かこにっき
2001.2.16〜28


下にまいります まんなかへんに降りる


2001.2.16(FRI)
最高気温:28℃ 最低気温:17℃ 湿度:48% 天候:はれ・大風
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒
わたしごはん:鍋雑炊、いかスパゲティ など

まめにカマボコ板を支給する。
先日の混ぜずしの時に、久しぶりにカマボコを買ったのだ。
きれいに洗って干しておいたもの。
近寄ったまめ、ふんふんとにおいを嗅いだ後、おもむろにぺろりぺろりとなめ始めた。
まめちゃん…。

ねずみたちは、みんなカジカジと同じくらい、「ホジホジ」が好きだ。
水槽の隅や土管の中、トイレの角などを、飽きもせずホジホジホジホジがんばる。
おそらく、彼らの中では、かなり掘り進んで遠くまで行っているのだろう。
ホジホジのあとのごはんはまた格別。
ひたいに「達成感」の文字をにじませつつ、豆などをたべている。

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サバの缶詰はおいしい。大好きだ。
ひとり暮らしの頃、よくスパゲティにしていた。
ゆであげのスパゲティの上に、サバの水煮缶をどっかと汁ごとのせて、混ぜながら食べる。おしょうゆをたらしたり、大根おろしやしそなんかもあればステキだ。
私は特に、サバ缶の、骨と骨の間を埋めているぷよぷよの丸いところが好きだ。
あと、腹側の脂ののった、薄い部分も。サイコウだ。


くんくんいいにおい 「これなにさ」
「カメラのひもさ」
今、ブエノスアイレスの
あたり
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.17(SAT)
最高気温:28℃ 最低気温:13℃ 湿度:45% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、大豆ひとつぶ、大根葉ふたくき
わたしごはん:雑炊、じゃがいも煮、炒り豆腐、豆腐のみそ汁、ししゃも、いかの塩辛 など

むぎちゃんデッカチリ

6児の母の尻はでかい。
むぎは割とスリムなねずみだったのだが、コドモちゃんたちを産んだ後、後足の間がひろがり、いつもどっしりと座って何か食べたりしている。
たくましい感じ。
ムスメ達もだいぶ大きくなったが、むぎの尻にはかなわない。
ロシア人のおばちゃん、といった風情。

まめは紀文板をだいぶかじったのだ。細くなったカマボコ板。
厚さも固さも、カマボコ板がいちばんかじり材に適しているようだ。
カマボコを食わずに、板だけ大量に手に入れる方法はないものか。

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同居人がオミヤゲにコージーコーナーのケーキを買ってきてくれた。
おいしい。すごくおいしい。
コージーのイチゴショートケーキにはいくつかランクがあるが、ランクが上…ねだんが高いほど、いちごの比率が高くなっている。
しかし、私は「いちごは生クリームに合わない!」というポリシーを持っているので、間に缶詰のモモをはさんだ、ランクが下の方のケーキの方が好きだ。
生クリームには、缶モモやバナナの方がおいしい。

ローソンの新商品「揚げパン新世紀」を食べる。「チキンガーリック」と「ポークジンジャー」。
カレーパンのような揚げパンの中に、フィリングが詰めてある。
ポークジンジャーがなかなかおいしい。
原材料を見ると、「ポークジンジャーフィリング、小麦粉、……」などとある。
ポークジンジャーフィリングは材料なのか。
詳細は闇の中。
このような表記の方法を、「キャリーオーバー」という。
食品の製造業者が、その材料をまるごと他の業者から材料として仕入れている場合、その詳細な中身は書かなくていいのだ。
よく知られているのは、カマボコなどのねり製品。カマボコ製造業者は、「魚のすり身」を他の業者から仕入れているので、そのすり身に入っている添加物は製品に記載しなくてもよい。
だから、一見無添加に見えるしくみ。
すごいのは、秋葉原の自販機で売っているおでん缶だ。
原材料に「つくね、さつまあげ、こんにゃく…」と具ばかり書いてある。
材料として、おでんネタを仕入れているからいいんだろうけど…「原材料」、ねえ。


おしりがなにさ むにー おいしいのよ。
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.18(SUN)
最高気温:30℃ 最低気温:16℃ 湿度:45% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、大豆ひとつぶ、小松菜1枚、ひまわりの種1粒
わたしごはん:シュークリーム、中華ちまき、小籠包、納豆、じゃがいも煮、まめまめみそ汁 など

ねぼけむぎ

むぎは最近だらしない。こたつに3つ並べて入れた水槽の真ん中で、一番あたたかいからだと思われる。
巣もこさえず、いちばんあたたかいところでだらだら眠る。
起きてすぐは、のそのそしている。
そんなむぎも好きだ!

