突発企画・ねずみ姉妹の往復書簡

バリ旅行中の姉・しずみんと、日本在住の妹・ミナコのやりとりしたメールを
往復書簡形式でご紹介することにしました。
しずみんのやつはノートパソコン持参で行ったので、ネットカフェからあきもせず、
毎日毎日メールを送ってきやがるのです。
見てやってください、姉はバリにいても、こんなにねずみのことばっかり考えていることを。
(ほとんど原文ママですが、個人情報の部分などは多少修正してあります)


2001.1.13 (16:31:10) しずみん→ミナコ
Subject『あひるーをーたべーるとー』
ミナコどの

スラマッマラム!しずみん@ウブッです。
同居人がバイオを持ってきていて、メールチェックができるよ。

ねずみたちは、元気でおりこうにしていますか? むぎの足は回復したろうか。
トッケーが鳴くのを聞くとねずみを思い出します。

今日のごはんがうますぎたので、ぜひ伝えたい。
バリのお祭り料理、「ベベ・ベトゥトゥ」!
直訳すると、「アヒルの燻製」だ。
丸鶏のあひるにスパイスとヤシ油をかけて、葉っぱで包み、籾殻で12時間蒸し焼きにするです。
あひるを締めるところから、全部見せてもらってゴキゲン。

時間をかけて火を通す上、土器のフタの輻射熱もあってか、ほろほろの柔らかさ。圧力鍋にかけたみたい。
丸ごとを取り分けるのにナイフなんぞいらない。
そして口に入れるや肉汁のジューシーさがしつこくない程度の燻し香とともに口中にぱあっと広がり、うっとりまったり。
マリネされた葉の特有の香りがアクセントとなり、肉汁を混ぜて食べるご飯はもう極楽。もうどうにも止まらない。ウララ。
この世にこげにうんまいもんがあっだどは!うっへへへ。思い出しただけで飯が一杯食えそうな旨さ。
私は幸せです。大変幸せです。現場からの中継を終わります。(by:同行の友人・P)

そんなわけです。
スラマッティドル。
用語解説:
スラマッマラム=こんばんわ
トッケー=大ヤモリ。「ケケケケケ・トッケー!」と、けたたましく鳴く。そこいらじゅうにいる。
スラマッティドル=おやすみ

※「スラマッ(Selamat)」というのは、「平穏であれ」というような意味の、イスラム由来の言葉で、これに「朝」や「夜」などの時間帯をくっつけると、「スラマッパギ(朝)=あなたの朝が平穏でありますように=おはよう」ということになる。
他に、「スラマッマカン(食べる)=めしあがれ」「スラマッダタン(来る)=ようこそ」「スラマッティンガル(留まる)=さようなら(去る方から、留まる方へ)」など。



2001.14.(15:50:55) ミナコ→しずみん
Subject『日報ねずみちゃん』
スラマッ昼! みなこ@ねずみ係です。

> トッケーが鳴くのを聞くとねずみを思い出します。

それってしょっちゅうってこと?

ねずみちゃんたちは、おりこうかどうかは謎ですがみんな元気でかわいくしています。
『わんぱくでもいい、愛らしく育ってほしい。』
むぎちゃんの足は、もうケガがどっちだったかわからなくなるほど回復したので、消毒は終わりにしました。
最近はそんなに跳ねていません。

ゆうべは最低気温11℃まで下がったようですが、これってヤバイ?
電気毛布を最強にしてみようかな。


> 今日のごはんがうますぎたので、ぜひ伝えたい。
> バリのお祭り料理、「ベベ・ベトゥトゥ」!
> 直訳すると、「アヒルの燻製」だ。

なんだかベトベトしていそうな語感ですが、くやしいほどにうまそうです。ムキー!


> あひるを締めるところから、全部見せてもらってゴキゲン。

あんた12時間見てたんかい。

私はこれからやますとともに、新宿紀伊国屋画廊にクラフト・エヴィング商会の展示を見に行ってまいります。
夕食は天下一品でラーメン。
ではでは。



2001.1.16 (10:23:12) しずみん→ミナコ
Subject『サバクネズミ』
マデ・ミナコどの

スラマッシアン。ワヤン・シズミンです。
インドネシア語でいっぱいいっぱいなので、どんどん日本語が怪しくなってきています。
今日、ジナンビジネスセンターで、ミナページをみました。なんと!すな日記をちゃんと書いていてくれてるのですね。わたしはたいへんうれしいです。
わたしはあなたにミヤゲを買って帰るでしょう。まめちゃんの体重には驚かされています。

> ねずみちゃんたちは、おりこうかどうかは謎ですが
> みんな元気でかわいくしています

考えるだけでねたましい。
私はイブー・ニョマンやヘニー(友人)に
「サヤ ムムリハラ ティクス パダン パシル」
と言いました。
「わたしは サバクネズミを 飼っています」
バリ人にねずみを飼う習慣はないので、変な顔をされました。

