4000億の星の群れ FOUR HUNDRED BILLION STARS ポール・J・マコーリイ 1988 内容はおもしろいんだが、表紙がなあ。いやイラストを描いている方が嫌いというわけではなくすてきな絵である。が、…
丸目はる
4000億の星の群れ FOUR HUNDRED BILLION STARS ポール・J・マコーリイ 1988 内容はおもしろいんだが、表紙がなあ。いやイラストを描いている方が嫌いというわけではなくすてきな絵である。が、…
ティーターン TITAN ジョン・ヴァーリイ 1979 SF史に欠かせない作品のひとつである。 理由の一、ジョン・ヴァーリイの長編作品である。 理由の二、とてもハードなのにとても剣と魔法だから。 理由の三、SFを…
スチール・ビーチ STEEL BEACH ジョン・ヴァーリイ 1992 SFはひとつの文化体系である。ときおりそのことを強く感じさせる作品に出会う。過去のSF作品をオマージュしながら、独自の拡張と解釈を加え、新たな視点…
へびつかい座ホットライン THE OPHIUCHI HOT LINE ジョン・ヴァーリイ 1977 ひさしぶりにヴァーリイを読み返したが、すうっと心地よく読める。それは、SFというジャンルのコンテクストに忠実だからであ…
燃えつきた橋 BRIDGE OF ASHES ロジャー・ゼラズニイ 1976 日米の1970年代後半は、「公害」の時代であった。急速に進む工業化と自然破壊はスモッグ、公害病など工業の環境破壊が目に見える形で展開していた…
アグレッサー・シックス AGGRESSOR SIX ウィル・マッカーシイ 1994 「バベル-17」(サミュエル・R・ディレーニイ)を再読して、本書に臨む。なぜかといえば、解説に「宇宙の戦士」(ロバート・A・ハインライン…
アイ・オブ・キャット EYE OF CAT ロジャー・ゼラズニイ 1982 ロジャー・ゼラズニイという作家は、宗教、神話とSFの融合をはかろうともくろみ、様々な宗教世界、神話世界を描いている。私は、少年期に彼の作品を読…
ゲイトウエイ4 ヒーチー年代記 THE ANNALES OF THE HEECHEE フレデリック・ポール 1987 えええええ。 ゲイトウエイ4。ゲイトウエイシリーズもいよいよ幕を閉じる。起承転結の結である。主人公…
一千億の針 THROUGH THE EYE OF A NEEDLE ハル・クレメント 1978 名作「20億の針」の続編である。前著が1950年に発表され、それから28年後に発表された。訳者あとがきによると、もともと前…
20億の針 NEEDLS ハル・クレメント 1950 第二次世界大戦が終わってわずかに5年後発表された作品である。世界人口が20億人を超えたのは1930年頃で、1950年には25億人強と想定されている。 本書の邦題2…