2001.5.1〜15 |
2001.5.1(TUE) 最高気温:21℃ 最低気温:17℃ 湿度:72% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): ハムリスランチSP+たんぽぽフード:計4g、ハトのえさ2g、もりもり野菜2g(+ムーシュ:かぼちゃの種1粒) 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、トイペ芯 わたしごはん:オムレツ、もやしナムル、ポテトサラダ、みりんぼし、焼きそば、NOWハンバーガー焼き、いわしのトマト煮(缶) など | ||||||
おかたづけ女王 固く丈夫なテレックス芯も、風前の灯火になってきた。。 もう、3かけらぐらいの半月が残っているばかりである。 むぎは、以前から「かたづけ魔」で、おもちゃ類や塩土などを、水槽のどこか片隅に寄せることを自らの使命としている。 今の「おかたづけ場所」は、すみっこにふたつ並べて置いてあるえさ鉢のところ。 くわえてえさ鉢にのせ、キックやチョップ、頭突きで詰める。 半月型のテレックス芯は、えさ鉢のカーブに合わせてはまりこみ、人間の力でもちょっとやそっとでは出せないくらいなことになっている。 えさ鉢に入らないものは、上にのせてあるが、一刻も早く入れたいらしく、イライラとあちこちかじって形を整えている。 おかたづけはいいが、おもちゃがはまりこんだえさ鉢の中身を自分たちでは取り出せないでいるのだ。 はずして食べられるようにしてやると、「今もらった!」というような顔でいそいそとごはんを食べる。 うー。あー。うー。 言いたいことはいろいろあるが。 そして、後からぷんすか怒りながら、またおかたづけするむぎであった。 ねずみ体重をはかる。 まめ:83g むぎ:85g ムーシュ:75g むぎ、重くなる。ご懐妊疑惑。真相はいかに。 翌朝うんちをたくさんしてやせていることがあるので、まだまだ油断はできねえのだ。 ムーシュが少しやせているので、おやつで甘やかす。 ---------- 風邪は治りかけで、だるく、ねむい。 HP制作の仕事などする。 ゆうべ、遅くに(というか、早朝)同居人がうどんをこしらえてくれた。 麺はカトキチの冷凍うどん、スープは自作。 以前、三重県のスーパーで買った「キンカ」というアジ系の小魚の煮干しでとった金色のだしをベースに、私がこしらえて冷蔵してあったうどん用のかえしを混ぜたもの。 同居人はいりこ文化圏に育ったため、いりこだしの取り方が上手だ。 私はかつおだし文化圏に育ったが、最近はすっかりいりこ派なのだ。 特にうどんは、薄黄色のいりこだしをまとったときが最上にうまい。 つるつるつる。ぷふー、ほかほか。
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2001.5.3(THU) 最高気温:19℃ 最低気温:15℃ 湿度:75% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): 日清ハムフード+ラビットランチ大根葉:計4g、もりもり野菜2g、パスタポーン2個 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板 わたしごはん:大根カレー、キャベツとベーコンの蒸し煮、キンカ煮干しだしのうどん、かき揚げ、れんこんの天ぷら、パスタポーン10個 など | ||||||
むぎの体重、じわりと増える。 今日量ったら、86gになっていた。 うんちの後だとまた減ったりしているので、微妙。 お尻が大きいことだけは事実である。 同居人が買い物に出たので、ついでにむぎのために産室を買ってきてもらった。 屋根がカーブを描いたログハウス風のもので、前回のお産の時と同じデザイン。 前回はコドモを産むだいぶ前から入れておいたので、実際のお産の頃には半壊していた。 今度はギリギリに入れようと思う。 以前、米俵にもみがらをぎっしり詰めたものをもらった。 イベントで使われたものだ。同居人が話を付けて、もらってきてくれたのだ。 中身のもみがらは、ねずみの巣材に使い切ってしまった。 妹のねりぺちのところにも半分あげた。 今は、残った米俵を少しずつほぐしてねずみに分け与えている。 細く長いワラは、ねずみのかっこうのオモチャだ。 いそいそとかじり、巣材にする。 寝床に使う分は、ふわふわになるぐらい細く裂いてある。 うまくしたものである。 上手にやると、ワラでねずみが釣れる。 ---------- 今日の夕飯はかき揚げだった。 同居人は揚げ物がうまい。 私がこさえると油を吸うだけ吸ってべしょべしょになるかき揚げを、パリッサクッとおいしく揚げる。 玉ねぎとにんじんの甘味がたまらない。 れんこんの天ぷらは私の好物のひとつ。 いつまでもいつまでも食べていたい。 同居人丸目はるのSFねずみ短編『スナネズミと惑星』出来。 12ページの短編ですが、空を舞い跳ぶねずみたちが壮観なプロローグです。