行きのガルーダの中に、まめちゃんそっくりの人が乗っていました。
インドネシア人のスチュワードで、肌はノーマル茶、マリオの体型で、口ひげをたっぷりはやし、黒目がちな大きな目は少したれている。しかも、あかんぼを連れた乗客にニコニコ近寄り、
「かわいいねぇ、かわいいねぇ。パン食べるかな?」
などと話しかけていました。まめっちまめまめ・・・。

むぎのけがが治って、わたしはとてもうれしい。
元気に肥えてほしい。

>ゆうべは最低気温11℃まで下がったようですが、これってヤバイ?
>電気毛布を最強にしてみようかな。

うちでもそのくらいに下がってしまったことがありましたが、ねずみは死にませんでした。
ただ、ねずみたちはあなたを憎むでしょう。

>>バリのお祭り料理、「ベベ・ベトゥトゥ」!
>> 直訳すると、「アヒルの燻製」だ。
>なんだかベトベトしていそうな語感ですが、くやしいほどに
>うまそうです。ムキー!

うまいなんてもんじゃありません。
もう私は死んでもいいでしょう。
かわいいつぶらな瞳のあひるちゃんをの関節をはずして首に竹ナイフを刺し、血を抜きます。これを丸ごとお湯につけ、川で洗いながら羽と内臓を抜いてきれいにします。この川は、ごみだらけの汚い川なので、清潔好きの日本人が見たら卒倒するでしょう。
この家は、ベベ・ベトゥトゥを専門に作っているうちで、ウブッのホテルやレストランは
皆この家にアヒルを注文します。
だから、どんなに高級で清潔なホテルに泊まっていても、アヒルを注文するとこの川で洗ったアヒルがやってきてしまうでしょう。わたしはとてもいい気分です。
この丸アヒルに、唐辛子・玉ねぎ・にんにく・しょうが・ばんうこん・ジャンガルウラン(謎の葉)・こしょう・ターメリックをペーストにしたものとヤシ油をぬりつけ、ヤシの葉にくるみ、もみ殻で12時間燻り蒸しにするわけです。
ほっくほくの、じゅわじゅわの、とっろとろの肉と皮をむしって、白いご飯にのせ、肉汁もたっぷりかけて食べます。
あなたもきっと、食べると死ぬでしょう。

>あんた12時間見てたんかい。

いやいや、釜に入れるまで。
しかしどこにいても、アヒルのことが気になって取るもの手に付かず。

> クラフト・エヴィング商会の展示を見に行ってまいります。

おもちろかったですか?
私は明日あたり、近所の美術館に出かけてきます。
同行の友人Pは、今朝ロンボクにでかけました。
今頃、フェリーが到着したでしょう。

では、また。
ねずみちゃんによろしく。
用語解説:
マデ=バリ人の大半の名前は、生まれた順番をもとに付ける。「マデ」は、「第2子」の意。このあとに個人の名前もくっつく。名字(ファミリーネーム)は、基本的にない。
ワヤン=第1子
イブー=マダム、ママ
ガルーダ=ガルーダインドネシア航空

ロンボク=バリの隣の島、ロンボク島。バリ島との間に「ウォーレス線」があるので有名。フェリーでバリ島のパダンバイ港から4時間ほど。高速艇、飛行機も出ている。



2001.1.16 (20:10:33) ミナコ→しずみん
Subject『サバク=スナ?』
スラマッ夜。ミナコです。
最近、やたら寒いので酒ばかりカッ食らう毎日です。(というと聞こえが悪いですが、梅酒だから、まあ)


>今日、ジナンビジネスセンターで、ミナページをみました。
>なんと!すな日記をちゃんと書いていてくれてるのですね。

私も、自分の律儀さにびっくりです。しかし、わたしとしずみんの他に、読んでいる人いるのだろうか。


>> 最低気温11℃
>
> うちでもそのくらいに下がってしまったことがありましたが、
>ねずみは死にませんでした。
>ただ、ねずみたちはあなたを憎むでしょう。

ねずみに憎まれてはカナワンカナワン。あと、さっき見たら9℃にまで下がっていました。


>> クラフト・エヴィング商会の展示

とてもよかった。
情報としてではなく物体としての魅力を感じさせる本がたくさん展示してあった。その魅力は中に込められているであろう情報の魅力をも連想させるのです。
目録が発売されていたから、私はそのうち買うでしょう。

ではでは。



2001.1.17 (11:15:23)しずみん→ミナコ
Subject『あひるちゃん@バリ』
ミナコどの

スラマッシズミン。
アパバカール?

ねずみそうじごくろうさまでした。むーきちを捕まえるのはなかなか骨だったでしょう。
もみ殻はまだ潤沢にありますか?

