HIS MAJESTY’S DRAGON ナオミ・ノヴィク2006 ドラゴンが出てくる本格SFといえばアン・マキャフリイの「竜の戦士」にはじまるパーンの竜騎士シリーズが真っ先に思い起こされる。それより前に読…
丸目はる
HIS MAJESTY’S DRAGON ナオミ・ノヴィク2006 ドラゴンが出てくる本格SFといえばアン・マキャフリイの「竜の戦士」にはじまるパーンの竜騎士シリーズが真っ先に思い起こされる。それより前に読…
SWARM STAR FORCE SERIES #1 B・V・ラーソン2012 いまでも続いているのかは知らないが、聞くところによるとアメリカの長距離トラックドライバーの中には、オーディオブックでSFなどエンターテイメ…
UPROOTED ナオミ・ノヴィク2016 SF小説とファンタジー小説の違いってなんだろう。雑に言うと、たとえばSFは科学を背景にした空想小説。ファンタジーは魔法や魔物など今日「科学」の範疇に入らない設定を背景にした空…
THE FELLOWSHIP OF THE TALISMAN クリフォード・D・シマック1978 原題を直訳すると「護符の仲間たち」なのかな。邦題の「妖魔の潜む沼」は、そういう話ではあるんだけど、そこ?という感じもある…
A BROTHER’S PRICE ウェン・スペンサー2005 人類社会が女性に比べ男性の出生率が極端に少ないとしたら、男女の役割はどのようになるだろうか? その設定からは今日の現代社会における女性差別をは…
THE VISITORSクリフォード・D・シマック1980 50歳代も終わりに近づき、短期記憶の能力低下は著しく感じていたが、長期記憶も実にあやしくなっていくのを実感した。 先頃、シマックの本が古書店に並んでいるのをみ…
SPECIAL DELIVERRANCE クリフォード・D・シマック1982 40年ぶりにシマックを読んでいる(気がする)。王道文学的SFの大作家である。当時読んでいたのは「都市」(1952)「中継ステーション」(19…
THE TIME MACHINE H・G・ウェルズ1895 近代SFの祖といえば、ジュール・ヴェルヌとH・G・ウェルズ。古典SFとも言われるが、サイエンス・フィクション、空想科学小説を小説ジャンルとして確立、位置づけた…
FIVE MINDS ガイ・モーパス2021 人口が増えすぎ環境負荷が高まった未来。「人口削減及び環境調和法令」が世界中で運用されていた。17歳になるとその後の人生について4つの方向の選択が迫られるのである。 現在の身…
THE BURIED LIFE キャリー・パテル2014 ミステリーSF三部作の第一作目。おもしろいじゃないか。 なにか理由は知らないが、遠い昔に地上で人類は絶滅寸前の最終戦争を起こしたらしい。人々は地下に逃れ、地下に…