2002.4.17〜30 |
2002.4.17(WED) 最高気温:21.2℃ 最低気温:16.8℃ 最高湿度:53% 最低湿度:48% 天候:くもりのち雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ムツゴロウラビフード:計4g、こりこりコーン2g(男子は1g)、乾燥小松菜1g、花粉数粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、笹の葉 わたしごはん:納豆、ジェノワーズの桜ヶ丘のチーズケーキ、カプレーゼのごはん(ブルスケッタ、ラタトゥイユ、鶏とオレンジのサラダ、ピッツァ・マルゲリータ、カルボナーラ、ゴルゴンゾーラのペンネ、はまぐりとルッコラのトマトスパゲティ) など | ||||||
ただいまねずみたち 留守中に気になっていた、まめ・ちびはのけんか。 けがをチェックしてみる。(という大義名分で、ひっこりかえしてさわりまくる。) 毛をかきわけて探すが、本体にけがはないようだ。 ちびはだけ、鼻面にかさぶたがある。 まめにガブリとやられたのだ。 血はほとんど出ておらず、痛がってもいないのでまずは安心。 その後けんかはしていないようだ。 念のため、ティートリー精油をオリーブオイルで希釈したものを少し塗りつけておく。 すぐになめてしまうちびは。思わぬごちそうだ。 妹が友人宅にホームステイさせてもらっていたねりぺちを迎えに行くので、私も出かける。 彼女のうちには、ジャンガリアン姫・さくらちゃんがいるのだ。 ねずみを預かってもらうには、近所のシロウトより、少しぐらい遠くてもねずみ飼いさんちがいい。 ねずみ目線でものを考えることに慣れているから、安心なのだ。そこには、愛がある。 毎日のポーションのおべんとうと砂、笹の葉を持参で、45cm水槽はうちの空きを巣材とともに持っていった。 愛用のえさ鉢やタービン、トイレもいっしょだ。 案の定、ねりぺちは丁重にもてなされてのびのびしていた。 友人はトイレットペーパー芯まで用意していてくれた。 どうも、おせわになりました。ねりぺちもお礼をお言い。 ---------- 友人宅へのおみやげに、近所のケーキ屋でレアチーズケーキを買っていった。 うす桃色のクリームが美しい、春のケーキ。 友人の娘はピンク色が大好きで、このケーキがよく似合う愛くるしい子だ。 私もお茶といっしょにいただいたのだが(彼女のお茶は、紅茶・日本茶・中国茶・コーヒー問わずプロ並み)、なんとスポンジに洋酒がしみこませてあった。 私は極端な下戸なのだ。 うう…菓子に酒を入れないでおくれ…。飲みたいひとは、液体で飲んでおくれ…。 しかし、妹と友人の調査により、クリーム&レアチーズ部分はノンアルコールであることが判明。 ああ、よかった。れろれろ。
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2002.4.18(THU) 最高気温:25.1℃ 最低気温:20.0℃ 最高湿度:54% 最低湿度:47% 天候:くもりのち雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ひかりモット:計4g、インコのえさ2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒、大根葉ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん わたしごはん:ちくわと揚げとさつまあげの煮付け、揚げとねぎとえんどうのみそ汁、納豆、花折の鯖寿司、納豆、すぐき漬け、きゅうりマヨ、こむらさきのとんこつラーメン など | ||||||
あまえっこムーシュ 最近、フラワーレメディのせいか、ムーシュのびびりが収まりつつある。 それどころか、どうやらあまえているかのようなしぐさを見せることまである。 今までは、とにかく「手」を恐れ、びくびくして、こわさのあまりかみついてしまうこともあった。 最近は、ゆっくり水槽に手を差し入れて(それも、鳥のようにばさっと指を広げてではなく、グーにしてゆっくり。)そうっと近づくと、くんくんにおいを嗅いでくる。 しばらくそのままにして手の存在に慣れた頃、丸めた指の節あたりでムーシュのうなじあたりをそーっとさわると、じっとしている。 さらに、指を広げ、指の腹でうなじからひたい、鼻面のあたりをそっとそっとナデナデすると、だんだん目が細くなる。 きもちよいのだ。 他のねずみはぞんざいにさわらせるが、ナデナデしてもじっとしてはいない。 ムーシュは、他にさわってくれる者がいないのでさわられることに慣れておらず、ついついビクビクしてしまうが、ほんとはナデナデが好きなねずみなのである。 ムーシュは、なでて欲しいときにはサファリタービンのふちをガリガリ噛んでいると意思表示をする。 