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2001.5.4(FRI) 最高気温:19℃ 最低気温:16℃ 湿度:70% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): ニッパイハード4g、もりもり野菜2g、こりこりコーン2g、パスタポーン1個、小松菜ひとひら 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板 わたしごはん:梅干しのおむすび、たくあん、かき揚げ弁当(NOWハンバーガー、たくあん、きぬさや、れんこんの天ぷら)、キンカだしかき揚げうどん など | ||||||
たからもの置き場 今のところ、むぎがかじりかけのおもちゃなどを寄せ集める「宝物置き場」は、えさ鉢がふたつ並んでいる水槽の角になっている。 片づけ場になっている都合上、よくえさ鉢は巣材に埋もれ、おもちゃが上に山積み(時には中に押し込んである)状態。 おかげでしばしば、ごはんを見つけられないでいる。 おもちゃをどけ、ごみを掘り出すと、 「いまごはんくれたのねん?」 という顔でもりもり食べ始める。 このままではどうかと思い、えさ鉢のひとつを別の場所に移してみた。 こうすると、宝物置き場はどうなるのであろうか。 乞うご期待。 小松菜献上。 諸氏、すごい勢いでばりばりお召し上がりになっている。 青野菜が足らなかったらしい。 わるいことをした。 ---------- コミティアにサークル参加。 売り上げはいまひとつだったけど、バリ仲間とたくさんお話しできたのでよしとする。 帰宅し、午前2時まで爆睡。 また寝ます。
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2001.5.5(SAT) 最高気温:21℃ 最低気温:15℃ 湿度:72% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): 日清モルフード+ハムリスランチSP:計4g、もりもり野菜2g、インコのえさ1g、パスタポーン1個、大根葉ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、ティッシュ空き箱 わたしごはん:キンカだしうどん、レタス入りヨコイスパ、パスタポーン2個、黒豆おかき など | ||||||
むぎの体重が89gになっている。 2〜3日で1g増の割合。 ころころかわいいあかんぼねずみは、いつ見られるのだろうか? まめとむぎを再同居させたのは、4月12日。 はじめのうちは緊張関係にあったので、まめが交尾に成功したのは15日以降だと思われる。 スナネズミの妊娠期間は22〜24ぐらいらしいので、最短だと5月10日ぐらいには生まれるはずなのだが。 さてさて。 今日のサラダは、大根葉。 ねずみたちが好きな野菜は、小松菜・大根葉・カブ菜・バジル・サンチュなど。 緑黄色野菜が多い。 茎は基本的に残し、入れっぱなしにしておくと、小腹がすいた夜中にさくさく食べている。 菜っぱは大好物なので割合優先的に食べるが、満腹時に入れると、とりあえずばらばらにちぎってしまう。 おもちゃでもあるのだ。 そろそろプランターに、サンチュや小松菜の種をまこう。 ねずみ菜園の準備である。 先日、妹が鼻声で電話をしてきた。 くしゃみが止まらないというのである。 環境で変わったことと言えば、新しい種類の圧縮パインチップの導入だ。 おそらくそれが原因だろう、と思い、巣材換えとそうじを助言する。 巣材をポプラ製の『アスペンの大地』に換え、部屋をそうじしたところ、くしゃみはだいぶ治まったとのこと。 調べたところ、圧縮パインチップ(針葉樹チップ)がいちばんアレルギーが起きやすいらしい。 ねずみにも、ヒトにも。 ポプラ(広葉樹)のチップで必ずしもアレルギーが起きないとは限らないが、確率は低くなる。 うちも近々導入しようと考えている。 しかし、圧倒的に安価で手に入りやすいのもまたパイン圧縮チップであり。悩ましいのではあるが。 ---------- 同居人が友達と飲みに出かけていたので、終日ひとりで仕事をする。 昨日、コミティアの会場で買ってきた、こうの史代さんの『ぴっぴら帳(ノート)』を読む。 セキセイインコとくらすキミちゃんの日常をつづった4コマ作品である。 この本の冒頭にある一文。 宝物のような毎日は 突然ひょいと訪れたりします これはその ほんの一例 この「宝物のような毎日」とは、セキセイインコの「ぴっぴらさん」との日々のことである。 とても胸に染みる。 今の私にとっての「宝物のような毎日」は、スナネズミたちとの日々のことだからである。 ねずみのいない暮らしは、今は想像できない。 ねずみを中心に、私の地球は回っている。 ねずみとの暮らしは、甘く、せつない。
