2003年9月3週

2003年9月14日～20日


味噌汁、もやしとお麩など	味噌汁、油揚げとさつま芋など

９月14日（日）
曇り。暑い日が続く。残暑というよりようやく夏が来たという感じであるが、それとともに夏ばてする。昼、カレーを食う。夜、カレーうどんを食べる。
ＷＴＯの閣僚会議がメキシコのカンクンで開かれている。日本のマスメディアは伝えないが、初日には、市民を排除するあまりの警備の厳しさに韓国の農民団体代表が抗議の自殺をした。WTO KILLS. FARMER　と書いたプラカードをかかげ、自ら鉄条網に登ってナイフで胸を刺したのである。そして、14日にはデモが開かれ、韓国の農民グループがバリケードをやぶっている。
ＷＴＯ、世界貿易機関とはなんだろう。ＧＡＴＴの後を受け、モノだけでなく、農産物、サービス、金融までも自由化しようとする機関。その権限は、世界中のひとりひとりの行動規範すらしばる。たとえば、食品添加物の規制ひとつにしても、世界標準より厳しければ、それは貿易障壁なのだ。農業も、生活文化も、均一化しようとするグローバリゼーションは、公平な貿易、機会の平等など美辞麗句の擬装をしつつ、しのびよっている。日本は、ただわけもわからず農産物の自由化阻止だけを言っているが、一方でグローバリゼーションで世界中を搾取している。二重三重にも恥ずかしい国である。

食：15時、カレーライス。
食：22時、カレーうどん、ご飯。

９月15日（月）
晴れ。洗濯と掃除をする。水底は１泊外出。夕方、国産小麦半生うどん１袋を茹でる。いりこだしをとり、油揚げを焼いて、その熱いだしに入れる。すりごまとすだちも加える。うどんは冷やして「ひやあつ」で食べる。いつもはふたりでわけるうどんをひとりで食べたのだから満腹である。夜、パンとチーズを食べる。いんげんを茹でて食べる。水底妹、友人からもらったというきたあかりを持ってきてくれる。
阪神セリーグ優勝。18年ぶり。18年前は大学３年で広島にいた。今年も道頓堀に多くの若者が飛び込んだという。ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダース人形は無事だったが、かに道楽のかにの目玉が盗まれたらしい。

もらい物：きたあかり

食：15時、うどん。
食：23時、パン、チーズ、いんげん。

９月16日（火）
曇り時々晴れ。洗濯し、ご飯を炊き、カレーを食べる。仕事をする。夜、水底帰宅。
フリーダムフライ、フリーダムトースト。アメリカで今年作られた言葉である。イラク戦争に反対したフランスはにくい。しかし、フレンチポテトやフレンチトーストは食べたい。ということで、フリーダムに変わったのである。どちらもＦｒなので、差し障りもなかったのであろう。戦争邁進中のナショナリズム的高揚感が表われる言葉である。なぜ、今日これを書いているかというと、この言葉を元に戻そうと、アメリカ議会の議員が言い始めたのである。まずは、議会食堂から元に戻そうと。イラク制圧後の統治がまったくうまくいかない。そこで国連の協力を得たいが、そのためにはフランスなどの協力が必要である。ここはひとつ大人げない態度を改めたいということらしい。フリーダムフライ…国防食みたいで嫌な感じ。
鳥取の友人実家より二十世紀梨が届く。ああ、21世紀になって心配していたのだが、二十世紀梨は今のところ健在である。ありがたや。

いただきもの：二十世紀梨

おみやげ：ところてん、栗の水煮

食：13時、カレーライス。
食：22時、ごはん、カレー、もずく酢、いくらの醤油漬け、なす焼き。

９月17日（水）
晴れ。新橋の事務所に行く。昨日から阪神優勝セールをやっていて道が混んでいる。讃岐うどんの店に行くが茹で加減がわるく不機嫌になる。ごんぶとの生茹で芯あり麺がたがいにくっつき…おいしくない。最初に行ったときはまあまあおいしかったのに、調子に乗っているのだろうか。夜はもやしと小松菜の味噌汁をこしらえる。体調不良の水底がなにを血迷ったか某大手フライドチキンを買ってくる。疲れているとこういうジャンクな味の濃い食べ物が急に食べたくなる。なぜだろう。緩慢な自殺なのか？　すだちと酢をたっぷりかけて食べたが、もたれて下痢をする。水底も下痢。衛生的に悪かったわけではなく、あの油に負けたのだろう。身体が受け付けてくれない。水底も懲りている。皮は味が濃く、肉は味がないという。
水底のおみやげにところてんがあったので、ついて食べる。酢醤油で。幸せ。

購入：もずく、もやし、ヨーグルト、納豆、キムチ。

食：13時、ぶっかけうどん（外食）
食：22時、ご飯、味噌汁、納豆、フライドチキン、ところてん、もずく酢。

９月18日（木）
晴れ時々曇り。プール、自宅で仕事。
焼きあごといりこでだしをとり、半生うどんを茹でる。ぶっかけにする。葱、生姜、すだち、しそ、すりごま、なすの焼いたの、油揚げを添えて食べる。おいしい。ああ、おいしい。夜はご飯を炊く。最近は五分付きが多い。土鍋はあいかわらず元気にご飯を炊いている。いりこでだしをとり、さつま芋、油揚げ、大根、大根葉の味噌汁にする。おくらともずくと納豆をまぜてどろどろのものをこしらえる。糠秋刀魚を焼く。きゅうりを塩もみし、マヨネーズで和える。糠秋刀魚は、水が抜け、脂が糠ですっきりして美味。こりゃあ、いい。糠鯖もうまそうだ。

宅配：小松菜、キャベツ、大根、なす、きゅうり、ししとう、おくら、舞茸、豆腐、油揚げ、豚のほほ肉、津軽（りんご）

食：13時、ぶっかけうどん。
食：22時、ご飯、味噌汁、カレーの残り、おくら納豆もずく、糠秋刀魚、きゅうりのマヨネーズ和え、キムチ。

９月19日（金）
晴れのち曇り。プールに行く。自宅で仕事。水底外出。
昼にラーメンをこしらえる。インスタントラーメン。もやしをたっぷり入れる。夜は残り物を食べる。ひとりの時はこういうものである。

食：14時、ラーメン、ご飯、きゅうりのマヨネーズ和え。
食：22時、ご飯、糠秋刀魚、カレーの残り、ししとうとおくらを茹でたもの。

９月20日（土）
曇りのち雨。うどんを食べる。昨夜、いりこだしをつくり、冷やしておいた。半生うどんを茹で、冷やして生姜、すりごま、柑橘とともにいただく。ぶっかけうどん。おいしい。すっきりした心地になる。
夜は、水底友人、水底妹、水底母らとともに会食。水底お気に入りの気軽なフレンチである。ベーコンとレンズ豆の煮たの、人参のポタージュ、鶏のソテーにレバーの煮込み添え、それとデザートにワインをいただく。メンチカツもおいしいということで別にいただく。パンではなく、ご飯。ここらへんが気軽なフレンチという感じ。

食：13時、うどん。
食：19時、フランス料理。


ごはんとうどんをカレーにて	秋刀魚の塩焼きとところてん

黒くてもうどん。油揚げ入りだしで食べた	油揚げとなすつきのぶっかけうどん

ぶっかけうどん	カレー。白いのはヨーグルト

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