久々の日記です。 
 
じめじめするので、早めにねずみそうじ。 
最近仕入れた野草や様似の2番牧草もたっぷり入れて楽しんでもらう。 
毎度の事ながらわたわたするねずみたち。 
ムーシュはひとり落ち着いて水など飲むもいとをかし。 
 
そうじついでに体重測定。 
 
 ちびは:118g 
 まめ:106g 
 ムーシュ:97g 
 ぷりま:83g 
 とろ:80g 
 
そう、とうとうぷりまがとろの体重を追い越したのだ。 
まだぽよぽよした感じではあるけれど、体格(骨格)はとろより大きいようだし、そろそろ…とは思っていたが。 
しかし相変わらず、ぷりまはとろに甘えっこである。新しいものは食べない。枝豆やとうもろこし(ゆで)にも手をつけず、とろにとられてしまう。次回は食べるかな。おいしいのに…。 
思えばちびはもそうであった。まめといる時には、すべてまめのすることに従っていた。 
 
そのちびはであるが、今日そうじ時に腹にポッチがあることが判明。臭線の脇に、くりくりと赤いポッチ。いやな感じ。 
夕方ではあるが、早速動物病院に出かける。受付終了時間ギリギリに駅についたたため、「4〜5分で着きますが診ていただけますか?」とお願いするとい快くOKしてくれたので、駆け込む。申し訳ない。 
今日は担当のこぐま先生がお休みの日なので、女性のK先生(ぺち子の手術をしてくれた先生)に診ていただく。 
ちびはが少しでも落ち着くよう、出がけにフラワーレメディー(レスキュー+クラブアップル+かぼちゃパウダー+きなこ+ヨーグルト)で団子をみっつ練ってきた。 
電車に乗せる前に1個、診察前に1個、診察後に一個。 
小さなお団子だが、もりもりとよく食べるちびは。レメディーのせいか、ちびはは意外とおとなしく診察を受けた。 
触診が終わってお話を聞いている間も、体重測定用の紙箱の中できょとんとしておりこうにしている。ちびは、さてはK先生が好きだね? 
 
肝心のポッチのことだが、ころころとして筋肉に癒着している様子もなく、触っても痛がらないので、以前耳から生えてきたイボ(乳頭腫)と同じような良性のものであろう、とのこと。今、4mm×5mm程度の大きさなので、しばらく様子を見て、大きくなったり痛がったりするようであればまた相談することとした。 
この手のイボは、塗り薬や服用薬で小さくしたり防いだりすることは難しく、できやすい子はよくはえてくるのだそうだ。ちびはは耳イボのこともあるし、生えやすいのかもしれない。イボ体質。もてない…。 
また、犬などにもある老年性のイボという可能性もある、知り合いのNさんのうちのわんこにもイボが生えがちのようだ。 
赤く見える部分は、毛細血管が内出血しているものだとか。この先、次第に黒ずんできたり、自然に壊死してぽろりと落ちることもあるのだそうだ。 
本人が気にしてかじってしまうと出血するおそれがあるので、その歳には以前いただいた消毒薬で消毒し、相談することにする。 
もちろん、詳しいことは細胞検査に出してみないとわからないのだが、食欲もあり(すぎ)、元気なので当面様子を見ることとする。 
緊急を要することではなさそうなので、ひとまず安心。 
 
■ちびはの腹イボ
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| 臭線のすぐ脇 | 
赤くて痛そうだが | 
もうもまれるの ヤダ | 
 