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2001.5.6(SUN) 最高気温:23℃ 最低気温:18℃ 湿度:75% 天候:微妙に晴れ ねずみごはん(共通・1匹あたり): ラビットランチ(キャロット・フスマ):計4g、もりもり野菜2g、ハトのえさ1g、パスタポーン1個、大根葉ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、トイペ芯 わたしごはん:おかずナポリタン、大根の煮物、豆腐野菜みそ汁、豆大福、みたらしだんご、冷やし中華 など | ||||||
むぎ、92g。大台です。 よく見ると、壁をほりほりしているときに、下腹が少しふくらんでいるのがわかる。 これで、「でっかいうんちでした!」だったらどうしよう。 むぎの出産前、最後(になるかもしれない)のねずみそうじ。 今日は晴れたので、せいせいとそうじができる。 くもりや雨の日だと、水槽内の湿気が飛びきらない気がしていまひとつ掃除をする気になれないのだ。 梅雨に入ったら、そうも言っておられまいが。 水槽の水分をふきとったあと、扇風機でさらに湿気を飛ばしてから、巣材を入れる。 今回は、ポプラチップ「アスペンの大地」を使用。 パインチップと違い、「削ってある」というより、「細かく裂いてある」という質感のおがくずである。 全体にしっとりした感じで、ねずみが踏みしめるとかさが減っていく。 粉が舞い飛ばないので、いい感じではある。 ロングチモシーもたっぷり入れ、そうじ完了。 ねずみはしばらく落ち着かない。 まめむぎ夫妻の水槽には、まめのとむぎのと土管がふたつ入れてあるのだが、ここのところねずみたちはその土管を2本つなげて使っている。 ↓ 長い長いトンネルなわけである。 筒状のものを通るとき、ねずみはワープしているらしい。 同じA地点からB地点まで移動するときでも、土管を使うのと使わないのでは、違うところに出ているらしいのだ。 しかも、丸くこんもりとこしらえた巣の端に土管の一端を突っ込み、もう一方がえさ鉢の近くに出るように配置してある。 巣の位置をくらましているつもりだろうか。 しかし、便利だ。 「さよならじっけんしつ」というサイトにリンクさせていただいた。 ラボ出身のマウスちゃんたちを飼っている方のサイトだ。 ラボ出身動物の里親募集掲示板などもある。 動物実験という事実に目をそむけず、ふたをせず、ねずみのしあわせについてできることをみんなで考えよう。 ---------- ずっとこのHPを作っていた。 「風の谷のビール」 ブラウザによって表示が変なところがあるかも知れないので、気づいたことがあったら教えてください。 (あ、もちろん、「スナネズミとわたし」についても。)
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2001.5.7(MON) 最高気温:22℃ 最低気温:20℃ 湿度:70% 天候:晴れ ねずみごはん(共通・1匹あたり): 日清ハムフード4g、もりもり野菜2g、こりこりコーン1g、パスタポーン1個、小松菜ひとひら、ビオフェルミン1粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、ビオフェルミンの箱 わたしごはん:ごまだれうどん、オムライス、タイカレー&とんかつミンチカレー、レタスとじゃがいものみそ汁、大根サラダ など | ||||||
ももいろの はなづらを ひくつかせ ひたむきに あおなはむ ねずみらの かわゆし せつなし いとほし むぎの体重、96gに。 1日で3g増とは、どういうことなのか。 むぎの出産準備のため、水槽を暗くする。 落ち着いて子育てできるようにするためだ。 前回は、応急に新聞紙を巻いておいた。 今回は、黒い四つ切りのラシャ紙を4枚買ってきた。 寸法に合わせて切り、きっちり折ってセロテープで水槽に貼る。 とりあえず、出産までは前面は開けておくことにする。 突然真っ暗になったら、まめむぎもたまげようというものだ。 木製産室をいつ入れようか、まだ悩んでいる。 とりあえず、私のパソコン前に置いてあるのだが。 ためしにカマボコ板を差し入れたところ、2匹とも素早く飛びかかってきて、がりがりとかじり、裂き始めた。 この分では、ハウスもひとたまりもあるまい。 例え一瞬でもいい、産室として使って欲しいと思うのは、欲張りなのだろうか。 むかで出現。 この時期になると、うちはむかでの襲来に悩まされる。 