スロー・リバー SLOW RIVER ニコラ・グリフィス 1995 近未来、イギリス。大企業オーナー一族のもっとも若い娘の誘拐。身代金が払われず、屈辱的な姿で泣く彼女の姿がメディアに流れ続ける。遺伝子組み換え微生物と、…
丸目はる
スロー・リバー SLOW RIVER ニコラ・グリフィス 1995 近未来、イギリス。大企業オーナー一族のもっとも若い娘の誘拐。身代金が払われず、屈辱的な姿で泣く彼女の姿がメディアに流れ続ける。遺伝子組み換え微生物と、…
自由軌道 FALLING FREE ロイス・マクマスター・ビジョルド 1988 ワームホールを利用したジャンプと呼ばれる移動手段によって人類は版図を広げることに成功した。いくつかのジャンプポイントを発見し、それらをつな…
へびつかい座ホットライン THE OPHIUCHI HOT LINE ジョン・ヴァーリイ 1977 ひさしぶりにヴァーリイを読み返したが、すうっと心地よく読める。それは、SFというジャンルのコンテクストに忠実だからであ…
バベル-17 BABEL-17 サミュエル・R・ディレーニイ 1966 本書「バベル-17」は高校生の時に購入し、読んだ1冊である。タイトルには記憶がある。しかし、内容にはまったく記憶がなかった。ハヤカワSF文庫の新刊で…
ブレーン・マシーン THE BRAIN MACHINE(THE FORTH “R”) ジョージ・O・スミス 1959 中高生の頃、お気に入りだった1冊。 話は簡単で、科学者の夫婦が画期的な教育…
パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 THE THREE STIGMATA OF PALMER ELDRITCH フィリップ・K・ディック 1964 本書には、ディックのすべてがつまっていると言っても過言ではない。 私…
メトセラの子ら METHUSELAH’S CHILDREN ロバート・A・ハインライン 1958 ラザルス・ロング登場である。「愛に時間を」の主人公である。 長生きの冒険野郎である。 本書は、人類の一部…
宇宙の孤児 ORPHANS OF THE SKY ロバート・A・ハインライン 1963 小学生のころ、図書委員をしていた。ねらいは、すでに表の本棚に出なくなった古い本を読むためだ。背のほつれたSFや推理小説を探しては、…
いまひとたびの生 TO LIVE AGEIN ロバート・シルヴァーバーグ 1969 先日帰省したときに、実家の本棚に残してあったSFのうち1冊を手に取り、空港までのバスと飛行機と帰りのバスの車内で再読したのが本書である…
ウェットウェア WETWARE ルーディ・ラッカー 1989 前作ソフトウェアの世界から10年後、2030年の月世界。知性を持ったロボット”バッパー”は、内戦の間に彼らがつくった月都市を人間に追…