同居人がまめと遊んでいた。
彼はまめが一番のお気に入りと見える。
バスタオルをひざの上に広げて、そこでまめを歩かせる。
水槽のふたを開け、ジャンプの練習をさせたりもしている。
男二人、熱き交友録。

野菜が不足しているのか、小松菜をあげたらみんな必死でぱくつく。
青いものは大好きなのにねえ。
暖かくなったら、また菜っぱの種をまこう。

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味噌仕込み開始。
麦麹を3kgも買ってしまったので、大豆の量は3.75kg。
水に一晩ふやかしたら、絶望的な量に増えた。
寸胴鍋、保温鍋、圧力鍋をフル稼働して、明日まで延々と豆を煮る。
大豆は煮えにくい豆なので根気が必要だ。
台所にヒーターを持ち込み、まんがを読みながらの作業。

今日は久しぶりに合う友人Cといっしょに秋葉原で遊んだ。
フィギュアの海洋堂、お人形のボークス、秋葉デパートの輸入食材店、浅草橋のお人形ショップTOTOCOなどなど。
今はいろいろ、いいものができていますなあ。ほほう、ほう。
かねてからの懸案事項であった、バービー用のブラジャーを購入。
バリの民族衣装、クバヤとサロンのバービー用のをバリで買ってきたのだが、クバヤはレースの肩に透けるブラがすてきなので、ずっと欲しかったのだ。
ところが。買ってきたブラはジェニー用。
グラマラスなバービーには少しきつい。背中のバンドがずり上がってしまう。
バービー、ボインすぎ。っていうか、胸板、厚!


もへっ? クレクレタコラ ボインの反対は
ナインやで〜
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.19(MON)
最高気温:27℃ 最低気温:17℃ 湿度:55% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、ゆで大豆ひとつぶ、小松菜1枚、ドライパイン1粒
わたしごはん:ヨコイのスパゲティ、つみれ汁、いかの塩辛、バターごはん など

女傑。

むぎがトイレットペーパー芯をかじっているところをじゃましたら、すごく怒って私の手に回転跳び蹴りをくらわせてきた後、激しくスタンピングをしていた。
コワイ顔だった。ごめんごめん。

味噌を仕込んだので、ねずみたちにゆで大豆をふるまう。
豆を煮ているときからずっと落ち着きがなかった。
小豆の時もそうだったが、ねずみたちは豆が好きだ。
ほくほくの大豆をうまうま食べる。カワイイ。

ミルワームのことで質問を受けたので、新しいパックを買ってきていろいろ写真を撮る。
近日中に、「ミルワームの育て方(保存法)」をアップする予定である。
冷蔵庫に入れっぱなしになっていた前回のミルワームズだが、非常に生命力が強く、ほとんど生きていた。
すごいものである。

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バターごはんが好きだ!
あつあつのごはんにひとかけらのバターを埋めて、ほわっととろけたところにお醤油をちょい、とたらす。
薫り高きバターめし。
レストランで食べるハッシュドビーフに付いてくる、バターを混ぜて型で抜いたバターライスとはちがうのだ。
ごはん茶碗に繰り広げられる華やかな協奏曲。
それがバターごはん。
私はよく焼き菓子をこさえるので、カルピスバターを冷蔵庫に常備している。これが、うまい。
このバターとはれるのは、エシレぐらいだろう。
エシレは高い。ほんのひとかけで350円くらいする。
まだカルピスバターの方が、手が届く。
デパートにある紙箱入りのは、1ポンド\1,200もするが、製菓材料店に置いている銀紙包みのだと\700台で買える。
真っ白で油臭さのないバターは、白いごはんにすーっと溶けて、私を美味の極楽へと誘うのだ。


