2002.1.16〜31 |
2002.1.17(THU) 最高気温:20.4℃ 最低気温:14.3℃ 最高湿度:42% 最低湿度:40% 天候:くもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:りんご、チキンカリー、かに雑炊 | ||||||
とろちゃんはわけがわからないの 水槽でねずみを飼うたのしみのひとつに、断面図がきれいに見られる、というのがある。 ねずみにとって、ガラスの向こうというのは、あまり見えないものらしく、惜しげなく愛くるしいしぐさを見せつけてくれるのだ。 今日は、水槽の壁面にくっつけた土管の端で、必死に壁みがきをするとろの姿を楽しんだ。 掘り進んでも、それ以上先に行けない。 なんでなんで…! その姿を、にやにやしながらこちらから楽しむ。 人間は、いやらしいなあ。 明日から二泊で留守をします。 ねずみのおべんとうを同居人に託し、行ってきます。 ---------- 今日のごはんはカニ雑炊。 昨日のかになべは、今日のための仕込みだったのだ。 いちばん大好きなカニは、わたりがに。 安いが、いいだしが出る。 昨日の鍋はこころもち生臭かったが、今日の雑炊はいい具合に落ち着いている。 カニと玉子って、なんて合うんだろう! はふはふ。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.18(FRI) 最高気温:-℃ 最低気温:-℃ 最高湿度:-% 最低湿度:-% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): 【おべんとう】バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:りんご、ねぎと油揚げのみそ汁、『ザ・エクスチェンジ』のライ麦サラミサンド、トンボマグロの刺身、きのこのみそ汁、キムチ、たくあん、とんぶり、土鍋ごはん、おとうふ揚げ、ミニトマト、ちりめんわかめ、餡豆かん、粟ぜんざい | ||||||
静岡西部にある母の家に遊びに行ってきた。 母は犬のルイと、美しい三毛猫・みけさん、そしてわるいニセバーマン・まるにを飼っている。 さらに、母が昼間の間ルイを預かってもらっているボランティアサークルさんのおうちには、犬や猫がたくさんいる。 ねずみ屋敷から、犬猫への出会いの旅である。 このボランティアサークルさんたちは、捨てられたり虐待された動物たちの保護活動をしており、今年の正月からはペットの火葬&葬祭の『房の社(ふさのやしろ)』と、動物雑貨のお店『寝狛屋』(ねこまや)をはじめた。 価格はごく良心的で、きちんとお坊さんが供養してくれる。 小動物も迎えてくれる用意があり、ねずみも大丈夫だそうである。 近々、このサイトでも詳しくご紹介する予定である。 ちょうどお邪魔したこの日、母子で捨てられていた犬が保護されて来ていた。 むちむちに太った巨乳のママと、まだ生後一ヶ月ちょっとのちび二匹である。 ぬいぐるみが電池で動いているとしか思えないちびズは、抱き上げてもされるがままのホヨホヨ具合で、あまりのかわいさに鼻の奥が痛くなってくる。 鼻血寸前・5秒前。 いぬもいいものだ…。 こんなにかわいいものを、母子そろって捨てるヤツはだれだ。 母の家に行くと、姉御肌のみけさんがお出迎えしてくれる。 気遣い女王の彼女は、ごろりと転がって薄桃色のおなかを披露し、歓待してくれる。 彼女は、すっかり室内犬と化したルイ(秋田犬がかかっているので、それなりに大きい)の面倒もよく見、何かとケアしているようである。 ---------- 久しぶりに、神楽坂の甘味屋『紀の善』に寄る。 母へのミヤゲに、粟ぜんざいを買うためだ。 ここの甘味は筆舌尽くしがたいうまさ。 品によってあんこの炊き具合を変えたり、しゃきしゃきの寒天を添えたり。 粟ぜんざいは冬の間の限定メニューで、もうすぐくず餅に代わる。 私の定番は、豆かん。 ごく短期間だけ販売している、名刺サイズのカレンダーも可憐ですてきだ。 ここ、甘味だけでなく、炊き込み御飯や雑炊もおいしいので、機会があったらぜひ立ち寄ってみて欲しい。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.19(SAT) 最高気温:-℃ 最低気温:-℃ 最高湿度:-% 最低湿度:-% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): 【おべんとう】HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:りんご、鶏とトマトとエリンギのごまサラダ、トンボマグロのづけ、鶏ときのことトマトの玉子スープ、岩のり、高菜漬け、かつお角煮、ごはんとギョウザ、麻婆豆腐、春巻 など | ||||||
