クランペット(白神こだま酵母使用) イギリスのお菓子(軽食?)です。発酵させた生地を丸枠に流し、(スキレット)厚手のフライパンで焼き上げました。イングリッシュマフィンに似ていて、熱々を発酵バターやメイプルシロップで食べると最高です。 |
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材料(6〜7個分): 強力粉…200g 全粒粉…20g 牛乳…300cc 水…30cc 白神こだま酵母(ドライ)…10g 塩…ひとつまみ 砂糖…小さじ1 |
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(1)牛乳と水を合わせて鍋に入れ、弱火にかける。温度計を入れ、35℃まであたためる。 (2)強力粉と全粒粉は合わせてふるい、塩を加える。 (3)これが白神こだま酵母(ドライ)。見た目はドライイーストと変わりません。少し粒が粗いかな? (4)容器に白神こだま酵母を入れ、温めておいた牛乳&水を3分の1程注ぐ。 (5)はじめはダマになるが、気にせず置いておく。 (6)時折かきまぜ、5分ほど置くと、ぶくぶく泡だって活動をはじめる。温度が低いときは35℃程度の湯せんにかけてやるとよい。※この予備発酵用の牛乳が絶対に40℃以上にならないよう、注意!酵母が壊滅することがあるのだとか。私は1回殺しました。 (7)全体がぽってりクリーム状に発酵した酵母を、粉の中に入れて全体を軽く混ぜる。 (8)残りの牛乳+水を粉に注ぎ、木べらで混ぜる。 (9)ここからはがんばって混ぜる。ホットケーキ生地のようなゆるめの生地だが、底から練り返すように4〜5分がんばって混ぜ続ける。 (10)最終的にはトロロイモぐらいの感触になる。 (11)ボールにラップをかぶせ、40度弱の湯を張った鍋に入れて湯せんで1時間ほど発酵させる。こたつやホイロ、風呂場のふたの上など、環境に合わせて発酵場所を作る。 (12)1時間たった状態。生地は二倍程度にふくらんでいる。 (13)直径10cmのリングの内側にサラダ油をぬっておく。 (14)厚手のフライパンを火にかけて予熱し、十分あたたまったら弱火に落としてリングをならべる。リングがない場合は、生地を直接丸く落としてもよい。 (15)リングに半分ぐらいの厚さに生地を流す。もちもちした生地なのでたらーりとは流れない。ぼてっと落として、スプーンでむにむにならしてやる感じ。 (16)表面にきれいに焼き色がついたら裏返し、リングをはずす。はがれにくい時は、ふちに軽くナイフを入れてやる。 (17)裏面も弱火で4〜5分焼く。 (18)できあがり。あたたかいうちにバターやメイプルシロップ、はちみつなどで召し上がれ。冷めたら、ホイルに包んでトースターであたためる。ホイルに1個ずつ包んで冷凍可。 メモ: フライパンは、10inchのスキレットを使っています。中はふっくら、表面はカリッとおいしく焼けます。樹脂加工のものより、鉄材のフライパンの方がかりっと香ばしく焼けます。 酵母は、最近はやりの「白神こだま酵母」。顆粒タイプで、ドライイーストと同じようにお手軽に使えます。イースト臭がしないので、お菓子っぽいものにはよいかもしれません。 手に入らない場合は、同量のドライイーストを使ってください。 ■白神こだま酵母 最近では、「ハリーポッターとアズカバンの囚人」にも出てきましたね。暖炉の火であぶってバターやジャムを塗っていただくのが英国風のようです。 |