2002.1.1〜15 |
2002.1.1(TUE) 最高気温:22.2℃ 最低気温:12.5℃ 最高湿度:39% 最低湿度:29% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ニッパイプチハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、ひまわりの種1粒、りんごひとかけ さくらちゃん:おべんとう1袋、ひまわりの種1粒、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:人吉風雑煮、おせち(黒豆、花豆、昆布巻き、煮染め、かまぼこ、れんこんきんぴら、北海縞エビ、紅白なます)、塩ウニ、穂先メンマやわらぎ、海苔の佃煮、おもち、おでんVol.2 など | ||||||
あけましておめでとうございます。 今年も、ねずみたちともどもよろしくお願いします。 年が明けても相変わらずかわいいねずみたちである。 うちでは夜間はタービンをはずし、昼間だけ取り付けているのだが、とろなどは、今か今かと取り付けを待っている。 吸盤と水槽の壁面をぬれティッシュでふいて(落下防止のため)タービンをぎゅっと押しつけて取り付けると、さっそく乗り込んできて回し始める。乗り初め。 むぎは、さほどタービンが好きなわけでもないのだが、とろがおもしろくしているのがしゃくなのか、どかどか乗り込んできて邪魔をする。 とろはお風呂も念入りだ。今日はことさらにていねいに砂を浴びていた。 お年頃のムスメらしい。 さくらちゃんは、よく眠る。 スナは、寝たり起きたり(病人みたいだな…)がひんぱんで、けっこう昼間も起きているのだが、ハムスターはかっきり、起きている時間と寝る時間がわかれていて、すごくよく寝る。 そのかわり、起きている時にはずっと活動している。 昨日は、お世話のたびに手に乗ってきて遊びたげだったので、しばし外にお出しして足や手の上で遊んでもらった。 そんぶんに遊んだ後、お部屋に戻すと、砂で丹念にシャワーをあびていた。 お嬢様の身繕いである。 ---------- 新年、だらだら初め。 午後になってもそもそと起き出す。 と言っても、年賀状を製作していたので、寝たのが朝なのだ。 昨年は、新たなうまいものとの出会いがたくさんあった年であった。 今年もそうありたい。
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2002.1.2(WED) 最高気温:21.0℃ 最低気温:10.8℃ 最高湿度:37% 最低湿度:29% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ひかりモット:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ さくらちゃん:おべんとう1袋、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:納豆、鮭昆布巻きほかおせち、おでん、ぜんざい など | ||||||
とろの反逆 ゆうべ、むぎととろがちょっと激しめのいさかいをした。 原因は、タービンのとりあいだとか、とろのすることがむぎの気にくわないだとか、ささいなことだったかもしれない。 どちらかが発情期で、気が立っていたせいかもしれない。 珍しく、とろがむぎに立ち向かっているところも見られた。 お互い興奮しているので、ひとまずむぎをプラケースに移して様子を見る。 むぎはトイレットペーパー芯をかじったりして割合早めに落ちついたが、とろは大ジャンプをくりかえしたりして、なかなか興奮冷めやらず。 とりあえず、下記のような対策で沈静化をはかる。 (1)巣材でごまかし作戦 稲ワラと牧草をたんまり入れ、けんかどころではない状態にする。また、新しい巣材でニオイを攪乱する。 (2)うまいもんでごまかし作戦 禁断のうまいもの、ひまわりの種をあげてみる。 (3)ハーブの力でリラックス作戦 ラベンダーのエッセンシャルオイル(G.B.BALDWIN)を少量、水槽の上の方に塗ってアロマの力で落ち着いてもらう。 トイレにも、ラベンダーのドライハーブ(生活の木)を振り入れる。 飲み水に、バッチフラワーレメディのレスキューレメディを混ぜる。 これは、花の力を借りるヒーリングの療法で、ペット用にも活用されている。「レスキューレメディ」には、緊張や不安をとりのぞくはたらきがある。 軍手を二枚重ねにして惨状に備え、むぎを水槽に戻す。 