はまだ直らない。明日業者が部品を持ってくる見込みである。部屋の片づけは、片づかないままに一段落している。本棚をはじめ棚が足りないので、すすめられないのだ。これからぼちぼち揃えていく予定である。
昨夜の残り物でご飯を済ませたあと、掃除をしてから外出。これまで住んでいた下高井戸に向う。下高井戸シネマで『地球交響曲第一番』を見るためである。途中、なじみの八百屋で大きな白菜が安かったので購入する。1個380円也。また、トマト缶を5缶購入。重いが、引越しに際して保存食料を減らしていたので、ここらで増やさなければならないのだ。
『地球交響曲』で、宇宙飛行士が、「今の地球は臨月を迎えていて、これから宇宙的誕生を迎える時だ。人類は、地球の子どもとして宇宙に地球の生命を広げていく」という趣旨の発言をしていた。私が常々考えていることであり、このような考えが広がりつつあることに喜びを感じる。宇宙開発計画と環境保全が決して相反するものではないことを示すからだ。科学や技術は、それ自体が悪なのではなく、それすらも人類という種の属性のようなものである。であれば、どのように技術を使うのか、が、使い手に問われることだ。それは、宇宙開発も環境保全も同じであろう。
夜は、水底妹と3人で鍋を囲む。鶏肉、大根、里芋、人参、椎茸、えのき、白菜と長葱、豆腐にうどん。白菜がうまい。

食:12時、ご飯、味噌汁、ポテトサラダ、納豆。
食:15時、肉まん(買い食い)
食:21時、ご飯、鍋。


12月2日(水) 曇ときどき雨
中島みゆきの『夜会』の日。昼間、急いで仕事を済ませ、直った風呂を浴びて、夕方、渋谷に出る。今日は、年に数日の特別な日なのである。私は、90年、95年に続き3回目の『夜会』。今回が一応区切りとなるのでチケットがとれて嬉しい。初回の90年は、まだ広島に住んでいた。広島に住んでいた頃の話は、後日。
『夜会』は、楽日まで日があるので細かくは書けないが、言葉の可能性を模索するという中島みゆきの意図は充分に果たされている。
なお、夕方のラーメンは、新居の近所で、化学調味料を使わずにこってりあっさりにしたてた博多風ラーメンである。うまい。

食:10時、ご飯、鍋の残り。
食:15時、ラーメン(外食)。
食:23時、雑炊。


12月3日(木) 曇りのち雨
提携米ネットワークの総会・集会。食生活研究家の魚柄仁之助さんに講演をお願いする。企画、司会なので、忙しい。久しぶりに会う生産者も多く、話をしたいのだが、司会をやっているとゆっくり話しもできずに残念である。
朝は、食べる時間がとれず、昼になってコンビニのパンやおにぎりでお腹をごまかす。夜は、打ち上げの懇談会を六本木の雲南料理レストランで行なう。雲南料理は、ベトナム料理にも近く、薬膳のようなものである。そこは、有機野菜をはじめ、素材をきちんと吟味し、化学調味料などもまったく使っていないので、とても素朴でおいしい。烏骨鶏のスープや米の麺をぐらぐらと鍋ごと焼いたスープに入れていただくものが絶品。コース料理だったのだが、白いご飯を添えたかった。

食:11時半、パン、おにぎり。
食:18時半、雲南料理(薬膳中華料理)コース。ビールと紹興酒。


12月4日(金) 曇り
午前中、提携米ネットワーク理事会。朝は、昨日のコンビニおにぎりの残りを食べて出る。引越しからこのところ食生活に乱れがある。よろしくない。
会議後、居酒屋で昼食。その後、自宅に戻り、一息つく。水底はここ数日風邪気味で、昼寝をしていた。
たまっている仕事と、片づけを行なう。部屋が広くなったので、収納は楽なのだが、棚がない。ぼちぼちと購入しなければ。
夕食には、南アジア料理に使う赤い豆と大根を、ニンニク、ショウガ、タマネギ、クローブ、カルダモンの自家製ペーストで煮込み、ガラムマサラと唐辛子、ターメリック、塩で味を付け、最後にヨーグルトを加えたお腹に優しいカレー。それに、豆モヤシを茹でて、クミンと塩とごま油で味付けした南アジア風ナムル。最後に、大根葉を油揚げと桜エビで炒めたものを添えた。
豆大根カレーが風邪気味の水底に効果あり。しかし、風邪は治らず。

