THE SPEED OF DARKエリザベス・ムーン2003 エリザベス・ムーンといえば、「若き女船長カイの挑戦」の5部作中3作がすでに訳されている。続編を楽しみにしていたのだが、その後翻訳される気配はない。残念。こち…
丸目はる
THE SPEED OF DARKエリザベス・ムーン2003 エリザベス・ムーンといえば、「若き女船長カイの挑戦」の5部作中3作がすでに訳されている。続編を楽しみにしていたのだが、その後翻訳される気配はない。残念。こち…
THE FIRE SERMON フランチェスカ・ヘイグ2015 私ごときがSFのなかの「文学」を語るのを身の程知らずと呼ぶのだろう。カズオ・イシグロさえ読んでいないのだから。 本書「アルファ/オメガ」は仮想の未来を設定…
プロテウスの啓示 SIGHT OF PROTEUS チャールズ・シェフィールド 1978 初読。好きな作家のひとり。しっかりした科学知識をふまえ、荒唐無稽大言壮語の物語をみせる。科学者であり、SF作家であり、どうやら面…
六つの航跡 SIX WAKES ムア・ラファティ 2017 地球初の恒星間移民船ドルミーレ号。2000人の冷凍者、500人格分のデータを乗せて地球を離れ、航海を続けていた。船を操るのは6人のクローン乗務員とAI・イアン…
迷宮の天使 AFTERPARTY ダリル・グレゴリイ 2014 認知学、大脳生理学などが導き出したひとつの答えである「自由意志という幻想」を正面から捉え、脳の配線を変えてしまう新薬「ヌミナス」と、ドラッグなどの化学物質…
亡霊星域 アン・レッキー 2014 ANCILLARY SWORD 「叛逆航路」の続編。久々に新刊を読む。読みたい本は多くあるけれど、いろいろあってなかなか本をゆっくり読む気になれない。 前作では、大規模宇宙戦艦の人工…
叛逆航路 ANCILLARY JUSTICE アン・レッキー 2013 すげー未来。ものすげー未来。主人公は肉体を持って行動する孤立してしまった人工知性の軍人。元は超巨大な宇宙戦艦の人工知能。それは兵員母艦と呼ばれ、大…
オルタード・カーボン ALTERD CARBON リチャード・モーガン 2002 (TW)久々に本格的なハードボイドドSF。ちょっと登場人物構成が複雑で、寝不足の頭にはついていけないところもあったが、肉体と精神についても…
アンドロイドの夢の羊 THE ANDROID’S DREAM ジョン・スコルジー 2006 (TW)史上初?おならSF!! 立派な21世紀古典的サイバーパンク&アクション&宇宙大戦ものです。主人公の仕事は「異…
ノーストリリア NORSTRILLIA コードウェイナー・スミス 1975 惑星ノーストリリア。砂漠の、羊の星。人類世界にとって欠かすことのできない不老長寿薬サンタクララ薬、またはストルーンと呼ばれる薬物は、ノーストリ…