このプラスチックは固いので、すごい音がする。 しばらくムーシュをかまって、ふたたび水槽のふたをしめる。 ナデナデが足らないと、またガリガリがはじまる。 甘えたさんめぇ。 まだまだ、抱っこしてひたいを嗅ぐほどの距離ではないが、私はニンマリとうれしいのであった。 ネズミ飼いをでれでれにするなんて、ほんとに雑作もないことである。 ---------- わが家は、森の裏にある。 森にはたくさんの生き物が住んでいる。 リスやねずみぐらいならかわいいものだが、ムカデやハチ、アリも、森の愉快な仲間達なのである。 今の時期に出没するのは、繁殖期のムカデ、巣作りをはじめるスズメバチの女王である。 ムカデは、どこかしらにすきまがあるらしい和室に忍びこんでくるし、女王蜂はよいロケーションに新居を構えようと、ベランダあたりを徘徊している。 ナワバリへの闖入者はこちらの方だし、うまく共存できれば言うことはないのだが、彼らを怒らせずに暮らすことはなかなか難しいのが現状だ。 今年は、同居人がペットボトルトラップをしかけた。 これは、以前秋田の農家の人に教わったもので、ペットボトルに窓を作り、中に日本酒・砂糖・酢を入れてある。 これをベランダ脇の木につるす。 発酵臭にさそわれてスズメバチが中に入り、出られずに溺れてしまうというわけ。 女王蜂がベランダ近くに巣を作らなければ、この夏はこの付近は安全なのだ。 今日、早速でかいスズメバチが2匹かかって亡くなられていた。南無阿弥陀仏。 ちなみにこのトラップ、はちみつを加えるとミツバチばかりかかってしまうので要注意だとのこと。
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2002.4.19(FRI) 最高気温:21.9℃ 最低気温:17.6℃ 最高湿度:54% 最低湿度:47% 天候:くもりのち雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ニッパイモルフード:計4g、ハトのえさ2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒、いちご2分の1個 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん わたしごはん:納豆焼きそば、いちご、たこ玉、黒棒、チキンカレー、冷や奴、いちご など | ||||||
いちごちゃん 今日は、有機栽培のイチゴが届いたので、ぜいたくにねずみたちにもふるまう。 水分が多い果物は、めったにもらえないごちそうだ。 香りが強いので、みんなすぐに特別なおやつの存在に気付き、わらわらと寄ってくる。 ムーシュはねどこに半分入ったままイチゴを引き寄せ、さっそくむしゃむしゃやりはじめる。 まめとむぎは以前にも生イチゴを食べたことがあるので、迷いなくぱくつく。 ちびはととろには、初めての生イチゴだ。(フリーズドライのは食べたことがある。) とろはくちもとが濡れるのを気にしながら、おずおずとたべる。 ちびはは、食いしん坊のくせに珍しいものがニガテ。おとうちゃんの方をきにしながら、なかなか口を付けようとしない。 へたれめ…。 最終的に、それぞれの水槽でイチゴは3分の1ずつぐらい残されていた。 甘味が強いが、酸味もけっこうあるイチゴ。 食べきるほどのミリョクはなかったらしい。 翌日には、きれいに片づけられていたけれども。 ---------- 昼ご飯にカップ焼きそばをこしらえる。 できあがった麺の上に納豆を1パック分のっけ、マヨネーズをちゃらりら〜とまわしかけて、「納豆焼きそば」のできあがり。 誰が何と言おうと、私はこれをうまいと思う。 ふんふふ〜ん♪と鼻歌まじりにこたつに持っていくと、足元で急に携帯電話が「ぶぶぶっ」とふるえた。 その拍子に、落下する焼きそば、わああああああああああああっっ。 なぜこんな時、画像はスローモーションなのか。 見事に逆さになったカップからは全ての焼きそばが畳にぶちまけられた。 もちろん、マヨネーズと納豆も。しかし、私はえらかった。 ケネディ夫人のように、とびちった焼きそばをささっとカップにかき集め、ぬれ雑巾で畳をふき、ねずみ水槽の消毒用に作ってある希釈アルコール(ローズマリーのエッセンシャルオイル入り)のスプレーをさっと吹き、何事もなかったかのように焼きそばをいただいた。 むしゃむしゃ噛んでいると、どうしてもかみ切れないそばが1本ある。 口から出してみると、それは輪ゴムであった。あー。