あちこちからのメールで、日本がむちゃくちゃ寒いことを聞いています。
まだねずみは凍っていませんか? くぎを打てないことを祈っています。

今日は朝メールチェックをして帰ってきて以来、だらだら部屋で転がっています。
非常に怠惰な日です。
イブーのうちでは、あたらしいバリ風の客室を建設中で、ドアの前のテラスにりっぱな石彫りをこしらえています。
おおざっぱに張り付けたコンクリのかたまりを、5人ひとくみの職人たちが、下書きもなしにノミと槌でじゃんじゃんばりばり彫っていっています。
バロンの顔の目玉がちょびっとイビツなのは、見なかったことにします。

今朝は2匹の猫がごはんをねだりにやってきました。
猫というものはどこのも同じもので、「チョーダイ(ハート)」ではなく、「なぜくれぬ。くれねばおまえを取って喰う」という態度でむかつきます。
でもあげてしまうのです。

ドリアンの食べ過ぎで少し腹具合がわるいので、正露丸と梅干しを食っています。
いや、正露丸は喰っていない。
梅干しはナシチャンに非常によくあいます。

そうそう、はたのさんのメールアドレスをメモってくるのを忘れたので、教えてくれませんか?
すでに何枚か、あひるちゃん写真を撮りました。
数日後にタバナン行きを計画しているので、棚田でも撮る予定です。

それでは、また。ねずみちゃんたちに4646。
用語解説:
アパバカール=本当は、「こんにちは」などの後に言う定型文句「アパカバール?(お元気ですか)」。これはそれをもじったダジャレで、「アパ(何)バカール(焼く)?=何を焼いてるの?」の意。バリ人はベタなギャグが好き。
こう言われたら、「イカン(魚)」とか「アヤム(鶏)」などと返すのがよい。
バロンバリのポジティブなエネルギーを代表する神獣。ネガティブなエネルギーの化身「ランダ」と戦う。日本の獅子舞のお獅子に似ている。
ナシチャン= ナシチャンプルー。ナシ(ごはん)の上に、いろんなおかずがチャンプルー(ごちゃまぜ)にのっている、インドネシアの平均的定食。毎日おかずが違うが、ラワール(辛い和え物)やサテ(串焼き)、カンクンゴレン(青菜炒め)、ミーゴレン(焼きそば)などはよくのっている。
はたのさん=友人。今回は彼女にあひるちゃん(押すとピヨピヨ泣くヤツ)を借りて、あちこちでいっしょに写真を撮った。
タバナン=バリ中西部の穀倉地帯。日本で言う新潟のような所。すばらしい棚田で有名。バリ独特の水利組合とバリ農業を解説した「スバック博物館」がある。



2001.1.17 (23:31:39) ミナコ→しずみん
Subject『ねずみんエックス』
やほー。ミナコ@ねずみにメロメロです。

> ねずみそうじごくろうさまでした。
> むーきちを捕まえるのはなかなか骨だったでしょう。
> もみ殻はまだ潤沢にありますか?

追いかけまわしていたら自分からココハウスに入ってくれたので、楽だった。モミガラはあと1.5回分くらい残ってます。
なんとか間に合うと思うよ。


> 猫というものはどこのも同じもので、「チョーダイ(ハート)」では
> なく、「なぜくれぬ。くれねばおまえを取って喰う」という態度で
> むかつきます。
> でもあげてしまうのです。

マルニはまさにそうだったよ…。
正月に帰ったとき、ちょっとどうかと思うくらい肥っていたのは、母が甘やかすからだろうと思われる。
冬だから毛が増えて丸く見えるというだけでなく、実際すごく重かった。
まあ、私は肥った猫が好きなのでいいのですが。

> ドリアンの食べ過ぎで少し腹具合がわるいので、正露丸と
> 梅干しを食っています。

そんなにたくさん食うものなのか、あれは。食べすぎると鼻血が出る系じゃないの。


はたのさんのメールアドレスはこれです。→ xxxx@xxx.xxxxx.xxx
でも、なんか電話回線の乗り換え工事とかなんとかで、17日から10日間ほどメールチェックもネットもできないんだって。
だから、帰ってきてからでいいんじゃないかなあ。
棚田のアヒルちゃん…(夢想)

「いきなり次回予告」というページでいろいろ遊んでみたよ。↓
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まめちゃんへの思いに気付き、とまどうむぎちゃん。
しかし、そこへあのムーシュが帰ってくる!?
次回、「むぎちゃんの3分クッキング」お楽しみに!!

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チェーェェェンジ!!ガッターまめちゃん!!
説明しよう、まめちゃんとむぎちゃんとムーシュが乗るそれぞれのロボは
ガッターまめちゃん、ガッターむぎちゃん、ガッタームーシュと
合体、変形ができるのだった。
闘え!我等がガッター!

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ちょっぴりおませなムーシュ。でも憧れのまめちゃんの前では無口なの。
ところが、2人の仲を裂こうとする学園長の娘のむぎちゃんの意地悪が炸裂!!
そんなハラハラドキドキ学園ラヴストーリー。
恋のステップ、ワン!ツー!スリー!!

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緊急指令!!
地球を救うべく立ち上がった「ムーシュレンジャー」
悪のむぎちゃん連合から愛する地球を守れるのかっ!!
次週「銀河連邦の彼方に、まめちゃんの涙は流れるっ!!」
乞うご期待!!

