●大豆畑トラスト運動

 遺伝子組み換え大豆が大量に輸入されています。日本の大豆自給率はわずか5%程度。豆腐や納豆、食用油や味噌、醤油など日本の食文化の前提にもなっている大豆は海外に頼らざるを得ません。輸入大豆は、人間の食用のほか、油をしぼったあとの大豆かすは家畜のエサや肥料としても使われています。
 この状況をなんとかしたいと、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンが、遺伝子組み換え作物に反対する運動に加えて、国内で安心できる大豆などをつくる運動をはじめました。それが大豆畑トラスト運動です。
 大豆畑トラスト運動は、信頼できる生産者や自分たちで畑に大豆を植え、できた大豆を分け合って食べることで、国内の自給率を少しでも上げ、輸入大豆に頼らないようにしようという運動です。
 消費者のグループが、生産者と提携したり、自分たちで畑を借りて植えたりと、全国各地でさまざまな形の取り組みが続いています。


●農と食の環境フォーラム版大豆トラスト

 生産者は、秋田県山本郡の山本開拓農場・土橋敏郎さんです。土橋さんは、米づくりを中心に、野菜を生産し、個人や生協などに供給しています。土橋さんは、「大地(田んぼや畑)はキャンバス、種子は絵の具、道具と自分の腕は絵筆。自分の作品(作物)はNo1ではないかもしれない。だけど、自分の作品は世界にひとつ。それをよりどころに、ままにならない自然相手に、自分流の作品作りをやってまいりました。これからも描き続けます」という方で、農薬、化学肥料に極力頼らないような生産をし続けています。。
 土橋さんの大豆は無農薬。品種はリュウホウ。作付けは6月20日頃、出荷は、収穫して一応の選別をかけた状態で、12月はじめになります。
 今年で4年目になります。この土橋さんの畑とつながってみませんか。


土橋敏郎さん 大豆畑
生産者の土橋敏郎さん 土橋さんの大豆畑
家の裏に大豆畑 ゲロゲロ。
大豆畑は家の裏、田んぼの中にあります 農薬を使わないから虫がいる。
虫がいるからかえるもいる。

●申込方法など

1口=2kg、1200円から何口でも可です。

事務局(多摩市)に大豆を取りにこられる方、または、相談の上、事務局の人間が車で届けられる地域(都内)にお住まいの方は、1口から申し込めます。
事務局は遠いという方は、できれば5口=10kgを近隣で集めて、一括して申込みください。
送料実費がかかることもあります。その場合はご了承ください。

募集期間:7月30日頃まで。

申込方法:農と食の環境フォーラム・牧下圭貴まで電話・FAX、電子メールでご連絡ください。

E-Mail:webmaster@inawara.com

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