大量の巣材でわちゃわちゃになったすみかを、しばしうろうろするむぎ。 どれが効いたのかは定かではないが(ただ時間が経って気がそれたのかもしれないが)、やがてふたりはまた何事もなかったかのように同居して、いっしょに眠ったり巣材をかじったりしている。 ひとまずは安心である。 しかし、いつまた何の拍子にけんかが勃発するかもしれない。 注意深く見守ってゆきたい。 幸せだったのは、タナボタでひまわりの種をもらえた他のねずみたちであった。 ---------- 久しぶりにぜんざいをこしらえる。 小豆と三温糖と黒糖。 白くない砂糖を使うと、まろやかなうまみが出る。 白砂糖だけのあんこものは、きゅんと舌に刺激のある甘味が好きではない。 茶色い砂糖の方がおいしいし、体があたたまるものだ。
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2002.1.3(THU) 最高気温:21.6℃ 最低気温:11.7℃ 最高湿度:42% 最低湿度:29% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ さくらちゃん:おべんとう1袋、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:水炊き、うどん鍋 など | ||||||
床からほかほか 上の表に記録している「最高最低気温」「最高裁低湿度」は、ねずみたちの水槽のふたの上にとりつけてあるデジタル温湿度計の表示から写しているものである。 うちではねずみたちの暖房に床暖房(ホットカーペット)を利用しているため、実際にねずみたちが暮らしている水槽内の温度や湿度は、実際にはもう少し高い。 カーペットの上に置いてあるもうひとつの温湿度計は、だいたい20℃〜22℃を保っている。 また、水槽内はねずみの湿気や給水器の水で、湿度が外より高めになっている。 本当は、ねずみたちの居住区域の温湿度を測りたいのだが、内部に機械を入れると悲しいことになるので、無理なのである。 何かうまい方法はないものかなあ。 さくらちゃんのご主人は、今日ご自宅に戻られた。 明日はお迎えに来るので、せまい別宅でのお姫様の滞在も今宵限りである。 手の上で毛づくろいをしたり、指や鼻をぺろぺろなめたりしてくれる(ねずみに顔を近づけて、何をしてるんだか。)ハムちゃんとのときめきの日々は、あっという間に終わってしまった。 さくらちゃんもだいぶ落ち着いて、リラックスして遊んでくれたのが幸いであった。 またね。またきてね。 ---------- テレビで、火星をテラフォーミング(人間が住める環境に変える)する方法とその可能性についての特集番組が放映されていた。 まだまだ道は長いが、いつか人類は火星に住もうという気らしい。 大変たのしみだが、火星の土地を買った人々の権利はどうなるのだろうか? 「酸素なんて作られちゃ、困る」「あの、赤いかんじがいいのに…」「火星の自然を守れ!」という地主もいるのではないだろうか。 同居人によると、「そこに行ったこともないし、国として統治されていない場所の不動産所有権は主張できないはず」とのこと。 ぜひ、地主さんたちには、毎週末を火星で過ごし、自治体を作って、誰か「我こそ火星の王である」と宣言してほしいものである。
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2002.1.4(FRI) 最高気温:20.2℃ 最低気温:10.8℃ 最高湿度:40% 最低湿度:28% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、かりかりビーンズ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ さくらちゃん:おべんとう1袋、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、ねりからしの箱 わたしごはん:鮭鍋、鍋雑炊、ヤマセンのきゅうりの漬け物 など | ||||||
