2001.2.1〜15 |
2001.2.1(THU) 最高気温:24℃ 最低気温:16℃ 湿度:43% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、りんご少々 わたしごはん:雑炊、マカロニサラダ、ソト・ジュパン、焼きそば など | ||||||
家族のだんらん こたつの1辺に、ねりぺち・むぎ・まめの水槽、もう1辺にムーシュの水槽、あと2辺には私と同居人がすわる。 家族みんなでこたつを囲む図である。 鍋物などいいだろう。 こたつは、意外と20℃ぐらいの温度を平均に保つことができてすぐれものである。 ねり子とぺち子は、給水器の存在に気づかないようである。 ああー、いらいらする。飲み口が上の方すぎて見えないのか? 一計を案じて、プラケースの穴をもう少し大きくし、給水器をつっこんで立てた。→これ どうだ! まだ気づかない。うんざりしながらねずみにりんごを手渡す私の手は、小刻みにふるえていたといいます。 実は、今まで使っていたデジタルカメラ、「FinePix1400」を、バリ行きのガルーダの機内に忘れてきてしまった。 その後航空会社に問い合わせたが、「ない」との返事であった。 崩れ去るわたし。 旅行後、データがいっぱい入った状態でなかったのだけが、唯一の救いである。 今は、古いデジカメでねずみ写真などを撮っているのだが、やはり少し写りがわるい。 新しいものを購入するまでは、ちょいとぼやけたねずみたちをお楽しみいただきたい。 ---------- 夕べは、ナシチャンプルーにした。 ナシチャンプルーというのは、インドネシアの定食である。 大抵の食堂にあるメニューだし、インドネシアジンの家庭でもよく食べられている。 ごはんを皿に盛り、数種類のおかずを盛り合わせる。 おかずは、甘辛く煮たテンペだったり、塩魚を揚げ焼きにしたものだったり、野菜をココナツミルクで煮込んだものだったり、串焼き(サテ)だったり、焼きそば…といっても、インスタント麺を湯でもどして調味料を絡めただけのヤツだったり、葉物野菜とココナツの和え物だったりする。 要するに、なんでもいいのである。 おかずはあまりゴージャスでない方がいい。ちょびっとずつ、いろんなものがのっていると、わくわくする。 ひとつだけ味わってみても大したことないおかずでも、いろいろわんさかのっていると、味のカオスが生まれる。 ゆうべのは、マカロニサラダ、野菜入りさつま揚げの焼いたの、小松菜のにんにくいためである。サンバル(インドネシアの辛い合わせ調味料)、はやとうりのスープ「ソト・ジュパン」を添える。 スープを少しすくってかけながら、スプーンでわし、わし、わし、と食べる。大半は日本のおかずなのに、なんだかとっても雰囲気はインドネシアなのである。 ちなみに、米はタイ米と日本米を半々に合わせたもの。 まだ、日本米だけだと粘って胃にもたれるのだ。
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2001.2.2(FRI) 最高気温:25℃ 最低気温:16℃ 湿度:45% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒 わたしごはん:きのこスパゲティ、ハンバーグ、ゆでキャベツ、小松菜のみそ汁、かぼちゃの煮物 など | ||||||
ねずみそうじの日。 みんなおりこうにトイレを使っているので、掃除が非常に楽である。 もみがらが残り少なくなってきたが、寒いので潤沢に入れてあげる。 牧草もたっぷり。 牧草を切り終えたねずみたちは、平地でぐんにゃりねむっていた。 ねずみとは言え、くたびれるのであろう。 ぺち子が、プラケースのふたのふちをかじって困る。 かじりものが足りないのか。とりあえず菓子箱など入れておこう。 このプラケをこわされると、困るよ。 水槽をこたつに入れているが、その配列のせいで、かまうねずみが限定されてしまう。 一番手前にねりぺち姉妹がいるので、ついついこの子達ばかりかまってしまう。 いかんいかん。順繰りに位置を変えていこう。 ---------- パルコで限定チョコエッグの販売が始まった。 10個に1個の割合で、限定品のヒメネズミのフィギュアが入っている。 ねずみマニアとしてはつらいところである。 来週あたり、早起きして平日に渋谷に出かけてみるか。 渋谷は、若い人たちがあふれているので苦手である。 まだ新宿の方がいい。歩き方に流れがある。 渋谷は、駅前と西武前で、ごじょごじょとよどみができている。 タバコの煙もたまっている。 普段山の上に住んでいるわたしには、下界は苦しい。 同居人がハンバーグを焦がしたといって嘆いている。 オーブンに入れたまま忘れていたのだ。 しかし、言うほどまずくない。むしろ私の好きな食感。 パンの分量の多いハンバーグは、端がカリカリとしてうまいものだ。
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2001.2.3(SAT) 最高気温:25℃ 最低気温:16℃ 湿度:48% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、ひまわりの種1粒、りんごひとかけ わたしごはん:ラーメン、ごはん、カレーライス、コールスロー、なんだかわからない和え物 など | ||||||
のみくち発見! まず気づいたので、ねり子であった。 だいぶ長い時間、くきくきと飲んでいた。 しばらくすると、ぺち子も気づいた。 他人が何か口にしていると、気になるお年頃である。 ふたりで争って、くきくきと水を飲む。 せっかく覚えたが、明日はおうちに戻るのである。 むぎがやたらジャンプしている。 まめもおつきあいで跳んでいる。 むぎは、たまに天井の細かい網にはっしとしがみつく技まで会得している。 動きに無駄がなく、キレがある。 特訓しないでください。 最近、「もりもり野菜」という新しいフードを少し試してみている。 キャベツの芯やにんじんなど、野菜を干したもののミックスで、マルカンから出ている。 「こりこりコーン」と同じラインナップである。 袋を開けると、ペヤングソース焼きそばのキャベツのニオイがする。 味もそんなかんじ。 ねずみ受けは、まずまず。これは残さない。 ---------- 久々の日本カレー。 同居人は日本カレーをこしらえるのがうまい。 私はインドカリーやタイカレーなど、エスニック本格派の係なのだ。 それが上手だと言うよりは、私が日本のルーカレーを作ると激しくまずくなるのだ。 箱の表示通りに作ってもおいしくないので、なぜだなぜだとずっと疑問に思っていたのだが、最近そのなぞが解けた。 ルーが足らないのだ。 ほんとの日本カレーには、すごくたくさんルーを入れるものだったのだ。 私のがどのくらい足らなかったかというと、鍋一杯のカレーにひとかけかふたかけしか入れていなかったのだ。 同居人は、半箱、もしくは1箱ぐらい入れる。箱の表示をよく見ると、確かにそのくらい入れることになっている。 どうりで私のは薄くて味がしまらず、それでいろんなものを足してさらにおいしくなくしていたのだ。 そう考えると、カレールーって、あまり経済的でない。 やっぱり私は、作るならスパイスカレー派である。 今日はいかの塩辛を仕込んだ。 いかが好きだ。
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2001.2.4(SUN) 最高気温:31℃ 最低気温:17℃ 湿度:48% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒 わたしごはん:カレー、とうふとさつまいものおかず、カレーうどん など | ||||||