今日は、母の家で石鹸製作の実演をする。 寝狛屋さんで、ペット用の手作り石鹸を置く計画があるのだ。 ペットショップで売られているペットシャンプーはほぼ100%が合成洗剤で、しかもけっこう高い。 ペット用品の表示や成分の基準は非常にゆるく、ほんとのところ何が入っているのかわかったものではない。 犬や猫、ねずみたちなどの動物には、ヒトのような大動物よりも安全で質のいい洗浄剤を使ってもらいたいものだ。 とりあえず、以前このサイトでプレゼントしたものと同じ、レモングラス入りの「ペットソープ」、椿油にローズマリー・キャットニップを使った「美猫石鹸」、脂性の犬(いるんだそうだ…)用にさっぱりとクレイやペパーミントで洗い上げる「ぼくはあぶらいぬ」の三点を試作してみた。 この石鹸はいずれお店に置くほか、通信販売も計画しているので、興味のある方はお問い合わせいただきたい。 ---------- 昨日、東京駅から新幹線に乗る前に、大手町にある『ザ・エクスチェンジ』というサンドイッチ・ショップでお弁当を買っていった。 2002年度版の『ご馳走の手帖』に掲載されていた記事を読んで、実にうまそうだと思ったからだ。 お店のメニューはみんな英語で、ちょっとびびる。 壁には電光の株価指数が点灯していて外国人のビジネスマンたちが大きなサンドイッチをぱくつきながらチェックしている。 「エクスチェンジサンド」を選び、パンにはライ麦をオーダー。 オプションも、トマトやアボガドなどいろいろ選べるらしい。 新幹線に乗り込んで包みを開けると、食パン2枚でサンドした分厚いサラミと野菜にびっくりさせられる。 薄切りの、直径10cmくらいのサラミが10枚ばかりもぎっちり挟み込んである。 濃厚なスイスチーズのスライスと、レタス、マヨネーズ、それにディルの風味。 付け合わせに。小振りなきゅうりのピクルスがまるごと一本。 ああ、アメリカのサンドイッチだなあ。これに比べると、コンビニサンドなんて試食品だ。 とても食べきれず、半分は母へのミヤゲとする。 このお店、東京駅まで徒歩10分程度なので、新幹線旅行の折にはホームでへんてこなお弁当を買わずに、ちょっと早めに出てテイクアウトするといい。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.20(SUN) 最高気温:-℃ 最低気温:-℃ 最高湿度:-% 最低湿度:-% 天候:はれのち雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ダイソーハムフード:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、ワラ、かまぼこ板 わたしごはん:鶏スープ、にんじんポタージュ、納豆、かつお梅、たこまんのおかし、ふぐ刺し、ふぐの唐揚げ、ふぐ鍋、ふぐ雑炊、アイスクリーム | ||||||||
こいぬの儀式 今日もこいぬをさわらせてもらう。 この、ころころののむちむちの、ほよほよさんめえぇ…。 ふと気づくと、こいぬが踏んだうんちの後を、ジャンパーにスタンプされていた。 ウンのつき。 これで一生快便だというおまじない。 最近保護されたという土佐犬の女の子は、庭に植わっているきんかんが大好物だそうだ。 ほんとかよ、と見せてもらうと、きんかんの木にすがりついてガフガフと実を食らう彼女の姿があった。 ものすごい光景である。ぐはっ。 きっと、種はうんちに出てくるのだろう。 そして、その種からまたきんかんの木が生えるのだ。 きんかんとしても、まさか土佐犬に種の繁栄を手伝ってもらうことになろうとは思わなかったことだろう。 