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2002.4.20(SAT) 最高気温:23.8℃ 最低気温:18.0℃ 最高湿度:57% 最低湿度:47% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ニッパイモルフード:計4g、ハトのえさ2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒、いちご2分の1個 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、ロング牧草 わたしごはん:納豆カレー、ちりめん山椒、大根とゴボウと豆腐と油揚げのみそ汁、納豆、さば水煮缶 など | ||||||
ねずみそうじの日。 ねずみにとって、水槽のそうじは迷惑なイベントにほかならない。 今まで築き上げてきたニオイつきのベッドや遊び場が一掃され、あたらしいニオイの山に放りこまれるのである。 あわてふためき、おろおろする。 茎をかじり、回し車に飛び乗り、また飛び降り、全体を駆け回って草とチップをかき混ぜる。 いらつき、スタンピングし、それに他のねずみたちと自らも驚き、動揺する。 しかし、おたのしみもある。 長い茎をカカカカ・チーンと端からかじりきるのはなかなか快感だし、チモシーの穂はちょっとしたごちそうだ。 ちびはなど、一心不乱に穂をたべ、食べきれない分はトイレに隠す。 それをまめが見つけて、いただく。 環境の変化に一番弱いのはムーシュだが、最近は比較的落ち着いているので、早い段階で巣作りに励む。 そんなねずみたちの大運動会を眺めるのは、週に一度のヒトのたのしみなのである。 ああ、愉快だ。 ---------- 最近さぼっていたプール通いを再開。 とろとろ・だらだら歩くだけだが、なかなかに楽しく、運動した気になる。 プール上がりに飲む冷たいお茶類がおいしいのは、夏が近づいてきている印であろう。 そろそろ麦茶をこしらえて、冷蔵庫に常備しておくのもいい。
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2002.4.21(SUN) 最高気温:22.7℃ 最低気温:18.4℃ 最高湿度:59% 最低湿度:49% 天候:雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+おおばこハムフード:計4g、シードミックス2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、トイレットペーパーの芯 わたしごはん:うどん、蓬莱の豚まん、納豆、天ぷら、かしわ汁 など | ||||||
たらないよたらないよ 今日は雨の中、市長選に出かけていった。 あの大好きなつるさら紙「ユポ」に会えるためなら、たとえ世の中雨の中。 相変わらずくきっといい書き心地のユポに二枚も記入し(市議選もあったので)、ほくほく顔で帰宅。 家に帰ると、まだ食事時には数時間もあるのにペレットを食べきってしょんぼりしているまめちびは。 早すぎですよ! 仕方ないので、ハードペレットを1個追加する。 真剣な顔でペレットを取り合い、もぐもぐと食べる男子たち。 ペレットをうまそうに食べるねずみはもの珍しくて、よいものだ。 今日は、ムーシュのごきげんがいまひとつ。 気持ちよくなでられていたかと重うと、ふとがーっとつかみかかってきたり。 素直になれない自分と、なでくってほしい自分との葛藤だろうか。 ドキドキして毛を立てている姿もまたりりしく、かわいらしいものだ。(あほ) 昨日ねずみそうじをしたばかりなので、一番巣材切りが大変なむぎとろたちは、寝るたびに寝床を替えて野営している。 そのうち、案配のいい場所に本拠地を構えるのであろう。 適当に寝ているねずみは、あまり埋まっていなくてかわいい。まるみえなのだ。 ことにむぎは、だらしなくひっくりかえってごうごうと寝ている。 はしたないねずみも、いい…。 ---------- 同居人がDVD「2001年宇宙の旅」を買ってきたので、みる。 実は、じっくり観るのは今回がはじめての私である。 テレビやビデオで観る機会は幾度となくあったのだが、いつも途中で寝てしまい、ストーリーの全容がつかめないでいたのだ。 断片的な場面だと (1)骨を振り上げるおさる (2)ぐるぐるさかさ歩き (3)月にぶっ刺さった黒い板 これらをつなげてストーリーを想像するのは三題噺よりむずかしい。 今回、ボーマン氏がモノリスに引っ張られてサイケな宇宙をかっ飛んでいくシーンでまたもやうとうとしてしまったが、ついに最後まで観た。 そして、やっぱりわからない…。 これを「おもしろい!」と素直に言える人は、いるのだろうか。きっとそれは、頭のいいひとだ。 私には、SFはレッドドワーフぐらいがちょうどいい。 ひとつ気になったのは、宇宙食。 にんじんやとうもろこしやじゃがいもやエンドウ豆の絵が付いたパックからストローですすっていた、あれはいやだ。 宇宙でも、鯖寿司やお好み焼きやホルモン焼きやイチゴタルトが、食べたい。 そして、できるならそれは流動食にはしないでください。おねがいです、NASAのひと。 ----------- 先日の旅行中の日記「くいだおれにっき」は現在写真とともに整理・執筆中です。 ねずみの話は出てこないですが(犬猫は、ちょっと出てきます。)、くいもんのことが気になる方はもう少々お待ちください。