ムーシュ愛護強化月間。 むすめたちは、ふたりして帰っていった。 というか、送ってきた。 車の中で、ぺち子はずっと便所にこもっていたが、ねりこは元気に暴れていた。 最初だけ。 途中から急にぐてっとのびてしまった。酔ったのだ。 目がだんだんうつろになっていく。ゲーか!? 妹の家について水槽に戻ると、早速ラップ芯をもらって元気にくるくる動き回っていた。ほっとする。 むすめプラケがなくなったので、その位置にムーシュの水槽を移す。 一番よく目に付き、写真も撮りやすい位置である。 しばらく一番離れたところに置き、目が行き届かなかった。 かわいそうなことをした。オヤツなどあげてあまやかし、2月をムーシュ愛護強化月間とする。 ちなみに、年がら年中、「ねずみ愛護月間」ではある。 ムーシュはびびりなので、常にコマ落としのようにちきちきと動いている。 写真が撮りづらいことこの上ない。 新品のデジカメも届いたことだし、ムーシュで腕慣らしをしよう。 シャキンシャキン。 ---------- カレーうどんをこしらえてもらう。 うまいものだ。 カレーという料理のある国では、大抵カレーうどんのようなものを発明するのではないだろうか。 マレーシアの「ラクサ」もおいしいし、同居人はパキスタンで同じようなものを食べたことがあるという。 うまいうまい。 「ねもはも」という小冊子に食べもののことを連載している。 次回のテーマは「しょうが」だ。 いろいろ調べていたら、こんなページを見つけた。 なかなか面白い。
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2001.2.5(MON) 最高気温:28℃ 最低気温:16℃ 湿度:48% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、ひまわりの種1粒 わたしごはん:おでん屋さんの昼膳、ユッケジャン、ごはん、春雨サラダ など | ||||||
風邪気味なので日記をさぼって早く寝ました。 ムーシュは、おいしいものをかくれてたべる。 まめやむぎに「うまいもの壺」からひまわりやかぼちゃの種を取りだして渡すと、指に手を添えて「ありがと。」といった風でうけとる。 ムーシュは、歯の先でがしっとつかむと、横っ飛びにむしりとって走り去り、ココハウスの裏などにうずくまって急いで食べる。 とられると思っているのか。もっとゆっくり味わって食べればいいのに。びびりだ。 よって、ムーシュのお食事シーンを写真に収めるのはとてもムズカシイのである。 ---------- 友人宅へ訪問。 いっしょに、近くのおでん屋さんへ昼ご飯を食べに出かける。 ランチタイムには、定食をやっていたのでそのお膳をたのむ。 卵焼きや煮物、椀もの、アナゴのてんぷらなど、ぎゅうぎゅうと盛りだくさん。 ごはんは茶めし(さすがおでん屋さん)。 すごくおいしく、うれしいお昼。 お出しをきちんととっているので、これならば夜のおでんもおいしいだろう。いつか、行こう。 先日のバリ旅の写真、カメラマンのP氏が撮ってくれた、総数600枚弱のができあがってきた。すごくいい。 少しずつ、バリのページでご紹介できたら、と思う。
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2001.2.6(TUE) 最高気温:30℃ 最低気温:18℃ 湿度:52% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、りんごひとかけ わたしごはん:ユッケジャン、ごはん、春雨サラダ, カレーののこり、いかとセロリの炒め物、ユッケジャンうどん など | ||||
風邪気味引き続き、すごく長いひるねをする。 さっき(7:00すぎ)起きた。 はたらかなくちゃ。 ムーシュにはストイックなところがある。 まめのように 「おいしいものがほしいのぅーっ!」 でもなく、むぎのように 「あら、おいしいわねぇ」 でもない。 なにしろ、その日のごはんの大半を、翌日に食べる。 ねずみごはんを配給するとき、前の日のえさ鉢の残りをその辺にあけるのだが、ムーシュのはほとんど残っている。 ムーシュは、その「あたりにまかしたヤツ」から食べるのである。 ペレットを残さずたべるのも、大抵はムーシュである。 夜中にひとりで起き出して、こりこりと食べている。 まめやむぎは、まだペレットが残っていても、「こりこりコーン」や「インコのえさ」などの口当たりがいいものがなくなって小腹が減ると、「くれーっ!」と飛び跳ねて抗議する。 ムーシュは、一人静かにペレットをたべるのである。 ---------- ゆうべ、ユッケジャンをこしらえた。 韓国の、牛肉入り辛スープである。 これは、かならず小さめの寸胴鍋いっぱいに作ることにしている。 煮返すたびに、どんどんおいしくなるのである。 ごはんを入れる。 うどんと煮込む。 卵を入れる。 だんだん野菜が煮くずれて、とろみがついてくる。 唐辛子と塩が好きな友達がいる。 彼女の家に初めて遊びに行ったとき、お昼に3日目のユッケジャンとごはんを出された。 とろみがついて煮詰まった、熱血地獄汁。 彼女とは仲良くなれる、とそのとき思った。