裏の保安林にはたっぷり腐葉土が眠っているため、むかでの格好のすみかなのだ。 繁殖期になると、あちこちうろつきまわって家の中にも入ってくる。 けっこう大きいのもいるので、キケンである。 1匹洗面所の天井にいたのは殺虫剤で退治したが、居間に出たやつは部屋が散らかっていたために見失ってしまった。 ねずみがかまれては、大変だ。 とりあえず密閉度の高い仕事部屋にねずみを移し、仕事から帰ってきたばかりの同居人とともに部屋のそうじをする。 ひとさらいきれいにしたが、むかでは発見できず。 押し入れに入ってしまったのか? それとも、ござの下に這い込んだのか? 忌避剤として、木酢液がきくというけれど…。(ねずみのために、化学殺虫剤は使いたくない) やつはまだ、どこかにいる。 ---------- 街に出て、めがねのタマを換えたりPHSの機種変更をしたりする。 山を降りて人混みに出ると、くたびれるものである。 小田急のペットショップに立ち寄る。 ここのねずみ・小鳥コーナーは、ガラス戸で仕切られた個室になっている。 部屋に入ると、ちょうどミニラビットのケージのおそうじ中で、うさぎが1匹辺りをうろついていた。 おそうじ中は、部屋の中に出してもらえるきまりらしい。 係のお姉さんがそうじを終え、うさぎにケージに入るように声をかけるが、うさぎはそのへんをうろつきまわるのが楽しいらしく、帰ってこない。 そのうちレジに呼ばれ、とりあえずお姉さんはうさぎをそのままに、部屋の戸を閉めて出ていってしまった。 部屋には私とうさぎのふたりきりだ。 ある種の緊張感。 妹とお茶をして、つられてお茶請けにオムライスをたべる。 新宿ルミネ1・B2「サンデーブランチ」にて。 うまうま。
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2001.5.8(TUE) 最高気温:25℃ 最低気温:20℃ 湿度:72% 天候:じょぼじょぼ雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): 日清ハムフード4g、もりもり野菜2g、モルト1g、パスタポーン1個、小松菜ひとひら、ゆでスナックえんどうひとさや、ビオフェルミン1粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、ティッシュの箱 わたしごはん:みそ汁雑炊、じゃがいもとヤーコンのごまみそ煮、えんどうとかぶのみそ汁、いりこ天、たくあん、あさりごはん など | ||||||
さあ、いよいよですか。 むぎ、97g。本日は微増。 しかし本人もさすがに腹が重くなって来たらしく、あおむけになってくーくー寝ている。 すわっているときは、腹が少しとがってひし形に前に突き出して見える。 とがり腹というやつである。 今日は終日雨だったせいもあり、ねずみたちは皆、ずっと眠っていた。 しかし時たまみると、少しずつえさが減っている。 いつ食べたんだろう。 むかで対策にねずみハウスは皆仕事部屋に移動中なので、一緒に部屋にいたのに。 私が見ていないすきに、こっそり食べているのか。 いつも、起きている時は割とせわしなくちょろつき、寝ているときもあまり姿が見えないように埋もれているムーシュだが、今日は湿気でけだるく、蒸し暑いせいもあって、なんだかだらだらしていた。 ムーシュはだらだらしているととてもアンニュイ&コケティッシュなのだ。 かわいいねえ、きみは。 ゆでたスナップえんどうを夜のおやつにする。 みそ汁の具に入れたのを、みそを入れる前に引き上げ、冷ましておいたのだ。 ほんのりいりこのおだしがきいている。 しかしそれが気にくわなかったのか、皆喜んで受け取ったものの、ひとくち食べてあとは残してある。 だしの好みは関東系なのだろうか? ---------- 久しぶりにアクリル絵の具を使った。 のびがよく、気持ちいい画材だ。 ずいぶん長いことほっといたのだが、分離もせず、固くなっていない。 乾くと耐水性になるので、手芸に向いている。 最近はやっているトールペインティングに使われるのも、このアクリル絵の具である。
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2001.5.9(WED) 最高気温:24℃ 最低気温:22℃ 湿度:72% 天候:雨寸前くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): たんぽぽフード&ハムリスランチ:計4g、もりもり野菜2g、インコのえさ1g、パスタポーン1個、かぼちゃの種1個、ビオフェルミン1粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、木製巣箱 わたしごはん:スパゲティボンゴレ、鶏の脚焼き、玉ねぎときゅうりのサラダ など | ||||||
