量子宇宙干渉機 PATHS TO OTHERWHERE ジェイムズ・P・ホーガン 1996 多元世界解釈に基づくパラレルワールドもののSF。と書くと、とても古典に見えるがタイトルは「量子宇宙干渉機」と20世紀後半風。読…
丸目はる
量子宇宙干渉機 PATHS TO OTHERWHERE ジェイムズ・P・ホーガン 1996 多元世界解釈に基づくパラレルワールドもののSF。と書くと、とても古典に見えるがタイトルは「量子宇宙干渉機」と20世紀後半風。読…
アッチェレランド ACCELERANDO チャールズ・ストロス 2005 (06年ローカス賞受賞作品) 途中、読んでいてジョン・C・ライトの「ゴールデン・エイジ」の関連かと勘違いしちゃった。作家違うじゃん。アメリカとイ…
創世記機械 THE GENESIS MACHINE ジェイムズ・P・ホーガン 1978 2010年夏、ジェイムズ・P・ホーガンが亡くなった。69歳である。本書「創世記機械」が邦訳されたのは1981年。今から29年前であ…
シティ5からの脱出 THE KNIGHTS OF THE LIMITS バリントン・J・ベイリー 1978 ベイリーの短編集である。大学生の頃に買って、一度読んだきりであった。一気に読んでみると、地下や閉鎖された宇宙空…
愚者の聖戦 THE WORLDS OF CLIFFORD SIMAK クリフォード・D・シマック 1960 シマックの短編集である。短編集になるととたんにウィットが効く作家である。 姿なき別次元との交易がはじまった。…
都市 CITY クリフォード・D・シマック 1952 アーサー・C・クラークの「都市と星」は1956年。その初版ともいえる、クラーク長編処女作「銀河帝国の崩壊」が1953年。それよりも古い作品である。 本書「都市」は…
小鬼の居留地 THE GOBLIN RESERVATION クリフォード・D・シマック 1968 好きな作家なのだが、本書「小鬼の居留地」は初読。たぶん。たぶん、古本屋で入手。たぶん。ぼんやりしている。 超自然現象学…
未来医師 DR.FUTURITY フィリップ・K・ディック 1960 まだ、未訳の作品が翻訳されるのだ。2010年になって、50年前のSF作品が初訳される。すごいことだ。さすがはディック。ありがとう、創元社! さっそく…
結晶世界 THE CRYSTAL WORLD J・G・バラード 1966 鬼門の作家というのがいる。日本の作家だと、夏目漱石が鬼門である。いくつかの作品は読んでいるのだが、「猫」だけは読み通せていない。小学校5年生だか…
TAP TAP AND OTHER STORIES グレッグ・イーガン 1995 日本オリジナルの中短編集である。作品は、1986年から1995年に書かれたもので、「難解で、最新の科学理論を縦横に駆使した」グレッグ・イ…