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作れるところはココ。↓
http://members.jcom.home.ne.jp/ikinari/hasira.html

ではでーは。



2001.1.18 (18:35:10)しずみん→ミナコ
Subject『マンゴスチンうんめー!』
スラマッシアン。デンパサール帰りのしずみんです。
ねずみちゃん。

> まあ、私は肥った猫が好きなのでいいのですが。

そんなに太った猫は、熱湯をかけて、川で洗って毛を抜いて、腹に唐辛子とショウガとニンニクと玉ねぎとジャンガルウランとばんうこんを詰めて蒸し焼きにしてしまえ。

> 「いきなり次回予告」というページでいろいろ遊んでみたよ。↓

「ガッターまめちゃん」、最高です。
その大きな目で、流せ涙。
私も帰ったらやってみるでしょう。ねりぺちでもやってみるといいでしょう。

バリ人はねずみはきらいなので飼わないそうだ。でも、ポケモンのパチモンははやり始めている。
誰か、あれはねずみだと教えてやれ。

じゃ、サンペイジュンパラギ。
用語解説:
マンゴスチン熱帯産の果物。果物の女王といわれ、なにしろおいしい。木彫りのようなごろんと丸い果皮を手のひらでぎゅいっと押すと、ぱかりと割れてニンニクのような果実が出てくる。これがまたなんとも言いようのないうまさなのです。じゅる。
デンパサール=「デン(北)パサール(市場)」…市場の北、という意味の、バリの中で一番の都会。大学や庁舎がある。アスファルトが舗装路が多く、車もたくさん通っているので、暑い。デパートもいくつかある。みどころは「パサール・バドゥン」という大きな市場で、野菜や果物、肉、調味料など、あらゆるモノとヒトでごったがえしている。昨年9月に大きな火事があり、今はその下の露天で仮営業が行われている。



2001.19. (10:05:10)しずみん→ミナコ
Subject『ちゅみちゅみちゃん』
ミナコさま

スラマッマラム!
部屋にいるチチャがかわゆい、蒸し暑い夜です。
ねずみちゃん。

おとといは、宿のマダム、イブー・ニョマンが夕食を作ってくれた。
青いパパイヤと豚肉をじっくり煮込んだスープや、肉ちまきのような「トゥム」、鶏肉のカレー煮込み、テンペなど。いずれもうまかったよ。
煮込んだパパイヤは、冬瓜そっくり。
バリの家庭料理はシンプルで滋味深い味付けのものが多くて、大統領ほんとにうれしいだすよ。
イブーがよく夕ご飯まで御馳走してくれるので、だらだらに磨きがかかっている。
まだダンスも1回しか見ていない。だらだら。

今日はパダンで夕飯。珍しく、イカの煮物があったので食べてみた。
チュミチュミ。ネリペチ。
小振りなイカの胴にゲソが詰め込んであって、ぷくぷくに丸い。
まめちゃんぐらいの大きさとふくれ具合。

昼間は、デンパサールの書店でイ・日&日&イの辞書を各1冊買った。
1冊Rp.60,000と、とても安いです。大きくて立派で読みやすい。日本で買うと\4,000〜\8,000もするので、お得な買い物といえる。ただ、帰りに荷物が重くなるでしょう。
そして、これを作った人がじいさんだったらしく、たまにじじくさい表現があるのが少し気になるが。(「ともがら」とか。)

あと、インドネシア語・日本語のナンパ読本も買ってみた。
「今日、あなたと他の女の子が歩いているのを見ました」
「僕かあいつかか、どっちか選んでよ」
「いつ結婚してくれますか?」
・・・。実用的と言うべきか。

デンパサールの大きな2階建ての市場は、去年の9月に大きな火事があって黒こげになってしまい、今はその下で露天の仮市場が開かれている。『燃えろ!ジャスティス学園』ならぬ、『燃えた!パサールバドゥン』。果物も野菜も肉もあひるちゃんも、たくさん売られていたよ。クトゥにヨモギモチやマンギスを買ってもらって、ゴキゲンです。

P(本名:鈴木)は、15日からロンボクにひとりでショート・トリップしてきて、今日黒い顔で帰ってきました。ロンボクでも「スズキ」は大受けだったそうで、ベモなどで乗り合わせた人たちに「私はスズキだ」と言うと、「オレはホンダだ」とみんなで返してくるような、ルチュな島だったそうだ。
おみやげにカエル模様のシャツを買ってきてくれた。うれしい。