まめまめ。 じゃましないでよね とろける快楽
バターごはん
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.20(TUE)
最高気温:27℃ 最低気温:17℃ 湿度:55% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、ゆで大豆ひとつぶ、かぼちゃの種1粒、ミルワーム1匹
わたしごはん:そばめし、豆腐チャンプルー など

目覚めたら、ねずみたちがみんなして怒って暴れていた。
うわー、ごめんごめん。
ま、こりこりコーンなど、どうぞ。
怒ったままの顔でむさぼり食うねずみたちをぼんやり眺めながら、「ペレット全部食っちゃえよ…」などとはなぜか言えない私なのである。

ミルワームの保存法についてアップしたので、うにうにが苦手でない人はご覧ください。
無理して与えるほど栄養価の高いもんでもないので、がんばりすぎぬよう。

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最近気に入って読んでいるまんががある。
『エデンの東北』(深谷かほる・竹書房)である。
派手でキュートなおかあちゃんと、ソボクな姉弟のはなし。ネイティブな東北弁と、さりげなくなつかしい小道具がたまらない。
今、30代前半〜35歳ぐらいの人はとくにぐっとくるであろう。
バターごはんものっている。


いよっ。 バラ色のくちもと さくりさくり
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.21(WED)
最高気温:26℃ 最低気温:16℃ 湿度:58% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、りんごひとかけ
わたしごはん:玉子ドーナツ、カレーパン、姫紗羅定食 など

今日は出張で地ビール工房に行き、モルト(発芽麦)をもらってきた。
ねずみの大好物だ。香ばしくて、甘い。
そこの工房のモルト倉庫には、クマネズミをはじめとしてイエネズミやハツカネズミなどいろんな齧歯類が出没し、モルトをさくさく食べるのだそうで、ねずみホイホイがたくさん置いてある。
健康なねずみたちであろう。
うちの子らは、モルトをあげていると毛艶がよくなる。
このモルト、試しにねずみに味見させてみたいという方には、少しだけですがお裾分けします。
メールでお問い合わせください。(ほんとにちょびっとですが。)

こたつの具合が悪い。なんだか焦げ臭いのだ。
もう10年選手なので、そろそろ寿命。
今日はねずみたちはホットカーペットの上で過ごした。
あまり温度が上がらず、少し寒い思いをさせたかもしれぬ。すまぬ。
あやまりつつモルトをあげると、むぎが怒った顔でバリバリ食べた。
読者の方から、スナさんたちの写真を送ってもらった。
明日にでも「すななかま」として公開予定。待たれよ。

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玉子ドーナツっておいしい。サービスエリアのパン屋で買ったのだ。
ミスタードーナツのオールドファッションに似ている。
ホットケーキミックスでこさえると、こんな感じ。
しみじみした味。

出張の帰りに「スーパーキミサワ」でいるかの角切りを買う。
明日、味噌で煮込む予定。


だいすきなの。 ウフー。 ネズミエッグ
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.22(THU)
最高気温:25℃ 最低気温:14℃ 湿度:55% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、りんごひとかけ、ミルワーム2匹、フルーツチップひとかけ
わたしごはん:キャベツ炒め、せんキャベツ、かきの油漬け、いかの塩辛、菜焼き、おでん など

天気がいいのでねずみそうじ。

今日は春めいてあたたかいので、水仕事が苦にならない。
尿手形をきれいに洗い流し、さっぱりさん。
牧草ともみ殻がそろそろない。どうするか。
もみ殻は手に入りにくいので困る。

よく太ったミルワームをたくさん仕入れたので、ぜいたくにねずみたちにふるまう。
一番がっつくのは、むぎだ。ムッシャー。
まめも素早くたべる。
ムーシュは、そんなに好きではないらしい。
固い皮が歯に挟まったらしく、しばらくあぎあぎしていた。かわいい。

読者の方が送ってくださるねずみフォトを掲載する「すなとも」というページをこさえました。
お写真、お待ちしています。

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いるかを煮る。
よく「ケモノくさい」といわれるが、十分血抜きをすればそんなことはない。
ゴボウ、にんじんといっしょに、しょうがを利かせてコトコト味噌煮にする。
一度冷まして、明日食べるのだ。

