火星のプリンセス A PRINCESS OF MARS エドガー・ライス・バロウズ 1917 時は1866年、バージニアの元南軍騎兵隊大尉ジョン・カーターはアパッチ族に追われてとある洞窟に入り、そこで深い眠りに落ちてし…
丸目はる
火星のプリンセス A PRINCESS OF MARS エドガー・ライス・バロウズ 1917 時は1866年、バージニアの元南軍騎兵隊大尉ジョン・カーターはアパッチ族に追われてとある洞窟に入り、そこで深い眠りに落ちてし…
異星の客 STRANGER IN STRANGE LAND ロバート・A・ハインライン 1961 1969年2月に東京創元社から文庫で登場。私が持っているのは1979年6月の第24版。10年で24刷を重ねている。本文、…
火星縦断 MARS CROSSING ジェフリー・A・ランディス 2000 レイ・ブラッドベリの「火星年代記」から半世紀余、20世紀最後の年、そして、ミレニアム最初の年に生まれた「火星」の物語である。 「火星年代記」の…
太陽系帝国の危機 DOUBLE STAR ロバート・A・ハインライン 1956 創元推理文庫SF 1964年初版、1980年25版、定価280円。 つくづく、今の文庫って高いなあ。当時よりもたくさんの作品が出る分だけ…
軌道通信 ORBITAL RESONANCE ジョン・バーンズ 1991 「期待される人間像」をご存じだろうか? 高度成長期を迎えた1966年、当時の文部省中央教育審議会が出した答申の中に含まれている「名言」である。19…
パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 THE THREE STIGMATA OF PALMER ELDRITCH フィリップ・K・ディック 1964 本書には、ディックのすべてがつまっていると言っても過言ではない。 私…
マーシャン・インカ THE MARTIAN INCA イアン・ワトスン 1977 今はなきサンリオSF文庫である。大学生のときに購入したのだが、実は今の今まで放置してあった。どうも、ディックなど一部の作家の作品を除いて…
グリーン・マーズ GREEN MARS キム・スタンリー・ロビンスン 1994 「レッド・マーズ」に続く、火星三部作の二作目である。前作は、2020年代にはじまり、2061年に火星に住む人たちが地球に対して起こした革命と…
レッド・マーズ RED MARS キム・スタンリー・ロビンスン 1993 火星植民地ものである。超長編三部作のはじまり。 本書をはじめて読んだとき、深く印象に残ったのは宇宙エレベーターが破壊されて、そのケーブルが赤道…
火星のタイム・スリップ MARTIAN TIME-SLIP フィリップ・K・ディック 1964 ディックの作品の中では作品そのものが「つじつま」のあわないことも多い。翻訳者泣かせであろう。本書は、ディック作品の中では「…