それでは、また。
サンペイジュンパ。
ねずみはティクス。
用語解説:
チチャ=小ヤモリ。白くて、体長10cmくらい。「チチチチチ」とかわゆく鳴く。そこいらじゅうにいる。
テンペ=ゆでた大豆をクモノスカビで発酵させた加工食品。くせがなく、おいしい。カリカリに揚げた「テンペゴレン」は最高。
パダン=パダン料理。イスラム教徒が食べられる食堂で、インドネシアノあちこちにある。皿に盛られたおかずがショーウィンドウに山に積んであり、「これとこれとこれ」と言うと、ごはんに盛り合わせてくれる。
チュミチュミ=イカ。ねずみの鳴き声に似ていて愛らしいので、門司と水底の間でよく使われていることば。
クトゥ=バリ人の友人で、よくトランスポートやガイドをお願いしている、クトゥ・スラストラくん。まじめで優しい青年。彼の実家がタバナンにあるので、2回ほどおじゃました。
ヨモギモチ=「クレポン」というバリ菓子・緑色のおもちの中に、椰子砂糖(黒砂糖に似ている)の小片を包んでゆで、ココナツフレークをまぶす。中の砂糖がシロップのように溶け、口の中で「ぷちゅっ」と広がって実にうまい。
マンギス=マンゴスチンのインドネシア語
ルチュ=おもしろい、ジョーク、ゆかいな
サンペイジュンパ=「サンペイジュンパラギ」=「またお会いしましょう」。親しい間柄では、「サンペイジュンパ〜」「サンペイベソッ(またあした)」「サンペイナンティ(あとでね)」などと気軽に使われる。



2001.1.19 (23:07:25) ミナコ→しずみん
Subject『「ちゅみちゅみ」「ごれんー」』
スラマッ焼きビーフン。
ミナコよ。

ねずみちゃんたちは今日もかわゆく、ぷりぷりしています。
寝起き直後、ぺち子の右目だけ開いてなくて少し心配したけど、しばらくしたら開きました。めやに?

> 部屋にいるチチャがかわゆい、蒸し暑い夜です。

チチャってなに? トカゲはトッケーだよね。
もうかなり脳内辞書がインドネシアVer.になってきているようですね。
帰ってきたら、ちゃんと元に戻るのでしょうか。

> 今日はパダンで夕飯。珍しく、イカの煮物があったので食べてみた。
> 小振りなイカの胴にゲソが詰め込んであって、ぷくぷくに丸い。
> まめちゃんぐらいの大きさとふくれ具合。

それはうまそうだなー。まめっちまめまめ! 大根と煮てもヨシ。
そういや京王デパートでまた駅弁フェアをやるらしい。吊り広告で見た。
いかめし買いに行こういかめし。ビバ、いかめし。いかめしはゴハンというよりスナックだ。

> 昼間は、デンパサールの書店でイ・日&日&イの辞書を各1冊買った。
> そして、これを作った人がじいさんだったらしく、たまにじじくさい
> 表現があるのが少し気になるが。(「ともがら」とか。)

今、1ルピアいくらくらいだっけ?(日本円で)ぱっと感覚的に、安いのかなんだかわかりません。
完璧にニュートラルな辞典なんてありえないものだけど、それ、かなりいいね。
新解さん的「におい」を感じます。ぜひ読みたい。

> あと、インドネシア語・日本語のナンパ読本も買ってみた。

実用してる人もいるのだろうか。「結婚」ってああた。
初対面のバリニーズにいわれたら、きっと私はびびるな…。

> 『燃えろ!ジャスティス学園』ならぬ、『燃えた!パサールバドゥン』。

あひるちゃん!
はたのさんに見せたら喜ぶでしょう。私も燃えていますよ、毎日。ジャス学とかに。あと、ねずみへの愛。

> 日焼けしたほぱさん

元気でなによりです。今、頭の中のほぱさんの画像に色調補正をほどこして色黒にしてみました。こうなったのか…ふむふむ。カエル模様のシャツ、見せてもらうのが楽しみだわ。ところでルチュってなにさ。

あ、そうそう、しずみんがバリに行ってからのメールのやりとりを、ホームステイ日記にオマケで載っけるというのはどうかしら? 往復書簡形式で。しずみんファンには喜んでもらえるのでは。

ではでは。三平ジュンパラギ。



2001.1.21 (11:51:20) しずみん→ミナコ
Subject『うんこかドリアンか』
スラマッスプライト。
こちらのビンもの炭酸はゆるくて飲みやすいです。
スプライトを水で4倍に割ったカクテルを「ウブッ・ムーン」と名付けました。

昨日は、クトゥ君の実家のあるタバナンに行って来ました。
スバック(水利組合)博物館で、バリの伝統的な稲作のシステムのビデオを見たり、棚田でキュートな水牛がくつろいでいるのを眺めたり、クトゥくんにおごってもらったドリアンをたらふく(ほぼ1個)食べたり、非常に有意義な一日でした。
夜、帰ってからひりだしたうんこはドリアンの香りでした。
ドリアンくさいうんこ、うんこくさいドリアン。

イブー・ニョマンの家では、新しい二階建ての客室を建てています。
バリ風で、とてもバグースな部屋です。
外の入り口の所にバロンやガジャを彫る石彫り職人が来ていて、毎日コツコツとコンクリを彫っています。
5人一組の職人集団が毎朝8時にやってきて、ちょっとお茶した後に仕事を始めます。10時ごろと3時ごろにおやつタイムがあるのも日本の大工さんに似ています。
分業で皆違うところをざくざく彫り、親方が細かい仕上げをします。
バロンの顔1個ぐらいを、2時間ぐらいあれば彫っちゃうのです。早。
一番手前にあるバロンの顔、どう見ても右目上がりでびっこだったのがありました。
彫った本人も「あっ、やべ・・・」と思っていたらしい。
いったい親方があれをどう修復するのか、私たちはとても気になっていました。
さんざん苦労したあげく、彼はそれをうまく直すことができたのでした。
私たちはとても安堵しました。

> 寝起き直後、ぺち子の右目だけ開いてなくて少し心配したけど、
> しばらくしたら開きました。めやに?

