ALL THE WEYRS OF PERN アン・マキャフリイ1991 クライマックスで泣いちゃった。2500年余の物語の大団円の余韻が心に残る。 パーンの竜騎士シリーズは、ここにひとつの幕を閉じる。「竜の戦士」ではじ…
丸目はる
ALL THE WEYRS OF PERN アン・マキャフリイ1991 クライマックスで泣いちゃった。2500年余の物語の大団円の余韻が心に残る。 パーンの竜騎士シリーズは、ここにひとつの幕を閉じる。「竜の戦士」ではじ…
六つの航跡 SIX WAKES ムア・ラファティ 2017 地球初の恒星間移民船ドルミーレ号。2000人の冷凍者、500人格分のデータを乗せて地球を離れ、航海を続けていた。船を操るのは6人のクローン乗務員とAI・イアン…
成長の儀式 RITE OF PASSAGE アレクセイ・パンシン 1968 (TW)地球の人口の読みがするどい。解説や訳者あとがきにいろいろ背景が描かれているけれど、裏読みしたくないなあ。めずらしい1人称作品でもある。 …
グリム・スペース ROADSIDE PICNIC アン・アギアレイ 2008 21世紀だなあ。しみじみそう思う。21世紀らしいスペースオペラです。王道かもしれない。主人公は、J遺伝子を持ち、異空間グリムスペースに入る超…
天界の殺戮 ANVIL OF STARS グレッグ・ベア 1992 1987年に出版された「天空の劫火」の続編である。前作「天空の劫火」は、地球最後の日ストーリーで、ほとんどの人類がほろび、地球は内部から破壊され生態系…
恐怖の疫病宇宙船 PLAGUE SHIP アンドレ・ノートン 1955 太陽の女王号シリーズ第2弾である。翻訳されているのはここまで。本書も前作「大宇宙の墓場」に続いて、松本零士氏の表紙、イラストである。前作品は、イラ…
大宇宙の墓場 SARGASSO OF SPACE アンドレ・ノートン 1955 太陽の女王号シリーズで邦訳されているのは2冊のみ。本書「大宇宙の墓場」と「恐怖の疫病宇宙船」である。本書は昭和47年、1972年に初版が出…
軌道通信 ORBITAL RESONANCE ジョン・バーンズ 1991 「期待される人間像」をご存じだろうか? 高度成長期を迎えた1966年、当時の文部省中央教育審議会が出した答申の中に含まれている「名言」である。19…
宇宙の孤児 ORPHANS OF THE SKY ロバート・A・ハインライン 1963 小学生のころ、図書委員をしていた。ねらいは、すでに表の本棚に出なくなった古い本を読むためだ。背のほつれたSFや推理小説を探しては、…
リムランナーズ RIMRUNNERS C・J・チェリイ 1989 本書は、「ダウンビロウ・ステーション」「サイティーン」に続く「会社戦争」シリーズである。時期は、「ダウンビロウ・ステーション」の直後。勢力は、「同盟」「…