【貧乏人のキャビア(ナスキャビア)】
焼きなすでつくるペースト。なすという安い素材でできるのにとろけるようにおいしく、また、なすの種のつぶつぶから、「貧乏人のキャビア」と呼ばれています。
カリッと焼いたトーストにのせたりサンドイッチにしたり、ごはんにかけて食べてもおいしいものです。
殺菌したビンに詰めて冷蔵庫で保存すると、1週間程度保ちます。
材料/
なす…8本
トマト…中1個
たまねぎ…2分の1個
にんじん…2分の1本
にんにく…1かけ
オリーブオイル…大さじ5
塩・こしょう…適宜
あれば、
グリーンオリーブ…10個
バジル…5枚
作り方/
(1)なすは皮ごとグリルで焼き、皮をむいて焼きなすを作る。トマトは湯むきして種をとる。
(2)材料を全てみじん切りにする。にんじんはすりおろす。
焼きなすは包丁でよくたたく。
(3)フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、にんにくが香ってきたら中火で玉ねぎを炒める。
(4)残りの材料を全部入れ、気長に炒める。
水分がとび、全体がねっとりしたら塩、こしょうで味をととのえてできあがり。
密閉容器に入れて冷蔵し、冷えたまま食べる。 |
【なすの揚げびたし】
揚げたなすを、ほいほいっと熱いうちに漬け汁に放り込んで、よく冷やしてから食べます。
油であざやかに発色したなすの紫がレモン汁の酸でそのまま残り、目にもおいしい常備菜。
さわやかなだし汁がじゅわっとしみ出して、そうめんのあてに、冷やし中華の具に、ごはんのおかずにと活躍します。
揚げ物のついでに作っておくと楽です。
材料/
なす…5本
めんつゆ…カップ1(そうめんつゆ程度の濃度)
水…2分の1カップ
レモン汁…大さじ5
青じそ…5枚
すりごま…大さじ1
油(ごま油がおすすめ)…適宜
塩…適宜
作り方/
(1)なすはへたをとり、皮ごと3cm幅に切る。
濃いめの塩水を作り、なすをしばらく浸ける。
(2)めんつゆに水を入れ、そうめんつゆより少し薄めぐらいに調整する。
せん切りにした青じそとすりごまを入れる。
(3)なすの水気を切り、中温に熱した油で素揚げする。
途中箸でひっくり
かえして両面から火を通す。
(4)薄く色づく手前ぐらいで漬け汁にひとつ入れてみて、つゆを吸ってしぼむようなら揚げ上がり。
どんどんつゆの中に浸けていく。
(5)冷蔵庫でよく冷やしていただく。 |