まめちゃんも、たまにそういうことがありました。
ウインク状態でうろうろしているので、大変かわいいです。
うっかり片目をあけるのを忘れているのかもしれません。
ねずみですもの。

> チチャってなに? トカゲはトッケーだよね。

トッケーもチチャもヤモリです。
トッケーは全長20〜30cm、青と緑の水玉模様がキッチュな、シャイなかわいこちゃんです。
「ケ・ケ・ケ・ケ・ケ・トッケー!」とけたたましく鳴きます。
チチャは、白くて小さな子です。大きくても10cmぐらい。
「チチチチチ」と鳴きます。
どちらのうんこも、くさいです。
さっき、壁を這っていた小さなチチャが、しっぽをぺてぺて振り回しながら「ちきちきちき」と駆けていきました。
ねずみちゃあぁん!

> いかめし買いに行こういかめし。ビバ、いかめし。 いかめしはゴハンというよりスナックだ。

パダンのイカは「ミミイカ」で、たいへんかわいいです。あれにタイ米を詰めて、カレー煮込みにしたい。

> 今、1ルピアいくらくらいだっけ?(日本円で)

1円が80ルピアぐらい。
Rp.60,000で、700〜800円ぐらいか。
日本で同じぐらいの厚さのイネ語辞典を買うと、8,000円ぐらいします。
鼻血プゥ。

> ところでルチュってなにさ。

ジョーク、冗談、おもしろいというような意味です。
「オラン ルチュ」で「おもしろい人」。
「ルチュ ディンギン」で「寒いジョーク」?

> あ、そうそう、しずみんがバリに行ってからのメールのやりとりを、
> ホームステイ日記にオマケで載っけるというのはどうかしら?
> 往復書簡形式で。

しずみんファンというものがいるのかどうかはわかりませんが、それはすてきなことでしょう。
よろしくお願いしたい所存です。

では、三平ベソッ。
用語解説:
ドリアン果物の魔王と呼ばれている、水底の大好物。こんなにおいしく香り高いのに、「くさい」と言われて私は心外です。
ガジャ=象。
ディンギン=寒い。冷たい。



2001.1.22 (02:53:25) ミナコ→しずみん
Subject『雪はもうかなり溶けた』
スラマッ三平。(←もう何が何やら…)
ごきげんいかが? ミナコです。

>「ウブッ・ムーン」

オリジナルカクテル開発に向ける熱意は、外国に行っても変わらないようですね。よかよか。
さっきおもいついたんだけど、ポン酢でしゃぶしゃぶしたとき、最後につけダレに鍋のだしを混ぜて飲むとうまいじゃん?
あれもオリジナルカクテルといえないか。名前はウインター…ウインターなんとか。
もしくはコージー・ホーム。

> 夜、帰ってからひりだしたうんこはドリアンの香りでした。
> ドリアンくさいうんこ、うんこくさいドリアン。

まさに「直通」というかんじです。
ドリアンを知らない私にとっては、剥いたドリアンをそのままトイレに流すのとの違いがわかりません。

> まめちゃんも、たまにそういうことがありました。
> ウインク状態でうろうろしているので、大変かわいいです。
> うっかり片目をあけるのを忘れているのかもしれません。
> ねずみですもの。

あれか、猫が舌ベロしまい忘れてるのと同じか。我々も社会の窓全開にして歩いてたりするしね。

> チチャは、白くて小さな子です。大きくても10cmぐらい。
> 「チチチチチ」と鳴きます。
> さっき、壁を這っていた小さなチチャが、しっぽをぺてぺて
> 振り回しながら「ちきちきちき」と駆けていきました。

す、すごくねずみっぽい…! 写真見せてね。

往復書簡、今日のスナ日記でアップしました。
あんなもんでどうか。
ではでは。



2001.1.23 (11:10:18) しずみん→ミナコ
Subject『ペペス・バリ、うまかった』
スラマッニョマン!(第三子)
しずみんです。
ねずみちゃん・リチャリチャ。

今日は、正装してタンパッシリンのオダランに連れて行ってもらいました。
宿のイブーの実家なのです。
あまり観光客が行かないらしく、ウブッと違って子ども達の興味深げな視線が新鮮でした。
私はピンク色のクバヤを新調しました。イブーがとても質のいいサロンを貸してくれたので、汚さないように半日緊張して過ごしました。
Pは、男性用の正装セットを貸してもらい、ガンタン(ハンサム)でしたよ。