むぎ、98g。よく寝ている。 ゆうべ、ついに産室を入れた。 サンコーの製品で、くぎを使っていないログハウス風のもの。 かじる。早速かじる。 ふたりでかじる。あー。 今日見たら、まめが奥の方で、むぎが入り口に顔を出し、仰向けになってねていた。 かわいいなあ、かわいいなあ。 わざとだろ。わかってんだからな。 屋根の上にうんちをたくさんしてあったので、とりのぞこうと屋根に手をかけたら、まめが走り寄ってきて私の指をかんだ。 たしなめるような、強めの甘がみだ。 妻をまもる、すなないとなのである。 ムーシュが朝からスタンピングをしていた。 まめむぎのことばかりかまけていると誤解されたのだろうか。 ムーシュも同じようにかわいいのですよ。 とりあえずマカロニでもたべろ。 妹と、先日ねずみ用品が豊富なことを発見したホームセンターに行く。 熟考し、ニッパイのラビットフードやおやつなど数種類を購入。 近日中にご紹介する予定である。 昨日あまり好評でなかったスナックえんどうであるが、今朝見たらまめむぎの方は半分、ムーシュの方は中の豆だけ食べてあった。 やはりおだしの好みが合わなかったのか? むしろ生の方がよかったのだろうか。 ---------- H"を新機種に替えた。feel H"である。 今まで使っていたものが、Pメールの使いすぎでおかしくなってきたのだ。 何が目当てって、待ち受け画像をあらいはるみさんの「ちぇりーたると」にすることだったんである。 早速全画像を落としてきた。 ああやはりちぇりーたるとは、いい。 他の機能は別にどうだっていいのだ。 ちぇりーたるとのおなか、おしり、あのほよよくちもとを、我が電話に。 ならシールでも貼っとけよ、という感じではあるが。
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2001.5.10(THU) 最高気温:26℃ 最低気温:22℃ 湿度:70% 天候:雨寸前くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): 日清モルフード&ラビットランチミレット:計4g、もりもり野菜2g、こりこりコーン1g、パスタポーン1個、小松菜ひとひら、ビオフェルミン1粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、木製巣箱 わたしごはん:春野菜とトマトのスパゲティ、キャベツときゅうりのサラダ、ナシゴレン、春雨スープ、黒ごまプリン、「おやつにむぎをまぜました」3粒 など | ||||||
だめナイト・まめ むぎの体重はとうとう100gに達した。 仰向けになり、ふうふう言いながら寝ている。 まめは気が気でなあいらしく、あわあわとそのへんを走り回っている。 産室の屋根をはずしてかじりはじめたので、同居人がとりあげて戻そうとしたところ、まめは同居人の指をガブリとやった。 痛がみ・本気がみである。血が出た。 むぎとおなかの子を守ろうとする、まめナイトである。 しかしこのナイトは、苦しそうに小屋から顔を出して寝ているむぎの上にのり、小屋にぎゅうぎゅうに詰まってむぎの顔のあたりに鼻を寄せてふんふんと嗅いだりしている。 重いっちゅーの。 だめナイト。 昨日仕入れてきた新しいおやつ「おやつにむぎをまぜました」を試食。 が直径1cmくらいのかるめ焼きみたいな外観のスナックと、炒り麦パックされている。 脂肪分も低く、「主食のバランスを崩さないように」などの注意書きもあって、試しに買ってみたのだが、よく見たら原材料に砂糖を使っている。 そして、食べると甘い。味は、はざしたお米のポン菓子みたいな感じ。 ねずみにはおいしすぎるかもしれない。 責任持って、私が食べることにしよう。(麦はあげよう。) ---------- 「ねずみごはんトレーディング掲示板」をたちあげるべく、いろいろ作業している。 ガイドラインをこしらえるのがなかなか骨だ。 基本的に、自己責任で、交換者同士のやりとりでやってもらおうと思っている。 ご意見・ご希望などあったら、お寄せください。
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2001.5.11(FRI) 最高気温:26℃ 最低気温:21℃ 湿度:70% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): ラビットランチキャロット&ハムリスランチSP:計4g、もりもり野菜2g、ハトのエサ1g、小松菜ひとひら、ビオフェルミン1粒、かぼちゃの種1粒、ひまわりの種1粒(+むぎ:ひまわりの種2粒、カヤの実1粒) 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、木製巣箱、へちまのまんま わたしごはん:そうめん・稲庭うどん、鶏ときゅうりの甘酢和え、かつおの刺身、揚げと野菜のみそ汁、納豆、にらたま など | ||||||