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2002.4.22(MON) 最高気温:24.3℃ 最低気温:17.6℃ 最高湿度:60% 最低湿度:49% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+abシートンチモシーダイエット:計4g、殻むきそば実2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒、小松菜ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、トイレットペーパーの芯 わたしごはん:納豆、さんま蒲焼き缶、カフェコムサのいちごタルト&キャラメルバナナ、ジャンボいなり、ベイクドチキン&ポテト、納豆 など | ||||||
そば食いねえ 久しぶりに、ホームセンターSへ。 ここは、ねずみフードの品揃えがよい。しばらく見ぬ間に、新しい商品が出そろっていた。 先日のペットビジネスショーでも見た新製品をいろいろ置いていたので、いくつか買ってくる。 abシートンのチモシーダイエット(うさぎ)、GEXの殻むきそば実、NPFのスイートポテト&りんご、abシートンの稲わらなど。 特に、無農薬のカット稲わらは、かじりねずみを飼う者としてはうれしい。 300gの、ただのわらを400円近い値段で買うのは、農家の人や実家が田んぼ地帯の人にとってはちゃんちゃらおかしいだろう。 しかし、街に住む、なかなかコネもないねずみ飼いにとっては、農薬の心配のないナチュラルな巣材・かじり材が手に入るのは、すごくありがたいことなのである。 「そんな高いの買うの、ばかばかしい」という産地の方は、ぜひ同様の商品を安価に流通にのせていただきたいのである。 うさぎ飼い、プレ飼いも喜ぶ。 そばは、以前から同様の商品を見かけたが、あげてみたことはなかった。 今回試してみて、あまりにねずみが喜ぶのに驚いた。 花粉に迫る人気で、がつがつ食べる。 願わくば、殻付きのものも平行して販売してほしいものである。 こういう穀類の殻むき作業は、ねずみにとって楽しいイベントのひとつなのだ。 中には、自分でむけない子、歯や胃腸を悪くしている子もいるだろうから、殻むき雑穀は必要なのだろうけれど、エン麦や粟など、どちらかというとむいた商品が多いのは、なぜなのだろう? ところで。 先日、大阪のフィギュアショップで、「ガンバの冒険」のガシャポンフィギュアを見つけてたまげた。 ああ、ボーボって、ちびはにそっくりだ…。 このおでぶり具合といい、ほよんとしたお顔といい。そうか、そうだったのか。 ---------- 先日、同居人が新しい(と言っても中古車だが)車を購入したので、3年間お世話になったスターレットと、明日お別れする。 この車で、九州にも四国にも秋田にも佐渡にも行った。ほんとうによく働いてくれた。 そんなに新しい車でないのに、よく走った。えらいえらい。 明日、彼は千葉に旅立ち、新しい飼い主さんのもとでまたがんばるのだ。 今まで、どうもありがとう。大事にしてもらってね。 ---------- 先日の「姉妹・春のくいだおれにっき」が完成しました。 とても私的なにっきです。長い割に、つまんないです。 興味のある方は、どうぞ。(くいすぎだ、というつっこみはお断り。)
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2002.4.23(TUE) 最高気温:24.4℃ 最低気温:18.9℃ 最高湿度:61% 最低湿度:48% 天候:くもりのち晴れ(夏日) ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ひかりモット:計4g、モルト2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、トイレットペーパーの芯 わたしごはん:すぐきとちりめん山椒と梅干しの御茶漬け、ギョウザ、担々麺、つけ麺、ボンゴレロッソ など | ||||||
