DEUX ANS DE VACANCES ジュール・ヴェルヌ1888 「SFの祖」ジュール・ヴェルヌの数ある作品の中から、久しぶりに読んだ1冊「十五少年漂流記」。これは今日的にはSFではなく冒険小説といったところだが、架…
丸目はる
DEUX ANS DE VACANCES ジュール・ヴェルヌ1888 「SFの祖」ジュール・ヴェルヌの数ある作品の中から、久しぶりに読んだ1冊「十五少年漂流記」。これは今日的にはSFではなく冒険小説といったところだが、架…
SYSTEM COLLAPSE マーサ・ウェルズ2023 「マーダーボット」シリーズの4冊目が出版された。嬉しいねえ。この時代に翻訳してくれるだけありがたいじゃないか。「マーダーボット・ダイアリー」「ネットワーク・エフェ…
FUGITIVE TELEMETRY マーサ・ウェルズ2021 「マーダーボット・ダイアリー」「ネットワーク・エフェクト」につづく。「マーダーボット」シリーズ3冊目である。主人公の「弊機」=「マーダーボット」とそのこれま…
OPOWIESCI O PILOCIE PIRXIE スタニスワフ・レム1971 とてもとても長いこと本棚にあって、「お前、レム好きなくせに、いったいいつ読むんだよ」状態で私をぼんやりと悩ませ続けていた作品。2025年…
DARWIN’S RADIO グレッグ・ベア1999 2000年にソニー・マガジンから大森望さんの翻訳で出版された単行本「ダーウィンの使者」。当時、買って読んでいたのだが、「丸目はるのSF」をはじめたのが2…
A ROBOT IN THE HOUSE デボラ・インストール2017 「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の続編である。前作はぽんこつロボットとぽんこつ青年の珍道中、大人のためのジュブナイルだった。今回はふたりのロボットの…
THE SPEED OF DARKエリザベス・ムーン2003 エリザベス・ムーンといえば、「若き女船長カイの挑戦」の5部作中3作がすでに訳されている。続編を楽しみにしていたのだが、その後翻訳される気配はない。残念。こち…
A BRIDGE OF YEARS ロバート・チャールズ・ウィルスン1991 すっかり忘れていた。好きな作家なのに。ごめん、ロバート・チャールズ・ウィルスン。「時間封鎖」「無限記憶」「連環宇宙」の作家じゃないか。タイム…
RADIO FREE ALBEMUTH フィリップ・K・ディック1985 SNSでつい最近「アルベマス」の世界のようだという投稿をみかけて、再読することにした。40年近くぶりの再読のような気がする。 手元にあるのは1…
ILL WIND ケヴィン・J・アンダースン、ダグ・ビースン1995 大型タンカー座礁による原油流出事故といえば、1989年のバルディーズ号事故がまっさきに上げられる。アラスカ湾沖で発生し、世界中に衝撃を与えた。この事…