うまれました!! 昼頃起き出して(私は夜行性なのである)水槽をのぞきに行ったら、いつものむぎのおしゃべりとは違う、ひときわ高い声がちーちー・ちゅっちゅくと聞こえてきた。 さては! のぞいてみると、水槽の一角に牧草で作った巣に座る、むぎ。 そして、その下にほよほよと動く赤黒い小さなもの…。あかんぼねずみだ! そっと数えてみると、6匹いる。前回と同じである。 むぎちゃん、よくがんばったねえ。 むぎのでっかかったおしりと突き出たおなかはすっかりへこんでいる。 なにはともあれ、そのへんをあわあわとうろつきまわっているまめを捕獲して、あらかじめ用意しておいた独身寮「どくだみ荘」に入れる。 まめがむぎとの同居前に使っていた35cm水槽である。 においを忘れないように、まめむぎ同居中の水槽からとりわけた巣材を入れてある。 出産直後のママねずみはなぜだか発情し(ホルモンバランスの崩れ?)、そこで交尾すると連続出産となってしまい、母体にとても負担がかかるそうだ。 前回、様子をみつつ試したところ、丸2日夫婦を離しておけば、出産後交尾することなく再同居できた。 おそらく、出産直後の発情がおさまり、コドモらも本格的に乳を吸い始めるので、ママねずみがそれどころではなくなるためであろう。 再同居後は、コドモらの離乳までふたたび同居でき、パパはかいがいしくコドモの世話をしてくれる。 ここがハムスターとの最大の差であろう、と私は思っている。 いちばん心配なときに妻子と離された父・まめの動揺ぶりをみなさまにもお目にかけたい。 水槽内であばれまくり、今日はほとんどゴハンをたべなかった。 むぎちゃんに会いたいのだ。いたいたしいほどである。 とりあえずお祝いということで、ねずみの皆さんにはひさしぶりにひまわりとかぼちゃの種をふるまう。 むぎには2粒渡したが、いつものように両方素早く奪い去ってトイレにこもって食べる、ということはなく、もらった場所でのんびり食べていた。 とられるかもしれない、まめがいないことがわかっているのだろう。 出産、お疲れさま。 ---------- 初がつおを食べる。 千葉県産の、腹身の方。 さっぱりして、辛子醤油がよく合う。 これからだんだん、夏の魚が出てくるだろう。 青魚が好物の私にはうれしい季節の到来である。 ねずみのおやつを交換することを目的とした「ねずみごはんトレーディング倶楽部」という掲示板をたちあげた。 はじめは参加者も少ないと思うので、どうぞにぎやかしにご参加ください。 ガイドラインなどは、ご意見をいただきながら適宜書き換えて成長させていきたいと思っている。
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2001.5.12(SAT) 最高気温:24℃ 最低気温:20℃ 湿度:70% 天候:初夏晴れ ねずみごはん(共通・1匹あたり): ラビットランチミレット&アルファルファ:計4g、もりもり野菜2g、モルト1g、小松菜ひとひら、ビオフェルミン1粒、豆腐ひとかけ(+むぎ:ひまわりの種1粒、フルーツチップ・柿ひとかけ) 本日のおもちゃ:テレックス芯、かまぼこ板、木製巣箱、へちまのまんま わたしごはん:塩さば、バインミー、バインセオ、ゴイクン、フォーガー など | ||||||
絶望のまめちゃん 愛する妻子と引き離された、父・まめ。 その悲嘆と狼狽ぶりは、見るに痛々しい。 あいかわらず、ゴハンをあまり食べない。 ハンストなのか?でも、豆腐は好きなのでついつい食べちゃう。 水槽内の巣材の盛り方が一定せず、しじゅう落ちつきなくうろつきまわったり、四つん這いのまま固まってふるふるふるえていたりする。 アミぶたをはずすと、すぐにぴょんこぴょんこ跳んで脱走をはかる。 ふたをしてあっても、ばんばん跳んで天井に体当たりする。 小松菜は、手頃な大きさにさくだけで食べず、隅にまとめてある。 むぎのところに運ぶつもりだろうか。 もうちょっとのしんぼうだからね。 ムーシュは、おい・めいの誕生によってお祝いのおすそわけをもらい、ほくほくしている様子も見られる。 へちま製のかじり材「へちまのまんま」や、固いお豆腐。かぼちゃの種などももらえる。 ちびどものチィチィ声が聞こえてくるので、生まれたのは知っているはずだ。 むぎは、割と落ち着いて育児をしている。 広い60cm水槽をひとりじめできるのは彼女にはなかなか楽しいことらしい。 寒い時期ではないので、コドモらをしじゅうあたためていなくてもいいし、2度目の子育てで余裕もあるのだろう。 前回は、しょっちゅうコドモらを持ち運んで、居場所を替えていた。 今回は、今のところずっと産んだ場所のままだ。 コドモらは、だいぶ体皮が乾いた感じになってきた。 どうも、頭や背中の辺りと目のところが黒っぽい子が4匹、全体にピンク色の子が2匹いるようである。 このままいくと、ノーマル茶が4匹、グレーかアプリコットが2匹、ということになるのではないかと予測する。 ---------- 今日は一日中外出。 くたびれたので、むぎのトイレ砂を替えてもう寝ます。
