白熱光(再)Incandescence グレッグ・イーガン2008 再読した。これこそSFだけど、あまりに難しすぎる。物語は偶数章と奇数章でふたつの世界を行き来する。はるか未来、人類出自、非人類出自、実体出自、非実体出…
丸目はる
白熱光(再)Incandescence グレッグ・イーガン2008 再読した。これこそSFだけど、あまりに難しすぎる。物語は偶数章と奇数章でふたつの世界を行き来する。はるか未来、人類出自、非人類出自、実体出自、非実体出…
シルトの梯子(再)SCHILD’S LADDAER 2001グレッグ・イーガン 短編集「ビットプレイヤー」を読み終えて、突然イーガン熱に感染してしまう。邦訳されている長編を著作順に読み返すことにした。まずは…
ディアスポラ(再)DIASPORA グレッグ・イーガン1997 再読。読後に以前読んだ後に書いた文章を見返すと2005年にマニラの国際空港で読了している。翻訳がでたばかりでフィリピン出張に持って行ったらしい。16年前の…
万物理論(再)DISTRESS グレッグ・イーガン1995 グレッグ・イーガン初期3作品「観察者問題」作品群の3冊目は本書「万物理論」である。いわゆる物理学の究極理論のこと。相対性理論、量子論から求められる4つの力であ…
宇宙消失(再)QUARANTINE グレッグ・イーガン1992 2004年以来の再読。発表されたのが1992年なのでほぼ30年前の作品である。30年前といえば、1992年の30年前は1962年。 1962年といえば、高…
順列都市(再)PERMUTATION CITY グレッグ・イーガン1994 2004年以来の再読。この直前に短編集の「ビット・プレイヤー」を読んで、あらためて一通り読み返そうかなと思った次第。 2045年、ポール・ダ…
NINEFOX GAMBIT ユーン・ハ・リー2016 原題は、「九尾の狐のギャンビット」。ギャンビットとは、チェスの初期でポーン(歩駒)をわざと失い、長期的に優位に立つ戦略のこと。なるほど。原題を理解すると、ストーリ…
銀河核へ THE LONG WAY TO A SMALL, ANGRY PLANET ベッキー・チェンバーズ 2014 最高におもしろいスペース・オペラ。こういうのが読みたかった。SFが21世紀の価値観に彩られている。…
果てなき護り THE FOREVER WATCH デイヴィッド・ラミレス 2014 sideA 「世代船」といえばSFの王道。地球を離れた超大型の宇宙船が新天地を目指して長い長い旅を続けている。世代交代する中で、世代船し…
シンギュラリティ・トラップ デニス・E・テイラー THE SINGULARITY TRAP 2018 読み終わってから、作者が「われらはレギオン」3部作の人だったと気がつき、合点がいく。舞台は近未来の太陽系。主人公は、…