カテゴリー: 海外SF

ヴァルカンの鉄槌

VULCAN’S HAMMERフィリップ・K・ディック1960  ディック作品群最後の長編翻訳だそうだ。2015年に翻訳出版されている。初出は1960年。55年の時を経ての初翻訳。どうしてかというと、ディック…

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時を紡ぐ少女

CREWELジェニファー・アルビン2012  続き物だったのか。2012年に発表され2015年に翻訳出版された「時を紡ぐ少女」を手に取った。ジェニファー・アルビンのデビュー作とのこと。若い女性が主人公のSFファンタジー的…

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エターナル・フレイム

THE ETERNAL FLAMEグレッグ・イーガン2012 「エターナル・フレイム」は直交三部作の第3作目である。現実のこの宇宙とは違う物理法則の宇宙での物語。 数学と物理学の探究の物語であると同時に、実は性と出産、子…

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巨星

THE ISLAND AND OTHER STORIES ピーター・ワッツ2004 「ブラインドサイト」「エコープラクシア」のピーター・ワッツ短編集である。長編2冊は読んだのだが、もう一度読まないとなんとも書けないなあと…

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兵士よ問うなかれ

SOLDIER,NOT ASKゴードン・R・ディクスン1967  1965年のヒューゴー賞中短編部門受賞作を長編化したもので、「ドルセイ」「ドルセイへの道」に続くチャイルド・サイクルシリーズの1冊である。日本では文庫化が…

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ドルセイ魂

THE SPIRIT OF DORSEI ゴードン・R・ディクスン1979  ディクスンの「チャイルド・サイクル」シリーズのひとつで外伝的な作品「ドルセイの道」と並ぶのが本書「ドルセイの魂」である。アマンダ三世がハル・メ…

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ドルセイの決断

LOST DORSEI ゴードン・R・ディクスン1980  ディクスンの「チャイルド・サイクル」シリーズのひとつで外伝的なものだが、日本では本編よりも先に訳されているらしい。文庫版では中編「ドルセイの決断」、短編「戦士」…

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