キャベツ炒めって、おいしい。
甘みがあって、はりはりして。
シンプルなおかずのおいしさにはっとさせられる。


紀文棒
風前の灯火
なんかいいもん
ないかな。
やすい
※画像クリックで大きいネズミ


屋上、ペットショップとビアホールでございます いちばん上にのぼる
ひみつの半地下人 いちばん下まで降りる


2001.2.23(FRI)
最高気温:27℃ 最低気温:18℃ 湿度:56% 天候:はれのち小雨
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、りんごひとかけ、フルーツチップひとかけ、スパゲティ、煎り大豆一粒
わたしごはん:かきの油漬け、いかの塩辛、菜焼き、おでん、イルカの味噌煮、ナポリタン など

昨日の話。
むぎが丸くなって水槽のすみに寝ていた。
ちょうどそのすぐとなりあった位置で、まめが元気に掘り掘りしてあそんでいた。
うるさかったのだ、むぎは。
突如起きあがったむぎが、目を半開きのままスタンピングをはじめた。
たたん! たたん! たたん! たたん! 
その勢いにおびえたまめは、土管に駆け込んで顔を出したまま固まってしまった。
まるでのり巻きのようだ。
ひとしきり怒りをあらわにしたむぎは、また何事もなかったようにねむりはじめた。
しばらく動けない、まめ。そろそろと動き出したが、コマ落としのようにかくかく歩いている。かわいそうだ。

「すなとも」に、第2弾をアップした。
かわいいちびちゃんたちの姿をごらんあれ。

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イルカの味噌煮はおいしくできた。
きちんと血抜きすると、全然臭みがない。
同居人は、「鯨と同じ味だ」と言っていた。
私は鯨はほんのちょびっとしか食べたことがないのでよくわからないのだが、歯鯨系統はおおむねこんなものなのだろう。
牛肉によく似た食感。やはり海獣。

確定申告の準備をはじめる。
大量の未整理の領収書にうんざりする同居人。
私も、やれ。


見張り台 「ウルサイ!」
「コワイ…」
ですから、
カメラのヒモを…
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.24(SAT)
最高気温:27℃ 最低気温:16℃ 湿度:45% 天候:雨
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、小松菜ひとくき、煎り大豆一粒
わたしごはん:焼きうどん、納豆、冷やご飯、ノリ弁、せんキャベツ、NOWハンバーガー、かきの油漬け、いかの塩辛、おでん、イルカの味噌煮 など

ムーシュ、何度目かのココハウス放棄。

ひきこもりからの脱却、と、喜ぶべきか。
姿もよく見えて好ましい。
そもそも、ムーシュが一番鳥の巣作りはうまいのだ。
今日は冷えるので、ふわふわに切った牧草をうずたかく積み上げて、真ん中に埋まっている。
ヒジョーに、かわゆい。
おいしいものをあげると、すっかりカラにしたココハウスに駆け込んで食べる。

妹に教わったのだが、ねずみは、持ち上げて少し下から、アオリで顔を見上げると、「のほ」と間抜けな顔になってとてもかわいい。
鼻の下の線が強調されるのだ。
そのため、よく持ち上げられてしまうねずみたち。
特に、まめがいい味だしている。

同居人は、まめが一番のお気に入りだ。
よく、水槽から出しては遊ばせている。
遠くに行かないように、ひざの上に布を広げてその上で遊ばせる。
まめも私より同居人になついているような気さえする。
私が遊ぼうとすると、うんちを立て続けにぷりぷりと出すのだ。

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昼間ごはんを炊き、ノリ弁をこしらえておく。
これを夕飯にする。
自由業だと、お弁当を食べる機会が減るものだ。
たまにおむすびなど食べると、すごくおいしい。
今日は、二段式のノリ弁。
ノリ弁を漆黒に仕上げるコツは、ノリを惜しまないことだ。
ただ普通にノリをのっけてしょうゆを垂らすだけだと、時間とともにノリが縮んで白いめし部分がちらちら出てきてしまう。
これを防ぐために、

(1)ノリは1枚を8等分ぐらい(味付けノリぐらい)に切る。
(2)ノリ同志を1cmずつ重ねながら敷き詰める。
(3)弁当箱のフチからも1cm以上出るように敷く。
(4)しょうゆをかけまわす。
(5)ノリが縮みきったら、端の出ている部分を端でたくしこむ。