これだから運命というものはわからない。 ---------- 生まれてから三度目の、ふぐを食べた。 以前食べたときは、安い冷凍物だったこともあって、「味がしなくてつまらない魚だな」という印象であった。 今回は刺身から唐揚げ、鍋、雑炊というコースをおごってもらったのだが、世の中にこんなにうまいものがあったか!と舌を雷に打たれたような衝撃であった。 なんだ、うまいじゃないか。 ことに、唐揚げのとろりとした皮の部分は、たまらない。 ふぐコラーゲンがみっしり詰まっている感じ。やられた。 まだまだ世の中にはうまいものが隠れている。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.21(MON) 最高気温:20.4℃ 最低気温:10.8℃ 最高湿度:54% 最低湿度:33% 天候:大雨と嵐 ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ひかりモット:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:ねぎと油揚げと豆腐のみそ汁、大根と豚の白煮、自家製キムチ、納豆、さつまいもとにんじんと里芋とねぎなどのみそ汁、ひじき豆 | ||||||
むぎおおあばれ むぎが暴れている。 発情期によるものを思われるが、ハイジャンプを繰り返し、とろのおけつを追い回す。 とろもつられて興奮し、いっしょにびょんびょん跳んでいる。 とりあえずレスキューレメディを少量なめさせ、気がまぎれるようにでかい紙箱(タービンが入っていたもの)を入れてやる。 早速かじりはじめる女子寮。かじりは偉大。 むぎのにおいがぷんぷんするので、まめも落ち着かない。 スナネズミの場合、メスの発情によってオスの発情が誘発されるしくみ。 しかし、全然動じずにぐうぐう寝ているちびはは…。 やはり真性のほもねずみなのか。 今日は大雨が降り、強い風が吹き、雷まで鳴りだした。 雷に驚いて出てきたのは、ムーシュだけ。 ムーシュがびびりとも言えるし、他の子がぼんやりのんびりさんだとも言える。 ---------- 友人が送ってくれた干しイモをおやつにいただく。 濃いオレンジ色でねっとりしているこのイモ、静岡では「にんじんイモ」と呼ばれていた。 収穫量が少ない地場品種で、今は市場には流通していないマボロシのおイモなのだ。 濃く、甘く、うまい。 おイモもなかなかやるものである。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.22(TUE) 最高気温:19.0℃ 最低気温:14.4℃ 最高湿度:54% 最低湿度:44% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、ハーブオイルの箱 わたしごはん:菜焼き、固い豆腐、あごだしうどん | ||||||
君臨すれども統治せず むぎのことである。 昼間のタービンランニングタイム、とろちゃんが嬉しそうに走っていると、大きなおしりのおむぎさまが「どかん」と乗り込んできて、邪魔をする。 横取りしたからといって、大して回すわけでもなく、すぐに飽きて降りてしまうのに。 そしてとろが隙を見て車に上がると、またすぐに邪魔をしに来る。 しかたないので、気をそらそうとかじり材を入れてやると、待ってましたとばかりにくらいつく。 それがねらいか…。 駅前のショッピングビルに、かなり広いペットフロアができた。 今日は、そこでいくつかフード類を購入してきた。 ムツゴロウ印のラビットフード、乾燥野菜などなど。 輸入品も多く、決して安いわけではないが選択の幅が広い。 ぼちぼちトレードに出すつもりなので、興味のある方はどうぞ。 ---------- 友人が送ってくれた長崎・五島のあご(とびうお)で、同居人がうどんをこしらえる。 具には刻み揚げ・細切り昆布・ちくわの薄切り・ねぎ。 いつも使っている佐渡のとびうおだしに比べると、かなりすっきりして上品なだしである。 ああ、うまい、うどんはいい。 四国では最高級品の部類だというこのうどん、くせになる。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.23(WED) 最高気温:20.2℃ 最低気温:11.4℃ 最高湿度:48% 最低湿度:35% 天候:はれ・冷え冷え ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:りんご、ひっぱりだこ飯、小鯛の雀寿司・鯖寿司、但馬の里・和牛弁当、いかと里芋の煮物、ごぼう・にんじん・ねぎ・油揚げのみそ汁 など | ||||||