お姫様のお帰り 暮れ・正月と我が家に滞在したさくらちゃんは、今日の午後、迎えに来たママとともにおうちに帰っていった。 寒くないように、プラケースにカイロを貼り付け、水分補給のりんごを入れてお返しする。 早くおうちでのんびりできるといいねえ。 さて、なかなか寒い日が続く今日この頃である。 ねずみたちが、ごはんをいやによく食べる。 ハタリスちびはは、ますますまん丸くなっている。 いいのか、それでいいのか、ねずみとして。 いや、ごはんの総量を増やしているわけではないのだが。 まめも、負けずにきちんと食べるようにね。 ---------- 昼から鍋。寒いからだ。白菜もたんとあるし。 ちょうどぽん酢が切れていたが、今日さくらちゃんのママが関西土産に「あさぽん」をくれた。 うれしい。とてもうまいのだ。 うちの近くではなかなか買えないので、もらってうれしいオミヤゲ。 これで鍋を、うどんを、おひたしを、マロニーを、もりもりいただこう。
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2002.1.5(SAT) 最高気温:22.1℃ 最低気温:12.4℃ 最高湿度:39% 最低湿度:30% 天候:あられのちくもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:納豆、紅白なますVol.2、豆腐ときのこのみそ汁、ポテトサラダ、菜焼き、刻みうどん、 など | ||||||
あられの降った日。 いやに冷えると思ったら、午前中にはあられがふったらしい。(寝ていた) 昼過ぎに起き出してねずみを見ると、深くうず高い巣を構築してあたたかくしていた。 おしっこに起きてきたむぎには、腰の辺りに深い毛割れがあって、マタギのようだ。 冷え込むから、一枚羽織ったのだな。 ここのところ、トイレの砂にレモングラスの砕片に加え、ラベンダーのドライハーブも少し入れてみている。 むぎとろの戦いを恐れてのことだ。 少しは気分も安らぐだろうか。 その効果かどうかはわからないが、その後けんかは勃発していない。 また、ちびはがあまりまめを追い回さないようになっている気がする。 これもハーブの効用だろうか? ---------- 食事の時に、小ビンに入った常備菜がいくつかあると安心する。 今のうちの食卓に必ず出るのは、 桃屋の「穂先メンマやわらぎ」 韓国広場の「キムチ」 マルシマ醤油の「岩のりの佃煮」 八木澤商店の「やません漬け」 富澤商店の「しそちりめん」 である。 これらと麦めしがあれば、幸せにごはんが食べられる。 すてきだ。 温かい汁と納豆が付けば、ハラショー!である。 おかず力の高いこれらの常備菜を、私は愛す。
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2002.1.6(SUN) 最高気温:22.0℃ 最低気温:11.1℃ 最高湿度:38% 最低湿度:28% 天候:あられのちくもり ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、大根葉ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:納豆、鮭はらす焼き、いくらしょうゆ漬け、トマトヨコイ など | ||||||
新年一発目 初かじりは、まめちび男子寮でおごそかに、かつ迅速に行われた。 私がタービンをとりつけ、別に部屋に行って目を離した、その間数分。 同居人がタービンを持って部屋にやってきた。 無言で差し出すそのタービンの吸盤には、しっかりくっきりかじり跡。 ああ、もうか。もうやってしまったのか。 新年初のねずみショッピングは、サファリタービンです。 タービンをとられたねずみたちは、もちろん自分たちのせいで、なんて反省はしない。 突然おもちゃを取り上げられて、ふてくされ、憤るだけである。 「ひどいことをされたね、おとうちゃん」「まったく、憤懣やるかたなしだネ」 ああ、そうだとも。餅がふくれるのも、ゆで卵にマヨネーズをつけるとうまいのも、みんな私がわるいのだ。 ---------- ヨコイのスパゲティである。 このソース、片栗粉でねっとり濃厚な上に、コショウが大量にぶちこんであって、非常にスパイシーである。 このソース1袋(二人前)に、トマトの缶詰1缶(400g)をぶちこんで、鍋でことこと煮る。 トマトをつぶしながら煮て、ほどよくなじんだらできあがり。 これを、スパゲティにかけて食べる。 塩味等足さずとも、十分な濃さ。 スパゲティは、ゆであがり5分前に(ヨコイのスパゲティは太さ2mm。13分もふでるのだ)、細切りのにんじんとざく切りのキャベツを大量に投入していっしょにゆでる。 かなりベジタブリーな、「トマトヨコイ」の完成である。 もう、ヨコイを「ジャンク」だなんて言わせない。
