ニムロデ狩り THE NIMROD HUNT チャールズ・シェフィールド 1986 本書「ニムロデ狩り」は、独特のネタが用意されている。そのネタをばらさずにおいて書くのかネタバレを前提に書くのかで書き方がずいぶん異なっ…
丸目はる
ニムロデ狩り THE NIMROD HUNT チャールズ・シェフィールド 1986 本書「ニムロデ狩り」は、独特のネタが用意されている。そのネタをばらさずにおいて書くのかネタバレを前提に書くのかで書き方がずいぶん異なっ…
ロシュワールド THE FLIGHT OF THE DRAGONFLY ロバート・L・フォワード 1984 6光年先のバーナード星系で二重惑星が発見された。無人探査機が1998年に出され、2022年には報告が戻ってきた…
百万年後の世界 ACROSS TIME デヴィッド・グリンネル 1957 100万年後、人類はどうなっているだろうか。100万年後、地球はどうなっているだろうか。その途方もない未来にSF作家たちは想像の限りをつくす。 …
フラクタルの女神 THE NATURE OF SMOKE アン・ハリス 1996 原題「煙の性質」が邦題「フラクタルの女神」になり、日本語の読者の前に2005年に登場した。アン・ハリスのデビュー作である。 原題は、カ…
酸素男爵 THE OXYGEN BARONS グレゴリイ・フィーリイ 1990 吉野朔実氏が「本の雑誌」などで掲載する漫画による書評で2度にわたり「酸素男爵」のタイトルネタで遊んでいる(『弟の家には本棚がない』本の雑誌…
月は無慈悲な夜の女王 THE MOON IS A HARSH MISTRESS ロバート・A・ハインライン 1966 SF史に燦然と輝く一冊である。 あまたのSFに影響を与え、異星植民地や月や火星を舞台にしたストーリ…
ゲイトウエイ4 ヒーチー年代記 THE ANNALES OF THE HEECHEE フレデリック・ポール 1987 えええええ。 ゲイトウエイ4。ゲイトウエイシリーズもいよいよ幕を閉じる。起承転結の結である。主人公…
ゲイトウエイ3 ヒーチー・ランデヴー HEECHEE RENDEZVOUS フレデリック・ポール 1984 ようやく異星人、先進文明、ヒーチーの登場。物語は急展開を見せ、る、はずだが、そこはそれ、ゲイトウエイシリーズで…
ゲイトウエイ2 蒼き事象の水平線の彼方 BEYOND THE BLUE EVENT HORIZON フレデリック・ポール 1980 悩める青年ロビネット・ブロードヘッドは、いまや地球の大金持ちの中年男である。美人でコン…
順列都市 PERMUTATION CITY グレッグ・イーガン 1994 「宇宙消失」「万物理論」とならぶ、量子物理学を背景にした観察者の宇宙論SF。この3冊の中では一番読みやすい。再読だからか? いや、そうではあるまい…