アンドロメダ突破 ANDROMEDA BREAKTHROUGH フレッド・ホイル&ジョン・エリオット 1964 「アンドロメダのA」の続編。続編あったんだ。昭和56年3月に発行されているから、高校1年の終わり頃、かな。た…
丸目はる
アンドロメダ突破 ANDROMEDA BREAKTHROUGH フレッド・ホイル&ジョン・エリオット 1964 「アンドロメダのA」の続編。続編あったんだ。昭和56年3月に発行されているから、高校1年の終わり頃、かな。た…
子供の消えた惑星 GRAYBEARD ブライアン・オールディス 1964 半世紀前に書かれたSFである。1964年ということは、私が生まれる前であり、世界は冷戦期であった。米ソ対立と核開発、ベトナム戦争の激化。作品はその…
ロボットの時代 THE REST OF ROBOTS アイザック・アシモフ 1964 原題通り、「わたしはロボット」(ハヤカワ版では「われはロボット」)の残りの短編を集めた1冊である。スーザン・キャルビン博士(創元版で…
アルファ系衛星の氏族たち CLANS OF THE ALPHANE MOON フィリップ・K・ディック 1964 1986年の12月にサンリオSF文庫で登場し、1992年に、サンリオと同じ友枝康子訳で創元SSF文庫とし…
シミュラクラ THE SIMULACRA フィリップ・K・ディック 1964 1964年に、ディックが2040年を見通した作品。サンリオSF文庫60ページに衝撃的な一文がある。やや長文だが、引用しよう。 “…
最後から二番目の真実 THE PENULTIMATE TRUTH フィリップ・K・ディック 1964 私は、フィリップ・K・ディックほど、首尾一貫した作家を知らない。彼は、ほぼすべての作品で同じテーマを扱い、同じことを…
放浪惑星 THE WANDERER フリッツ・ライバー 1964 アメリカとソヴィエトが月に数名の基地をつくり、月の調査を行うようになったちょっとした未来に、突如、太陽系外から超空間を通じてひとつの惑星が月の軌道そばに…
パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 THE THREE STIGMATA OF PALMER ELDRITCH フィリップ・K・ディック 1964 本書には、ディックのすべてがつまっていると言っても過言ではない。 私…
メド・シップ 祖父たちの戦争 DOCTOR TO THE STARS マレイ・ラインスター 1964 遙かなる未来、遙かなる宇宙。人類は様々な星に植民し、版図を広げていた。星間医療局のカルフーンは、宇宙動物トーマルのマ…
火星のタイム・スリップ MARTIAN TIME-SLIP フィリップ・K・ディック 1964 ディックの作品の中では作品そのものが「つじつま」のあわないことも多い。翻訳者泣かせであろう。本書は、ディック作品の中では「…