殺意の惑星 PLANET OF THE DAMNED ハリイ・ハリスン 1962 人類は宇宙に拡散し、それぞれの植民惑星で繁栄した。しかし、その後、人類は大崩壊の時を迎え、各植民惑星はそれぞれの力で命と文明を維持するほ…
丸目はる
殺意の惑星 PLANET OF THE DAMNED ハリイ・ハリスン 1962 人類は宇宙に拡散し、それぞれの植民惑星で繁栄した。しかし、その後、人類は大崩壊の時を迎え、各植民惑星はそれぞれの力で命と文明を維持するほ…
ニュートンズ・ウェイク NEWTON’S WAKE ケン・マクラウド 2004 2006年8月に翻訳出版されたばかりの新著である。最近、ハヤカワはイギリスSFをよく翻訳しているが、何か理由があるのだろうか?…
スキズマトリックス SCHISMATRIX ブルース・スターリング 1985 格好いい名前のSF作家投票だったら名前で1票入れたくなるような「ブルース・スターリング」の長編第一作である。 月を回る環月軌道上のコロニー…
カズムシティ CHASM CITY アレステア・レナルズ 2001 「啓示空間」(2000)と同じ宇宙史に属するレナルズの作品である。「啓示空間」に負けず劣らず、本書「カズムシティ」も1200ページ近い大作というか長大作…
ニムロデ狩り THE NIMROD HUNT チャールズ・シェフィールド 1986 本書「ニムロデ狩り」は、独特のネタが用意されている。そのネタをばらさずにおいて書くのかネタバレを前提に書くのかで書き方がずいぶん異なっ…
断絶への航海 VOYAGE FROM YESTERYEAR ジェイムズ・P・ホーガン 1982 1980年代テイストたっぷりの「播種船もの」である。本書「断絶への航海」は、いかにもホーガンといった感のある理想主義的科学…
フェアリイ・ランド FAIRYLAND ポール・J・マコーリイ 1995 680ページにおよぶ豪華絢爛のSFであり、SFファン向けのファンタジーである。長すぎないか? ちょっと疲れた。 本書「フェアリイ・ランド」は、…
テラの秘密調査官 SEACRET AGENT OF TERRA ジョン・ブラナー 1962 1978年にハヤカワ文庫SFで出ている「テラの秘密調査官」は、私が持っている唯一のジョン・ブラナー作品である。おそらく中学生の…
百万年後の世界 ACROSS TIME デヴィッド・グリンネル 1957 100万年後、人類はどうなっているだろうか。100万年後、地球はどうなっているだろうか。その途方もない未来にSF作家たちは想像の限りをつくす。 …
天界の殺戮 ANVIL OF STARS グレッグ・ベア 1992 1987年に出版された「天空の劫火」の続編である。前作「天空の劫火」は、地球最後の日ストーリーで、ほとんどの人類がほろび、地球は内部から破壊され生態系…