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2001.5.13(SUN) 最高気温:24℃ 最低気温:20℃ 湿度:70% 天候:晴れ ねずみごはん(共通・1匹あたり): 日清モルフード&ニッパイハード:計4g、もりもり野菜2g、インコのえさ1g、ビオフェルミン1粒(+むぎ:かぼちゃの種1粒、カスタムミルク乳玉1個、パスタポーン1個) 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、へちまのまんま わたしごはん:三輪そうめん、レーズンロール、カレー など | ||||||
かまれました。 本日、丸2日経過したため、パパの再同居にふみきった。 あらかじめお互いの巣材を少しずつ混ぜ合わせるなどの裏工作をしておいた上での、パパの帰還。 しかし、ちょうどむぎの虫の居所がわるかったのか、たちまちとっくみあいのケンカ になってしまった。 ケンカに割り込んだ私の手に怒ったむぎは、私の右手人差し指の中程に「がぶっ」。 そりゃあもう、痛いの痛くないのって。どっちなんだ。痛いんだ。 木箱を粉砕するほどの鋭い歯と強いあごで、渾身の力で食いつかれると、気が遠くなりそうに痛いものだ。 食いついたむぎは私の手にしがみついたまま離れず、ぶらさがっている。 目は怒りにめらめらと燃えている。たいへん、こわい。 むぎの体が2倍にも3倍にも見える。(それでもモルモットより小さいか) しかしここで振り落としたりしたら、むぎがどこかにぶちあたってケガをしかねない。 ぐっとこらえて、離してくれるのをガマン。 血がダラダラ出てきて、腕からひじを伝って床にしたたり落ちる。 スナネズミの全身の血液量は、7〜8mlぐらいだとか。 そのぐらいは出た。ヒトでよかったな、しずみん。 「今までちょっとかぷっとやられてたのは、やっぱり手加減してくれてたのだ…。」 と思うと、むやみにうれしくなり、血を流しながらにやにやした。 むぎはもう一度体勢をかえて別の場所に食いつきなおし、さらに左手中指をひっかいた後(なんという闘志!)、やっと飛び降りてくれた。 子持ちのママはいさましい。 まめは、その前に同居人が避難させてくれてあったため、再戦には至らなかったが、かなりヘコんでいた。 まめにもむぎにもちびどもにもケガはなく、ひとまず安心。 よかった…。 もうちょっと策を練り、タイミングをみはからってから、まめの同居計画を練り直そうと思っている。 ---------- 指の傷はアルコール消毒したあと、メンタームをぬり、ばんそうこうをはった。 まだずきずきと痛い。頼むぞ、近江兄弟社。 指は痛い上に血がたくさん出る。 支える部分なので、箸がうまく持てない。 星飛雄馬の身代わりに小指の筋を切ったお京が、ライターを点けるのに苦労していたのを思い出す。 出先で急におなかがすいてふらふらになり、スーパーでぶどうパンを買って食べた。 バターロールに干しぶどうが入ったヤツである。 すごく久しぶりに食べる。ぶどうパン、だいすき。 マーガリンがよく合うんだよなあ。
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2001.5.14(MON) 最高気温:26℃ 最低気温:23℃ 湿度:62% 天候:晴れ ねずみごはん(共通・1匹あたり): ニッパイプリラビットフード4g、もりもり野菜2g、こりこりコーン1g、ビオフェルミン1粒(+むぎ:フルーツチップ1枚、カスタムミルク乳玉1個、ひまわりの種1粒) 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、へちまのまんま、トイペ芯 わたしごはん:カレーうどん、さばフライ、カツオのヅケ、カレー、じゃがいもとそらまめのサラダ など | ||||||
