THE LAST HUMAN ザック・ジョーダン2020 読み始めて真っ先に思ったのは、シュライクに育てられている人類の娘、というもの。シュライクは「ハイペリオン」(ダン・シモンズ、1989)に登場する時を超越する殺戮…
丸目はる
THE LAST HUMAN ザック・ジョーダン2020 読み始めて真っ先に思ったのは、シュライクに育てられている人類の娘、というもの。シュライクは「ハイペリオン」(ダン・シモンズ、1989)に登場する時を超越する殺戮…
複成王子 THE FRACTAL PRINCE ハンヌ・ライアニエミ 2012 「量子怪盗」の続編。3部作とのことなので、最後まで読んでから感想。 とにかく、とっつきにくいのは、こちらに教養がないから。アラビアンナイト…
天空のリング SINGULARITY’S RING ポール・メルコ 2008 地球の周りにはリングがある。人類が建造した最大の構造物。60億人の人類がそこに暮らし、リングのインターフェースによって、人工知能…
アッチェレランド ACCELERANDO チャールズ・ストロス 2005 (06年ローカス賞受賞作品) 途中、読んでいてジョン・C・ライトの「ゴールデン・エイジ」の関連かと勘違いしちゃった。作家違うじゃん。アメリカとイ…
ゴールデン・エイジ3 マスカレードの終焉 THE GOLDEN TRANSCENDENCE ジョン・C・ライト 2003 「E・E・スミスをめざしたのだが、哲学的思考がつい入り込んで脱線してしまった」との作者のコメントが…
遠き神々の炎 A FIRE UPON THE DEEP ヴァーナー・ヴィンジ 1992 遠い遠い未来、遠い遠い銀河系のはずれ。人類は銀河外縁の宇宙に進出し、他の宇宙航行種属などと接触、光速に制約されない移動と通信を手に…
アイアン・サンライズ IRON SUNRISE チャールズ・ストロス 2004 人類文明からシンギュラリティ(特異点)を迎え、エシャトンが誕生した。生みだした人類には計り知れない知性を持つ存在エシャトンは、人類の存在す…
シンギュラリティ・スカイ SINGULARITY SKY チャールズ・ストロス 2003 この作品も、イギリス作家による「特異点」ものである。こちらは、人類(地球)出自なのか異星生まれなのか分からないが、「二十一世紀な…
ニュートンズ・ウェイク NEWTON’S WAKE ケン・マクラウド 2004 2006年8月に翻訳出版されたばかりの新著である。最近、ハヤカワはイギリスSFをよく翻訳しているが、何か理由があるのだろうか?…