たこぽん! 駅弁大会で手に入れた、ミニたこつぼ。 ねずみ好きがこれを手に入れたら、試さずにはおられまい。 早速きれいに洗って砂を入れ、むぎとろ水槽に設置する。 いつものガラストイレも入れ、たこつぼは反対側に置くことにする。 まず躊躇なく飛び込んだのは、鉄砲玉のおとろ。 新しいものになんのとまどいもなくぶりぶりと砂を浴びて、出ていった。 面白いことに、このたこつぼをむぎがずいぶん気に入った。 ちょろちょろとこまめに出入りし、中から顔を出しては悦に入っている。 少し、彼女にはたこっぽいところがあるのだろうか。 最近落ち着きのない女子寮が、ユニットバスをひとりあたまひとつ用意することによって、少しご機嫌をなおしてくれるとよいのであるが。 ---------- 今日はことさらに冷え込んだ。洗面台に置いてあるホホバオイルが白く固まったほどだ。 そんな寒い中を、マフラーぐるぐる巻きで出かけるひとりの旅人あり。 私である。目的は、京王百貨店で開かれている『全国駅弁とうまいもの大会』最終日である。 もう一度、あの熱い弁当祭りに身を投じたい…その想いは私を強く突き動かしたのである。 平日なのに混み合う会場で、前々から気になっていた、明石・淡路屋の『ひっぱりだこ飯』を購入し、列車の座席にしつらえた休憩所でお昼ごはんとする。 たこつぼに入った炊き込み御飯に、ぷりぷりの煮だこ。底の方からは、たこのすり身揚げも出てきて、大変においしい。 となりのご婦人が、「それおいしそうねえ」と声をかけてきたので、彼女のお弁当と一口ずつ交換する。 こんなふれあいも、旅の楽しみである。 ほかに、福廼家の『但馬の里・和牛弁当』、いづうの『小鯛の雀寿司・鯖寿司』を購入。 根菜のみそ汁をこしらえて、夕飯とする。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.24(THU) 最高気温:19.6℃ 最低気温:11.8℃ 最高湿度:42% 最低湿度:38% 天候:はれ・冷え冷え ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ひかりモット:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:りんご、ねぎ・豆腐・にんじんのみそ汁、菜焼き、ひややっこ、赤カブとにんじんのなます、納豆、さつまいも・昆布・豚肉の煮物、赤カブとちくわと玉ねぎのソース炒め など | ||||||
とろちゃんもつぼがすき 今日も、女子寮につぼを入れる。 砂を捨てて洗うと、つぼの方にはほとんどおしっこがしてなかった。 底面積が微妙にせまいので、ふんばるにはちょっと、といったところだろう。 しかし、よくむぎはつぼに入って出てこない。 何をしているのだろう。 しばらくすると、何やらニヤニヤしながら出てくる。 割と高さがあるので、砂も外に出ない。 洗いやすいし、ちょっとおすすめかもしれない。 ねずみ壺をゲットしに、明石へ! とろも、今日はよく壺に入っていた。 とろは、中でさかんに砂を掘っている。 掘り掘りが好きなのだ、このムスメは。 今日は新しいテレックス芯を差し入れたので、むぎはさかんにかじっていた。 とろはその隙に、壺で遊ぶのだ。 ---------- むやみに眠くて、昼寝をする。 顔にタオルの跡をくっきりとつけて。 寒いので、体が冬眠体勢になっているのかもしれない。 むにゃ…。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.25(FRI) 最高気温:19.2℃ 最低気温:12.2℃ 最高湿度:41% 最低湿度:34% 天候:はれ・キーンと冷え ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g、小松菜ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:キャトルエピスのランチ(サラダ、野菜スープ、魚介のムニエル・赤ピーマンソース、ライス、桃のシャーベット)、十四夜月のおいしいもの(たこ・鮭・ぶりの刺身、京いものえびあんかけ、豚頬肉焼き、砂肝ぽん酢漬け、豆乳と奴の小鍋立て、牡蠣と揚げ餅の小鍋立て、平たい焼きおにぎり、鰻ごはん) など | ||||||