パパ、2度目の帰還計画。 むぎが落ち着いているところをみはからって、まめの2度目のカムバック計画を実行する。 今度は同居人が軍手をはめ、むぎにフルーツチップを渡してごきげんをとり、キッチン用の角網をむぎ水槽に差し入れて、金網越しのご対面である。 まめは、ふんふんといとおしそうにむぎの方の鼻づらをさしのべてくる。 が、むぎはまめのにおいを感じ取るやいなや、金網越しに「シャッ!」と威嚇し、全身の毛を逆立ててまめの鼻づらに攻撃を加えてきた。 急いでまめを避難させる。 むぎは激しく金網の下の巣材を掘って、反対側に躍り出てきた。 あぶなかった…。そして、今日もへこむ、まめ。 痛々しいのである。 むぎは、順調にコドモらに乳をやっている。 今日は、産室に運んであったコドモらを、1匹ずつまた草の巣に運び移している姿が見られた。 コドモらは、だいぶさらさらしてきた。毛が生えかかってきている。 また、小さなつめもきちんとでき、くっついていた耳も頭から離れつつある。 ちぃよ、ちぃよと鳴きながら、どん欲にママの乳にくらいついている。 まめにも会わせてあげたいものだが、さて…。 除湿機の導入を考えている。もちろん、ねずみのためである。 今ねずみ水槽を置いている仕事部屋は、ごはんを食べたり寝たりする居間よりも湿度は低いのだが、この時期にすでに70%前後の湿度があるので、できれば60%以下に落としたいのだ。 エアコンのドライ機能だと部屋が寒くなりすぎてしまうことがあるし、煮込み料理などをすると、うちの台所から廊下、玄関までの通路がかなり湿気てしまうので、ごーっと強制的に湿気を吸い取ってもらいたいのである。 洗濯物も乾かすことができるらしい。 空気清浄機能のあるものも出ているので、いろいろ検討したい。 ---------- ベランダのプランターのしたくをする。 種まき予定なのは、サンチュ、小松菜、小カブ、ねぎなど。 すでにレモングラス、バジル、プチトマト、ミントが植えてある。 見ればおわかりの通り、大半はねずみのための菜園だ。 それから、先日九州旅行の時に熊本県水俣市の山里で買い求めてきた、地場品種の「もちとうもろこし」の種もまこうと思って水にひたしてある。 黒っぽい紫色の種で、おそらくあまり大きなとうもろこしではない。 これは、ねずみのおやつ分ぐらいとれれば御の字である。 種はまだ少しあるので、ご希望の方にはお分けします。 ねずみごはんとのトレードでも可。
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2001.5.15(TUE) 最高気温:26℃ 最低気温:23℃ 湿度:72% 天候:晴れ ねずみごはん(共通・1匹あたり): ニッパイハード4g、もりもり野菜2g、ハトのえさ1g、ビオフェルミン1粒、パスタポーン1個、はこべひとくき(+むぎ:フルーツチップ1枚、カスタムミルク乳玉1個) 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、へちまのまんま、そうめんの紙箱 わたしごはん:カレートマトスパゲティ、カレーうどん など | ||||||
スナネズミは、いつもしあわせ? スナネズミを全国的に有名にしたまんが『動物のお医者さん』の登場人物(動物?)紹介の欄に、スナネズミはこう書かれている。 「いつも幸せそう」 ほんとうだろうか。 否、うそだ。 スナネズミにだって、つらいことやかなしいこと、怒り狂うことはたくさんある。 我々人間が四六時中しあわせではいられないのと同じように、スナネズミの人生も悲喜こもごもなのだ。 「スナネズミって、いつも顔が笑ってるんだよね?」 これも、否、である。 ベースの顔のつくりとして目は大きく、いくらかたれ気味であるが、いつも笑っているわけではない。 私のゆびにかみついた時のむぎの目はつりあがり、怒りのほむらが燃えていた。 むぎに手ひどく拒絶されたまめの目は、うつろに沈んでいる。 緊張して、大きくまん丸く目を見開いていることもあるが、ねむくてだるい雨の日などは半眼でぼやぼやしている。 そして、コドモをいとしく思ったり、ものすごくおいしいものを食べたり、あたらしいオモチャをもらったりして嬉しいときには、「笑ったような顔」をしているのではなく、「笑って」いる。 スナネズミは、そういう生き物なのである。 今日も、まめは1日沈んでいた。 同居人が、まめの指が少しはれているのを発見する。 昨日のトライで、むぎにやられたのかもしれない。 アルコールを綿棒に付けて消毒したら、夕方にはなおっていた。 手の中でぼんやりしているまめが、たまらなくいとしく、せつない。 思わずひたいのに鼻をつけてかぎまくったら、じたばたと暴れた。 今日は、家の外ではこべをつんできておやつにふるまった。 割とどこにでもはえている野草だが、たいへん好評である。 さっと洗い、よく水分をふきとってから配る。 少しだけだったので、たちまち皆さん、たいらげてしまった。 またむしってこよう。 ---------- あらいはるみさんの『えんじぇる・ぽしぇっと』が、ついに、ついに単行本になります! 発売は6月8日。 刮目して待て! (主婦と生活社・本体\1,200) わたしは3冊買うのだ。
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