ちびはのおみみは地獄みみ おやつの響きをなつかしむ うちでは、プラスチックの密閉容器に乾燥フードを保存していて、適宜そこから秤にかけて給餌しているのだが、このふたを「からから」と開ける音に異様に敏感な男がいる。 大方の予想通り、ちびはである。 ムーシュにだけえこひいきしようとそーっとそーっと開けているのに、あのかわいいお顔でじーっとこっちを見ている。 さっきまで、ごわーと寝ていたのに…。 心を鬼にしてやらずにいると、あわただしく走り回ってアピールする。 うるさいこと、この上ない。 そうこうするうちにまめも起き、女子寮にも騒動が伝わる。 あー。 ---------- 柏の中華料理店で昼食。ものすごく盛りの多いつけ麺で夜まで苦しむ。 この店、混んでいたので二階席に通されたのだが、壁のあちこちにうさぎ、つよいシャモ、かわいいチャボなどのナゾの看板がある。 中に蛍光灯が入っており、夜には点灯するしくみ。 60cm四方ぐらいの大きいものである。 二階席はファミリー用という設定らしいので、コドモのためにかわいいインテリアを…とでも思ったのだろうか。 それにしてはかわいらしくない。頼む看板屋の種類を間違えたのではないか。 しかも、家禽類に限定されている偏り加減。 おかげでおもしろかったから、いいけど。
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2002.4.24(WED) 最高気温:22.6℃ 最低気温:17.7℃ 最高湿度:57% 最低湿度:50% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ムツゴロウラビフード:計4g、無農薬籾付き米&乾燥りんご2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、ワラ わたしごはん:油揚げの含め煮、納豆、トマトチーズオムレツ、小松菜と大根のみそ汁、トマトときゅうりのサラダ、回転寿司(げそ、焼きサーモンなど)、ディア・スープのイイダコと野菜のスープ、ソース野菜炒め など | ||||||
くれや! ごはん時のねずみほど落ち着きのないものはない。 思い起こしてみれば、私も過去に給食前の授業にはいっこうに身がはいらなかったものだが、ねずみのように走り回ったり回転ジャンプをくりかえしたりはしなかった。 このことから、人間はねずみより食に対するモチベーションが低いことがわかる。 トイレやえさ鉢、給水器を取りだし、古いものを捨て、容器をきれいに洗って拭き、ごはんを計量する。 この作業をねずみ水槽の網ぶたの上でやるもんだから、ねずみたちはさらに騒々しくなる。 「おいしいニオイがするぅ!」 「なんかカスが、ふってきたぞ」 「よこせよこせ!グララアガア」 「しずみんのうすのろ!」 「もーれーるぅー!」 などと言っているかどうかは知らぬが、とにかくうるさい。 トイレにハーブと砂を入れて、水とレメディを充填して、さあ、ごはんタイムだ。 おとなしくしていればさくさく食べられるのに、毎日のメインイベントのクライマックスとあってかねずみたちは最高潮に盛り上がる。 トイレを置こうとする場所に草を集め、うろうろしている。じゃまだ。 まだトイレが空中にあるうちから、とろなど飛び込んできてぶりぶり浴びている。 おかげで、私の顔に砂が飛び散る。 給水器を差し込もうとすると、もう飲んでる。持っておれ、というのか。 えさ鉢置き場にも陣取っている。どいてくださいよ。 こうして、日々の騒動は繰り返される。毎日の大切な儀式である。 ---------- 妹の友人がチケットをくれたのえ、中野に落語会を聴きに行く。 三遊亭白鳥とモロ師岡のふたり会で、ゲストは若手の三遊亭天どん&快楽亭ブラ汁。 小劇場での演劇のような風情で、ネタも新作ものばかり。 モロ氏はひとりコントだ。 若手芸人は、こういった小さなハコで新ネタを披露したり、客なれしたりするのだ。 予想外におもしろく、特に白鳥氏のじじばばネタは抱腹絶倒であった。 古典もいいが、若手の新作もパワーがあってよいものである。
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2002.4.25(THU) 最高気温:23.3℃ 最低気温:18.6℃ 最高湿度:59% 最低湿度:51% 天候:くもりのち小雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+abシートンチモシーダイエット:計4g、インコのえさ2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん わたしごはん:焼きそば、豆腐豚汁、納豆、冷や奴、なんとか漬け、しいたけのバターしょうゆ炒め など | ||||||