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2002.1.7(MON) 最高気温:22.7℃ 最低気温:11.3℃ 最高湿度:38% 最低湿度:29% 天候:くもりのちあめ ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、かりかりビーンズ2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:韓国風雑煮、豆もち、チキンカレー、レタスのコールスロー など | ||||||
わざとだ。 昨日のまめちびタービンに引き続き、ムーシュがかましてくれた。 外出前にふと見ると、ムーシュの水槽がさわがしい。 なにやら草にもぐって、暴れている様子。 よく見ると、吸盤式の給水器が落ちている。 やや、さては吸盤をかじったか!と思って拾い上げると、吸盤は無事。 かじられたのは、吸水ボトル本体の方であった。 大穴がふたつ。そして、巣材はびちゃびちゃ。あああああ。 ムーシュは、濡れた巣材と格闘していたらしいが、本体は濡れていない。 うまくやったものだ。 しかたなく、巣材を全とっかえし、水槽も洗う。 新しい巣材をもらって、鼻歌まじりに(うそ。でも楽しそう)巣作りをするムーシュ。 わざとか。わざとなのか。 今日は、男ふたりがなんだかいい雰囲気でいちゃいちゃしていた。 最近はちびはのヒートアップによるいさかいがないので安心。 しかし、ホモ度には拍車がかかっているかもしれない。 どうなのか、これは。 ---------- カレーカレー。おいしいカレー。 今日は夕飯がカレーだった。 ブロッコリーやにんじんがたんまり入った、鶏カレー。 カレーはいい。わくわくする。 明日もカレー。ランララララ〜♪
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2002.1.8(TUE) 最高気温:21.8℃ 最低気温:13.2℃ 最高湿度:41% 最低湿度:31% 天候:はれ・さむい! ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ひかりモット:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:昨日の残りのカレー・半熟卵のっけ(最強)、湯豆腐 など | ||||||
新春・体重測定 久しぶりに、全ねずみの体重を量る。 むぎ 86g とろ 74g まめ 89g ちびは 106g ムーシュ 78g ギャース。ちびは、大台。 太いと思ったよ…。胴とか。 正月にもちを食い過ぎたか。やってないが。 まめはベスト体重をキープ。ごはんをとられているというわけでもないようである。 ちびは、運動しないもんなあ。顔はカワイイのに、胴が太い。 まことに惜しい。 どうしてくれようか。もんじゃうか。 そして、やっぱりちびちび大賞はとろなのであるが、ちびというほどでもない女のコねずみの標準体重なので、ひとまず安心する。 ---------- ゆで玉子の私的最新テクニックを身につけた。 「ちび穴空け法」である。ちょいと面倒だが、ゆでている時に割れにくく、殻もきれいにむける。 成功率の高さではピカイチ。 まず、生玉子の尻(丸い方)に、小さな穴を空ける。 私はバーベキューの串の先を使っているが、千枚通しやガビョウ、錐などでもいいだろう。 力を入れ誤ると割れるので、串の先の方1cmぐらいを持って、玉子をくりくり回しながら少しずつ穿っていく。 ぽちっと穴が開いたら、成功。深追いはしない。 これを、五つほど空ける。中にある薄皮の空洞部分に空けるようにイメージする。 鍋に湯をわかし、玉子を入れる。 そう、湯からでいいから半熟の頃合いを見計らうのが容易なのだ。 すると、空けた穴からぽこぽこと空気が出てくる。中の空洞部分の空気が出てきて、代わりに殻と薄皮部分にお湯が入り込んでいくのだ。 半熟なら5分以内、ハードボイルドなら7〜8分から10分ゆで、水を張ったボウルに玉子を入れて表面を冷やす。軽く表面に割れ目を入れて、さらにむきやすくするのもいい。 半熟の場合は白身がやわいので、壊れないように注意して殻をむく。 できあがり。 これに醤油をたらしたものは、黄金のごちそうである。
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2002.1.9(WED) 最高気温:22.1℃ 最低気温:14.7℃ 最高湿度:38% 最低湿度:30% 天候:はれ・冷え ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ニッパイプチハムフード:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、ワラ わたしごはん:豚耳煮込み、大根と油揚げとねぎのみそ汁、切り干し大根煮(失敗)、半熟玉子、菜焼き、納豆、サバ味噌(缶詰) など | ||||||
