タグ: 人類の変容

ネクサス

ネクサス NEXUS ラメズ・ナム 2012 「シンギュラリティ」「ポストヒューマン」なんていう言葉がSFの世界だけでなく、一般の雑誌や新聞、あるいはテレビやラジオといったメディアにも登場するようになった2017年。仮想…

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エコープラクシア 反響動作

エコープラクシア 反響動作 ピーター・ワッツ ECHOPRAXIA 2014 「ブラインドサイト」の続編。前作も、むむむ、って感じで、本作も、むむむ。おもしろい。ひとつの視点提示ではある。この10年ほど、脳科学とか認知と…

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子供の消えた惑星

子供の消えた惑星 GRAYBEARD ブライアン・オールディス 1964 半世紀前に書かれたSFである。1964年ということは、私が生まれる前であり、世界は冷戦期であった。米ソ対立と核開発、ベトナム戦争の激化。作品はその…

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白熱光

白熱光 Incandescence グレッグ・イーガン 2008  2013年12月30日読了。いやあ、難しい。でも、壮大でおもしろい。人格って何だろう。存在ってなんだろう。生命ってなんだろう。目的はあったほうが人生は充…

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ブラインドサイト

ブラインドサイト BLINDSIGHT ピーター・ワッツ 2006  基本的に吸血鬼ものは苦手だから、手を出さないでいたのが本書。宇宙もの、ハードSFだっていうから買って読むことに。「自意識って知性に必要?」ってお話しで…

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世界を変える日に

世界を変える日に THE TESTAMENT OF JESSIE LAMB ジェイン・ロジャーズ 2011  バイオテロにより、妊娠すると発症し女性が死ぬウイルスにほぼ人類が感染。エイズとCDS(狂牛病、クロイツフェルト…

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巨獣めざめる

巨獣めざめる LEVIATHAN WAKES ジェイムズ・S・A・コーリイ 2011 (TW)未来、太陽系、小惑星帯、人類の変容のはじまり、異星知性の影…。なのに、一番ひっかかったのが、主人公たちの大量の放射…

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最終定理

最終定理 THE LAST THEOREM アーサー・C・クラーク&フレデリック・ポール 2008 (TW)おもしろかった。古き良きSFの巨匠たちの佳作。権力の縦構造が変わらないのは20世紀に生きた者の宿命か。  フェル…

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量子怪盗

量子怪盗 THE QUANTUM THIEF ハンヌ・ライアニエミ 2010 (TW)三部作の一らしい。「ゴールデン・エイジ」(ジョン・C・ライト)を思い出す。あちらが、レンズマンなら、こちらはアルセーヌ・ルパンだが、主…

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