ちびは〜は お〜でぶ〜♪♪♪ ちびはをつかまえたら、腹肉の触感がちょいと違う。 ふと気になって目方を量ると、案の定またふとっている。 114g。ううう………。 助けて、じなんくん。(無駄) ごはんの量はオッケーなのに、まめがやせているわけでもないのに、なぜふとるのだ。 なんて、燃費がいいんだ。 確かにちびははあまり運動しないが、こんなに違うのはなぜか。 彼が食べられる家畜だったら、「よく肉が付く優秀な個体」としてクローンが作られていたことだろう。 ちびは、もっと運動しないと、しゃぶっちゃいますよ。 先日購入したGEXのごきげん稲わらストレートカットは、案の定ねずみたちの多大な支持を受けている。 1回に半つかみほどをおもちゃとしてあげているのだが、長さもちょうどいい(20cm程度)し、おやつとしても食べているようだ。 ムーシュは、このワラを裂いてすてきな寝床をこしらえた。 ワラはいい。いいなあ。 日本の稲作を守ろう。ねずみのために。(ねずみは稲作をじゃましているが…。) ---------- 冷やし中華の季節がやってきた。 私は冷たい麺が大好物なので、夏場はそうめんをはじめとして、冷やし中華、稲庭うどん、ざるそば、ざるきし、冷麺など、もりもり食べる。 中華料理店の本格的な冷やし中華もよいが、私はマルちゃんの「冷やしラーメン」も好物で、5袋入りのものをよく買っている。 ごまだれのもあり、インスタントとは言えなかなかうまいものである。 冷やし中華は、トマトときゅうりがうまくないと作る気がしない。よって、好物だが夏にしか作らないことにしている。 具は、蒸しなすのごま酢かけ、トマト、きゅうり、蒸し鶏など。 錦糸玉子やハムは、なんとなくぽそぽそするので入れない。 蒸しなすは、レンジでなすを5分ほどチンして裂き、酢とごま油、しょうゆをかけまわしたもの。 冷やすと味が染みて、いける。そして、冷やし中華に異様に合う。 ああ、ああ、冷やし中華。やつの季節の到来だ。
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2002.4.26(FRI) 最高気温:22.0℃ 最低気温:15.8℃ 最高湿度:57% 最低湿度:50% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ムツゴロウラビフード:計4g、殻むきそば実2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒、麩2分の1個 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん わたしごはん:お茶漬け、とんじる、ふらんすサバマリネ、にんにくポテサラ、みつばのおしたし、納豆 など | ||||||
ふっふっふーう 寝狛屋さんに頼んでいた焼き砂と牧草が届いた。 寝狛屋さんはまだ正式には通信販売をしているわけではないのだが、頼めばやってくれる。 今のところ、「小鳥用健康焼き砂」・「うさぎのための牧草」・「焼き栗」・さとうきび・パスタポーン・野菜パスタ・日清ラブリーハムスターフードあたりなら確実に手に入る。 他の品物も、メーカーと品名を書き添えて問い合わせればほとんど取り寄せられるはず。 基本的に、卸の業者さんから毎回取り寄せる形になるので「今日すぐ送って」というわけにはいかないが、興味のある方は利用してみてはいかがだろう。 (お問い合わせは寝狛屋の詠田さんまで) さて、砂&牧草といっしょに、麩菓子と麩がおまけに入っていた。 麩菓子は、私が幼少より好んで食べていたおやつで、ピンクに染め、周囲を砂糖衣でまぶしてある素朴なおやつだ。 通常は直径6〜7cmの太いものだが(観光地には、あほみたいに長いのも売っている)、細くて小さいお手頃サイズのがあると聞いてほしがっていたら、詠田さんが送ってくれたのだ。 この甘いおやつは私がいただいたのだが、いっしょに、ただの「麩」も入っていた。 みそ汁や酢の物に使う、麩である。 原料は小麦のグルテン。非常にシンプルな、空気のようなタベモノである。 早速これをねずみたちのおやつとす。 香ばしいニオイにさっそく集まってきたねずみたち。端からさくさく食べ始める。 しかし、思っていたものと違う食感に「………?」という不如意な顔をしているのが、またたのしい。 ちびははずいぶん気に入ってようで、にこにこしながら食べている。 麩と言えど、たべすぎるとふとるよっ! ---------- にんにくポテサラを作る。 これは以前知人に教わったレシピで、にんにくがたんまり入るポテトサラダのことである。 じゃがいもをゆで、つぶし、酢と塩こしょうをかけまわし、すりおろしにんにくを混ぜたマヨネーズで和える。 ここに、生パセリのみじん切りをたんまり加えて混ぜ、できあがり。 パセリがにんにくの臭みをやわらげ(にんにくの消臭効果がある)、おいしくいただけるという寸法である。 さあ、パセリを刻むか、という段になって、あると思っていたパセリがないことに気付き、愕然とする。 そういうわけで、今日は「にんにく臭いにんにくポテサラ」の日となった。 ああ、にんにくくさい。でも、うまいよ。