という手順が必要になる。
ノリの下に、かつお節粉をまんべんなく振りまいておくことも肝要である。


のほ。 男同士の
魂のふれあい
ノリ弁・ノアール
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.25(SUN)
最高気温:27℃ 最低気温:12℃ 湿度:48% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、大根葉ひとくき、ひまわりの種一粒、スパゲティ1本
わたしごはん:ヨコイのスパゲティ、カレー など

ねずみがスパゲティを食べるところのかわいさを、全世界に発信したい。
特にムーシュ。数センチ折り取り、リコーダーのように持って、端からカリポリ食べる。
くぅぅぅぅ…。
スパゲティは、

(1)おいしい
(2)歯ごたえが固くてよい
(3)長くてたのしい

などのメリットにより、スナネズミに愛されている。
きちんとしたデュラムセモリナのものだと、塩も入っていないので安心である。

今朝起きたら、ねずみ水槽内が12℃だった。寒かろう。
見ると、ムーシュがやけに丸い。ふくらすずめのようだ。
寒いと、ねずみたちは毛の間に空気を含ませて防衛する。
かわいい。でも、ごめんごめん。
こたつをつけて温めると、すぐにむぎが脚を伸ばした。
おだらけさん。

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昼にヨコイのスパゲティを食べた。
名古屋では日常生活に欠かすことができない、あんかけスパゲティである。
私は静岡出身・東京在住だが、母の実家のある街に、どうやらヨコイからのれん分けしたらしい店があり、小さい頃からあの味には慣れ親しんでいたのだ。
今日のは、酢キャベツと魚肉ソーセージを添えた。
酢キャベツ…ザウアクラウトは本式に作ると大変にめんどうくさいが、なに、家でちょっと食べる分にはせんキャベツをチョイと炒めて酢をかければそれでいい。
魚肉ソーセージは、多めの油で揚げ焼きにすると、端っこがカリサクとしてうまい。
「ヨコイを愛する者の集い」結成。地味に活動する予定。

『うろんな客』(河出書房新社・エドワード・ゴーリー)を購入。
先日渋谷の本屋で英語版をみかけ、気になっていたもの。
そのときいっしょにいた妹と私の英語力では内容が謎だったので、邦訳版を買ってみた。
…やっぱり謎だった。


ギャヒー あっちに
むぎちゃんが?
これぞヨコイ
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.26(MON)
最高気温:23℃ 最低気温:13℃ 湿度:48% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
こりこりコーン小さじ1、もりもり野菜少々、りんごひとかけ、バナナひとかけ
わたしごはん:カレー、豆腐、キャベツと豚肉の炒めもの、かきの油漬け、いかの塩辛 など

ぼんやりムーシュ。

今日はムーシュがぼんやりしている。
水槽の真ん中へんにある土管の上にとまって、じーっとしている。
ふくらすずめのように丸く、とてもかわいい。
何を思うやら。

起きたら寒かった。
ねずみたちは皆、鳥の巣に埋まって寝ている。
えさ鉢を見たら、えさの大半が残っている。
昨日はスパゲティ…それもヨコイの2.2mmもある太いのを1本ずつ食べたので、おなかタンクが満タンだったのだろう。
ので、今日の分のごはんは控えめに追加しておく。

ねずみは密かにバナナが好きだ。
生のバナナ。
一切れ入れると、むぎとムーシュは何食わぬ顔で、あまり関心のない顔をする。
が、あとでのぞくときれいになくなっている。
素直なまめは、こちらがまだ指先で持ったままのバナナをほぐほぐ食べる。
手が濡れるのがイヤらしく、犬食い。
そんなさまも、またかわいらしいものだ。

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確定申告終了。
一段落する。

翌日のカレーは、おいしい。
なぜにこんなにおいしいのだ。
同居人に「ノリカレー」を教わる。
細かくほぐした焼きノリを、カレー汁に入れて食べるのだ。
カレー汁はたっぷりよそうのがコツ。
香ばしく、うまい。
ノリは高級品になってしまった世の中、実にゼイタクなトッピングだ。


