ねずみに一度に与えるミルワームは、せいぜい2〜匹。
残ったミルワームは、冷蔵庫で保存しよう。
常温で置くと、どんどん脱皮してどんどん成虫になってしまう。
冷蔵庫だと、温度が低いので、脱皮はするものの幼虫のままで保存できる。
その際、通気性・えさ(巣材)などに気を配ると、元気でむちむち太ったいいミルワームに育てることができる。
(1)飼育ケース
私は、以前カメムシを飼っていた密閉ケースを使用している。
ふたの部分に穴を開け、網戸の網を張り付けたもの。
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飼育ケース |
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(2)えさと巣材
ミルワームは、穀物系のえさを食べる。どうやら害虫だな。
買ってきたときにパックに入っているさらさらしたものは、麦の殻、「ふすま」である。
手に入れば、これを使う。なければ省く。自然食品店などで手に入る。
これに、パン粉を混ぜる。
動物性タンパク質として、キャットフードやドッグフードを入れるといいらしい。(うちのミルはあまり食べないが)
ペットショップの試供品をもらってくるといい。
「ハムスターのまんま」(クッキーみたいなやつ)もよく食べる。
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(3)飼育環境
飼育ケースに、ふすまとパン粉を入れる。
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さらさら |
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ミルワームを入れる。
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じたばた |
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適度な湿気を与えるため、くず野菜を入れる。
ミルワームは湿度に弱いが、冷蔵庫では乾燥しすぎるので、くず野菜の湿り気ぐらいがちょうどいいらしい。
野菜がカラカラになったらとりかえる。
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適度な湿気 |
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ふたをして、冷蔵庫で保存。
扉の辺りが、冷え過ぎなくてちょうどいい。家人にいやがられなければ、であるが。
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冷蔵庫で |
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たまにサナギになってしまう者もいる。
このさなぎも、ねずみは喜んで食べる。そのままにしておくと、動かないので仲間の餌食になってしまうようだ。
時々、上の方に上がってくる脱皮後の殻を取り除いてやる。
巣材の全とっかえをするときは、ざるでふるうと楽。
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サナギになった |
アリガト |
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