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2002.4.27(SAT) 最高気温:18.6℃ 最低気温:14.8℃ 最高湿度:60% 最低湿度:50% 天候:はれのちくもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ひかりモット:計4g、乾燥りんご+シードミックス2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒、麩2分の1個、かぶ菜ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん わたしごはん:豚キャベ炒め、オムライス、揚げとえんどうとかぶ菜のみそ汁、おかひじきのおひたし、野菜たっぷりうどん など | ||||||
むくむくねずみ 今日は、ちと肌寒い日。 朝起きてねずみたちの様子をのぞきに行くと、みんな毛の間に空気を入れてむくむくしている。 ふくらねずみだ。 ムーシュは最近入れているワラをきれいに裂いて寝床に集め、丸くほっかりとしたかまくらをこしらえている。 ワラは巣材によいのか、牧草よりワラを優先的に寝床にしている。 ああ、かわいい。 ねずみを追い出して寝床に手を入れると、ほんのりあたたかい。 そう遠くには、行っていないぞ。(ひどい…) ムーシュは、今日も「なでれ」とさいそくするために、回し車のふちをかじる。 「だめだよ、ムーシュ。そこをかじるととげとげになって、ムーシュがいたいことになるんだよ」 と説得すると、 「そうか」 とやめ、したっと降り立ち、「なで」を待つ。 ひたいを指でぐりぐりなでくると、緊張しながらも次第に姿勢が低くなる。 「気持ちがいいかい、ムーシュ。ムーシュは、いいこだ」 とほめながらなでる。 「もう、いい」 とかまれるまでなでるのだ。ぐりぐりぐりぐり、かいぐり。 ---------- ここのところ気圧の具合がどうもおかしく、偏頭痛がしたり目がかすんだり。 春と初夏の中間のこの季節は、毎年ニガテだ。 スペインでは、5月を「ラ・フォリア(狂気の月)」と呼ぶ。 木の芽時は、どの国でもきちがいがふえるのだ。 あー。
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2002.4.28(SUN) 最高気温:18.6℃ 最低気温:17.1℃ 最高湿度:60% 最低湿度:52% 天候:はれのちくもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ムツゴロウラビフード:計4g、インコのえさ2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、「ハムスターがいっぱい」の箱 わたしごはん:五目炒飯、豆大福、コールスロー、チキンカレー、ゆでほうれんそう、納豆 など | ||||||
こめこめかりかり 最近ねずみが気に入っているので、おやつ兼おもちゃ兼巣材にしょっちゅう入れている、稲わら。 たまに、少しだけ稲穂が混ざっており、それに当たるとねずみはたいへん興奮する。 バナナにシールが貼ってあったどころの騒ぎではない。 洗剤から金銀パールが出てきたぐらい、うれしそうだ。 ていねいにひと粒ずつ穂から籾米をはずし、その場でカリカリカリカリとたべる。 精米した生米を上げてもさほど喜びはしないのに、穂にくっついた籾米にこんなに興奮するのはなぜだ。 それは、収穫のヨロコビ・ごはんの獲得のヨロコビなのだろうか。 ねずみのそういう、ささいな幸せを大切にしたい。 今日も、春にしては冷え込む一日。このまま冬が訪れるのだろうか。 ねずみたちは今日もふこふこと毛をふくらましており、たいへん愛らしい。 袖はラグランスリーブとなり、おなかの毛もマフのようにモハモハだ。 ことに、むぎの黄金の毛並みは、ハラショー!である。 彼女が身長120cmぐらいだったら、私は迷わずその腹に顔を埋めてその感触を愉しむであろう。 そして、その2秒後には頭をカリカリかじられて、幸福の絶頂を味わいつつ去るのだ。 さようなら、みなさんさようなら。ふこふこ。 ---------- 自由業の私達には余り関係のない連休だが、外食しに出かける。 最近近くにできた中華レストランに入ってみると、午後三時過ぎだというのにごはんを食べている親子連れが2組もいる。 いったい、それは何ゴハンなのだろう? 休日だけでなく、ファミリーレストランなどには、3〜4時に子供にゴハンを食べさせている若ママがけっこういる。 ナゾである。 ちなみにこの店で同居人は担々麺、私は五目炒飯を頼んだのだが、リピートすることはないであろう。 う〜ん、いさぎよくない味。MSGの量だけは、いさぎよい。