ねむるべきか
それともしっこか
なにようじゃ? さく…
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.27(TUE)
最高気温:24℃ 最低気温:10℃ 湿度:50% 天候:はれ
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、小松菜ひとくき、りんごひとかけ
わたしごはん:ジャーマンドッグ、カフェラテ、串カツ、コロッケ、牛たたきサラダ、そばめし など

今日も目覚めるとねずみが怒っていた。
ペレットをたべなさい、ペレットを。
昨日はトイレを換えていなかったので、怒り倍増。
むぎなど、土管を蹴り飛ばして大暴れだ。
「このしうち、ゆるせぬ。てうちにいたす。そこへなおれ!」
…あぶないところであった。

まめとむぎのふたりの娘、灰色の毛並みの子らがお嫁に行った友人と会う。
ふたりとも元気でいるらしい。
ごはんにはハトのエサとひまわりの種のブレンドをやっているとのこと。
それではひま種が多すぎるよ、と指摘しておく。
太っているだろうか。

どんどん新商品が出る、ペットフード。
特に小動物用のものは開発がめざましく、しょっちゅう新しいおやつ類も見かける。
ビスケットやボーロ、野菜や果物を揚げたもの、ミックスフードのたぐい。
「ハムスターのまんま」なんて、人間が食べてもかなりおいしい。
私は友人の家で半袋ほど食べてしまったことがある。
これは脂肪分や甘みが多いのでねずみ的にはよくない、と後で聞いた。

忘れてはいけないことは、「食べるのはねずみである」ということだ。
人間が食べておいしかったり、おいしそうに見えるものが、ねずみにいいごはんだとは限らない。
ペットフードメーカーが出しているものだから、やってもいいのだな、と頭から信用してはいけない、ということである。
人間の食品と違って、ペットフードには基準やきまりがない。
原材料や添加物の表示義務もない。
「ハムスターの主食ミックス」という表示も信用するな。
自分を信じよ。
何が入っているかは藪の中であるし、とにかく飼い主は自分の判断でペットの安全を守らねばならない。
「動物だから、食べちゃいけないものは自分で判断するでしょ」というのも過ちである。奴らは、おいしいものは、食べる。
例え毒でも、食べちゃって、で、死ぬ。
私の信条は、「疑わしきものは与えず」である。

みんなそうしろ、と言っているわけではない。
飼っているねずみをどう飼うかは、飼い主の自由であろう。
おいしいものを与え、喜んで食べるさまを楽しみ、太らせて短命で終えるのもまたひとつの飼い方だろう。
私は、たとえ激しくスタンピングをされても、毛並みよく元気に長く生きていてほしいと考えるやり方だ。
それがねずみにとって幸せなのかどうかも、また藪の中だが。

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今日は夕方友人達と合うので近くまで外出し、そのまま居酒屋へ。
いろいろジャンクなものをたべる。
外食をするとほんとうに野菜メニューが少ないのに気づく。
サラダのレタスと、揚げ物の玉ねぎやアスパラぐらい。

たばこのにおいが嫌いだ。
服や髪にしみこんで、家まで付いてくる。
まだまだ喫煙者にはマナーがわるい人が多く、歩きタバコも減らない。
スターバックスのような禁煙カフェが増えるのは喜ばしい限りだが、その分喫煙者は「禁煙の表示がないところでは吸っていい」と判断するのか、路上や駅のホームで遠慮なく吸いまくる。
すぐに捨てるのに、何かに追い立てられるかのように、とにかく吸っている。
ルールとマナーは、ちがう。
禁煙場所で吸わないのはルール。表示のない場所や灰皿のある喫茶店でも、周囲に気を遣うのは、マナーだ。
自分の快楽のためになら他人に苦痛を強いてもかまわないというなら、それは強姦と同じだ。


ジャワジャワ
ジャワジャワ
ジャワカレー♪
からくちよ ムーシュもあるでよ
※画像クリックで大きいネズミ


2001.2.28(WED)
最高気温:24℃ 最低気温:12℃ 湿度:58% 天候:はれ・春一番
ねずみごはん:
(共通・1匹あたり)
ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、モルト数粒、バナナひとかけ
わたしごはん:ホットケーキ、バナナ、ピーナツクリーム付きイングリッシュマフィン など

