豆乳鍋 豆乳をベースに和風だしで仕立てるまろやかなお鍋です。おなかの底からほかほかあたたまってもたれない、優しい豆のおくりものです。 |
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材料(2〜3人分): 豆乳…500cc 鶏肉…200〜300g 豆腐…1丁 大根…10cm程 まいたけ…1パック えのき…1パック 白菜…4分の1個 生鮭…2切れ 干ししいたけ…2枚 昆布…10cm程度 たれ かつおぶし…2つかみ 昆布…5cm程度 しょうゆ…大さじ2 みりん…大さじ1 片栗粉…小さじ1 |
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(1)豆乳は、砂糖や香料の入っていない成分無調整のものを使う。間違っても、いちご味や抹茶味を使わないように。 大豆から作る場合は、下記のレシピ参照。 ■豆乳 (2)昆布と干し椎茸は水に浸けて戻しておく。(戻し汁も使う) (3)白菜はざく切りにする。大根は1cm厚さの半月切りにする。 (4)まいたけは適当に裂いておく。えのきは根っこの部分を切り落として適当に裂く。 (5)生鮭はひと切れを2〜3切れに切り分ける。 (6)浸しておいた昆布と干ししいたけを戻し汁ごと土鍋に入れて水を足し、だしを1500ccぐらいとる。 (7)沸騰したら鶏肉を入れて煮る。※鶏肉は骨付きを使うといいだしが出ます。ぶつ切りでも、手羽でも。 (8)大根も加え、弱めの中火でことこと煮る。 (9)アクをすくいながら、じっくり鶏肉のだしをとる。 (10)鶏を煮ている間に、たれを作る。鍋に水1カップと昆布を入れて中火にかけ、沸騰したら昆布を取り出してかつお節を入れる。中火で少し煮たらかつお節を漉して鍋に戻し、弱火で沸かしながらしょうゆ・みりんを入れて味をととのえ、水溶きした片栗粉でとろみをつける。 (11)鶏の鍋の煮汁が3分の2程度に煮詰まったら、白菜の芯の方を入れる。 (12)白菜の芯がしんなりしてきたら、豆乳を入れる。ここからは吹きこぼれやすく、焦げやすくなるので注意。 (13)白菜の葉、きのこ類、鮭を入れて煮る。 (14)鮭に火が通ったら、豆腐をスプーンでざっくり大きくとって入れ、少ししてから火を止める。 (15)できあがり。各自の器にとり、たれをかけながらいただく。 (16)残り汁はうどんや雑炊に仕立てると絶品です。最後の一滴までいただきましょう。 (17)たれ作りが面倒なら、市販のめんつゆを希釈せずにを沸騰させて片栗粉でとろみをつけたものでも。 メモ: 鮭の代わりにたらや牡蛎、まいたけやえのきのかわりにエリンギや生しいたけ、しめじなどでもおいしく召し上がれます。あまりダシに大きな影響を与えない白っぽい具が合うようです。 自家製の塩鮭を塩抜きして使ったら、天然塩に含まれる塩化マグネシウムがにがりのはたらきをして豆乳が固まり、おぼろ豆腐と汁に分離してしまいました。 塩鮭や塩ダラは使わず、生鮭や生ダラを使った方がクリーミーな鍋になります。(おぼろ豆腐鍋もおいしいですが) |