やったよ、おいら、やったよ! ほんのちょっと目を離した隙に、タービンの吸盤をやられた。 まめちびは水槽である。「夜露四苦美院図V(よろしくびーんず三号機)」、一巻の終わりである。 うちでは毎日、深夜にはタービンをはずしているので、吸盤の寿命が短くなっているのだ。 それにしても、ほんの少しの隙にも致命的なかじり傷を負わせるとは、吸盤というのはよほどかじり心地のよいものなのだな、とちょっと好奇心がわき、かじってみた。 ………………。 ねずみの気持ちはわからない。 ごはんの時間が近くなると、ねずみたちはそわそわと落ち着かなくなる。 トイレつぼを取り出したり、水飲み器を洗ったりしていると 「めしだー!めしはまだかあぁぁぁあ」と大騒ぎで、回転ジャンプを繰り出す者も現れる。 まあ、あわてるな。 しかし、ごはんを計量するあたりになると早くもあきらめ、 「まだ、もらえないのだ…」と虚ろな瞳になったりする。 極力エネルギーを消費しないようにか、まめやちびはなどはココハウスにこもってじっとしている。 今もらえるのに。 ---------- 同居人が一泊の出張でいないので、夕飯をどうしようか…と思って、妹に電話してみると、友人と安くてうまい居酒屋に行くと言うので、便乗させてもらうことにした。 ついでに昼から外食。洋食屋で魚介のムニエルなど食べる。 夜は居酒屋で。全てのメニューが\500以下という設定なのに、どれもきちんとしていてうまい。 なかでも豆乳で豆腐を煮た小鍋は腹がとろとろになるほど滋養に満ちている。 外食なのにけっこう野菜が食べられるのもいいかんじだ。 また訪ねたいお店。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.26(SAT) 最高気温:20.0℃ 最低気温:10.8℃ 最高湿度:41% 最低湿度:33% 天候:はれのち雪のち雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:キャトルエピスのランチ(鶏のカツレツ定食)、カップ麺(中村屋のかけそば・しお)、のやき、白菜鍋 など | ||||||
ねりぺちはいつもげんき 朝、ねりぺちの飼い主である妹からメールが入る。 朝から下痢と嘔吐で苦しんでいるという。 どうやら、食中毒らしい。私や、妹宅に泊まった妹の友人たちは無事なので、体調が悪いか疲れているところに、牡蠣かなにかがあたったのだろう。 とりあえず妹の友達にそのままいてもらい、うどんや薬を買い込んで救出に向かう。 その後、妹は近所の内科で点滴を受けたら気分も大分良くなり、熱も下がった。 ひとまず安心である。 妹の友達、Aちゃんとふたりでおいしいお昼を食べ、雑炊などを作り置き、ねりぺちにごはんをあげたりトイレ砂を替えたりして帰宅する。 (ねりぺちは、飼い主の不調どこふく風邪で、こりこりコーンをおいしそうにむさぼっていた。) 本当なら今日はねずみ友達のところにニューフェイスのロボロフスキーハムスターのお嬢ちゃんを見せてもらいに行く予定だったのだが、いたしかたあるまい。 まだ見ぬ小さなねずみを想いながら、床につく。 --------- 同居人の出張ミヤゲは、「のやき」である。 見た目も味も、ちくわにそっくりである。 が、でかい。直径8cmくらいある。主原料はトビウオのすり身。 空港でひとつだけ、無添加のものがあったので買ってきてくれたのだ。 そのまま食べると、しゃきしゃきして甘い。しょうゆもいらないかんじ。 鍋に入れると、くちあたりがふわふわして、また違った味わいになる。 なかなかおいしい練り製品である。うどんにのっけてもいいかもわからない。