むちむちささみ

鶏のササミの水分を抜いて作るおやつです。お肉のうまみがぎゅーっと凝縮され、噛むほどにおいしいお肉のガム。わんこやにゃんこはおやつに、ヒトはおつまみにどうぞ。
材料(30〜40枚分)

ささみ…4本
はちみつ…小さじ1
しょうが…ひとかけ
ビール酵母パウダー…小さじ2(ささみ半量分)
ピチットシート(小)…2枚
ジップロック(中)…1枚


(1)手をよく洗って準備する。ささみは筋ありなしどちらでも構いません。


(2)しょうがをすりおろしてささみを入れたボウルに加える。


(3)はちみつを加える。


(4)ささみにしょうがとはちみつをよくもみこむ。


(5)ピチットシートを1枚敷き、ささみを並べて


(6)きっちり包みこむ。


(7)包んだシートごとささみをジップロック(密閉ビニール袋)に入れ、冷蔵庫に入れる。1日経ったらシートを取り替えて包み直し、ジップロックに戻してもう1日冷蔵庫で脱水する。


(8)2日間脱水したささみを、シートをはがして取り出す。


(9)水分が抜けてあめ色になっている。


(10)よく切れるナイフでささみをそぎ切りにする。


(11)半量にビール酵母パウダーをまぶす。※ビール酵母バージョンはお好みで。


(12)よくもみこんで表面にまんべんなくまぶす。(すりごまなどをまぶしてもおいしいです。)


(13)天板にオーブンシートを敷き、肉を平たく並べる。


(14)100度にあたためておいたオーブンで45〜60分乾燥焼きする。低温設定のないオーブンの場合、一番低い温度で様子を見ながら焼く。


(15)むちむちと弾力が出て端がカリカリと乾いて色づいたらできあがり。(ビール酵母バージョンは色づかないので乾燥具合で判断)冷めたら密閉袋に入れて冷蔵庫の野菜室などで保管する。季節にもよるが、1週間程度で食べきる。それ以上保存する場合は冷凍庫へ。


(16)オーブンの温度と時間の指定は、ガスのコンベクションオーブンの場合の設定です。電気式のオーブンなどの場合、様子を見つつ、途中スイッチを切ったり時間を長くするなど調節して様子を見ながら作ってください。





メモ:
つけ込みのときにたまり醤油を小さじ1〜2加えて揉み込んでつくると、醤油の甘味やうまみが加わったおつまみになります。スパイスやハーブも合うはず。ペットのおやつの場合には塩分量や刺激物に気を付けてアレンジしてみてください。
ちなみに、たまり醤油+しょうが+はちみつ+ごま油で下味つけて脱水+乾燥焼きしたささみジャーキーは、私のヒトオヤツです。うまいんだこれが。

脱水シートできっちり肉の水分を抜いてうまみを濃縮し、日持ちをよくします。
■ピチットシート
脱水シートです。ピチットスーパーだと、ラップやホイル、ジップロックなどのコーナーにあると思います。結構割高なので、私は合羽橋で業務用の割安なものを買って使っています。(「業務用 ピチット」で検索すると通販してるところも出てくるはず)
脱水シートを使うと、ひと塩した魚を包めば干物になり、お肉のおまみも凝縮できてなかなか便利なものです。

秋冬で乾燥し、風のある日であれば、干物かごに入れて陰干ししても作れます。
塩分を添加していないので衛生面には十分気を付けて作業してください。