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2001.2.7(THU) 最高気温:26℃ 最低気温:17℃ 湿度:52% 天候:はれ・強風 ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、煎り大豆 わたしごはん:しじみのみそ汁ぶっかけごはん、さつまいもとかぼちゃの煮物、アドボ、菜焼き、いわしの煮付け、いかの塩辛 など | ||||||
ねぼけムーシュをさわる。 ムーシュは、ものすごくおいしいものを食べているときと、すごくねむいときには、思う様さわることができるねずみである。 いつもは、かみつくか激しくとびあがるびびりやなので、さわったりできない。 今日は、「すごくねむいムーシュ」の鼻面やほおべたをさわった。 毛並みのいい、よいネズミだ。 先日、友人に豆まき用の煎り大豆をもらったので、ねずみといっしょにおやつに食べる。 私は煎り大豆が大好きだ。 つるつる滑って持ちにくいらしいが、ねずみたちにもおおむね好評。 ゆっくり、カリカリカリとたべる。 ---------- アドボというフィリピンの肉煮込みをつくった。 しょうゆと酢を合わせたものに鶏肉と豚肉をつけ込んで煮る。 特殊なスパイスはいっさい使っていないので、日本の食卓にも違和感なくのる。 お酢で肉がやわらかくなり、おいしく食べられる。 いいお酢を使うのが、コツといえばコツ。 明日私は旅に出ます 渋谷パルコに早起きをして そういうわけで、明日、ヒメネズミをお迎えしに行って来ます。 止めないでください。
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2001.2.9(FRI) 最高気温:25℃ 最低気温:18℃ 湿度:52% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、煎り大豆 わたしごはん:ラーメン、カフェオレ、小籠包、アドボ、野菜鍋、いわしの煮付け、いかの塩辛 など | ||||||
ひめでなくとも ねずみはかわいい。 しかし今日は、生ねずみを裏切って早朝に出かけてしまったため、生ねずみたちのための水換えやトイレ換えが夕方になってしまった。 むぎはスタンピングをして怒っていた。 砂浴びが一番好きなのは、きれい好きのむぎなのだ。 ごめんごめんごめん。 きれいな砂に換えると、あたふたとひっくり返って浴びていた。 ううっ、かわいい。 ---------- 朝6:30より、渋谷パルコに並ぶ。 チョコエッグ・パルコバレンタインバージョンを買うためである。 ばかばかしいが、チョコエッガーは皆本気だ。 このバージョンには、かわいいかわいい限定のヒメネズミちゃんが混入されているのだ。 妹をプリンで釣り、寒さの中出陣。 6:30に現地に到着すると、もう長い列ができていた。あやや。 圧倒的に男性が多い。バレンタインキャンペーンなのに? 私のいでたちは、タイツ2枚重ね、サロン2枚ばき、靴下、ババシャツにTシャツ、とっくりセーター、フリースパーカー、コート、マフラー、毛糸の帽子、手袋。腰にホッカイロ、靴の中にもホッカイロ。 妹とべちゃべちゃねずみののろけ話などしていると案外時間はすくすくと経ち、7:25には「購買券」が配られた。 整理券ではなく、これを持って並び、買うときにレジで出すのだ。 横入り防止と、数の確定用らしい。 おそらく、7時過ぎにはもう定員までたっしていたのだとおもう。 