食:7時、おにぎり。
食:13時、肉豆腐定食(外食)
食:20時、ご飯、豆カレー、モヤシのクミン和え、大根葉の炒め物。


12月5日(土) 雨
午前中、学校給食関連の講演を聞きに行く。食生活が乱れているという話で、一昨日の魚柄さんの話にも通じることであるが、添加物の具体的な話などが登場し、有益。一昨日も同じ話が出たのだが、穀物(芋、豆を含む)を中心に食べ、野菜や海草をとり、少しだけ肉や魚を食べる食生活が望ましいとのこと。魚柄さんは、考え方として述べていたが、ここでは、人間の歯のバランスが、臼歯、門歯、犬歯の順であり、その比率で食べればよいと言っていた。
説の真偽はともかくとして、一抹の真理がそこにはある。
水底は、料理関係のオフで昼前から外出。風邪がひどくなる。
夕食にシシャモを食べる。シシャモはオスに限るのだが、メスの方が高いのは、子持ちだからだろう。ところで、シシャモの多くはカナダから来た魚であるキャペリンのことなのだが、最近は北海道産の本物のシシャモも少々出回るようになった。川が少しだけ回復したのだろうか。それにしても、まったく種の違う魚を「シシャモ」と言い張る根性には頭が下がる。本物のシシャモは北海道の川にしか遡上しないのだ。本物のシシャモとキャペリンを見分ける方法は、まず表示で「北海道産」かどうかを見る。表示がなくても、やや赤みがかったような、朱色かかったような色をしているのがシシャモで、青みがかったようなのがキャペリンである。値段は、シシャモが高い。キャペリンは安い。それから、鮭の時期がシシャモの旬である。このあたりを見て、買い求められるとよい。ぜひ一度、本物のシシャモを味わって欲しい。
が、まだまだ資源回復途中なので、決してブームになどはしないように、節度をもって年に1、2度味わっていただくのがよい。

食:8時、大根豆カレー、大根葉の炒め物。
食:14時、うどん(外食)。
食:22時、ご飯、具たくさん味噌汁(里芋、長葱、人参、大根、椎茸、春菊、豆腐、呉汁の素)、シシャモ(オス)、白菜の中華風甘酢あんかけ。


12月6日(日) 晴
ちぇ、晴れてる。水底は風邪で布団へ、私は、東京農大で学校給食関係のシンポジウムへ。元の職場である某有機野菜などの宅配団体メンバーがたくさん来ていた。みな元気そうなので安心。井上ひさし氏らの話を聞くが、なによりも福島県熱塩加納村の学校給食の報告を聞けたことが収穫。前々から取材に行こうと思っていたところなのだが、完全米飯給食、しかも、できるかぎり地場産で、手作り、食教育を実践的に取り組んでいる学校である。子どもたちが米を作り、野のツクシやタンポポをとり、また、豆のさやむきなどを行ないながら、食と生活について学んでいく姿は、教育のあり方に食がいかに大きな可能性を持っているかをうかがわせる。これが「まっとう」だと思うのだが。
夕食には、ジャガイモとタマネギ、コーン缶とトマト缶を使ってスープを作る。

食:8時、ご飯、味噌汁の残り、白菜甘酢あんの残り。
食:13時、カツ丼(外食)
食:20時、ご飯、ポテトコーントマトスープ、白菜甘酢あんの残り、味噌汁の残りの具、納豆、生卵(水底)。


12月7日(月) 雨
ちぇ、雨だ。今日は久しぶりに外出しなくてよいのだが、雨では仕方がない。仕事や片づけなどをして過ごす。冬物衣料と春夏物衣料などの整理や仕事をする。最近、私が使用しているパソコンの調子が悪く、困っている。OSの入れ替えをしなければならないのだが、ならばいっそWIN98にしようかとも考える。
小松菜と大根、人参を油揚げと桜エビで炒め、チョコチュジャンと醤油、ニョクマム、紹興酒などで味付けして、最後に片栗粉でとろみを付けたら、実においしい、チョコチュジャンの酸味とごま油と唐辛子が効果的なのだ。寒いから、保熱性のあるあんかけをしてしまいがちだが、あんをかけると塩分が強くなる。そこで、酢や唐辛子を使うことで塩分を抑えながら味を活かすことができるのだ。

食:12時、ご飯、小松菜のピリ辛あん、ポテトコーントマトスープ、シシャモ。
食:21時、ご飯、オムレツ、ポテトサラダ、里芋の煮っ転がし、具たくさん味噌汁(大根、椎茸、小松菜、油揚げ、ワカメ、長葱)、小松菜のピリ辛あんの残り。


12月5日 白菜の甘酢あん 12月4日 もやし(大豆もやし)
12月4日 レンズ豆と大根のカレー(肉なし) 12月4日 大根葉と油揚げ、桜エビの炒め物
12月7日の味噌汁 12月7日のポテトサラダ 山盛り

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