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.27(SUN) 最高気温:19.9℃ 最低気温:15.5℃ 最高湿度:44% 最低湿度:39% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g、チンゲンサイひとくき、かぼちゃの種一粒 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:鍋残りうどん、おいなりさん、小アジの南蛮漬け、アジの刺身、ホウボウの刺身、ホウボウのおつゆ、菜花のおひたし、バナナのカスタードケーキ など | ||||||
かちほこる 妹の見舞いに行っている間に、同居人からPHSにメールが入る。 「マワシグルマハサイ、ムギカチホコル」 崩れ落ちるわたし。まめの次は、むぎか…。 我が家でダントツNo.1の吸盤破壊率を誇るねずみ。 そして、おもちゃをとられたことを怒る。 とろは、もはや為す術もない。 私にできることは、ただ新しいタービンを買って帰ることだけである。 自宅に帰ると、みごとに食い荒らされた吸盤と、さらに「そこまでやるか」とボロボロにされた心棒の受けがあった。 はあああああああ。 今日はかぼちゃの種をあげた。お一人様一粒でお願いいたします。 さりげなくえさ鉢に忍ばせておいたが、やはりすぐばれる。 種を食べ始めると、ねずみ水槽の一角は異様に静かだ。 めったにもらえないおいしいものを、じっくりじっくりじっくりと、味わって食べる。 真剣なねずみたちが愛しい。 ---------- その後妹は順調に回復しているもよう。やはり日頃の健康管理は大切だなあと人ごとながら思うのであった。 今日は同居人の誕生日である。ささやかなごちそうでことほぐ。 メインはおいなりさん。酢バスと椎茸煮入りの酢めしを詰め、20ばかりこしらえる(彼は一度に11個食べた)。 いつものスーパーに、小振りのホウボウが出ていたので買ってみる。 やつはちょっと独特の形をしているのでおろしかたを覚えようと思い、売り場のヒトに「三枚におろしてください」と頼んでみた。 こっそりその手さばきを観察しようというのだ。 しかし、あまりにじっと見ていたので照れたのか、「時間かかりますので、よそを回っててください」と体よく追い払われてしまった。ちっ。 中骨と頭も捨てずにもらい、家に帰って刺身にひく。 身は淡泊で、白身だなあ、という味。 昆布とかつお節で仕立てた汁に、軽く塩を振って焼いた頭と中骨を入れた。 これが、うまい!ごつい頭骨の隙間に挟まっている肉は、ちゅるちゅると甘い。 ふぐのうまさに優るとも劣らぬ勢い。今度はきっと、煮付けにしよう。いや、鍋もよいか。 おたんじょうケーキは、バナナケーキ。バリバニラたっぷりのカスタードを炊いて、生クリームと半々に合わせ、ヘーゼルナッツのシロップを打った黒糖入りのスポンジにたっぷりとはさみこむ。バナナもいっしょ。 見た目は地味だが、おいしいものだけでできているケーキ。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.28(MON) 最高気温:20.2℃ 最低気温:10.8℃ 最高湿度:59% 最低湿度:39% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ひかりモット:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g、チンゲンサイひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:りんご、ねぎ・えのきのみそ汁、雪印のサラミ、バナナ、刻みあげうどん など | ||||||