渋谷はまだいい。現定数が多いのだ。 地方では、夜の12時頃から並ばないとアウトの所もあるという。くわばらくわばら。 だいぶ冷え込んだが、10:00にやっと開店。 みんなしずしずと係のお兄さんに従って店内に入る。割とおりこう。 階段を7階までのぼる。私たちの前に並んでいた女性が足にけがをしていたらしく、7階分の階段に平行していたら、特別にエレベーターを使わせてもらっていた。 そういう便宜をはかってくれるのは感じのいいものだ。 7階の会場にて、妹と10個入りの箱を無事購入。 その流れで、「松村しのぶの世界展」をみる。 松村しのぶさんは、チョコエッグの動物をこしらえている造形師で、あの指先からかわいいねずみちゃんやねずみちゃんやねずみちゃんをこしらえているのだ。ああ。 冷えたので、エレベーターで3階まで降り、「FUNGO」というカフェでカフェオレをのむ。妹はクラムチャウダーを頼んだ。 すると、バゲットがふたきれついて、結構なボリュームのものがきた。 おだしもよく出ていて、とてもおいしい。 コストパフォーマンスのいいオーダーであった。 他にお客はなく、そこでゆっくりとチョコエッグを割って中身を確認。どちらの箱からも、ヒメネズミちゃんが1匹ずつお出ましになった。 ああ、かわいい。本当にかわいい。寒い思いをして並んで、本当によかった。
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2001.2.10(SAT) 最高気温:28℃ 最低気温:18℃ 湿度:50% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、煎り大豆 わたしごはん:雑炊、アドボ、菜焼き、野菜炒め、鯖水煮缶、いわしの煮付け、いかの塩辛 など | ||||||
よく寝た。 起きたらねずみが怒っていた。 腹を減らしていたのだ。 でも、ペレットは残っている。それを食べなさい、それを。 しかしかわいいのでついつい甘やかしてしまい、かぼちゃの種などを与える。 最近ムーシュを集中的に甘やかしているので、少し太ってきた。 なおかわいい。 私はねずみの「そで」が好きだ。 ラグランスリーブのような、そで肉。 たまらーぬ。 ---------- 「うふプリン」というものがある。 渋谷の東急地下、ケーキ売り場にある「キャトル」という店で売っている。 奥久慈卵で作られたこのかわいいプリンは、卵の殻の上部をすぱっと切られた中に入っている。 小振りで食べやすいし、なんといってもおいしい。 10個買うと、専用の紙の卵ケースに入れてくれる。 手みやげにもちょっと気が利いていて喜ばれる。 これが、妹への昨日の報酬だ。 明日はコミティアに出店するので、ねずみ本などを増刷している。 ふー。
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2001.2.11(SUN) 最高気温:28℃ 最低気温:17℃ 湿度:52% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、ひまわりの種1粒、煎り大豆、バナナ一切れ わたしごはん:おむすび、サンドイッチ、そばめし など | ||||||
もっとめしを! むぎは少し太ってきた。 最近、うるさくしておいしいものをもらう技を覚えたのだ。 下半身がどっしりして、ますますおかあちゃん的になってきた。 太りねずみは、嫌いではない。 むしろ、好きだ。 ねずみたちが「めしをよこせ!」と跳んだりはねたり大騒ぎするときは、大抵ペレットは残っている。 それは最後の手段らしい。 夜中に、人が寝静まったときなどに、暗い顔をしてかりぽり食べるもの。 それが、ペレットだ。 ---------- コミティアで本を売ってきた。 コミティアは、コミックマーケットと比べて平均年齢の高い、割と大人のイベントだ。 ねずみの本よりも、バリの旅行記本がよく出る。 自費で旅行に行ける層が多いと言うことだろうか。 前の日に製本で徹夜しているので。この日はぐったりと寝る。 風呂に入ったことすら覚えていない。
