投稿者: 丸目はる

いまひとたびの生

いまひとたびの生 TO LIVE AGEIN ロバート・シルヴァーバーグ 1969  先日帰省したときに、実家の本棚に残してあったSFのうち1冊を手に取り、空港までのバスと飛行機と帰りのバスの車内で再読したのが本書である…

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時間線を遡って

時間線を遡って UP THE LINE ロバート・シルヴァーバーグ 1969  SF界のポルノグラフィティである。  時間旅行とタイムパラドックスものの古典でもある。  しかし、やはり、本書は、SFの鬼門、セックスを扱っ…

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タウ・ゼロ

タウ・ゼロ TAU ZERO ポール・アンダースン 1970  もし、加速を続けられる宇宙船があり、減速が困難になり、操舵だけは効くという状況になったら、どんなことになるだろうか。船は、星々から見て、少しずつ光速に近づい…

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ナイトサイド・シティ

ナイトサイド・シティ NIGHTSIDE CITY ローレンス・ワット=エヴァンズ 1993  標準地球歴2365年頃、エータ・カス星系の第三惑星エピメテウス。エータ・カスにはふたつの太陽があり、エピメテウスは、自然のさ…

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フリーウェア

フリーウェア FREEWARE ルーディ・ラッカー 1997 「ソフトウェア」「ウェットウェア」に続く、ラッカーの「ウェア」シリーズ第三弾。ついに時代は、2053年までやってきて、3シリーズ共通の登場人物スタアン(ステイ…

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ウェットウェア

ウェットウェア WETWARE ルーディ・ラッカー 1989  前作ソフトウェアの世界から10年後、2030年の月世界。知性を持ったロボット”バッパー”は、内戦の間に彼らがつくった月都市を人間に追…

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ソフトウェア

ソフトウェア SOFTWARE ルーディ・ラッカー 1982  数学者、SF作家で、価値観破壊者のラッカーを深く印象づけた作品である。はじめて読んだときには、ぶっとんだ。ちょっと古いが、吾妻ひでおが「不条理日記」を発表し…

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グリーン・マーズ

グリーン・マーズ GREEN MARS キム・スタンリー・ロビンスン 1994 「レッド・マーズ」に続く、火星三部作の二作目である。前作は、2020年代にはじまり、2061年に火星に住む人たちが地球に対して起こした革命と…

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