OPOWIESCI O PILOCIE PIRXIE スタニスワフ・レム1971 とてもとても長いこと本棚にあって、「お前、レム好きなくせに、いったいいつ読むんだよ」状態で私をぼんやりと悩ませ続けていた作品。2025年…
丸目はる
OPOWIESCI O PILOCIE PIRXIE スタニスワフ・レム1971 とてもとても長いこと本棚にあって、「お前、レム好きなくせに、いったいいつ読むんだよ」状態で私をぼんやりと悩ませ続けていた作品。2025年…
DARWIN’S RADIO グレッグ・ベア1999 2000年にソニー・マガジンから大森望さんの翻訳で出版された単行本「ダーウィンの使者」。当時、買って読んでいたのだが、「丸目はるのSF」をはじめたのが2…
A ROBOT IN THE HOUSE デボラ・インストール2017 「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の続編である。前作はぽんこつロボットとぽんこつ青年の珍道中、大人のためのジュブナイルだった。今回はふたりのロボットの…
THE SPEED OF DARKエリザベス・ムーン2003 エリザベス・ムーンといえば、「若き女船長カイの挑戦」の5部作中3作がすでに訳されている。続編を楽しみにしていたのだが、その後翻訳される気配はない。残念。こち…
A BRIDGE OF YEARS ロバート・チャールズ・ウィルスン1991 すっかり忘れていた。好きな作家なのに。ごめん、ロバート・チャールズ・ウィルスン。「時間封鎖」「無限記憶」「連環宇宙」の作家じゃないか。タイム…
RADIO FREE ALBEMUTH フィリップ・K・ディック1985 SNSでつい最近「アルベマス」の世界のようだという投稿をみかけて、再読することにした。40年近くぶりの再読のような気がする。 手元にあるのは1…
ILL WIND ケヴィン・J・アンダースン、ダグ・ビースン1995 大型タンカー座礁による原油流出事故といえば、1989年のバルディーズ号事故がまっさきに上げられる。アラスカ湾沖で発生し、世界中に衝撃を与えた。この事…
PSION ジョーン・D・ヴィンジ1982 遠未来宇宙時代の超能力ものである。 はるか未来、惑星アルダッテーは地球に替わる交易と経済と文化の中心地である。人類世界はいくつもの星間企業連合と宇宙の交易を仕切る宇宙連邦輸送…
THE DERVISH HOUSE イアン・マクドナルド2010 2014年に東京創元社から創元海外SF叢書の第一段として翻訳出版されたのが本書「旋舞の千年都市」である。2027年のトルコ、イスタンブールを舞台に月曜日…
WARCHILD カリン・ロワチー2002 2008年に邦訳された作品。2000年代に入ってからだろうか、売れるSFなのか宇宙ミリタリーものの翻訳が増えてきた気がする。たしかにおもしろいのだろうがシリーズものはなかなか…