むきマニア テレックス芯は、ねずみ水槽にいつも入っている家具兼おもちゃである。 たいがい、月に一本以上のペースでかじりつぶされてしまうのだが、そのかじり方にはそれぞれにクセがある。 むぎは、堅実に、平均してかじってゆくタイプ。 あまりぎざぎざが大きくなることなく、両端からきれいに短くなり、最後まで輪を保ったまま消えてゆく。 とろは、むぎのじゃまをしないために、あまりテレックス芯をかじらない。 むぎが眠っているときにちょっとかじりに参加し、それでぎざぎざが不均等しなると、あとでむかむかしながらむぎがなおしている。 ムーシュは、ひとりで黙々と取り組む。半分以下の長さになると一カ所だけを集中してかじり、輪を切る。 そのあと、トイレに持ち込んで大事にかじるのだが、無理に詰め込むのでぎゅうぎゅうになてしまい、出なくなっていたりする。 そしてそのせいでトイレが使えず、外でおしっこをしたりする。 まめは、皮むきマニアだ。 夜中に「びびーっ、しゃしゃしゃーっ」と音がすると、たいていまめがテレックス芯の表皮(ボール紙製なので、皮がむけるのだ)を夢中でむいている。 つるつるした表面の皮をむくのが、無情のヨロコビなのだ。 あとは、中に入って内側から鼻面を出し、ふちをかじる。 一端からはしっぽが出ているので、ねずみののり巻きのような状態になる。 ちびははなまけものなので、テレックス芯は隠れ家ぐらいにしか使わない。 まめがむいた皮を、たわむれにかじるぐらいである。 それぞれにテレックス芯を楽しみ、今日も夜が更ける。 ---------- 最近気に入ってよく食べていたおつまみの「ミミガー」というのがある。 コンビニの冷蔵おつまみのコーナーで売られている「通ごのみ」というブランドのもので、豚の耳をスライスして味付けしてある。 ピリ辛でなかなかおいしく、コラーゲンでお肌つるつる。 ごはんにも合うので、最近よく買っていた。 しかし味が濃いし、コンビニにさいさい行くのも面倒ではあった。 年末に大久保の韓国スーパーで、丸ごとの豚耳を見つけたので、自分で煮てみようと買ってあったのがあったので、昨日仕込んでみた。 2枚一組になっているボイル豚耳を一回ゆでこぼし、しょうゆ味で煮込む。 ねぎ・しょうが・にんにくなど香味野菜を放り込み、酒・黒糖・酢も入れて1時間ほど煮る。 冷めたところをスライスして、韓国唐辛子をぱらぱらふりかけ、白髪ねぎを添えてみる。 おつまみと言うより、中華料理の一品になった。 肉厚でぷるぷるして、すこぶるうまい。ほんの少し臭みが残ったので、次回はにんにく炒めにしてみようと思う。 大量にあるので、冷凍してしばらく楽しめるのである。ぷるぷる。
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2002.1.10(THU) 最高気温:22.1℃ 最低気温:14.7℃ 最高湿度:38% 最低湿度:30% 天候:はれ・冷え ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、大根葉ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:第一パンのほっとケ〜キ、豚耳煮付け、スモークサーモンすき身、五穀ごはん、白子なべ など | ||||||
ショーシャンクの空に ムーシュはひみつトンネルをこしらえるのが好きだ。 地形(巣材の凹凸)からは思いもつかぬところに、こっそりいつのまにか穴を掘って貫通させている。 よくもぞもぞこもって何かしているなあ、とは思っていたが、ただのひきこもりではなかったのである。 たとえば、ムーシュが離れたところにいるので安心してごはん鉢をどかそうとすると、いつの間にか近くまですべるようにやってきていて、「ごはんをとるな」と怒っている。 ごはんのすぐ脇までひみつトンネルが掘ってあって、そこを通って走り来たのだ。 また、たまに土管やテレックス芯が消えているなあ、と思うとそれを埋設し、巣まで続くトンネルをこしらえ、そこにひそんでいたりする。 暗渠だ。 ねずみの工事も、なかなかあなどれないのである。 ---------- 第一パンの「ほっとケ〜キ」という商品がある。 見た目はどら焼きで、2個入り\80。 ローソンなどのコンビニで見かける。 中にはほんのり塩味のマーガリンがはさんであって、期待を裏切らない、見たまんまの味。 冷たい牛乳を飲みながら食べると、すこぶるうまい。 学校給食でマーガリンを食べていた世代なら、共感してくれる人が多いなつかしい味ではないだろうか。 気を付けて探してみると、各メーカーから似たような品が出ている。 Pasco(シキシマパン)のは、マーガリンのかわりにメイプルシロップのゼリーがはさんであり、なかなか本格的なホットケーキ味なのである。