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2001.2.12(MON) 最高気温:25℃ 最低気温:18℃ 湿度:48% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、煎り大豆、りんご一切れ わたしごはん:ちゃんぽん、鶏と野菜の水炊き、菜焼き など | ||||||
まめ! ねずみたちが思いの外煎り大豆を気に入ったのでうれしく思っている。 ひまわりの種とおなじくらい、よろこんで受け取る。 つるつるすべって食べにくいらしいが、ずっとずっと食べている。 油脂の多いひまわりに比べてヘルシーなたべものなので、いい具合だ。 私も炒り豆は大好きだし。 ねずみにあげるかじり材で一番多いのは、お菓子などのボール紙の箱だ。 もらった途端、何かに追い立てられるかのようにかじる。 むぎが一番早く粉砕する。 今日見たら、ムーシュのココハウスの天井に空いている穴に、そのかじりカスがささっていた。 どういうおつもりなのか。 ---------- チョコエッグでケーキを焼く。 スパイスの入った、ビターで大人向けのもの。 インスタントコーヒーも入れて、苦みを出す。 チョコエッグのベタ甘いチョコだと、このぐらいがちょうどいい。 ふー。
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2001.2.13(TUE) 最高気温:28℃ 最低気温:18℃ 湿度:45% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、かぼちゃの種1粒、煎り大豆1粒 わたしごはん:雑炊、焼きそば、クリームシチュー など | ||||||
わたくしのおべんじょを!! 今日、郵便局に出かける用事があって急いでいたので、ねずみのトイレ掃除をあとに回して支度をいていたら、むぎが怒っていた。 たたたん! たたたん!たたん! とスタンピングをして、便所掃除を訴える。 「わたくしのお便所が汚れていましてよ!」 時間がないので部屋を後にする。 後ろでしだいに小さくなっていく、スタンピング音。 ごめんなさいごめんなさい。 帰ってすぐにそうじする。 いらだちながら砂浴びするむぎ。きれい好きなねずみオナゴ。 ムーシュが順調に太っている。 ちょっと気を抜くと、ストイックな彼はガリになる。 ももねのあたりの肉付きがいい感じ。 太らせすぎるのはどうかと思うが、冷え込む冬は少しお肉が付いていた方が安心だ。 ---------- 「そばめし」という食べものがある。神戸出身らしい。 焼きそばとごはん、キャベツやにんじんなどの残り野菜と豚肉をいっしょにソースで炒め合わせたもので、炒めながらヘラでそばを細かく切っていく。 できあがりは、一見残飯である。 店で食べたことがなく、先日同居人にこさえてもらった。 すごくおいしい。きっと店で食べると、もっと味が濃いんだと思う。 これの冷凍食品が異常に売れているそうだ。もう2回も、販売中止になるほどに。 冷凍物を買ってきて食べるほどのものだろうか、とも思うが、ジャンクな食べものだけに、急に食べたい!と思ったときに、わざわざ材料を買いそろえるのも…と思うのかも知れない。 だいたい、私の経験から言うと、しごく現代的なキッチンには、あまり「残り野菜」というものがないのだ。 (うちの台所は古代的なので、ぜったいにある。) 冷蔵庫も、スカスカしているうちが多い。 「残り野菜を上手に使って…」というレシピは、はやらないのかも知れない。
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2001.2.14(WED) 最高気温:28℃ 最低気温:16℃ 湿度:48% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、ハトのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、煎り大豆1粒 わたしごはん:クリームシチュー、ごはん、混ぜずし、おつゆ、キャベツとじゃがいものサラダ など | ||||||