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2002.4.29(MON) 最高気温:20.9℃ 最低気温:15.1℃ 最高湿度:57% 最低湿度:47% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+おおばこハムフード:計4g、モルト2g、もりもり野菜+乾燥さつまいも:計2g、花粉数粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、チモシー、稲ワラ わたしごはん:野菜サラダ、鶏皮の甘辛煮、納豆、チキンカレー、土佐文旦 など | ||||||
ねずみのみみはよいおみみ スナネズミの耳は、いい。花びらに似ているが、ハムスターほど薄くはない。 先日お会いしたゴールデンハムスターのお嬢さんは、アーモンドの花のような薄くて大きい、ひらひらと可憐なお耳をお持ちだった。 透き通るほど薄い桃色の耳は、眠るときには水分が抜けてたたまれ、起きるとしだいにぴーんと立ってくる。 スナネズミの耳には、もっさり毛が生えている。 後ろ向きに開いており、入り口に耳毛が密集しているので、穴を掘るときにそれがカバーとなって砂が入らないしきみなのだ。 ゴールデンハムスターも穴を掘る生き物だが、おそらくあのお耳をたたんで掘るのであろう。 こしゃくないきものたちめ。 そしてこの愛らしい耳の機能。 おやつが入っているプラポッドのふたを 「かこっ」 と開ける音には敏感に反応し、パソコンキーをばちばち叩いたり掃除機をごうごうかけたりしている時には気付かず、とろとろと眠り続ける、便利なお耳。 かと思えば、ヒトには聞こえない何かの音を察知して、全員でびびったりもする。 ねずみ基準は、むずかしい。 そんなねずみの耳を、こよなく愛す。 ---------- 休日の市民プールは混んでいる。ことに、親子連れの無法集団が多い。 来るなとは言わないから、マナーを守って利用していただきたい。 プールエンドで立ち止まってしゃべりこむおばさんたち、急にコースを変えてこちらの進路に侵入してくるおじさん、びしゃびしゃの足で更衣室を走り回るコドモたち。げんなりする。 かわいそうなのは、リゾートプールと間違えてビキニで来てしまったお嬢さん。 ここは、水泳帽とゴーグル着用が、義務なのですよ。 ビキニには、合わないだろうなあ。
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2002.4.30(TUE) 最高気温:-℃ 最低気温:-℃ 最高湿度:-% 最低湿度:- 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): オリエンタルCR-LPF+ニッパイモルフード:計4g、インコのえさ2g(男子は1g)、もりもり野菜2g、花粉数粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、かじり木ハンガー、さぼてん、チモシー、稲ワラ わたしごはん:御茶漬け、湯豆腐、れんこんサラダ、納豆、チキンカレー など | ||||||
かわいいかわいいかわいいむうちょす 今日もムーシュが「さわれ」と呼ぶ。 くりくりくりと、ムーシュが心ゆくまでさわる。 後で指を見ると、毛がたくさんついている。 ははあ、換毛期なのだな。それで、むずむずするからさわられると気持ちが良いに違いない。 他のねずみたちは、お互いに毛づくろいしているうちにほど良く抜けるのだろう。 ムーシュは自分でもできるが、やってもらう愉しみも覚えたのだ。 わたくしごときのガサツなホリホリでよければ、いくらでも。 でも、そんなムーシュがふびんだ。 目をつぶってじっとなでられているムーシュが、緊張して固まっているのでないことを祈る。 常にほかのねずみにさわられているねずみは、ゆるい。 ちびはが顕著な例である。 ハムスターなどは寝床で寝ているところをさわると「びくびくっ!」と跳び上がるが、ちびははぐりぐり触られてもぐうぐう寝ている。 ひどいときは、「もっとこっちをなでれ」とあごを差し出してくる。 ゆるい、ゆるすぎる。 また、そんなねずみもよいものだ。 そして、そんな息子を父親のまめちゃんは「気が気でない!」という顔でちょろちょろ心配そうに見守るのである。 ---------- 駅前のデパートを徘徊していたら、停電があった。 エレベーターのは「休止」マークが点灯し、エスカレーターも止まっている。 非常灯がつき、店のあちこちが暗い。 店のスタッフが無線でやりとりしながらあちこち走り回っている。 意外と冷静なのが、客の反応である。 止まったエスカレーターをずんずんのぼってゆく。 真っ暗な本屋で本を選んでいる。 レストランでも、平然とごはんを食べている。奇妙な光景。
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