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2002.1.11(FRI) 最高気温:23.2℃ 最低気温:12.7℃ 最高湿度:39% 最低湿度:32% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g、大根葉ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:鍋うどん、鶏カルビ、くじらの燻製、納豆、塩鮭 など | ||||||
なんかないかなんかないか うちでは、毎日ねずみたちがだいたいぴったりと食べきるぐらいのごはんしかあげていない。 だから、毎日のごはんの時間が近づくとえさ鉢はほぼからっぽで、ねずみたちは「なんかくれコール」をはじめる。 ジャンプしたり、じっとこっちを見たり、口を開けて立ち上がり、うろうろしたり。 すぐにはもらえないとわかると、えさ鉢の底の方に残った細かい干し野菜や穀粒、牧草、ペレットの残りなどを仕方なく食べ、ふて寝する。 おかげで、どんなごはんでも喜んでがっつくねずみができあがってしまった。 干し野菜でもペレットでも、ねずみにはごちそう。 ---------- 友人宅で鶏カルビをごちそうになる。 鶏カルビは、焼き肉と言うよりは野菜炒め。 大量の野菜ととともに、平鍋で鶏肉を蒸し焼きにして、コチュジャンベースの味で楽しむおいしいものだ。 冬野菜のじんわり甘い蒸し汁が鶏のうまみをからめとって鍋底にたまり、これでごはんを食べるとすこぶるうまい。 今回はもうひとりの友人が持ってきてくれたくじらの燻製という珍味もあり、昼間から不思議なごはん会となった。 鯨肉は煙のせいか臭みはまったくなく、強いて言うと馬肉に似ている。 皮と油の部分のスモークは、筋っぽいがじわーりとにじむ油と薫味が口の中にひろがって、大変おいしかった。 寿命が三年延びる思いである。
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2002.1.12(SAT) 最高気温:23.0℃ 最低気温:13.2℃ 最高湿度:41% 最低湿度:33% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ニッパイプチハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:ぜんざい、豆餅、温泉玉子、豆腐と油揚げとねぎのみそ汁 など | ||||||
「おのれ、一服盛ったな」 近所の駅ビルで、バッチフラワーレメディの講習があったので出かけてきた。 フラワーレメディは英国で生まれた花による療法で、マイナスの感情を消すはたらきを持っている。 これはヒトだけでなく動物や植物にも効果があるそうで、特に動物や子供にはすんなりと効くようだ。 うちでも最近ねずみの飲み水に混ぜてみている。 心なしか、ちびはが落ち着いて来たようでもある。 ケガや病気の時のショックにも効き目があるらしいので、レスキューレメディは常備しておこうと思う。 なにしろ、小さい生き物なので、化学薬品は害や副作用がこわい。 なるべく、ナチュラルで無害なものを使えるなら、それに越したことはないのである。 ---------- 市営プールに併設のジムに行ってみている。 各種運動器具がそろっており、きれいで気持ちのいいトレーニングルームだ。 私のお気に入りは、「トレッドミル」(ベルトの上を歩くやつ)と「アップライトバイク」(自転車をこぐやつ)である。 なぜなら、テレビがついているからだ。 持参のイヤホンを差し込むと、ミニテレビを見ながら運動することができるのである。 ずんずん歩きながら、ぐんぐん漕ぎながら、観るのはテレビ東京の「冬のうまい鍋」特集。 ぐつぐつ煮えるアンコウ鍋や炊きたてのごはんとけんちん汁、かにづくしなどを観ながら汗をかくと、帰る頃には空腹でよろよろしている。 そんなおなかを家で待ちかまえているのは、小豆から煮たぜんざいである。 これ以上の幸福が、あろうか。いや、ない。(反語)