冷える風呂場で、ねずみそうじ。 ポプラチップを切らしてしまったので、久しぶりにもみがらを入れる。 少しだけ取り置きがあったのだ。 もみがらは、さらさらして気持ちがいい。 もそもそ舞い上がらないので、ねずみも掘り甲斐があるもようである。 牧草は柔らかな三番牧草だが、これはヘナヘナしているので、かじるのはあまり楽しくないらしく、適当に丸めて巣にしている。 あとで、バリバリ固い稲ワラも入れてやろう。 うちでは、最近巣材にレモングラスを混ぜ入れている。 トイレ砂には、ラベンダーとレモングラス。 砂浴びをすると、ねずみたちはほんのりハーブの香りになる。 とても影響されやすいのである。 尿臭の防止効果もあるし、天然の防虫効果もある。 なにしろちいさな生き物に、化学的なものを使わないに越したことはない。 しかし、ラベンダーの花の粒はぱっと見、ねずみのうんちに似ているので、たまに「こんなにしたのか!」と、はっとさせられる。 ---------- 雪印食品がたいへんなことになっている。 よくもまあ、こもネタが尽きぬものだ。 しかし。牛乳の時も、狂牛病も、こういった騒ぎが起きると、どうしてもそれを食べたくてたまらなくなってしまうのが、私の性癖でもある。 雪印食品・牛肉詐称事件が報じられた翌日、早速スーパーで加工肉売り場をうろつく私。 幸い、まだ品物は店頭にある。サラミを買ってみる。いつもサラミなんて食べないのに。 別に雪印のファンというわけではないのだ。 近々食べられなくなるかも…と思うと、無性に名残惜しいだけである。 翌々日に同じスーパーに行ってみると、すでにサラミやハムは別会社の類似商品に差し替えられていた。 セーフである(なにがだ)。今日お昼にサラミを食べたが、さしておいしいものでもない。 こんな自分がうらめしくもある。 そしてそのスーパー、雪印食品のホットケーキやピザは、まだ置いているのだ。むらむら。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.29(TUE) 最高気温:20.3℃ 最低気温:11.5℃ 最高湿度:43% 最低湿度:37% 天候:はれ・さらに冷え ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ダイソーハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:りんご、鶏雑炊、いりこの醤油煮、大勝軒のとんこつラーメン、納豆 など | ||||||
まんなかねずみ そうじ後、巣材のボリュームを見ながらワラや牧草を適宜追加する。 ねずみたちは、牧草の位置や気分によって、前回とはまるで違う位置に営巣する。 理由はよくわからない。 普通はそこかしらの隅…一隅にはトイレ、一隅にはえさ鉢があるので、あとのふた隅のいずれかに居を構えるものなのだが、今日のムーシュのように、水槽の対角線を結んだどまんなかにこんもりと巣を作ることもある。 20畳敷きの大広間の、真ん中にふとんをのべて寝るかんじ。 落ち着かなくないですか? あなたの気持ちがわからない。 ---------- 午後、新宿へ。 トム&ジェリーのDVDなどを買ってもらう。 帰り道、小腹が空いたのでラーメンを食べて帰る。 とんこつの博多長浜ラーメン。これ以上ないぐらいにシンプルな盛りで、うまい。 化学調味料を使っていないせいか、スープをごくごく飲んでものどに「ウッ」と来ない。 同居人につられて、替え玉までしてしまう。 うーぷ。たべすぎ。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.30(WED) 最高気温:20.8℃ 最低気温:12.1℃ 最高湿度:41% 最低湿度:35% 天候:はれ・こたつむり ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ニッパイプチハムフード:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、馬油の箱、ワラ わたしごはん:りんご、ピーナツクリームトースト、納豆トースト、豆腐鍋、納豆、黒ごまプリン など | ||||||
