VICTORY OF EAGLES ナオミ・ノヴィク2008 19世紀初頭、蒸気機関は誕生したもののまだ帆船の時代。ナポレオンがヨーロッパを席巻しようとしていた時代のおはなし。この物語の世界では、ドラゴンが当たり前に存…
丸目はる
VICTORY OF EAGLES ナオミ・ノヴィク2008 19世紀初頭、蒸気機関は誕生したもののまだ帆船の時代。ナポレオンがヨーロッパを席巻しようとしていた時代のおはなし。この物語の世界では、ドラゴンが当たり前に存…
白熱光(再)Incandescence グレッグ・イーガン2008 再読した。これこそSFだけど、あまりに難しすぎる。物語は偶数章と奇数章でふたつの世界を行き来する。はるか未来、人類出自、非人類出自、実体出自、非実体出…
白熱光 Incandescence グレッグ・イーガン 2008 2013年12月30日読了。いやあ、難しい。でも、壮大でおもしろい。人格って何だろう。存在ってなんだろう。生命ってなんだろう。目的はあったほうが人生は充…
最終定理 THE LAST THEOREM アーサー・C・クラーク&フレデリック・ポール 2008 (TW)おもしろかった。古き良きSFの巨匠たちの佳作。権力の縦構造が変わらないのは20世紀に生きた者の宿命か。 フェル…
第六ポンプ PUMP SIX & OTHER STORIES パオロ・バチガルピ 2008 パオロ・バチガルビ短編集「第六ポンプ」。「ねじまき少女」のパオロ・バチガルピのおりなす短編集である。所収の「カロリー…
グリム・スペース ROADSIDE PICNIC アン・アギアレイ 2008 21世紀だなあ。しみじみそう思う。21世紀らしいスペースオペラです。王道かもしれない。主人公は、J遺伝子を持ち、異空間グリムスペースに入る超…
シリンダー世界111 EMISSARIES FROM THE DEAD アダム=トロイ・カストロ 2008 宇宙の果て、というか、知的生命体が存在する星系から遠く離れている深宇宙。そこにシリンダー世界111がある。人類…
ゾーイの物語 老人と宇宙4 ZOE’S TALE ジョン・スコルジー 2008 作者のあとがきにも書いてあったが、オースン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」に対する「エンダーズ・シャドウ」にあたる作品…
天空のリング SINGULARITY’S RING ポール・メルコ 2008 地球の周りにはリングがある。人類が建造した最大の構造物。60億人の人類がそこに暮らし、リングのインターフェースによって、人工知能…
スパイダー・スター SPIDER マイク・ブラザートン 2008 西暦2433年にはじまり、西暦2494年に終わる物語である。今から4世紀後、舞台はポルックス星系惑星アルゴにはじまる。人類は、地球から遠く別の星系に移住…