ねずみそうじの日。 寒いので、風呂場にあるでかいバケツにお湯をためて、ざあざあかけながら洗う。 水槽の壁面にも、ねずみの手形がべたべたついているのでよく洗う。 おそらく尿手形だ。 すっきりさっぱり。新しいもみ殻と牧草を入れる。 ねずみたちは今までのニオイが消えてしまったので大わらわである。 ひとしきり草を切ったあと、ぐったりねむる。 こたつに面した、いちばん温かいところでのびのびと寝るむぎ。 脚ものばす。だらだらモード。 今日、ホームセンターで長めのカラーボックスを買ってきた。 これを居間に寝かせて置き、ねずみ水槽をずらりと並べてのせる予定。 ホームセンターのペット売り場には、ハムスターをはじめとする小動物がいろいろ売られている。 チンチラ(ねずみチンチラの方)のこどもがごはんを食べていて、胸がきゅうんとなる。カワユイ。 この気持ちを、うちのねずみたちに知られてはならぬ。 ---------- バレンタインなので、すしをこさえる。 ちらし寿司展というより、混ぜ寿司だ。 鶏肉・干し椎茸・油揚げ・にんじん・かまぼこ・れんこんを刻んで干し椎茸の戻し汁で甘辛く煮込み、酢めしに混ぜる。 今使っている干し椎茸は、同居人の実家から送ってもらったすごく大きいヤツで、実においしい。 肉厚で、おだしもよく出る。水で戻すだけで、しいたけの香りがぷうんと薫る。 私は干し椎茸が大好きなのだ。 すしだけでは何なので、チョコレートも付ける。 私の好きな「コート・ドール」というブランドの、シンプルなチョコレート。 よけいなものを入れていない、さらっと口で溶けるベルギーのチョコレート。 頭がくたびれたときに、いい。
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2001.2.15(THU) 最高気温:30℃ 最低気温:13℃ 湿度:45% 天候:はれ ねずみごはん: (共通・1匹あたり) ニッパイハード1個、こりこりコーン小さじ1、インコのえさ小さじ1、もりもり野菜少々、煎り大豆1粒、ひまわりの種1粒 わたしごはん:混ぜずし、イカチヂミ、餃子鍋、あぶらげ納豆 など | ||||||
部屋の大掃除をして、同居人がエアコンのフィルターもきれいにしてくれる。 空気清浄、ねずみもいい気分。 ムーシュはたくさん水を飲む。 一度給水器に口を付けると、こっこっこっこっこっと、いつまでも飲んでいる。 砂漠のねずみなのに、水分の吸収効率はすごくよくできているはずなのに、ある時には飲むのね。 そして、尿をたくさんする。 ムーシュにあたらしい牧草をあげると、こうだ。 まず、あわてて長いままの草を何本かかき集めて加え、ココハウスの入り口に突進する。 ガーン。 はじきとばされ、草、落ちる。腑に落ちないムーシュ。 それを繰り返すと、ココハウスの前に牧草の山ができる。 するとムーシュはココハウスの中に入り、おもむろに外の草を少しずつ切り始める。 最終的には、粉々に切ってしまうので、巣材に使うには細かすぎることになってしまう。 完璧主義の男。 まめやむぎは、割合長めに、細く裂いていくので、ふわふわと鳥のような巣をこしらえることができる。 ハウスのあるなしの差であろうか? ---------- 友人P来たりて、遅くまで歓談。 バリの話でもりあがる。 夕飯は、水餃子入りの鍋にする。 豚ひき肉に、紹興酒、五香粉、塩・こしょう、ごま油、ねぎのみじん切り、しょうがのすりおろしを加えて練る。 これを餃子の皮に包んで、ひだをひとつだけ付けてきっちり包む。 これを、鍋にわかした湯でゆで、浮き上がってきてしばらくしたら、ボールの別の湯に浮かす。 この餃子を、椎茸・昆布だしの野菜鍋に入れるのだ。 酢醤油やごまだれがおいしい。 先日友達にもらったゆずぽん酢でもうまかった。 土鍋でそのまま煮てもいいのだが、別ゆでして湯に取った方が、皮がつるんとしておいしいのだ。 もちろんそのままたれで食べるのも、アリだ。
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