アトムの子ら CHILDREN OF THE ATOM ウィルマー・H・シラス 1953 1981年にハヤカワSF文庫となった「アトムの子ら」は「スラン」「オッド・ジョン」などの新人類テーマものである。本書の舞台は、1…
丸目はる
アトムの子ら CHILDREN OF THE ATOM ウィルマー・H・シラス 1953 1981年にハヤカワSF文庫となった「アトムの子ら」は「スラン」「オッド・ジョン」などの新人類テーマものである。本書の舞台は、1…
スラン SLAN A・E・ヴァン・ヴォークト 1940 海外ではどうか知らないが、日本において超能力SFの代表作・古典を問われれば、今もって本書「スラン」が挙げられるに違いない。 「スランだ!殺せ!」 なんといっても…
オッド・ジョン ODD JOHN オラフ・ステープルドン 1934 本書は、ハヤカワ文庫SFにて1977年発行。購入したのはおそらく1980年頃のことだろう。竹宮恵子の漫画「地球へ」が星雲賞をとったのが1978年。アニ…
トリフィド時代 THE DAY OF THE TRIFFIDS ジョン・ウィンダム 1951 あかね書房の少年少女世界SF文学全集「怪奇植物トリフィドの侵略」は1973年に出版されている。これは読んだ記憶がある。 映…
メトセラの子ら METHUSELAH’S CHILDREN ロバート・A・ハインライン 1958 ラザルス・ロング登場である。「愛に時間を」の主人公である。 長生きの冒険野郎である。 本書は、人類の一部…
宇宙の孤児 ORPHANS OF THE SKY ロバート・A・ハインライン 1963 小学生のころ、図書委員をしていた。ねらいは、すでに表の本棚に出なくなった古い本を読むためだ。背のほつれたSFや推理小説を探しては、…
バーチャライズド・マン THE SILICON MAN チャールズ・プラット 1991 2030年代。先立つ経済混乱ののち、アメリカ合衆国政府がほとんどの企業を支配し、政府の直轄下においた時代。ひとりのFBI捜査官が違…
永劫回帰 THE PILLAS OF ETERNITY バリントン・J・ベイリー 1983 宇宙観、あるいは哲学、あるいは宗教観というものは、人の人生や社会のありようまで大きく変えるものである。 宇宙の時間はある日ど…
いまひとたびの生 TO LIVE AGEIN ロバート・シルヴァーバーグ 1969 先日帰省したときに、実家の本棚に残してあったSFのうち1冊を手に取り、空港までのバスと飛行機と帰りのバスの車内で再読したのが本書である…
時間線を遡って UP THE LINE ロバート・シルヴァーバーグ 1969 SF界のポルノグラフィティである。 時間旅行とタイムパラドックスものの古典でもある。 しかし、やはり、本書は、SFの鬼門、セックスを扱っ…