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2002.1.13(SUN) 最高気温:23.0℃ 最低気温:13.4℃ 最高湿度:41% 最低湿度:33% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロックド+ダイソーハムフード:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g、りんごひとかけ 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱 わたしごはん:里芋とゆで玉子の煮物、ねぎと大根と豆腐のみそ汁、納豆、ひじきの煮物、菜焼き、ちょうしたのさんま蒲焼き缶 など | ||||||
「ねずみ天使、逝く」 夕方、妹からPHSにメールが入った。 「マメチャンハドウシテマスカ」 見ると、ココハウスのなかでかわゆくしているので、そのように返信する。 すると、「あー、よかった」とのこと。 なんと、まめちゃんがおっ死んで、私がすなにっきに上記のタイトルで報告をしている夢を見たとのこと。 縁起でもない。まめちゃんはぶりぶりに元気ですよ。 逆夢になるように、まめを逆さに持ってゆさぶっておこうか。(「ヤミテー」) 今日ねずみたちにあげたりんごは、妹の青森のお友達がくれた「金星」という品種のもの。 すこぶる甘く、香りがいい。 おいしいものは、ねずみたちも敏感に察知し、おいしそうな顔でもくもくと食べる。 私も残りをご相伴。ああ、おいしいねえ。さくさくさく。 ---------- 1日目。「今日食べるんじゃ、味があんまり染みないかなー」と思いながらも、里芋とゆで玉子を煮る。 そして、食卓に出すのを忘れる。 2日目。「あー、これがあったんだ!あっためよう」と火を入れるも、食卓に出すのを忘れる。 3日目。やっと食べる。いい具合に芋にも玉子にも味がこっくり染みている。 結果オーライとは、まさにこのことである。
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2002.1.14(MON) 最高気温:20.0℃ 最低気温:13.0℃ 最高湿度:43% 最低湿度:36% 天候:はれ ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ニッパイプチハムフード:計4g、ハトのエサ2g、もりもり野菜2g、小松菜ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:豆腐・ねぎ・わかめのみそ汁、糠さんま、御飯の友、鯖水煮缶、焼き油揚げ、紅白なますVol.3、ねぎ・油揚げ・小松菜のみそ汁 など | ||||||
気が向いたのよ 珍しく、むぎがていねいにとろの毛づくろいをしていた。 気が向いたのだろう。 とろがとろとろにとろけるまで、たんねんに、ゆっくりマッサージ。 ついに寝てしまうとろ。 たまには、こんな日もある。 まめが、テレックス芯かじりに熱中。 あちこち持ち歩いてはかじり、ひょんな拍子に、壺トイレの口にはまってしまった。 縦にはめてしまったので、どうにもこうにも動かない。 仕方なく、煙突から出入りして用を足すまめ。 ちびはが気づいてトイレの方にやってきて、煙突にびっくり。 そして、煙突からひーこら出てきたおとうちゃんに、二度びっくりである。 ああ、おもしろい。 しばらくそのままにしておこう。 ---------- サバの缶詰は、本当においしい。大好きだ。 特に、水煮がいい。 なんたって、材料が「さば、塩」なのである。 余計な調味料を入れていない分、さばのうまみが凝縮されている。 そして、この汁!ごはんに合うことといったら。 ノーベル食品賞をあげたい。 家で圧力鍋でさばを煮ても、こうはならない。 なぜだろう…と悩む。同居人によると、「缶詰は時間が経っているからうまいのだ」そうである。 魚の缶詰の食べ頃は、1年半〜2年ぐらいだとか。 その間に、じわじわ味が染み、慣れるのだ。 では、圧力鍋で煮た鯖を1年ほど置いておいたらどうだろう! 「腐るよ」 まったくその通りでございます。はい。