おんもはさむいね、おとうちゃん 大変冷え込む一日だった。 家の中にいても、足の裏からしん・しん・しんとつめたい。 ねずみたちはホットカーペットでぬくぬくと床暖房をしているが、それでもやはり巣にこもりがちである。 まめなどは、カマボコ板を棒状にかじったおもちゃをココハウスにひきこんで横着している。 毛の間に空気を含んで、ほくほくのねずみたち。 仲間に入れてほしいものだ。 今日もムーシュはまんなかハウスで巣ごもり玉子。 よく考えてみると、この位置は、そこで何があってもすぐにとんでいける場所でもある。 びびりかみつきねずみであるムーシュは、私がごはんを入れたりトイレを替えたりするために手を入れるたび、すっとんできてちょっとかんだりする。 なかなかタイミングがむずかしいのだ。 まんなかハウスによって、よりいっそう私の手が襲われる機会が増えたというわけだ。 まあ、いいか。 ---------- 石けん製作の日。 ペットソープなど仕込む。 おやつにトーストをたべる。 1枚はダイショーのピーナツクリームをこってり、1枚は納豆のせ。 納豆とパンは意外に合う。 ふつうに練り辛子と醤油でよくねり混ぜ、軽く焼いたパンにのせるだけ。 白パンより、ライ麦パンなどのつぶつぶパンの方がよく合うのは、ごはんぽいからであろうか。
※画像クリックで大きいネズミ |
2002.1.31(THU) 最高気温:20.8℃ 最低気温:17.1℃ 最高湿度:39% 最低湿度:31% 天候:はれ・風冷たし ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ひかりモット:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:カプレーゼのランチ(フォカッチャ、サラダ、セロリの香りのボロネーゼ、きのこのペペロンチーノ、くるみとチョコのテリーヌ・ほか)、じゅーしーカマボコ、三之介厚揚げ、とろろ鍋うどん など | ||||||
ごくごくごく ここ数日の関東地方は大変冷え込み、そしてとても空気が乾燥している。 私もお茶をよく飲むが、ねずみたちもひんぱんに起き出しては給水器から水をごくごくと飲んでいる。 サバクネズミとは言え、水は飲みたい。 水が乏しい地方ではがんばってがまんできても、あればいただきたいのはどんな生き物でも同じである。 昔、学校などでは「うさぎに水を飲ませると死ぬ」という迷信が横行していて、うさぎたちは菜っぱ類からしか水分を補給できなかった。 もちろん飲み過ぎれば下痢をするが、全くやらないというのはひどい。 いつでも好きなときに、新鮮でおいしい水を十分飲める環境を作ってやることが大切なのは、どんな生き物にも大切なことである。 給水器の洗浄もこまめにやりたい。 水垢は、けっこう知らぬ間にたまっているものである。 ホームセンターやスーパーの日用品売り場に行くと、コップや注ぎ口用の細いブラシを売っているから、2〜3日に一度、少なくとも毎週一回は、給水器を隅々まできれいに洗う週間をつけた方がよい。 角になって届きにくいところ、パイプの内側、パッキンの裏側など、けっこうヌルヌルがたまってはいないだろうか。 きれいな容器で、おいしい水を飲ませてあげようではないか。 ちなみに、「洗いやすい給水器」というものはほとんど存在しないような気がする。 ペット用品メーカーにご一考いただきたいところ。 構造上難しいのかも知れないが、かぱっと開いて、スポンジでごしごし洗いやすいタイプのものが出るといいのに。 竹ちゃんとすぅちゃんがお嫁に行った先のマキさんから、ねずみ写真が郵便で届いた。 帰宅後何気なく封を切り、鼻血が出そうになったのである。 かわいい。とてもかわいい。かわいがられている。幸せそうな白い腹毛がまぶしい。 まめちゃん、おむぎさま、きみたちのムスメは、ユカイにくらしているようですよ。 よかったね。 近く、写真を掲載します。ひとりじめしておきたい気もするが。 ---------- 島帰りの友人が「食わせたいものがある」と言うので出かけてみた。 目の前に出てきたのは、直径7cmほどの揚げ玉。練り製品らしい。 持つと、ずしりと思い。「手づかみで、がぶりと」と勧められるままにかぶりつく。 中から出てきたのは、紫のめし。ありゃーー。 そう来たか。あまりのインパクトに、数秒固まってしまった。 逆おにぎり。 これは「じゅーしー(炊き込みごはん)かまぼこ」というものらしく、現地では割とポピュラーに食べられているものらしい。 紫めしの正体は、紫もち米。インドネシアの黒米で炊いた祭りのめしと同じだ。 白いごはんに具を炊き込んだタイプのもある。どちらもうまい。 しかし、ここ数年で一番驚いた食べ物でもあった。
※画像クリックで大きいネズミ |
|