おのこし。

うちでは、よくねずみのかじり材にお菓子や食品のパッケージであるボール紙箱を与えている。
小さな半月型に切り出すことができ、適度な固さで厚みもそこそこで、ねずみたちも気に入っているようだ。
パッケージには、なにがしかの絵や写真、文字が入っている。
たまに、きれいにある文字や絵を残してあることがあって、ほほえましい。
以前の「カンガルーマウス」にもあったことだが、何か作為的なものを感じる。
ムーシュの昨日のお気に入りは、「バーモント」だ。

ちょっと昨日の続き。
最近、生ペット売り場のないホームセンターでもハムスターを売っていることがある。
スズムシを売っているような小さなプラスチック水槽にパインチップを入れ、ひまわりの種中心のミックスフードをばらまき、そこにちびのハムスターが座っている。
オスかメスかの表示だけされ、飼い方もえさも書いてない。
そして、安い。数百円〜\1,000程度。
コドモが小遣いで買える値段である。
誰にも言われなければ、この底面積10cm×15cm程度のケースで飼い続けるかもしれないし、えさも入っているのと同じようなミックスフードを買っていくだろう。
なにより、ホームセンターにいる間の管理のこと。
水ボトルもなく、野菜も果物も入れていない。
閉店後は空調も切れるだろう。
犬や猫などのペットも売られていない以上、知識のある店員がいるとも思えない。
カブトムシやスズムシ、お祭りのヒヨコと同じ扱いである。
死ねば生ゴミとして捨てられる。
そして、簡単に売られている生き物は、安易な気持ちの飼い主に飼われていく確率が高い。

私の持論は、「コドモにねずみを飼わすな」である。
乱暴な意見なのは百も承知だが、自分がコドモの頃、ハムスターの飼い方がひどかったことへの、戒めである。

私がハムスターを飼っていた頃、まだゴールデンばかりで、ドワーフ系のねずみは見かけなかったほど昔だが、「ハムスターの主食はひまわりの種」が常識だった。
実験動物用ペレットなどどこにも売られていなかったし、ペットショップのおばさんは自信を持って「ひまわりの種だけやっときゃいいから」と言っていた。また、ひまわりの種も、米のような大袋で売られていた。
小動物の飼育書もろくになく、ペットショップの指導を鵜呑みにしてハム達を飼っていた。
お菓子もやった。寝ているところを起こした。
外に連れ出して遊んだ。ストレスもたくさんかけたろう。

コドモは大抵、小動物にひどい。
本人にその気がなくても、とんでもないことをしている。
お菓子を与えたがる。がまんしない。
さわりすぎる。外へ連れ出す。
力の加減を知らない。

「コドモの情操教育のために」とペットを買い与える親はとても多いと思うのだが、彼らは教材ではない。いきものである。
その命を軽んじている大人が多いのも、また事実である。
大人(年齢だけのことではない)が飼育に責任を持てないのなら、ペットを飼うべきではない。
少なくとも、うちのねずみを里子には出したくない。

今はインターネットでたくさんの情報を手に入れることができるし、本もたくさん出ている。
小動物オーナーの層も厚くなっている。
「知らなかった」は許されるかも知れないが、「知ろうとしない」は罪である。
飼うからには、できるだけの調べものをするべきだ。
それが「責任」ということだろう。

私の今の飼い方がベストかどうかはまだわからないが、少しでもねずみにとって快適な環境を手探りで模索する毎日である。

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久しぶりに「ソントンのピーナツクリーム」を食べた。
紙カップ入りのもので、他にイチゴジャムやチョコクリームなどもある。
非常になつかしい製品だが、現役で売られているのでファンもまだまだいるのであろう。
原材料を見ると、ピーナツバターよりも水あめや砂糖の方が量が多い。
寒天まで入っている。
ふたを開けると、透明感のある黄土色、そしてこのねばり。
水あめのシワザだ。
これは給食に付いてきた、小袋入りのピーナツバターとほぼ同じものである。
味もチープで、実になつかしいのである。
焼かない食パンに塗りつければ、ますます給食の味だろう。
この場合、パンに対してクリームをけちるのが肝要である。

バーモントが
かっこいい
それなりに
いそがしい
ねずみの
そでが好き
※画像クリックで大きいネズミ




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