フェアリイ・ランド FAIRYLAND ポール・J・マコーリイ 1995 680ページにおよぶ豪華絢爛のSFであり、SFファン向けのファンタジーである。長すぎないか? ちょっと疲れた。 本書「フェアリイ・ランド」は、…
丸目はる
フェアリイ・ランド FAIRYLAND ポール・J・マコーリイ 1995 680ページにおよぶ豪華絢爛のSFであり、SFファン向けのファンタジーである。長すぎないか? ちょっと疲れた。 本書「フェアリイ・ランド」は、…
ソラリスの陽のもとに SOLARIS スタニスワフ・レム 1961 スタニスワフ・レムの異質知的生命遭遇三部作「エデン」「ソラリス」「砂漠の惑星」のなかでももっとも知られ、読み続けられているのが本書「ソラリスの陽のもと…
最後から二番目の真実 THE PENULTIMATE TRUTH フィリップ・K・ディック 1964 私は、フィリップ・K・ディックほど、首尾一貫した作家を知らない。彼は、ほぼすべての作品で同じテーマを扱い、同じことを…
テラの秘密調査官 SEACRET AGENT OF TERRA ジョン・ブラナー 1962 1978年にハヤカワ文庫SFで出ている「テラの秘密調査官」は、私が持っている唯一のジョン・ブラナー作品である。おそらく中学生の…
百万年後の世界 ACROSS TIME デヴィッド・グリンネル 1957 100万年後、人類はどうなっているだろうか。100万年後、地球はどうなっているだろうか。その途方もない未来にSF作家たちは想像の限りをつくす。 …
二重太陽系死の呼び声 THE PLANET OF THE DOUBLE SUN ニール・R・ジョーンズ 1931 ジェイムスン教授シリーズ第一弾として昭和47年(1972年)に野田昌宏氏の訳でハヤカワSF文庫に登場した…
双子惑星恐怖の遠心宇宙船 TWIN WORLDS ON THE PLANET FRAGMENT THE MUSIC MONSTERS ニール・R・ジョーンズ 1937,1938 ジェイムスン教授シリーズも第四弾で邦訳最…
天界の殺戮 ANVIL OF STARS グレッグ・ベア 1992 1987年に出版された「天空の劫火」の続編である。前作「天空の劫火」は、地球最後の日ストーリーで、ほとんどの人類がほろび、地球は内部から破壊され生態系…
天空の劫火 THE FORGE OF GOD グレッグ・ベア 1987 グレッグ・ベアの「地球最後の日」である。本書「天空の劫火」が出版されたのは1987年。物語はその10年後の1996年にはじまる。 その年、木星の…
放浪惑星 THE WANDERER フリッツ・ライバー 1964 アメリカとソヴィエトが月に数名の基地をつくり、月の調査を行うようになったちょっとした未来に、突如、太陽系外から超空間を通じてひとつの惑星が月の軌道そばに…