お祭りは今日から始まり、26日にクライマックスを迎えるそうです。
今日は、生贄用の動物やお供え物を掲げて、村内をぐるぐる歩き回る日でした。
牛、白牛、山羊、豚、子犬、子豚、ガチョウ、鶏、うずら、ウミガメ(!)などなど。子犬は自分の運命を悟ってか、ずっとおびえていました。
ガチョウや牛はのんきに落ち着いていました。
ウミガメは村の人たちにも珍しいらしく、周りに人垣ができて人気者でした。
彼らは明日、殺されるらしいです。
途中で雨が降り出して大変でしたが、エキサイティングな一日でした。

> ドリアンを知らない私にとっては、剥いたドリアンをそのまま
> トイレに流すのとの違いがわかりません。

ただトイレに流すだけでは、私の目玉は玉虫色に光らないでしょう。
私がドリアン好きだと言うことがイブー・ニョマン一家やクトゥ君に浸透してしまったため、毎日というくらいドリアンを食べる機会に恵まれます。
幸せです。
そして時々原因不明のメンチェレ(げり)を起こしておりますが、ティダ・アパアパでばくばくいろんなものを食べています。
今回、日本の梅干しがナシチャンプルーに合うことを発見し、Pに分けてもらった梅干しを毎朝ナシチャンに添えています。バグース。

> 我々も社会の窓全開にして歩いてたりするしね。

我々ではありません。それはあなただけです。
イトゥ、アンダサジャ。
スカートを忘れずに。

> > チチャ
> す、すごくねずみっぽい…!
> 写真見せてね。

きゃつらはとてもすばしこくてシャイなので、写真はディフィカルト。
絵で我慢しなせい。もしくはねずみを見る。

それでは、これにて。

P.S.しずみん豆知識
田んぼのカエルは「コドッ」
庭のカエルは「ドンカン」
用語解説:
スラマッニョマン!(第三子)=三平と言いたいらしい。
リチャリチャ=辛い甘酢味付けのソース。「アヤム・リチャリチャ」は、酢豚の鶏版・ちょい辛、と言った感じ。
正装バリではあちこちのお寺でお祭りが行われており、観光客もバリの正装をすれば参加することができるものが多い。正装セットは、ホテルやツーリストサービスで貸し出していることもあるし、ロスメン(民宿)に泊まって家族と仲良くなると貸してもらえる。一式を買いそろえるのも割と簡単。
タンパッシリン=バリ中部の地名。観光客はあまり多くない。
オダラン=寺院の創立記念祭。バリには数多くの寺院があり、お供え物を掲げたオダラン詣での行列をあちこちで目にすることが出きる。
ウブッ=バリ中部の、芸術村Ubudのこと。観光客も多く、バリダンスの公演が毎晩あちこちである。水底はバリ渡航時の大半をこの村で過ごしている。
クバヤ=バリ女性の正装用上着。レースでできていて、とてもきれい。
サロン=腰布。スカート。1枚布を巻き付けるだけのもの。ジャワバティックやバリイカットなど、いろいろな種類がある。
バグース=すばらしい
イトゥ、アンダサジャ=それは、あなただけよ。



2001.1.24 (22:21:13)しずみん→ミナコ
Subject『チチャちゃああぁぁん!』
スラマッドンカン。
しずみん@スイカの白い部分がうまい夜です。

新月の特別ケチャがお流れになったので、宿でスイカ食って豆喰ってうだうだしてます。
スイカは近所のワルンで冷えたヤツを買いました。
1切れRp.1,000。すごく熟れている。
ワルンには飲み物や果物の他に、調味料の小口売り、ミニパック洗剤、お菓子、野菜、電池、生理用ナプキン(1個売り)、たばこなどなど、たいていのものはそろっていて、コンビニみたいです。
なんか、わくわくする。
インドネシア語が少しできると(数字ぐらいでOK)、とても便利な場所です。

今日、ジュースをのんだレストランで、壁に這っているチチャを激写しました。
小さく写っているけど、キュートさはわかると思うよ。
あと、どぶを歩いているちびの黒ひよこたちがかわいくて、ひたいの匂いをかぎたくなった。
ああ、まめまめ。

明日はヌガラまでジェゴグを聴きに行きます。
踊ります。たたきます。オーイエー。
< BR>では、三平。

P.S.往復書簡みました。バグースよ。
用語解説:
ケチャバリダンスのひとつ。もともとバリ島にあったものではなく、1930年代にドイツ人の芸術家、ウォルター・スピースが創作したもの。楽器は使わず、男声・女声のコーラスだけで繰り広げられるプリミティブな雰囲気のもの。
ワルン=雑貨店。集落にいくつかは必ずある。簡単な食事のできるところもある。
ジェゴグ=バリ島西部、ヌガラで行われている、竹製ガムラン「ジェゴグ」をベースとした音楽。



2001.1.25 (22:25:17) ミナコ→しずみん
Subject『ねずみシュビドゥバ』
にゃふにゃふ。ミナコですよ。
今日も寒いけど、晴れてるので雪は降りません。ただ寒いだけなんて丸損な気分です。