 
※画像クリックで大きいねずみ
 
 
もうひとつ報告。 
5/6に、まめが口元のちまめのレーザー切除手術をした。 
昨年9月に、口元にぽちりとできていたほくろのような、血豆のようなもの。 
できてすぐの頃、健康診断をかねて病院で診てもらったのだが、「おそらく血豆でしょう。どこかにはさんだかなんかでできたものなら、そのうち治りますよ」とのことだったので、そのまま様子を見ていた。 
しかしいっこうに消える様子もなく、ひと冬かかって少しずつ大きくなった血豆。 
さらに突起状にふくらんできたので、春の健康診断がてら再び診てもらったのだ。 
「大きくなってますね。ちびはちゃんの耳にできたイボのようなものかもしれません。レーザーで先端を切除して細胞検査に出し、残りはレーザーで蒸散させましょう。もしくは、手術の負担を考えて何もせずにおくか、どうしますか」との診断である。 
そろそろ老年と言ってもいいまめ。手術は確かに負担がかる。しかし、口元にじゃまになるふくれがあるとものを食べるときに邪魔になり、そのうちひっかいて出血してしまうかもしれない。
それに、悪性の腫瘍である可能性もある。 
悩んだが、手術をお願いすることにした。ちびはの時と同じく、レーザー手術はその日のうちに連れて帰れるし、出血もない。 
ただ、まめの体力と危険性を考えると、麻酔はしない方がよいとのこと。確かに、麻酔は危険をともなう。小さな生き物の場合、そのままあっちへ行ってしまうこともあるのだ。これがちびはなら麻酔をお願いするのだが、まめの体力を考えると無麻酔の方がよい。 
しかし、意識のあるまま手術…可能だろうか。先生によると、「ちくちくする程度なので、おとなしい子ならがまんできる。もちろん、暴れるようなら手術を打ち切ります」ということである。 
思い切って、お願いすることにした。がんばれ、まめ。 
こんな時、ねずみ仲間の励ましはありがたい。携帯電話のメールで近しい知り合いにメールを入れると、次々と「がんばれまめちゃん」「先生を信じてリラックス」などと返信が返ってきた。うれしい。 
妹宅で時間をつぶさせてもらうと、病院から電話が入る。無事成功とのこと。やはりほっとする。 
ちくちくに耐えておりこうにしていたまめ。大好きだ。 
傷口を見せてもらうと、血は出ていないが、えぐられたように組織がなくなっているまめの口元は痛々しい。少し周囲に残っている黒いものは、イボの残りではなく、周辺細胞がレーザーで焦げたものだとのことで、血豆組織はきれいにそっくり焼いてくれたという。 
すぐに肉がもりあがり、毛も生えてわからなくなりますよ、という先生の言葉通り、一週間もしないうちに傷口はほとんどわからないようになった。やはり小さいひとたちの再生能力はすごい。 
 
残念だったのは、細胞検査の結果、この血豆が「悪性メラノーマ」という悪性の腫瘍であったことだ。メラニン色素の多いところ…目などにできやすいもので、血管も通っていたため、血液を通して体の他の部分に転移している可能性がゼロではないのだそうだ。 
できやすいのは、目や肺。口元のガン細胞は焼き切ったのでそこから再発する可能性は低いが、やはりゼロではない。 
腫瘍に完璧な予防策はないのだ。食べものや環境に気を遣って本人の体に抵抗力・免疫力をつけておくのが一番。 
相談して、「抗癌丹」という漢方生薬を処方してもらった。各種のその季節の旬の生薬を合わせた抗癌薬で、免疫力を高めるもの。 
2月に腫瘍で手術したペチュニアが処方され、あまりのびがさに挫折した薬でもある。「この子たちは自然では草の根や木の皮などを食べて暮らしているので、好きな子は好きですよ」とのことである。まめはどうだろうか。食べてくれるといいのだが。 
シロップで溶かして量を増やすより、お団子に練って食べてもらおう、と、粉末薬をそのままもらってくる。(詳しい作り方) 
その後、かぼちゃフレークやヨーグルトなどと練り合わせてみたところ、普段のお団子と変わりなくもりもりうまそうに食べてくれているのでひと安心。あまりの食い付きの良さに「もしかして苦くないのでは?」と私もなめてみたが、舌がしびれる苦さ。ボエ〜。 
まめの味覚を疑う梅雨の夜なのである。 
元気なら、それでいいんだ。 
 
本日の医療費、ちびはの診察費&まめの抗癌丹(二回目)合わせて\3,150也。 
 
■まめのちまめ治療経過
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2002.9/21に 発見したイボ | 
2003.2/18の イボ | 
5/5のイボ | 
5/6レーザー 切除直後 | 
 
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5/6切り取った 組織 | 
5/6へこむまめ | 
5/9少し肉が 盛り上がってきた | 
6/25快癒中 | 
 
 
※画像クリックで大きいねずみ
 
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