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2002.1.15(TUE) 最高気温:19.7℃ 最低気温:13.1℃ 最高湿度:49% 最低湿度:38% 天候:はれ・ぽかぽか ねずみごはん(共通・1匹あたり): HARIニュートリブロック+ダイソーハムフード:計4g、インコのエサ2g、もりもり野菜2g、小松菜ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:芋粥、吾左右衛門寿司、いろいろのっけ芋粥、鮭の刺身 | ||||||
カリスマおむぎ むぎが、ちょっとした気まぐれで軽くスタンピングをした。 たたんっ。 その音に自ら驚き、土管に走り込む。 緊張するねずみたち。 むぎのスタンピングは誰よりも高らかで力強い。 むぎの緊張が解け、菜っぱなどをかじりはじめた頃にも、まだ他のねずみは固まっていた。 もう少し、他のねずみへの影響を考えてほしいものである。 近所のショッピングビルに、割合広いペット用品フロアがオープンしたので、偵察してきた。 生体も置いている割にはにおいがなく、清潔で感じのいいフロア。 犬猫用品が中心だが、小動物グッズも最近見ないほどに充実しており、牧草の品揃えには特筆するものがあった。 ムツゴロウシリーズをはじめ、目新しいねずみフードもたくさんあったので、ぼちぼち試していきたい。 小動物の生体は、別に区切られた空調ルームに置いてあり、ハムスターが中心。 ゴールデンハムスターのケース内がちょっと過密気味なのと、水が吸水ボトルではなく、鉢に入れてあるのがちょっと気になったが、こまめに掃除しているらしく、巣材も水もきれいであった。 みんな、幸せにしてくれるおうちにもらわれておゆきよ。 ---------- 新宿の京王百貨店で、23日まで毎年恒例の「元祖有名駅弁とうまいもの大会」が開かれている。 この駅弁フェアについては、昨年出版された「駅弁大会」という本に詳しいのだが、東京のデパートの中でもトップの売り上げを誇る駅弁イベントである。 妹と私はこの大会をとても楽しみにしており、今日ワクワクしながら足を運んだ。 大好きなサバ寿司やいかめし、宝石のようなイクラがぎっしりのった海産弁当などに出会えるからである。 混み合う売り場を泳ぎ泳ぎ、最近注目株の「吾左右衛門寿司」の、鯖とアジを購入。半分ずつ切り分けて食べようというのである。 会場には列車の座席風の休憩所なども設けてあり、買ったばかりの弁当に舌鼓を打つ人たちでごったがえしていた。 帰宅して開いた寿司はとろけんばかりにおいしく、私たちを魅了したのは言うまでもない。 本『駅弁大会』については、 こちら↓
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2002.1.16(WED) 最高気温:18.8℃ 最低気温:15.5℃ 最高湿度:58% 最低湿度:47% 天候:くもりのち雨 ねずみごはん(共通・1匹あたり): バンビハムフード+ひかりモット:計4g、モルト2g、もりもり野菜2g、小松菜ひとくき 本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯 わたしごはん:チキンカリー、吾左右衛門寿司、かになべ | ||||||
どうしても、ああどうしても むぎ&とろ、まめ&ちびはは、よくふたりで水を飲んでいる。 片方が飲み始めると、もう片方が「われも」とやってきていっしょに飲むのだ。 姿勢から行くとマイクにむかってハモっているようで、大変おかしい。 どうしても、今飲まなければいけないのか。 ちょっとの間待って、あとからゆっくり飲むわけにはいかないのか。 そして、お互い意地になって飲むので、おなかがたぽたぽになりはしないか。 とろは、回し車が大好きである。 今日も広間、ずいぶん遠くまで走った。 ハムスターの場合、一晩に回し車で100km〜200kmも走るそうである。 スナネズミは根気がないのでそんなには連続して走らないが、とろは新宿あたりまで行っているのではないかしらん。 しかし、どこまで走っても、ひょいと脇を見るとそこには「ふごー」とママが寝ている。 おそるべきママである。 ---------- 友人がチキンカリーを持って遊びに来た。 このひとのカレーは、ほんとうにおいしい。 うちにあったジャスミンライス(長粒の香り米)を炊いてお昼にいただく。 ああ、うまい。残りオカズの紅白なますがアチャールのようで、またよく合うのであった。 ひとんちのカレーを食べて気づいたが、うちのカレーは肉が少ない。 総量は同じぐらいでも、タレとの比率でいくと肉が少ないようである。 ありゃー。
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