そうそう、うちで作ったカレーがうまくてのう。味見させてやりたいが、メールじゃあいにく送れません。

昨日、2回目のねずみ掃除を決行。
慣れてきたのでスムーズにすみました。ムーシュの捕獲もそんなに手間取らなかったし。いい匂いのするねずみたちを、思う存分鼻の下にこすりつけています。ウッヒヒヒヒー。

> > 我々も社会の窓全開にして歩いてたりするしね。
>
> 我々ではありません。それはあなただけです。
> イトゥ、アンダサジャ。
> スカートを忘れずに。

そんなこというから、ゆうべの夢の中でも私はチャック全開でした。
しかも人に指摘された。あー。夢でよかった。

> あと、どぶを歩いているちびの黒ひよこたちがかわいくて、ひたいの匂いをかぎたくなった。

それは…どぶくさいだけなのでは…。
ピヨピヨ。ひよこだけなの? 親は?


ではでは。



2001.1.26 (17:43:08)しずみん→ミナコ
Subject『まめちゃん現る!』
林家シアン。しずみんです。

今日は雨期には珍しく、朝からピーカンに晴れています。
スーパーに買い物などに行ったのですが、煮え煮えになって帰ってきました。
やんなったので、午後はずっと宿でだらだら寝っ転がっています。
冷たいスイカを食べた後にテラスでぼんやりしていたら、ここんちの長女のワヤンちゃんがエス・チャンプルーを持ってきてくれました。
かき氷の溶けたのに氷の固まりが入って、練乳で甘くして、ピンクや緑の色とりどりの寒天のような小片とバナナが入っている、バリの冷たいおやつです。
うまうま。新しい部屋を作っている職人さん達といっしょに、しばしの甘甘タイム。
< BR> 昨日、ゆめにまめちゃんが現れました。
部屋のドア(宿のね)をホトホトと叩く者があるので、開けてみると、私より少し背が低いくらいのまめちゃんが、にこにこしながらホヨヨくちで立っていました。そして、ひとこと。
「カユイねぇ。」
どうして私が、昨日のジェゴグで尻をしたたかに蚊に喰われたことを知っているのでしょう。

> そうそう、うちで作ったカレーがうまくてのう。

lzh圧縮して送ると、固形ルーが届きそうですね。

> いい匂いのするねずみたちを、思う存分
> 鼻の下にこすりつけています。ウッヒヒヒヒー。

ああ、くやしやねたましや。
私は今日、小道で遊んでいたあひるちゃんのヒヨコといっしょに写真を撮ろうと近づいたら、ママあひるにすごくおこられました。
ちぇっちぇっ。

> それは…どぶくさいだけなのでは…。
> ピヨピヨ。ひよこだけなの? 親は?

そばにおっとろしいワイルドワイドなママ鶏がいたので、近寄れなかったと言います。

今日は最後の夜を惜しんで、宿のテラスでドリアンパーティーの予定。
明日の夕方には空港に向かいます。
ねずみに会いたし、バリから帰りがたし、アドゥー。

では、林家ジュンパラギ。
用語解説:
林家シアン
=サンペイと言いたいらしい。
ホヨヨくち=ねずみがくちを「ホヨヨ」という形にしている図。よくねり子やまめがしている。かわいい。
宿のテラス=ロスメン(民宿)には、部屋の前にテラスがあり、竹製のテーブルやソファーが置いてある。ここで朝食をとったり、ボヤボヤしたりする。
アドゥー=あれー!おやおや!うわー!
林家ジュンパラギ=サンペイと言いたいらしい。



2001.1.27 (10:59:44)しずみん→ミナコ
Subject『あひるちゃんといっしょ』
ニ・カデ・ミナコ

スラマッベベッ。
しずみにあむ。
いよいよ、バリ最後の日です。(滅亡するわけではない)

昨日の晩は、これが最後とばかりにドリアンをおもうさま食べました。
あー。うまうま。

道を散歩しながら、「あひるちゃんといっしょ」(作詞作曲・私)を歌いながら気分良く散歩したりしています。
道ばたの人々の哀れむような視線…いや、心優しい微笑みを受けて私の気分はバグースです。

「SAYA BERSAMA BEBEK」
SAYA BERUSAMA BEBEK  SAYA BERUSAMA BEBEK
JALANLALAN HARIHARI DE JALAN HANOMAN

邦訳:
「あひるちゃんといっしょ」
あひるちゃんといっしょ あひるちゃんといっしょ
毎日ハノマン通りをお散歩するんだよ

さああなたもごいしょに。

ゆうべは夢にねりぺちがでました。
ホトホトホトホトと戸を叩き、身長120cmくらいのふたりがポーズをとって立っていました。

そんじゃ、また。ドリアンジュンパラギ。
用語解説:
ニ・カデ=「ニ」は、バリで女性に付ける修飾語で、「Mis.」というような意味。「カデ」は、「マデ」と同じく、「第2子」を表す名前。
ベベッ=あひる

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